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2009年5月22日 (金)

海の上の君は、いつも笑顔。

Photo_2 『ライフ・オン・ザ・ロングボード』の喜多一郎監督が送る、湘南シリーズ第3弾です。主演は『神様のパズル』や最近では『おと・な・り』に出演していた谷村美月。他にも『ブタがいた教室』の甘利はるな、津田寛治、山本太郎、大杉漣といった面々が脇を固めます。そもそもサーフィンには全く興味がない私は、谷村美月の主演ということだけが鑑賞動機だったり…。

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喜多一郎監督の湘南に対する愛情がとても良く伝わってくる作品でした。サーフィンをテーマにした映画ではなく、湘南地域の日常を切り取ったように感じます。また、タイトルにある、谷村美月さんの元気な笑顔はとても素敵でした。が、如何せん脚本が単純すぎる感が否めません。最初から最後までなにやらずっと一本調子で、観ている方としては喜怒哀楽が非常に出し辛く、それ故どうしてもただの傍観者になってしまいがちでした。

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成瀬汀(谷村美月)は片想いの相手、サーファーの小早川陸(桜田通)に話を合わせるため、自分もサーフィンをやっていると嘘をついてしまいます。事故で無くなった汀の兄・孝治の形見のサーフボードを持ち出しこっそり練習しようとしますが、敢無く波に飲まれ、汀自身は助かったものの、サーフボードはどこかに流されてしまったのでした。そこで汀のサーフボード捜しが始まります。でまあ、本編中ずっと探し続ける訳なんですが…。

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捜す過程で汀は様々な人に出会い、協力を得ます。兄・孝治に初めてサーフィンの面白さ、海の怖さを教えてもらったという女性、そして孝治の友人で茅ヶ崎館の洋一(山本太郎)、中古サーフボード屋・レジェンドの主人(大杉漣)、兄の恋人だった奈津子そして何か訳ありな少女・みなみ。汀はサーフボード捜しに熱中する余り、同級生や顧問に嘘をついて部活をサボったり、学校をサボったりしてしまいます。

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浜辺で出会った少女・みなみは「私もボードを捜してあげる!」といって去っていきましたが、日が暮れかかっても戻ってきません。奈津子を通じてその事実を知った汀はみなみを捜しまわります。無事みなみは見つかるのですが、汀はこの時気付いたのでした。一体自分は何をやってるんだと。いくら兄の形見とはいえボードはボード、友達や先生に嘘をついたり、母親に嘘をついたり、挙句の果てにみなみまで巻き添えにして…。こんなことをしていて死んだ兄が喜ぶはずが無いのです。

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このようにサーフボード捜しを通じた汀の成長を描くと共に、その合間にビーチクリーンの映像を挟み湘南の置かれている現状を見せてくれることも忘れていません。ただちょっとビーチクリーンのシーンが多すぎですね、そこに汀は全く絡んでこないんで、1度ならともかく繰り返されると何か別の意図を感じてしまいますし、ストーリーがそこで寸断されてしまいます。更に言うならば、多くの人と汀の出会いの描き方が浅すぎです。これでは本当にただ会っただけ。大杉漣扮するレジェンドの主人などは、キーマンだっただけにもっと頻繁に登場しても良かったはずです。

谷村美月のファンで彼女が観れれば良いという私の様な人間以外にはお薦めできません。平日とはいえ19時10分開始で3人しか観客がいないのも納得の作品でした。

個人的オススメ度2.5
今日の一言:安い作品です。谷村さんも仕事選びましょう。

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