ノーカントリー
このある種独特の雰囲気や間、結構好き嫌いは分かれるかもしれない。でも俺は全面的に好き。文句なく面白かった。ストーリーの展開的には、追われるモスに追うシガーという2人にどうしても注目が集まるし、まぁ見所はそこだ。
しかしこの映画、邦題は『ノーカントリー』だが、原題は『NO COUNTRY FOR OLD MEN』というらしい。直訳すると「そこは老人たちの国ではない。」
トミー・リー・ジョーンズが演じる老警官は引退を考えており、田舎町でありながら、次々に殺人事件が起こる現代社会をどうしても理解しがたい。それでも何とかしようと試みるのではあるが、あまりに無力な自分。
そうすると邦題に「FOR OLD MEN」を外したのは大ミステイクではないかと思える。この単語があるとないとでは全然意味が違うし、そもそもの作品の主題から外れてしまうのではないだろうか。
個人的オススメ度
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