アルマズ・プロジェクト
1998年11月に起きた、ロシアの極秘宇宙ステーションアルマズ号のアクシデントから墜落までを実写映像を交えて見せている。が、脚本担当がいるということは基本的にはフィクションということでしょう。個人的にこの手の胡散臭さ満点の作品は嫌いじゃありません。あくまでもB級セミドキュメンタリーとして鑑賞してきました。
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疲れた!何だかなぁ…
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なるほどこの作品の低評価も無理なしです。この目で観てきて改めてそう感じました。大きく分けて問題点は3つあります。まず何はともあれ一番大きな問題はその画質。そもそも本作は、「宇宙ステーションアルマズ号が墜落した時の残骸の中から回収されたブラックボックスに収録されていた画像を編集したもの。」という触れ込みです。そもそも宇宙ステーションにブラックボックスなんてあるんですね。飛行機の墜落などでは良く聞く言葉なんですが。
いずれにしても、その映像は圧倒的に解像度が足りません。簡単に言うと携帯電話で録画した映像を大型テレビで観ている感じです。そのため、好きとか嫌いとかいう以前の問題として、鑑賞後は非常に目が疲れました。1時間半近くピンボケ映像を観続けたらそりゃそうでしょう。余談ですが、子供の頃にこういう映像をずっと観続けていると目が悪くなるよと親に言われたのを思い出しました。
さて問題点その2。それは何処までが本物の映像で、どこまでがイメージ映像なのか解らないこと。別にドキュメンタリーだからといって、イメージ映像を混ぜてはいけないことはないですし、上手く使えば話によりリアリティがでます。最近では『アライブ -生還者たち-』や『マン・オン・ワイヤー』などが良い例ですね。しかしこの作品は公式サイトでは“ブラックボックスに録画されていた映像を編集した”としか言っていません。
もし本当にそうだとしたら大したものですが、それは記録映像であって映画じゃないですね。人が次々死んでいく記録映像をお金を取って見せるのはあまり良い趣味じゃないです。故に少なくとも私は何処までが本物で何処からが違うのかをハッキリさせて欲しかったですね。そして最後の問題点。コレが一番大きいのですが、煽るだけ煽っておきながら、実はその謎は全く解明されていないこと。
もはやテレビの情報番組と同レベルです。よくありますよね「謎の巨大魚発見!」だとか「今夜解き明かされるUFOの謎!」みたいな番組。謎が解けないならそれはそれで仕方ないですが、その原因が旧ソビエトの秘密主義にあるというなら何を今更です。別にこの問題に限らずソビエト時代から今もって公開されていないことなど山ほどあるでしょうし。ひたすら疲れた割りに満足感は全く無く、徒労感だけが残った作品でした。
個人的オススメ度
2.0
今日の一言:これでお金取るのはある意味反則。
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