エリザベス:ゴールデン・エイジ
王はカリスマ。テレビはスマスマ(違
意味のないボケでスイマセン。簡単にストーリーを解説すると。エリザベス一世が、イングランドを滅ぼしたいスペインの仕掛けた罠で、幽閉中のスコットランド女王であったメアリーを処刑。それを気に一気に無敵艦隊が来襲するも見事それを撃退し、これによってイングランドは“ゴールデン・エイジ”を迎えるというお話。
何だかもの凄く簡単に解説しちゃったけど、このメインストーリーの中に男に惚れつつも自分の気持ちに素直になれない女王・エリザベス一世の心の葛藤が描かれている。んで、なんで“王はカリスマ”かっていうと・・・、物語中盛んに出てくるのは「神に選ばれた王」という概念。これは王権神授説という考え方なんだが、当時の人々は極自然にこれを受け入れていたんだろうなぁと思った訳。
スペインvsイングランドはつまりカトリックvsプロテスタントという宗教戦争なんだけど、これは日本人的には知識として知っていても本質は理解出来ないと思う。
結局スペインの無敵艦隊は日本の元寇のように“神風”(劇中でも神の風と約されてました。)によって焼き討ちに遭い全滅するんだが、この事象をエリザベス一世もスペイン王も神がイングランドに味方したと捉える。このあたり、宗教戦争なのに、信じる神は同じだということからなのか・・・。その辺も今ひとつ理解しがたい部分ではあります。
他にもエリザベス一世が暗殺されかかるが何故か空砲であったり、そもそもその暗殺を企てた一味は一体何者なんだとか、突っ込みどころは結構あるかも。細かいことは流しながら、大まかにストーリーを捉えつつ、歴史を楽しむといった観方が吉かもしれません。
個人的オススメ度 (世界史は『大航海時代 by KOEI』が楽しいょ)
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