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2009年8月14日 (金)

童貞放浪記

Photo 小野谷敦の同名小説の映画化。主演は『グーグーだって猫である』『蟹工船』にも出演していた山本浩司。共演はグラビアアイドル出身で公称92cm・Iカップのバストを持つ神楽坂恵。監督は『AKIBA』の小沼雄一…といってもこの監督のことは初めて聞きました。30代童貞の大学講師は果たして無事童貞を捨てられるんでしょうか。ある種男の切実な願いを描いた作品です。

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気持ちは解るがそれじゃダメだな…

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映画を観ていてこんなにドキドキして他人の目が気になることもそうはありません。予告編を観た時から、童貞喪失に挑戦する話なのは知っていましたが、その昔の『パンツの穴』や『毎度お騒がせします』的な軽いエッチ物だと思っていました。しかしそこは流石ヒューマントラストシネマ、そんな軽い内容の作品はかからないわけで。本作は30歳の男が童貞を捨てたいという真剣な悩みをユーモアをこめて描いたヒューマンドラマです。

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さて何から書こう…。やっぱり強烈な印象を残したのは北島萌を演じた神楽坂恵のヌードでしょうね。昔雑誌でよく見かけたころは、よくいる巨乳アイドルでしかありませんでしたが、本作では公称92cm・Iカップと言われるバストを惜しげもなく露にしてくれます。このバストが思っていたよりずっと綺麗でした。重力に負けず、張りがあり、薄いピンクの乳首、そのバストを金井淳役を演じる山本浩司の手がゆっくりと揉むシーン、ひたすら柔らかそうで正直そそられます。と同時に普通の劇場でこの作品を観ているのがいけないことのように感じました。

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…と、私の拙い文章でも、ベッドシーンが結構エロティックなのはご想像頂けるのではないでしょうか。さて、物語は30歳にもなって童貞の大学講師・金井淳が東大の後輩・北島萌と再会し、彼女のことを好きになるところから始まります。何とか告白する金井ですが、何とその時に彼女の口からアメリカに彼氏がいて、もうすぐその彼氏のいるアメリカに留学すると聞かされるのでした。金井は彼女が留学する前に、1回でいいから彼女とSEXしたいと悶々とした毎日を送ります。

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コレを聞いて世の女性は笑うなかれ。一般的な男性諸氏なら、この気持ちは解るハズです。正直言って男性は惚れた女性とSEXするために必死になってあの手この手で気を引こうとする、いやこれは人間の男性というよりオスの本能なのだから仕方ないんです。まして30年間童貞の男の前に現れたのがグラビアアイドル級の女性なら尚更のことですね。しかも彼女は大学の後輩。普段は自分に自信が無い金井といえども相手が後輩の女性ならば多少は強気になれる…。この辺の微妙な心理描写がこの2人の関係にリアリティを与えます。

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実は劇中金井には2回童貞を捨てるチャンスが来ます。しかし1回目はそのタイミングで萌に生理が来てしまいアウト。「そっかぁ。生理かぁ。じゃあ仕方ないよね。うん。」と自分を納得させるセリフ、解るぞその気持ち!そして2回目のチャンス、いよいよと思われるも、初めてSEXする時には男女問わず緊張するもの。人によっては上手くできなくても仕方ありません。結局2度のチャンスを活かせなかった金井は、この後萌に何度もデートを申し込むも、目的がSEXと合っては彼女が引いてしまうのも無理もありません。

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萌はアメリカの彼と金井の間で心が揺れていました。それは観ていてわかります。しかし彼女と上手く出来なかった金井は彼女の心を繋ぎとめておけませんでした。女性からしたらSEXが上手くできたかどうかなんてことより、どれだけ自分の心を満たしてくれるかのほうが重要な訳で。アメリカに渡った萌に手紙を書く金井。その文面には次の機会には絶対失敗しないようにあらゆる努力をしておきますとありました。いかにも東大卒で論理思考の持ち主の彼らしいのですが、そういうことじゃないですよね。

私が男性なんで男性目線で書いてきましたが、女性で観る方がいたら是非感想を聞いてみたいです。性という人間の本能的な部分を扱っているだけに、誰しも思うところがある作品でしょう。

個人的オススメ度3.5
今日の一言:萌クラスとのチャンスなどそうそうないのだ!

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