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2009年7月23日 (木)

カフェ・ソウル

Photo John-Hoonと斎藤工という日韓の若手俳優のW主演で送るハートフルドラマ。共演は京野ことみ、キム・ドンウク、チェ・ソンミン、チョン・スギョン。監督は『カフェ代官山』の武正晴。京野ことみのシーン以外は全編がソウルのため韓国映画に思われがちだが日本の作品です。製作に『幼獣マメシバ』の伊藤明博と『MW-ムウ-』の久松猛朗の2人も参加している。

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『ケータイ小説家の愛』に続く、人生2度目のプロジェクター上映。それだけで結構不安一杯だったりします。ところが!予想に反して中々面白く鑑賞できました。どうも画面がクリアじゃないのは仕方ないですが…。そもそも『カフェ・ソウル』なんてお洒落なタイトルがついているんで、イメージ的には『アンティーク』のようなお店のお話なのかなと思っていたのが大間違い。むしろ『アンティーク』とは対極に位置する韓国の伝統的なお菓子が食べられる喫茶店を巡るお話でした。

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フリールポライターの井坂(斎藤工)はひょんな事から韓国の伝統的なお菓子屋さんの“牡丹堂”とその主人のサンウ(チェ・ソンミン)と出会い、彼らを取材させてもらうことなります。しかしサンウは立ち退きを迫るヤクザとのいさかいで職人の命の右手を骨折してしまい、お菓子が作れない体に。そこに現れるのが耳の病気でミュージシャンの夢を断たれた次男・サンヒョク(John-Hoon)。彼はサンウに変わりお菓子職人の道を歩み始めるのでした。っとまあ、コッテコテなストーリーです。

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韓国の伝統的なお菓子は初めて見ましたが、個人的には一回食べてみたいなと思うものも。近所のヤンおばさんが食べていたヨモギ餅?は結構美味しそう。お菓子の名前ですが、字幕では例えば“豆餅”というように“餅”と表現されていましたが、見たところ日本のいわゆる餅とは少し違っています。恐らく粉を練るという行為が同じだからだと推測するのですが。ちなみに“豆餅”はこの作品のキーアイテムの一つです。実際どんな味と食感なんだろう?食べたことがある方のコメントお待ちします。(笑)

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さて、韓国は儒教文化で家族の結びつきがとても強いという印象がありますが、この作品の場合はそれに加えて隣近所とのお付き合いだとか、お祖父さんに世話になっただとか、なにやら昔の日本を思い出させるような結びつきが多く描かれています。例えば立ち退きを迫るヤクザのキボン(チャン・ソウォン)が、サンヒョクの作った出来損ないの豆餅を口にして言う「俺はお前のうちの豆餅を食ってでかくなったんだ。」は象徴的なシーン。“お前のうちの豆餅ででかくなった俺からすれば、こんな不味い豆餅なんか食えるか。”と言う訳ですが、立ち退きを迫っておきながら、一方ではハッパをかけるというのが面白いです。

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総じてハートフルなドラマでしたが、腑に落ちないのは、何故か最後は末弟のドッペ(ク・ヌボン)と“牡丹堂”の名前を賭けたお菓子勝負になってしまうという流れ。ドッペはヤクザの親分の出資で洋菓子店“牡丹堂”を開店していたのでした。しかし伝統的なお菓子と洋菓子が対決するというのが意味のある事なのか…。更にその審判がドッペ側のヤクザの親分だけというのが余りに無理のあるストーリーです。韓国の伝統的な食文化の一旦を垣間見れたことは興味深かったのですが、作品そのものとしては詰めの甘さが目だったのでした。

個人的おススメ度3.0
今日の一言:サンヒョクの菓子作りの上達が早すぎる…

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» カフェ・ソウル/John-Hoon、斎藤工 [カノンな日々]
最初にこのタイトルを目にしたときは韓国映画かと思って観に行くつもりになっていたんですけど、監督は『ボーイ・ミーツ・プサン』の武正晴さんなんですね。『宮−Love in Palace−』のジョンフンと日本の斎藤工のW主演でソウルの伝統菓子店を舞台に繰り広げる物語だそうです...... [続きを読む]

受信: 2009年7月22日 (水) 23時01分

» 「カフェ・ソウル」 [てんびんthe LIFE]
「カフェ・ソウル」渋谷シアターTSUTAYAで鑑賞 この作品が作られた目的は何なのだろうか? 言いたかったことは何なのだろうか? はっきりいって「ジョンフンをみせるための作品です。」ときっぱり言い切ったら許しましょう。 それ以外に何が言える? ジョンフンのためにソウルで短期間で撮影しました。 だから最後に入隊前のメッセージも入れました。 ジョンフンと斎藤工のPVなら仕方がないです。 映画としての内容があまりにもお粗末です。 バックパッカーのジュンは何をしに韓国へ行ったのか? ... [続きを読む]

受信: 2009年8月 2日 (日) 09時56分

» 「カフェ・ソウル」 [みんなシネマいいのに!]
 フード・ルポライターがソウルの伝統菓子店の味と店主の人柄に魅了されて取材をする [続きを読む]

受信: 2009年9月12日 (土) 19時43分

» カフェ・ソウル [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
日韓の若手イケメン俳優共演のグルメ系人情ドラマだ。フード・ルポライターの順は、ソウルで取材中に、路地裏にひっそりとたたずむ韓国伝統菓子店「牡丹堂」を発見する。寡黙だが腕の良い店主が一人で切り盛りするその店が気に入った順は取材を申し込むが、牡丹堂は地元のヤ....... [続きを読む]

受信: 2009年10月10日 (土) 21時41分

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