ミッドナイトイーグル
吉田栄作ってこんなだっけ?
ハイ、反省してます。勝手につまらないイメージもってました。正直結構面白かった!
某国の工作員の仕業で、北アルプスに墜落した米軍のステルス戦闘機・ミッドナイトイーグルには核爆弾が積まれていた。爆弾を爆発させれば東京も含め甚大な被害がでる。阻止するために入山した自衛隊は佐伯三佐(吉田栄作)を残して全滅。別途このスクープを追って入山していたカメラマン・西崎(大沢たかお)と新聞記者・落合(玉木宏)は工作員に襲われながらも佐伯と合流、ミッドナイトイーグルにたどり着く。
爆弾は既に起動されていたが、西崎の死んだ妻の妹・有沢(竹内結子)の働きで手に入れたパスワードで解除された。しかし、約30人の工作員が再度起爆しようと3人に迫る。西崎は最後の手段を・・・
原作は『亡国のイージス』のようなスペクタル小説。まあこういう作品は個人の好みで結構差が出るところだろう。もちろん突っ込みどころを探せばいくらでも出てくるわけで・・・w元々現実にはちょっとありえない設定であるところからスタートしている以上、個人的には突っ込みながら観る作品ではないと思う。
しかし、戦場カメラマンだった西崎の心情や彼を中心に描かれた人間関係、またこういった作品にありがちなヒロインとの変な恋愛関係が出てこないところも好感が持てる。個人的には吉田栄作の演技に良い意味で驚いた。これがあの吉田栄作か?トレンディドラマ全盛時代のどうしようもない大根役者ぶりからはとても想像できない。いい味だしてるじゃないかwやっぱ人間苦境を経験すると変わるものなのかもしれない・・・。
スペクタル小説原作の作品としては一見の価値ありだと思う。
個人的オススメ度
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