クロサギ
同名の漫画が原作だが、この作品の場合はTBSドラマ『クロサギ』の映画化と言ったほうがいいでしょう。NEWSの山下智久主演。今回は山下智久・山崎務・竹中直人の3人を中心として話が展開していきます。「太陽の~(バーンッ)なみだ~」のCMが印象深かったですよね。
>>映画『クロサギ』公式サイト
そらないんでないかい?
サギ師には3種類いる。人を騙して金を奪い取るシロサギ、異性を騙して心と体を弄ぶアカサギ、そしてシロサギとアカサギのみを騙すクロサギだ。黒崎(山下智久)は幼い頃シロサギのせいで家族を失った。この世からシロサギを無くすため、黒崎はクロサギとなってシロサギを喰らい続けていた。
いつものように桂木(山崎務)からシロサギの情報を買う黒崎。今回のターゲットは石垣(竹中直人)だ。贈答詐欺・・・巧みにターゲットの会社社長に近づき実印をプレゼントするが、実はその実印で金を借りまくって逃げるというチンケな詐欺を働く男だ。黒崎はいつものように軽く喰らい2億円近くを奪うことに成功する。
ところが、騙したと思ったのは石垣ではなく、石垣のナンバー2の男だった。しかもその金は石垣のバックの暴力団の金だった。見せしめにその男が殺されたことを知った黒崎はショックを受ける。何故石垣はひっかからなかったのか・・・?実は石垣はチンケなシロサギではなかった。
倒産詐欺師の大物で、石垣のせいで日本経済の回復が遅れたと言われるほどだった。最凶のクロサギは大物シロサギを見事喰らえるのか!
例によって漫画も読んでおらず、テレビシリーズも数回観ただけだったので、ストーリーに入っていけるのか弱冠心配だったのですが杞憂でした。親切にも冒頭の数分間は設定の解説をしっかりしてくれています。クロサギとは何なのか、黒崎が何でクロサギになったのか、黒崎と桂木の関係等、一通り語ってくれます。
んでまぁ今回は竹中直人扮する大物詐欺師・石垣をどう騙すかなんですが・・・。テレビドラマを数回観たときにも感じていたんですが、イケメン山下くんはすごく格好いいです。だからこそ、どんな変装しても絶対あれ騙されませんて・・・。ましてや今回は、最初に仕掛けたときに石垣に会ってるんですよ?
最後にまたの名は○○、またの名はは○○って、自分が化けてた人間をばらすんですが、愕然と驚く石垣=竹中直人の顔が殆どコントにしか思えないです。「オイ、普通気付くだろ!」って。(笑)しかも途中で桂木の助手・早瀬(奥貫薫)が「気をつけて。あなたは既に石垣に会っている。」って警告まで出してるんですよ?
てっきり正体がばれて(相手は日本経済の回復を遅らせた程の大物詐欺師ですから。)そこからどうするのかって展開になるのかなと思っていたら、単に一方的に騙されっぱなしの石垣・・・。
あと、随所随所で登場する警察はなんだかあっという間に石垣逮捕に近づいちゃうし・・・。それじゃ今まで何してたんすか?吉川(堀北真希)は登場するたびに名前間違えられてるだけの存在だし、三島(市川由衣)にいたっては何のために出てきてるのかすら全く不明。
通常このての仕掛けモノは映画で時間が長くなると、ドラマのときよりより練りこんだ仕掛けが使えるので面白くなるものなんですが、むしろドラマ版をそのままに、単に無駄な仕掛けとシーンを増やしただけ。何だか薄っぺらい話になってしまっていますね。山下智久ファンのための映画だと言っていいでしょう。
個人的オススメ度
(★1つはファンだったら。)
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