アルビン/歌うシマリス3兄弟
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自分的一番人気はセオドア! |
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いやぁ、楽しかった!とにかくシマリスたちが可愛くて可愛くて。彼らのしゃべっている様子を見てるだけで十分楽しいです。あ、一応3人のもとい、3匹の声役としてアルビン(ジャスティン・ロング)・サイモン(マシュー・グレイ・ガブラー)・セオドア(ジェシー・マッカートニー)がキャスティングされているのですが聞いてません。
私はこの手の作品の場合に限り、必ず日本語吹き替えで観ることにしてるんです。最近では『カンフーパンダ』もわざわざ日本語吹き替え版を観に行きました。演技が声だけの場合、やはり母国語の方が楽しめると思うんですよね。もっとも、実際の人間の出演もありますが、あくまで本作の主役はアルビンたち3匹ですから。
しかし、冷静に考えたら山から下りてきたばかりの3匹がクリスマスを知っていたり、お菓子の名前を知っていたり、メガネを使ったりとおかしなことは結構あるんですが、それが何故か全く気にならない。そもそも歌うシマリス自体がありえない設定だからというのは当然ありますが、とにかく可愛いCGキャラクターは得です。(笑)
個人的一番人気はセオドア。ちょっとぷっくぷくで甘えてくるところが堪らなく可愛らしい!怖い夢をみたからと、デイブと一緒に寝るシーンでは、デイブの首元で丸まって・・・う〜ん、たまらん!朝になるとデイブの顔の上で寝ている辺りはご愛嬌。我家で共に暮らす猫を彷彿とさせるのでした。ちなみに、何でアルビンだけセーターに“A”って入ってるんだろう?セオドアとサイモンにも入れてあげて欲しかったなぁ。
さて、3匹はデイブの家に住み始め、デイブの作曲したクリスマスの歌を歌います。それがジェットレコードのイアンに認められ、一気にスターダムへと駆け上がるのですが、どうして中々歌がイイ。それもそのはずで音楽プロデューサーのアル・ディー・セオドールは『トランスフォーマー』、『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』などの楽曲も書いている人物だそうな。
更に音楽と並んでよかったのが、これまた3匹のダンス。イメージ的にも実際にも身軽なシマリスだけにCOOLなダンスでありつつも、人間では絶対無理なアクロバティックなパートもあり観ていて飽きさせないです。そもそも、ダンス以外にも、彼らの動きは全編に渡ってコミカルで、キュートで、人間以上に表現力が豊か。
誤解を恐れずに言えば、やはり5500万ドルもの大金を映画製作にかけられると、こういったデジタル系の作品は格段に質が上がると思います。もちろんお金さえかければ良い訳ではないし、かけたからといって必ずしも最高の作品ができるかといえばそうではないですが、やはりお金は重要なファクターですね。
ただふと思い出したのですが、以前『木更津キャッツアイ』のCG担当の方にお話を伺ったとき「CGで一番難しいのはそれがCGだと観ている人に気付かれない事なんです。」とおっしゃっていました。ある意味それがCGだと観ている側も納得ずくの場合、当然そうした気遣いは無用になり、それが一層クオリティのアップにも繋がるのかもしれません。
さて、本作は日本での公開は2008年の9月。なんで夏休み公開にしなかったのか疑問です。家族みんなで観て、笑って、ちょっぴりほろっとして・・・観終わった後にとてもあったかい気持ちになれる作品なのに。
個人的オススメ度(我家の猫もセオドアに負けてません!)
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