劇場版ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合!オモチャの国で大決戦だコロン!
大人気テレビアニメ「ヤッターマン」。昨年一月から始まったリメイクのテレビシリーズが日本テレビ系列で大人気放映中。そのリメイクシリーズの映画版が本作。トイトイ王国を舞台にタイトルどおりヤッターメカが大集合し、果ては敵にもヤッターワンが登場するという、ファン垂涎のストーリーです。基本的にTV版のスタッフの手による制作で、中でもオリジナル版の監督・笹川ひろしは今回は総監督を務めている。
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リメイクしたテレビシリーズは観ていないのですが、ヤッターメカ大集合と聞いて、居てもたってもいられず劇場に行ってきました。基本的にタイムボカンシリーズのTV放送ではメインのメカ以外は殆ど観れないのがこれまでで、「タイボカン」でもメインではない“クワガッタン”や“ドタバッタン”はあまり観られなかったものです。とはいっても今はDVDがありますからいつでも観れるんですけどね。基本的にTV放送を見逃したら観れなくなる世代に夢中になっていた者としては血が騒いだということで。(笑)


さて、オープニングからすぐにもうドロンボー一味が登場しヤッターワンとの戦いに突入です。恒例のビックリドッキリメカも登場し、いうなればTV版のクライマックスからスタートの状態。しょっぱなからアクセル全開だなぁなんて思いきや、実はこれがそうじゃなかった!そもそも今回の真の敵はドロンボー一味じゃなかったんですね。舞台となるのはトイトイ王国。この王国乗っ取りを目論むパ・ズール大臣が今回の敵なのでした。あ、ドロンボー一味ファンもご安心を、しっかり彼らの見せ場は用意されています。恒例のドロンボー一味の歌もありますしね。


実はヤッターマンたちがトイトイ王国に向かったのは、ヤッターマン1号・ガンちゃん両親が王国に招かれていたから。そして同じタイミングで何故かドロンボーたちも王国に招かれます。招いたのはパ・ズール大臣。なにやらきな臭い匂いが…と思いきやここで登場するのが全身真っ黒の“ヤッターワンゼロ”。主な武器が放水などの“ヤッターワン”と異なり、強力な武器を搭載した戦闘用メカなのでした。主人公と全く同じメカで善悪裏表という設定はそれだけで盛り上がること決定です。でも当然初対決ではヤッターワンはボッコボコにやられるんですけどね。

で、当然のごとくリベンジに向かう訳ですがそこから本作のクライマックスへの序章。お目当てのヤッターメカ大集合が見られます。巨大な“ヤッタージンベエ”、主役の“ヤッターワン”、“ヤッターペリカン”、“ヤッタードラゴン”、“ヤッターモグラ”、“ヤッターアンコウ”、“ヤッターコング”、そして現地では“ヤッターココング”も合流です。いやぁ壮観壮観!個人的には“ヤッターモグラ”のぼそぼそっとして、俳優で言うと佐藤二朗さん風の喋りが堪らなく好きだったりします。とはいってもこれらのメカ全てを山寺宏一さん一人で演じ分けているのですから大したものです。


最終的にヤッターワンゼロと再戦するヤッターワン。実は前回負けたのはあるパーツが足りなかったからなのでした。それを取り戻したヤッターワンが負けるはずがありません。見事ゼロにリベンジを果たします。しかし王国乗っ取りの失敗を悟ったパ・ズール大臣は狂気に駆られてとある行動にでます。それを止められるのはヤッターワンしかいない!と、その時破壊されたヤッターワンゼロとヤッターワンが光に包まれ…ヤッターキング登場ぉぉ!


正直劇場は空いてました。それをいいことにど真ん中の超良席で広々鑑賞、周りは少しばかりの親子連れのなかで、一人興奮しまくるオヤジ。傍から見たらお前がヤバイって感じではありますが、この胸の高鳴りは押さえられないのです。単純なストーリー故になるべく細かい部分は書いていません。しかし、ガンちゃん親子、王国のブリキン王とプラモン王子の親子の絆をテーマに、おなじみの小ネタも満載。ファン必見の一作です。
個人的おススメ度3.5
今日の一言:ドロンジョ様の素顔が公開されましたね~
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