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2008年11月23日 (日)

1408号室

1408スティーブン・キング原作、ジョン・キューザック主演のホラー作品。サミュエル・L・ジャクソンも出演しているが、←のチラシの2ショット程には重要な役回りと言う訳ではない。『グリーンマイル』『ミスト』を超えたとありますが、『ミスト』はともかく『グリーンマイル』って結構名作だと思うんですが・・・。

>>『1408号室』公式サイト



ホラーじゃなくてS・キングだ。

マイク・エンズリン(ジョン・キューザック)、職業・作家。といってもチープな心霊現象をネタに売れない本を書いているオカルト作家だ。そんな彼のもとに一通の葉書が届いた。「1408号室に入ってはいけない。」葉書にはそう書かれていた。早速かれはドルフィンホテルの1408号室に関して調査を開始する。

すると出るわ出るわ。ドルフィンホテルの1408号室では不審な死に方をした人間が大量にいた。早速これをネタにしようとホテルに予約を入れるがあっさりと断られる。ならばとマイクはニューヨークのドルフィンホテルへと足を運んだ。出迎えてくれたのは支配人(サミュエル・L・ジャクソン)だ。

支配人は何とかマイクが1408号室に宿泊するのをとめようとする。しかし全く聞き入れないマイク。仕方なく支配人は1408号室の鍵を彼に渡した。早速マイクは部屋へと向かい、鍵をさしこみ扉を開けた。それは同時に恐怖の扉が開いた瞬間でもあった・・・。

予告の段階から結構怖そうで・・・、実を言うと私はホラー映画が嫌いなんで観ようかどうか迷っていました。結局観たのはS・キング原作だから。結論から言うと、いわゆるホラー映画ではありません。ホラー映画の定義が何なのか、私は知らないし知りたくもないのですが、少なくとも血が出まくって人が死にまくる作品ではないです。

むしろそれなら『ミスト』の方がヤヴァイですね。まぁあれはあれで“なんのこっちゃ・・・”的作品でしたが。いわゆるS・キングワールドの怖いバージョンとでもいうか、不思議な現象が次から次へと起こります。ただ個人的に言わせてもらうと、後半はちとやりすぎかなぁと。(苦笑)

前半部屋に入ったばかりの頃は、観ている我々も何が起こるのか判らないのでドキドキしながらスクリーンを凝視している訳です。そこに不意をついた現象が起こると、当然すんごいビビリます。(笑)つまり、マイクが部屋に入っていくと同時に観客も部屋に入って行っているんですね。完全に同化してるんで、マイクが驚けば我々も驚きます。

ところが人間不思議なもので、そうした現象がいくつか起こってくると慣れてくるのか、はたまた自己防衛本能が働くのか、画面を客観視しちゃうんですよねぇ。そうなってしまうとつらいです。ここで清水崇監督辺りだと、客観視している観客の盲点をついて更なる恐怖と驚きを味あわせてくれるのでしょうが、この作品の場合、仕掛けが大きくなっていってしまうんです。

良くも悪くも荒唐無稽というか、S・キング的不思議ワールドなんだと思うんですが、私はただでさえ客観視していた自分が更に引いてしまうのを感じてしまいました。むしろ「コレいつになったら終わるの?」とちょっとイライラしてしまったり・・・。仕掛けの大きさなら『ミスト』の方がばかげて大きいですしね。いずれにしても、内容的には『グリーンマイル』はもちろん、『ミスト』すら超える作品ではないと思いました。

個人的オススメ度Star3_21(もう少しサミュエル・L・ジャクソン見たかった。)

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