人のセックスを笑うな
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| 「何でこのタイトル?」 |
みるめ(松山ケンイチ)、えんちゃん(蒼井優)、堂本(忍成修吾)は地元の美術学校に通う学生。ある深夜のこと、軽トラで山道を走っていた3人は、裸足で歩いている猪熊ユリ(永作博美)を見つけ、荷台に乗せてバス停まで送ってあげるのだった。
数日後、みるめはたまたま学校の喫煙所で隣の女性にタバコの火を借りる。と、それはあの夜の女性だった。こうしてユリとの再会を果たしたみるめは、彼女に好意を抱くようになる。ある日、ユリから絵のモデルを頼まれたみるめは、ユリのアトリエを訪れる。一枚ずつ、しかし当然のように服を脱ぐように言われたみるめは照れながらもその言葉に従い、ユリのなすがままに関係を持つことに。
突然始まった2人の恋だったが、ユリには夫がいた。みるめはユリのことを諦めようとする。しかしそれは出来ない相談だった。ユリの方も、夫がいることなどお構いなしにみるめとの関係を続ける。2人の関係はどうなっていくのだろうか。
タイトルは『人のセックスを笑うな』ですが、英題は『Don't Laugh At My Romance』。原作のタイトルのママなのでどうこう言っても始まらないのですが、インパクトのあるタイトルの割には内容にはインパクトがありませんでした。確かに永作博美演じるユリはちょっと変わってますが、全体としては結構普通に恋愛してます。これなら英題のほうが合っていると感じました。
原作は読んでいないので、あくまで本作品に関しての話です。2人が関係を持つシーンもやたらと長いキスシーンばかりで、やるならしっかりベッドシーンも描ききって欲しかったですね。キスシーン自体も別にエロスを感じさせるものでは無かったですから、そういった描き方は出来たはずです。
観ていて全体的に感心したのは、メインの4人の役者さんたちの演技力。あまりに自然。自然すぎてアドリブなんじゃないかと思わせる位です。もっとも自宅の縁側を松山ケンイチが歩くシーンでは、白い長袖でズボンのポケットに手を突っ込み猫背で歩く様子が『デス・ノート』の“L”そのまま過ぎて、思わず画面に突っ込んでしまいました。(笑)
終わり方がまた唐突で、結局何だったんだろう・・・という感じ。う~ん、使われている音楽はぴったりだし、出演者もGOOD、作品全体を通しての雰囲気やストーリーもまあまあ。でもただそれだけなんですよねぇ。タイトルに込められた意味は最後まで理解できないままでした。
個人的オススメ度
(好みが別れるところだと思ふ・・・)
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