REVOLVER/リボルバー
製作にリュック・ベッソン、監督・脚本にガイ・リッチー、主演がジェイソン・ステイサムと何とも通好みのトライアングルで制作された作品。ジェイソン・ステイサムの最新作『デス・レース』は非常に面白かったですが、本作はどうなのかな。余談ですが、最近のガイ・リッチーは慰謝料の話題の方が有名かも。(笑)
>>『リボルバー』公式サイト
難解。でも・・・。
ジェイク・グリーン(ジェイソン・ステイサム)は凄腕のギャンブラー。しかしボスのマカ(レイ・リオッタ)に嵌められて刑務所で服役することに。服役中ジェイクの独房の両隣の独房には“チェスの天才”と“詐欺の達人”がいた。チェスとペテン、彼らからこの2つを伝授されたジェイクは、出所後にマカのカジノに復習に乗り込み大儲け。怒り狂ったマカは殺し屋ソーター(マーク・ストロング)に命じてジェイクを始末させようとする。ところがジェイクはすんでのところで謎の2人組みザック(ヴィンセント・パストーレ)とアヴィ(アンドレ・ベンジャミン)に救われるのだった。5人の運命はリボルバーのように回転し始める・・・。
率直に言って非常に難解でした。この難解さ加減は・・・何だろうどこかで観たような・・・、と考えてハタと思い当たったのがデヴィッド・リンチ監督の『ツイン・ピークス』。あの作品を観た時に感じたのと似たような雰囲気というかテーストが本作からも感じられました。
登場人物の心の声と現実の声が交錯し、ひどいときにはどっちがどっちだか解らなくなることも。そんな時当然、登場人物自身は非常に混乱状態に陥っているのですが、観ている我々も混乱しているが故に、そこで起こる登場人物との妙な心理的シンクロが気持ち悪いような気持ちいいような。こればかりは中々言葉では上手く言い表せないので“観て”“感じて”もらうより無いのかもしれません。
ただし難解だから全くつまらないのかと言うとそんなこともない。そこがまた摩訶不思議ではあるんですが、不思議とストーリーには引っ張られてしまいました。私の場合は、突っ込み所が多すぎると醒めてしまうタイプなので、逆にこの手の作品は突っ込みようがないぶん引き込まれるのかもしれません。
というか、誰しも心の葛藤というのは経験したことがある訳で、その意味ではとてもリアリティがあります。こういうのを本当の“シュールレアリスム”というのかなぁ。今回はなんだかレビューというよりも、感想文ですがこの作品に関してはごちゃごちゃ言わずにまず観て、それが好きか嫌いかただそれだけ、そんな作品な気がします。
個人的オススメ度
(いわゆるオススメ作品ではないと思います。)
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