イーグル・アイ
スティーブン・スピルバーグが製作総指揮、主演は『トランスフォーマー』や『インディー・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』にも出演していたシャイア・ラブーフです。スピルバーグ製作総指揮の前作『トランスフォーマー』は非常に面白かったので、今回も大いに期待を抱きつつ観に行ってきました。
>>『イーグル・アイ』公式サイト
早速感想。
「うはっ!すっげぇ迫力!!」
物語はアフガニスタン。一人のテロリストを暗殺するために無人爆撃機から一発のミサイルが発射された。ターゲットに命中はしたが、このことが全ての始まりとなったー。
コピー店で働くジェリー・ショー(シャイア・ラブーフ)は家賃もマトモに払えない貧乏青年。ある日実家から彼の双子の兄が死んだと連絡が入る。葬儀に参列し、自宅に帰る途中でATMからお金をおろそうとするち、何故か75万ドルもの大金が口座にはいっていた。
その頃レイチェル・ホロマン(ミシェル・モナハン)は息子のサムをワシントンDCで行われる演奏会に送り出し、友達とバーで羽を伸ばしていた。そこに一本の電話が入る。「息子を返して欲しければ言うとおりにしろ。」彼女は謎の女性の言葉に従い、ポルシェカイエンを運転しながら指定の場所に向かった。
自宅に戻ったジェリーだが、何故か彼の留守中に大量の武器弾薬や戦闘機のマニュアルが届いていた。訳が解らずにいるジェリーの携帯が鳴る。「30秒後にFBIが踏み込む。すぐに逃げなければ逮捕される。」レイチェルと同じ声の主からだった。結局意味が解らないままジェリーは逮捕された。
無罪を主張するジェリーだったが、捜査官は全く信じない。そんな彼の元にまた電話が。あの声の主からだ。声の主は、何と建物ごと破壊してジェリーを脱走させる。声に導かれてレイチェルと合流したジェリーの逃避行が始まった・・・。
いや驚きました!物語序盤にFBIから逃げるカーチェイスシーンがあるんですが、これがものすごい迫力!さすがはハリウッドという感じで、お金かかってるなぁと感心してしまいました。全体を通して大きなアクションシーンは2回ほどありますが、どちらも素晴らしく観る人を引き込みます。
上に書いたあらすじですが、ぶっちゃけこれでほんの物語の序盤にすぎません。謎の声の主は一体誰なのか?物語の結末はどうなるのか?これは是非観て欲しいです。予告編はテレビや劇場でも頻繁に流れていましたが、結論から言うと物語の核心に触れるような部分は一切出していません。
観ている最中に先が全く読めない。そして軽快なテンポで進んでいく映像とストーリー。観客がグイグイ引き込まれて、劇場中を“一瞬たりとも見逃せない”といった空気が押し包んでいました。ひとつの謎が解けてもまだそこから続きがあり、結局どうなるんだ??と・・・。(笑)
少しでも内容を書いてしまうと、この映画の良さのかなりをスポイルしてしまうことになるため、何やらえらく抽象的な表現になってしまっていますがお許しを。正直に言うと、観終わった後に若干突っ込みたい所がない訳じゃありません。ただ、少なくとも観ている間は殆ど気になりませんし、それを補って余りある面白さでした。
個人的オススメ度(さすがはスピルバーグといったところデス!)
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