僕の彼女はサイボーグ
綾瀬はるか主演、小出恵介が共演、監督・脚本は『猟奇的な彼女』や『僕の彼女を紹介します』の郭在容。一応“彼女”シリーズの第3弾ということらしい。女の子がサイボーグというと漫画の『最終兵器彼女』という名作が先にあるのと、実写版サイボーグといえば『ターミネーター』シリーズという印象が強いため今日までスルーしてきたり。
>>『僕の彼女はサイボーグ』公式サイト
綾瀬はるかの色気にやられた
誕生日には自分にプレゼントをするのが習慣のジロー(小出恵介)。そんな彼の前に突如として珍妙な格好をした女の子(綾瀬はるか)が現れる。彼女は遠い未来からやってきたサイボーグだった。そんなことは露知らず、彼女に一目惚れしたジローだったが、別れはすぐにやって来た。
一年後ー。去年のようにレストランで自分の誕生日を自分で祝うジロー。そんな彼の前に再び彼女は再び現れた。そして、店にいたテロリストの襲撃から彼を守ったのだ。実は65年後のジローに頼まれて、テロリストから現在のジローを守るために彼女はやって来たのだった。この日から彼女とジローの奇妙な共同生活が始まった。
ジローが彼女を愛する気持ちは日増しに強くなっていくが、サイボーグである彼女にはその気持ちが伝わらない。ジローは次第に苛立ちを覚えるようになる。我慢の限界に達したジローは、彼女にもう二度と現れるなと命令する。その日から姿を消す彼女。彼女に言ったことを後悔しながら毎日を過ごしているジローに待ち受ける運命は・・・。
事前に思っていたよりもずっと面白い作品でした。ストーリー展開がきちっと組み立てられているため余計なストレスを抱えることなくラストまで観ることが出来ます。ただどうしても気になったのは台詞まわしでしょうか。特に小出恵介の台詞や演技に顕著なのですが、モロに韓流ドラマを観ているようなベタな台詞と演技。監督・脚本が韓国人なので仕方ないのですが、ちょっと鼻につきます。韓流ドラマが大好きな人はこういうのもいいんでしょうが、私は『冬のソナタ』すら観る気がしない程なので、個人的には非常にマイナス要因でした。
綾瀬はるかの演技は中々の秀逸モノです。随分上手くなったなぁと感じましたね。サイボーグである彼女と人間である彼女の微妙な使い分けを見事に演じています。取り立てて美人ではない彼女ですが、その分どんな役にもはまりやすいのかもしれません。それと、サイボーグの役でありながらあのナイスバディはかなりセクシーでした。未来から来た時のコスチュームや、ジローと生活しているときのドレスなんかもそうですが、男としては思わず胸元に目が行ってしまいます。
これって嫌らしい意味ではなく女優さんとしてはとても大切なことだと思うんですよね。いつまでも清純派で少女ではいられないのですから。ハリウッドのトップ女優は言うに及ばずですが、日本でもある時期からキチンともう一つステップを上がるためには女性としての色気は不可欠、むしろ積極的に“イイ女だなぁ”と思わる雰囲気をもって欲しいです。
物語は彼女とジローの共同生活からジローの危機を救い、そして更にその後へと続いていきます。そこで初めて、一番最初に出会った彼女はサイボーグではなく、実は生身の人間であることが解るんですが、ココまではOK。ところが最後の最後でちょっと意味が解らなくなりました。この部分、ラストシーンなのと、時系列を説明しないといけないので敢えて書きませんが、そこまで破綻無く進んできたストーリーにノイズが混じった感じがしてちょっと納得がいかない終わり方でした。
女優として成長した綾瀬はるかが観れたのは意外な嬉しさでしたので、次回作のICHIも観てみようかなと思います。
個人的オススメ度
(今回の小出恵介は正直苦手です。)
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