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2008年11月23日 (日)

ブラインドネス

Blindness ジュリアン・ムーア主演。木村佳乃、伊勢谷友介ら日本の俳優もストーリーの主な登場人物として登場する。珍しく日本人が洋画の重要な役回りだと思ったら、監督がブラジル出身、脚本家がカナダ出身、そして製作が日本人と、3つの国の出身者が主要スタッフだったんですね。

>>『ブラインドネス』公式サイト



全世界、失明??

都会の交差点。今日も車は大渋滞で人々の気も苛立っている。信号が青に変わっても一向に発射しない車、イラついた後ろの車からはクラクションの嵐だった。車に乗っていたのは日本人の男(伊勢谷友介)。彼は今クラクションどころではなかった。突然目が見えなくなったのだ。辺りは一面真っ白、これが全ての始まりだった・・・。

男には妻(木村佳乃)がいた。妻は夫を連れて眼科へと急ぐ。しかし眼科医(マーク・ラファロ)にも突然の失明の原因は解らなかった。自宅に戻った眼科医はその妻(ジュリアン・ムーア)にそのことを話す。翌日・・・、眼科医は失明していた。あの日本人の男と同じ症状だった。

同じ頃、次々と街中で“失明”が発病していた。政府は患者を古い精神病院に隔離し、軍に監視させることに。眼科医とその妻はともに収容された。次々と送られてくる患者たち、しかしただ一人眼科医の妻だけはいつまでたっても発病しなかった。閉じ込められて見捨てられた収容所はさながら地獄の様相を示し始める。彼らに待ち受ける運命は一体・・・。

まず始めに、久しぶりにココまでひどい駄作を観ました。観ながら「金返せ!」って思ったのはいつ以来だろう・・・。「全世界、失明。」と銘打った割りに物語の70%は収容所の中の話です。どこが全世界なんだと。そして残りの30%は収容所を出て眼科医夫妻の自宅に行き、最期に日本人男性の目が見えるようになってお終い。

普段このブログではストーリーの重要な点は敢えて書かないようにしているのですが、本作の場合、知ってようがしらなかろうが大して変わりません。どのみち何で見えなくなったのかも、何で見えるようになったのかも全く説明ありませんので。(笑)

収容所に入れられた失明者たちは各病室に分かれますが、管理する者が全くいないため、当然のごとく弱肉強食の世界になります。ストーリーでは第三病棟の連中が強者に。そうなると重要なのは食料。力のあるものが食料を握り、弱者から金品を巻き上げる。それが無くなったら次は女。全く何の捻りもないストーリーが延々と続き、途中でもう飽き飽き。

食べなきゃ死ぬ。そんで自分の妻を差し出す苦悩。今時漫画でもそんな陳腐なストーリー使いません。「北斗の拳」じゃないんだから。結局、堪忍袋の緒が切れた眼科医の妻が第三病棟のボスを殺し戦争に・・・ならない。病棟が放火で火事になって逃げ出してみると、もう監視の軍人もいなかったというオチ。

そっから眼科医の自宅に向かうまでに、収容所では結構登場してた黒人男性がはぐれてしまうんですが、そんなことは一切無視。「これ以上はぐれないように。」の一言で処理されてしまう始末。可哀想に・・・。外に出て何をする訳でもなく、自宅でシャワーあびて翌日には日本人男性の目が見えるようになると。

はっきり言って劇場に1800円払って観に行く代物ではありません。自宅でテレビ見てたほうがマシですね。

個人的オススメ度Star1_3(木村佳乃はやっぱりバストトップまでは無理か。笑)

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★★★★ ☆  視界が真白になって失明する感染症のパンデミック(大流行) に襲われた人類を描いたSF。 原題は「Blindness」。      ◇  車を運転していた日本人男性(伊勢谷友介)が 突然「白い闇」に襲われ失明した。 妻(木村佳乃)と眼科医(Mark Ruffalo)を訪れるが、 原因はわからない。 やがて眼科医にもこの症状が移り、 「白い闇」は徐々に社会に蔓延してゆく。 政府は、この症状を伝染病と認定、 感染者を旧精神病院に隔離する。 眼科医の妻(Julianne Moore )は、 ... [続きを読む]

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受信: 2008年11月23日 (日) 14時42分

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受信: 2008年11月26日 (水) 20時59分

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劇場にて鑑賞 映画はモノクロームな世界観。 モノクロームって、Artを感じさせて くれますよね? 解説 『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレスが、ノーベル 文学賞受賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説を映画化した心理パニック ・サスペンス。 視界が... [続きを読む]

受信: 2011年11月11日 (金) 18時58分

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