カンナさん大成功です!
鈴木由美子の同名漫画を映画化した作品。超オデブなヒロインが全身整形でスターダムにのし上がっていくラブコメディ。本作は2006年の韓国版で、2008年には日本でも山田優主演で映画化されている。主演はモデル出身のキム・アジュン。共演にチュ・ジンモ。どちらも始めてみる俳優ですがかなりのイケメンに美女!監督は本作が長編2作目となるキム・ヨンファ。
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KLYさん観て大成功です!
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ずっと前から観たかった作品。何で観たかったか…私がお世話になっているかのんさんのブログ「カノンな日々」のタイトルバック画像で初めて見てから、いつか観ようと思っていたのでした。で…観てよかった!KLYさん観て大成功です!超オデブでブスの女の子・カンナ(キム・アジュン)が全身整形で超美人のジェニファーに生まれ変わり、幸せを掴むために頑張るというある意味ベタといえばベタなストーリーですが、私はこういうベタが大好き!しかもまたこのキム・アジュンが凄く可愛い!。劇中でも使われる“ナチュラル美人”はの言葉はまさに彼女のためにあるようなもの。これだけでも観た甲斐があったというものです。
「きれいな女は“ブランド品”、普通の女は“既製品”、あんたは-“返品”よ。」なんて思わず笑ってしまう言われ方をする主人公カンナ。彼女は身長169cmで体重が95kg!でも歌はが上手い彼女はスター歌手・アミの影武者として歌っていました。『ヘアスプレー』のジョン・トラボルタ演じるビッグママの如く特殊メイクで太らせたのがバレバレではあるものの、かなりキテる女の子です…。そんな彼女は密かにプロデューサーのサンジュン(チュ・ジンモ)のことが好きだったのですが、彼の誕生日に招かれた席でアミの嫌がらせから大恥をかかされます。
太っている人の中には、それが物凄いコンプレックスな人がいるのです。私がそうだったから良く解ります。そこを突いて恥をかかせるのはぶっちゃけ“死ね”と言っているに等しい行為。それも大好きな人の前で…。挙句にカンナはサンジュンが影で彼女の悪口を言っているのを聞いてしまいます。あまりのショックに全身整形で文字通り生まれ変わる決意をしたカンナ。そしてカンナは死に新たにジェニファーに生まれ変わる訳ですが、彼女はジェニファーとして再びサンジュに近付く道を選びます。そこにあるのはカンナでなくてジェニファーでもいいから彼に振り向いて欲しいという気持ちと、彼を見返してやりたい気持ちが入り混じったものでした。
しかしサンジュという男はどうなんですか。中途半端な優しさは人を傷つけることがあるのを知らない程子供ではないでしょうに。まだカンナがオデブだったころから、彼女に優しくし、彼女の才能を愛していた彼。カッコイイだけじゃなくて人間の本質がわかるヤツなのかと思いきや、一方ではアミの前ではカンナをけなし、利用しろと命じる…。まさかカンナが自分に好意を抱いていると気付かなかったとでもいうのでしょうか。もうね、こういう男にはイライラします。もっとも役者としてのチュ・ジンモは今まで観た韓流スターのなかでも1.2を争うほどカッコイイと思ったのですが。(笑)
さて、もともと歌の才能はあるカンナ、ジェニファーとしてサンジュに認められ、トントン拍子にデビューが決まり、コンサートを開催するまでになります。そんな中、サンジュの気持ちが段々と彼女に向き始めているのは、観ている私たちはもとよりカンナ自身にも明らか。しかし悲しいかな、サンジュが惹かれたのはジェニファーであってカンナじゃないんですね。このあたりもどかしいカンナの気持ちが良く伝わってきます。既ににこの時のカンナの中には見返してやろうなんて気持ちは無く、かといって今更もう後戻りも出来ない、むしろ後悔の気持ちすら見て取れます。
(このあとネタバレ含む。)
カンナは自分が全身整形した秘密を守るために、病院に入院していた父親の見舞いにも行けず、友達のジョンミンとは折り合いが悪くなり、次第に孤独になっていくのでした。恐らく日本以上に両親に孝行を尽くす韓国のお国柄を考えたら、自分の秘密を守るためとはいえ実の父親を雑に扱うという行為はかなり辛いものだったと思われます。ストーリー的にはこの後、ジェニファーがカンナであることにサンジュは気付くのですが、その為の伏線はいくつもありました。個々には書きませんが、観ているとそれははっきり解ります。
真実が判明した時サンジュは物凄く納得行かないといった素振りをみせるのですが、コレがまた私にしたら腹が立つんですね。大体一流の音楽プロデューサーを自認しているなら、最初にジェニファーが歌った時点で気付けよ!って。そもそも何でカンナが自分を殺してまで全身整形したと思ってるんだ!って思ってしまったりする訳で…。それともサンジュはカンナを好きだった訳ではないけども、自分が原因で全身整形にまで走らせてしまったことがショックだったんでしょうか?私にはそうは観えなかったですが。

ラストシーン、全て真実を語り、今の自分の思いの丈を語るカンナの姿に感動します。そして何より、簡単にサンジュとカンナが結ばれないところがイイ。腹が立ったり笑ったり泣いたり-どっぷり引き込まれてしまった作品でした。ところでキム・アジュンの次回作って決まってないんでしょうか…?
個人的オススメ度
4.0
今日の一言:整形大国韓国には特にピッタリの物語かも。
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