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2009年1月28日 (水)

神様のパズル

Photo最近洋画が多かったので無性に観たくなりレンタルしてきました(笑)主演・市原隼人、共演に谷村美月。2人とも期待の若手俳優ですね。更に監督・三池崇史、エグゼクティブプロデューサー・角川春樹という豪華な製作陣。ちなみに本作も当世流行の小説or漫画を原作とした作品です。オリジナルを作ろうよ・・・。

>>『神様のパズル』公式サイト


みどころはただ一点!

あらすじへ

Photo_4 何とも評価の難しい作品です。個人的には「新作の料金でわざわざ借りる程のもんじゃないな。」と言うところでしょうか。とりあえずこのテーマで135分はいくらなんでも長すぎ。旅に出た弟の代わりに大学に通った、ロッカーの基一と天才少女サラカの2人が宇宙を創り出そうとする物語で、公式サイト曰く“サイエンスファンタジー・ラブコメディ”らしい。

すでにコンセプトの時点で失敗してる気がします・・・。要素が多すぎて何を観せたいのか、焦点がぼやけてよく解らないんですね。宇宙を創り出すと言われても物理学なんてチンプンカンプンの我々には“?”という感じ。更に、実際に宇宙の出来上がる過程など撮影できる訳も無いので、理屈先行の映像になるのは当たり前。映像作品はテレビ・映画を問わず当然ながら映像力勝負なのですが、どうにもこうにも冴えない。そもそもメインのテーマにすえてはダメじゃないかと。

Photo_3 それでは、ラブコメディなのかというととてもそうは思えません。最終的にはサラカが基一のことを好きになっていたというオチに持って行きたいらしいですが、それにしてはサラカの心の描き方が弱いと思います。少なくとも基一の方にはサラカのことが“好きだ”という程のそぶりが見られませんでした。その上一体どこがコメディなのか、少なくとも私には笑いどころは解りませんでした。基一の勢いだけではいかにも苦しいです。

それにしても、何だかもったいない気がしてなりません。メインの2人の演技力は定評がありますし、監督も三池さんです。もっと他にやりようは無かったのかと。2人のキャラ設定はかなり立ったものでしたが、あそこまでキャラを立たせるのであれば周りの共演者のキャラもそれなりに設定するか、絡むシーンを多くしないと2人が浮いてしまいます。浮いた2人だけを135分間観続けるのは飽きを通り越してちょっと苦痛。前半のゼミのシーンあたりまではまだマシだったんですけどねぇ・・・。

Photo_2 舞台挨拶で石田ゆり子さんが「美月ちゃんのナイスバディーを堪能してください。」と言ったらしいですが、ほんとにこの作品の見所は、谷村美月さんのバストしかありません。ずっと青いジャージ(劇中ではスウェットと呼んでましたが。)を着ていますが、胸元を大きく開けているその姿はかなりセクシー。冷静に考えるとなんでそんな演出する必要があるのか全く理解不能ですが、まぁ楽しませてもらいましたのでOKです。(笑)

最後に全くの余談。サラカが部屋で目に付けていたスカウター(by ドラゴンボール)は一体なんだったんだろう・・・?

個人的オススメ度Photo(美月ちゃんのバストで★1つ!)

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