クライマーズ・ハイ
ずっと観ようと決めていたんですが、仕事が忙しくてようやく本日観て来ました。原作の横山秀夫さんは『半落ち』の作者としても有名ですが、この『クライマーズ・ハイ』は横山さんが上毛新聞時代に起きた日航機墜落事故を元に書かれた作品。『半落ち』が名作だっただけにこの作品も期待大です。
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正直に言うと、ちょっと予想していたのと違いました。作品は堤真一演じる悠木が新聞社時代の友人・安西の息子と山に登っているシーンと、事故当時北関東新聞の日航機事故全権デスクとして活躍しているシーンを行ったり来たりしながら展開されていきます。自分としてはもっとドキュメンタリータッチなのかと思っていました。
同じ原田眞人監督の作品で『突入せよ!「あさま山荘」事件』(主演:役所広司)というのがあるのですが、それ系を想像してたんですね。「あさま山荘」の方を観てない方には何を言っているのか全く解ってもらえないと思いますが・・・wちなみに、「あさま山荘」の方も名作ですから『半落ち』と合わせて必ず観たほうが良い作品だと思います。
ところで日航機事故ってもう23年も前の話なんですねぇ。自分はリアルタイムでニュースを観ていたんで(年がばれますが・・・)、何かそれが映画の題材になるというのは感慨深いものがあります。もちろん実際に現場を見た訳ではないですから、今回映画として描写された範囲でしか想像出来ないのですが、それにしても凄惨を極めた状況だったのでしょう。
映画として面白いとか面白くないとかはちょっと言いづらいです。少なくともまだ自分の中では日航機事故は歴史上の事実にはなっていませんので・・・。ただ、この事故を風化させないためにも多くの方に観てもらいたい作品だと思いました。
個人的オススメ度 (最近の若い人に少しでも知って欲しい。)
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