20世紀少年-第1章- 終わりの始まり
さあ、本日は待望の『20世紀少年』初日です。何気に原作を読んだことはありません!(またかよ・・・)でも浦沢直樹さんの他の作品は結構読んでます。きっと原作も面白いはず。ということは映画にも期待が持てるはず!
しかも堤幸彦監督ですしね。一風変わった作品を撮らせたら日本で右に出る人はいないと思われますから。こりゃいやがおうにも期待が膨らむってもんです。気合入れて深夜0時過ぎに速攻でど真ん中のベスポジを予約しました。
>>『20世紀少年』公式サイト
やっちまったなぁ~!(クールポコ風)
期待が大き過ぎたんでしょうか・・・。とにかく全体を通してテンポが悪いです。全編142分という長時間なのですが観ていてその長さを十二分に感じさせてくれました。ともかく“よげんの書”を発見するまでが長いこと長いこと。いくらなんでも引っ張りすぎで、いい加減飽きてきたところでいよいよ“どもだち”との戦いに突入する訳です。
9人の戦士を集めて云々と“よげんの書”に出てきて、オッチョ(豊川悦司)をタイだったかな、呼び戻すあたりから徐々に期待感があがっていきます。が、意外と簡単に皆集まってきちゃったり・・・。しかも9人になんねぇし・・・w(あ、原作読んでれば解るとかってのは勘弁ね。読んでなきゃ解らないなら映画として成立してないですから。)
あと、出演者は凄く豪華なんですが、どうにもこうにも唐沢寿明しかキャラが見えてきません。豊川悦司が登場するとさすがに彼は彼の演技力で見せてくれます。これはこの2人以外の演技力がないのか、それともそういう脚本もしくは撮り方なのか・・・。まぁ、役者さんを見る限り後者なんでしょう。結局自分は誰が誰役?といってすぐ出てくるのは「唐沢=けんじ」「豊川=オッチョ」だけでした。宇梶さんとか佐々木さんとかは全く解らん・・・w
とにかく、あれだけの時間を無駄な部分に費やしすぎだと思います。もしかしたら連続ドラマにして、堤監督に演出してもらったほうが面白かったかもしれません。元々堤監督って、映画になると今ひとつかなと思ってますし。
3部作の1作目だとしてもあまりに不完全燃焼。あまりにたるい展開。はっきりこれは期待外れでした。ま、3部作の最初を観てしまった以上おそらく次回作も観るとは思います。そちらに期待しましょうかね。
個人的オススメ度
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