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2009年1月 3日 (土)

ガチ☆ボーイ

Photo 主演は佐藤隆太。共演にサエコ、泉谷しげる、宮川大輔らがいるが、どちらかというと地味さは否めない出演陣。ちなみに佐藤隆太はメジャー映画初主演。2008年は『ROOKIES』の川藤役など、彼にとっては大躍進の年だったと言える。どうでもいいことですが、昨日我家にWOWOWが導入されて最初の映画鑑賞作品です。(笑)

>>allcinema


映画もプロレスも魂がないとね!

五十嵐良一(佐藤隆太)は自転車での事故がきっかけで、一日しか記憶が保てない記憶障害を抱えている大学生。一晩寝ると翌朝には昨日のことは何も覚えていない。そのため、起きた事柄を忘れないように写真を撮りまくり、メモばかりしている。そんな彼がある日、大学の学生プロレス団体HWAに入部する。HWAは安全第一の学生プロレス団体だが、そのせいもあって人気はまるでない。良一は段取りを覚えられず立ち尽くしてしまうこともあったが、それでも仲間との練習に充実感を覚えていた。商店街での試合でマリリン仮面としてデビューした良一は、試合で段取りを忘れてしまう。結局ガチンコ(真剣)勝負をしてしまうが、これが意外に観客に大好評。観戦していた学生プロレス連合の代表・シーラカンズに認められる。

ここからマリリン仮面の大活躍が始まった。デビューから4戦4勝、しかし実はそれは全て相手がわざと負けてくれていたのだった。それでも良一にとっての学生プロレス生活は順調だったが、ある事件がもとで記憶障害のことが仲間に知られてしまう。シーラカンズとの試合を控えていた良一はプロレスを続けさせてくれるように部長に頼み込むのだった。プロレスにかける良一の情熱に根負けした部長は試合出場を許可する。そして試合当日。前日から緊張で眠れなかった良一は記憶が無くなることがなかったと喜んで試合に向かう。ところが学校に向かうバスの中でつい寝てしまい・・・。

WOWOWいいですね!こんなに色々映画の放送してくれるとは・・・、もっと早く入ってればよかったです。さてそれはさておきこの作品、面白い!あまり期待していなかったんで劇場でスルーしてしまったのがちょっと悔やまれました。佐藤隆太は『池袋ウエストゲートパーク』、『木更津キャッツアイ』とドラマからブレイクした若手俳優ですね。昨年はドラマ『ROOKIES』やドキュメンタリー番組『ワンステップ』のスタジオMC等幅広い活躍でした。

実は何度か仕事を一緒にさせてもらっているので、実力ある俳優なのは池袋のときから解っていました。しかしまあ、なんというか・・・正直主役を張るにはちょっと華が足りないかなぁと思っていたので、本作の主演の話を聞いたときには驚きと共に、違和感を感じたのを覚えています。演じている役柄は熱い役が多いですが、普段は凄く真面目な好青年です。

記憶障害を持った人物が登場する作品は本作のほかにも昨年はもう一作ありました。『パコと魔法の絵本』です。どちらの作品も一日しか記憶が持たない主人公が登場するのはおなじですが、『パコと魔法の絵本』がパコのために周りの大人が一生懸命になるのに対して、本作は本人が一生懸命だというのが大きな違いです。主人公が子供か大人かという差なんでしょうね。

私はプロレスほか格闘技ファンでもあるのですが、特にプロレスの場合、たとえそれが学生プロレスであろうが本当のプロレスであろうが、そこに魂がはいっていないと観客の支持絶対得られません。段取りがあってコミカルなことが多い学生プロレスでも、真剣に取り組んでいないと観ているほうにはすぐバレるんですね、これが。もちろん勝敗も大切ではありますが、“勝敗以上に大切なものがある”というのがプロレスの本質です。

で、じつはこれは映画作品にも言えると思います。どんなにお金をかけようと、どんなに著名な俳優が出演しようと、そこに魂が感じられなければ面白くはないです。というか、人の心を揺さぶる作品にはなりません。もちろんお金はあるに越したことはないし、著名な俳優が何故著名かといえばそうした魂を込めた演技が出来るからなんですけどね。(笑)

その意味で、この作品には佐藤隆太の魂が感じられました。ストーリーとしては特に奇抜な点はなくあらすじで書いたままです。本作に引き込まれるのはひとえに佐藤隆太の力といっていいでしょう。言い方は悪いですが、他の出演者は佐藤隆太を引き立てる存在でしかありません。どこが面白かった、あのシーンが良かったというより全編通して見応えのある作品でした。

個人的オススメ度Photo_3(WOWOWの次は『母べえ』の予定。笑)

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