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2009年4月26日 (日)

アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~

Photo よしながふみの人気コミックを韓国で映画化。これまで日本でドラマ化やアニメ化はされてきましたが、どうしてまた映画化だけ韓国なんでしょうね。主演は本作が映画デビューとなるチュ・ジフン。ちなみにこの後も『キッチン ~3人のレシピ~ 』の日本公開が控えています。ドラマはそこそこに、アニメは割りとしっかり観ていましたんでストーリーはほぼ判っています。というわけで、今回は若手俳優の演技に注目して観てみたいと思います。
>>『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』公式サイト

若い俳優のフレッシュな演技に注目!

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恵比寿ガーデンシネマは整理番号順の入場です。59番ということで今ひとつの席しか取れないかなぁと思っていたら、ほぼ中央前よりのよい席が取れてほっと一息。そしてあたりを見回すと・・・あれ?女性しかいない?。ちょっと待て、いくら韓流といったってそれはなかろう、と数えてみたところなんと男性客は4人!うち私以外は全員カップル!!ちなみに座席数167のうち150位入っている状態です。まだまだ韓流パワーは衰えていないということを目の当たりにしたのでした。

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さて、肝心の作品です。私は原作は未読、ドラマはたまに観ていた程度。アニメはわりとしっかり観ていたので、どうしてもアニメとの比較になってしまいますが、その意味では想像通りの出来栄えでした。ストーリーは無駄なく踏襲されていて、111分の中で上手くまとめられていたように思います。途中ミュージカルとまでは言えないですが、主役のチュ・ジフンがダンスを披露してくれる場面は面白い遊びで、実写ならではを感じられる楽しいシーンです。このあたりミン・ギュドン監督の腕の良さを感じました。

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さてチュ・ジフンが演じる主人公ジニョクは、幼い頃誘拐され、犯人に毎日のようにケーキを食べさせられたが故にケーキが大嫌い。なのにケーキ店アンティークのオーナーという変わり者。(実は変わり者だったわけではないことが後に解るのですが。)チュ・ジフンはいかにも韓流イケ面といった格好良さで、ぶっきらぼうだけども優しいジニョクを上手く演じていたと思います。ただ、ちょっと厳しいことを言うと、彼ぐらいのイケメンで演技力を持つ韓流スターは他にも沢山いますから、今後が勝負かなと思いました。

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むしろ私が注目したのは、アンティークのパティシエで“魔性のゲイ”ソヌを演じたキム・ジェウク。彼も映画デビュー作ですが、素晴らしい演技をみせてくれました。メガネをかけている時はパティシエとしてプロフェッショナルの顔を、素顔の時は一人のゲイとしてセクシーな顔を見せてくれます。もちろん同一人物ですから、持っている雰囲気のベースは同じでなくてなりません。しかし、観る人にその違いがはっきりと解る演技を見せてくれました。ところで、個人的にメガネをかけた横顔がキムタクに似てる気がしたんですが、私だけかな?(笑)(追記:そういえばペ・ヨンジュンにも似てるかも。笑)

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ギボム役のユ・アインは映画2作目、スヨン役のチェ・ジョホは映画デビュー作とフレッシュな顔ぶれながらそれぞれのキャラクターを忠実に演じている一生懸命さは伝わってきます。若い俳優ですからコレからが楽しみですね。少し残念だったのがタイトルが「アンティーク」であるのに、何故アンティークなのかをほんの短いのシーンで済ましてしまったこと。確かにアンティークなカップが登場しお客とのやり取りで「アンティークの器を出していいの?」「ウチでは出すんです。」なんてシーンがあるんですが、いかにもこれではとってつけたような説明です。店全体が醸し出す雰囲気や調度品の類は中々に良い感じでしたので、もう少し丁寧に見せることでそのあたりを表現して欲しかったところ。

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言葉は韓国語なのは当然ですが、元々舞台は日本ですし、ストーリーの殆どが店か部屋の中で進んでいくのでいわゆる韓国映画っぽさは感じません。誰にでも馴染みやすい作品だと私は思うのですが…、まあ現実を見るとやっぱり女性向きなんでしょうね。あ、もちろん観終わってからスイーツを食べに行きましたよ。(笑)

個人的オススメ度3.0(日本の映画会社が映画化権をとらなくてどうするのかと。)

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GWにソウルへ行くので、何か韓国映画をと思い『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜』を観てきました。 ★★★★ 日曜日の事。 観終わって帰ってから、ジムでエクセサイズしながらボーっとレビューを考えながらテレビ見てたら、「主演のチュ・ジフンが逮捕」ってニュースでやってて仰天w 関西ではこの土曜に公開されたばかりで、まだ公開2日目だというのに今後の上映はどうなるんでしょうw さてさて映画のレビューです。 アンティークと言えば、某喫茶店を思い浮かべるのは俺だけじゃないと思うんだけど、ややこしいからあまり... [続きを読む]

受信: 2009年4月27日 (月) 02時15分

» アンティーク ー西洋骨董洋菓子店ー/チュ・ジフン [カノンな日々]
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受信: 2009年4月27日 (月) 09時59分

» アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜 [象のロケット]
甘いものが苦手なのに、なぜか洋菓子店“アンティーク”のオーナーとなったジニョク。 パティシエに応募してきた自称“魔性のゲイ”ソヌは、高校の卒業式でジニョクに告白してきた相手だった! 可愛い女の子を雇いたくても、ソヌの希望で従業員は男ばかり。 そんな中、街で連続誘拐事件が発生し、ジニョクの幼い頃の記憶が蘇る…。 スイーツ・ミステリー。... [続きを読む]

受信: 2009年4月27日 (月) 16時05分

» ◇『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜』◇ ※ネタバレ有 [〜青いそよ風が吹く街角〜]
2008年:韓国映画、よしながふみ原作、ミン・ギュドン監督。 [続きを読む]

受信: 2009年5月 4日 (月) 01時24分

» アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~ [とりあえず、コメントです]
よしながふみのコミック「西洋骨董洋菓子店」を映像化した韓国作品です。 犯罪の被害者として心に深い傷を負った主人公の過去からの開放をコミカルなタッチで描いていました。 ある日、2年勤めた会社を辞めたジニョク(チュ・ジフン)は、両親にケーキ屋を開くと宣言した。 実はジニョクは甘い物が嫌いでケーキも食べられない。 だが、ある目的を心に秘めて、喫茶も付いているケーキ屋を開きたいと考えたのだ。 開店時間は午後12時から夜中の2時まで。誰もが来店したくなるような店にしたいと思っていた。 自分で物件を決めて準備... [続きを読む]

受信: 2009年5月 4日 (月) 12時40分

» アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜 を観ました。 [My Favorite Things]
日本のコミック×韓国映画の2本目です。 [続きを読む]

受信: 2009年5月 7日 (木) 13時32分

» 『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜』(2008)/韓国 [NiceOne!!]
原題:ANTIQUE監督:ミン・ギュドン原作:よしながふみ出演:チュ・ジフン、キム・ジェウク、ユ・アイン、チェ・ジホ、アンディー・ジレ鑑賞劇場 : 109シネマズ川崎公式サイトはこちら。<Story>甘いものが苦手なジニョク(チュ・ジフン)は、「女性客が多い」と...... [続きを読む]

受信: 2009年5月10日 (日) 07時42分

» 映画 【アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜】 [ミチの雑記帳]
映画館にて「アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜」(@MOVIX京都) よしながふみの漫画「西洋骨董洋菓子店」を韓国で実写映画化。 おはなし:一流企業を辞めたジニョク(チュ・ジフン)は、小さな洋菓子店「アンティーク」を開く。そこに、"魔性のゲイ"の異名を取る一流パティシエ・ソヌ(キム・ジェウク)が加わり、アンティークは評判の店となる。そんなある日、街で連続誘拐事件が発生し・・・。 原作マンガがドラマ、アニメ、映画へと広がりを見せました。 私はテレビドラマを楽しんで見ていたので、どうしても無意識... [続きを読む]

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受信: 2009年8月 6日 (木) 22時45分

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受信: 2010年8月10日 (火) 13時10分

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受信: 2011年5月11日 (水) 14時48分

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