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2008年12月17日 (水)

スピード・レーサー

Speedracer言うまでも無く日本のアニメ『マッハGoGoGo』が原作。監督があの『マトリックス・レボリューションズ』のウォシャウスキー兄弟。主演はエミール・ハーシュ。真田広之も出演している。予告編で既に嫌な予感はたっぷりの作品だったので劇場はスルー。良い意味で期待を裏切ってくれるといいんですが・・・。

>>『スピード・レーサー』公式サイト


なにこれ?

スピード・レーサー(エミール・ハーシュ)は子供の頃からレースに夢中。学校の勉強なんかそっちのけで常にレースのことを考えていた。兄のレックスはレースの最中に命を落としたが、それでもスピードは長じてレーサーになった。レースで大活躍するスピードの元にローヤルトン工業の社長・ローヤルトン(ロジャー・アラム)が訪れ自分のチームに勧誘するが、スピードはそれを断ってしまう。ローヤルトンの嫌がらせでレースに勝てなくなったスピード。それを断ち切るためにスピードは謎のレーサー、レーサーXと組んで、兄が命を落としたラリーに参加することにした。

物語序盤から“なにこの映画?”という感じ。『スピード・レーサー』というタイトルの割にはスピード感なんて全くなし。劇場で観たら多少は違うんだろうか・・・。一番最初にスピードを運転席で自分の膝に乗せて兄・レックスがマッハ号を運転する訳だが、まあこの際“膝に乗せてあの運転はナイだろう”という突っ込みは止めておく。

それ以上にがっかりしたのは、相当な速度で走っているはずなのに髪の毛一本たりともなびきもしないこと。これは後に行っても全く同じで、この世界に風という概念は存在しないのだろうかと思ってしまう。運転席の撮り方もありきたり、というか殆ど正面ばっかり。背景は流れていくんですが、これが出来の悪いクロマキーを見せられているようで、緊迫感のかけらも感じられない。

右に左にコーナリングをしているらしいが、車体の中心を回転軸に左右に動く様子は、今時もうあるのか無いのか解らないけども、昔デパートの屋上にあった硬貨を入れると動く子供用の車のようだし。もうちょっとましに言うのであれば・・・、ドリフのコントで昔こんなのがあった様な気がする。(苦笑)

さて、翻って車体を俯瞰で眺めるとそれは相当な速度で走ってる訳です。が、当たり前ですが全部CGなんで氷の上を滑るように走って行きます。しかも車体を当てまくり、スピンしまくりなんですが、滑ってるんで重量感がまるっきり感じられない。コレも以前どこかで見たような・・・あれだ!PSのグランツーリスモ。

レースシーンが観せ所の作品で、その観せ所がこれではあとは押して知るべし。ストーリー自体は別に特筆すべきものも何も無く、レーサーXが兄なのは観てれば登場した瞬間に誰でも分かること。さらには日本のアニメが原作であり、マトリックスの監督でもあるから、つまらないところで日本語使ったり、忍者が出てきたり・・・。

一体何が言いたいのかさっぱり解らない。この作品の何を楽しめというのだろうか。

個人的オススメ度Star1(しかも2時間以上あるので苦痛この上ない。)

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