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2009年5月27日 (水)

夏時間の庭

Photo フランスのオルセー美術館の20周年企画として全面協力を受け制作された作品。フランスらしい豊かな風景の中に描かれた家族の絆はとても温かいものでした。主演は『イングリッシュ・ペイシェント』でオスカー女優となったジェリエット・ビノシュ、長男役のシャルル・ベッリング、『ロルナの祈り』のジェレミー・レニエの3人。数々の本物の美術品が登場する点も見逃せません。
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生きてるってそういうことだから…。

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観ていて胸が熱くなりました。先日私は大切な先輩を亡くしたのですが。その葬儀で先輩の親しい友人が挨拶に立った時の言葉を思わず思い出しました。「○○さんが亡くなったと聞いてとてもショックだったんだけど、それでも私たちは仕事もあるし、お腹も空くし、時には冗談もいうし…。でもそれが今私たちが生きているっていうことで・・・(以下略)」。同じように、この家族にも母の死によって訪れたのは大切な思い出とともにそれぞれの抱える現実でもありました。

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母・エレーヌの75歳の誕生日に久々に実家に集まった3兄弟とその子供たち。中々普段は会えないだけに母も嬉しそう。この時エレーヌは自分の死んだ後のことを考えており、長男のフレデリックにそれを伝えます。即ちそれは自分がずっと守ってきた家や数々の美術品売るようにということでした。美術品や調度品を守って来たのは、それらが自分が愛していた叔父から受け継いだものだから。だからこそ今までその役目を一人で負ってきた訳で、子供たちにまでその役目を負わせることはできない、母はそう考えているようでした。フレデリックは、一応は了解するものの、それは適当に返事をしたといった風です。当たり前ですよね、自分の母親の死んだ後の話なんでしたいはずがありません。

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しかし、誕生日が終わり家族がまた離れ離れになってすぐ、エレーヌは消えるように亡くなります。家族が帰った後の薄暗がりのなかで、一人椅子に座る彼女の姿…、既に自分の死期が近いのを予感していたかのようでした。母の死後、墓の準備をするフレデリック。実家に向かう道の路肩に車を止めて泣き出す彼に涙を誘われます。母の残したこの家と美術品を守りたいというフレデリックの言葉に、次男と長女は反対でした。といっても別にドロドロの遺産相続争いが起こるわけではありません。3人ともできたら守っていきたい気持ちは同じなんです。しかしそれぞれの置かれた現実がそれを許さないのでした。しかももしそれらを相続した場合、莫大な相続税がかかることが解り、結局3人は家と一部の絵を除いてオルセー美術館に寄贈することにします。

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母との思い出がいっぱい詰まった家、調度類、ティーカップや花瓶…。今は亡き母・エレーヌの想いは唯一つ、残された子供や孫たちが幸せに暮らしていけること。そんなことは百も承知ながらも割り切れない想いを抱く長男フレデリック…。母の想いと現実の板挟みになっている彼を見ていると、長男である私は他人事には思えません。いや、誰にとっても他人事であるはずがないんです。登場人物の中で唯一家族ではない家政婦の老女は、何度も無人の家を訪れては、エレーヌとの想い出に浸ります。家族でないことが、厳しい現実と向き合わなくて済み、それ故に純粋に故人を偲ぶことができるというのはいかにも皮肉です。

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全てが片付いた後、フレデリック夫妻はオルセー美術館を訪れました。しかしそこにあったのは母が愛した机や花瓶ではなく、美術品としての机や花瓶でした…。物語の最後、家を売る前にフレデリックの子供たちが友達とともに、祖母の家でパーティーを開きます。何も無くなった家、しかしその雰囲気は変わっていません。ところがそれを打ち破るかのように鳴り響くロックミュージック。「なんてことするんだ!」と誰もが思うでしょう。しかし、フレデリックの長女はそのボーイフレンドに祖母との思い出を話します。「おばあちゃんが、将来私の子供も連れておいでって…。」その言葉に救われました。

生あるものは必ず死ぬ。形あるものはいずれ壊れる。しかし連綿と引き継がれる家族の絆は変わらない。切ないけれども、最後の最後で小さな希望が見える、そんな作品でした。

個人的オススメ度4.0
今日の一言:オルセー美術館で劇中の実物を見てみたいです。

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受信: 2010年8月29日 (日) 22時37分

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