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2009年9月14日 (月)

しんぼる

Photo 人気芸人・松本人志の監督第2作。監督・企画・脚本・主演の一人四役をこなす。『南の島のフリムン』でチーフプロデューサーを務めた岡本昭彦がプロデューサー。不思議な部屋にパジャマ姿で閉じ込められた男とメキシコのプロレスラーの様子がパラレルで描き出される。この2つがどう結びつくのかが見もの。あまり評判の良くなかった前作『大日本人』でしたが本作はどうなんでしょうか。
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『大日本人』は未見です。なんだかあまり芳しい評判を聞かなかったのと、事前にマスコミにも一切秘密にしていたスタンスがいま一つ嫌だったんですね。でもまあ、あの松本人志の作品、1つ位は観ておかねばってな訳で鑑賞です。さて、これが何と言うか…微妙。これが松本テイストだと言われれば、なるほど確かにそんな感じはします。個人的にはアリな作品ですけども、一般的におススメは出来ないですね。そもそも松本人志ですから、一般人的常識をベースとした基準で彼の作品を計ることはあまり意味がないことなのかもしれません。というより作り手側も観たい人だけ見てくれれば良いってスタンスだと思います。さて今回はネタバレ気味に書きます。ばらしても多分良く解らないと思いますので…。(苦笑)

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今時の作品としては93分間という短さでしたが、これが非常に長く感じられ退屈。物語?というかいきなり始まる画面はメキシコ。このルチャリブレの本場で登場するのは覆面ルチャドールのエスカルゴマン。ここから彼が自宅から試合会場へと向かい試合をする様子が淡々と描かれます。一方、何もない白い壁に囲まれた部屋に閉じ込められた男(松本人志)が壁にぽつんと出ている男性の“しんぼる”を押すと突如として現れるのが天使の大群。しかし天使は暫くすると壁に吸い込まれるように消え、あとには無数の“しんぼる”だけが残されるのでした。ちなみにこのパートは何のことかはよく解りませんが修行編らしいです

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ともかく、スクリーンにはメキシコのエスカルゴマンの様子と白い部屋の男の様子が交互に映し出されます。はっきり言ってエスカルゴマンの様子は全く面白くもなんともなくどうでもいい状態。従って必然的に目は閉じ込められた男の方に向きます。男がが部屋の壁の“しんぼる”を押すと妙な声と共に何かが起こるのでした。盆栽が出てきたり、寿司が出てきたり、怪しげな黒人が出てきたり…。これが面白いかどうかは別にして、少なくとも次に押したら何が出てくるのかという興味だけはそそられます。もっとも地味に松本人志のノリツッコミに“ぷっ”となるところも一応あるんですが。そして男がとある“しんぼる”を押すと壁が動き扉が現れる、そこから話も動き始めます。

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もちろん単純に脱出は出来ないのですが、どうもある一定の順番で複数の“しんぼる”を押さなければ成らないらしい。その工夫の過程は見ていて一緒にパズルを解いている感じとでもいうのでしょうか、嫌いじゃないです。ただ、あからさまに間違えて「それじゃないだろ!」ってのを押すのはイラッときますが。(苦笑)何はともあれ脱出すると続いて実践編へと進みます。例によって現れる天使の大群は明らかに子供の天使から成長している容姿。だけれども“しんぼる”の見た目は変わらないんだなぁなどと考えてみたり。ここで初めて現実のメキシコの様子と男の世界がリンクし始めます。男が“しんぼる”を押すと今度は現実世界で何かが起こるのでした。

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最終的には未来編まで話は進むものの、そこでの様子は描かれていません。早い話が“しんぼる”を押すと何かが起こる。→最初は自分の世界で練習。→実際の世界で実践。という流れなんですね。「天使のいたずら」なんて言葉も思い出しましたが、冷静に観ていると「天使にいたずら」だったりする訳で。ともあれ天使を使って何かを起こすってことは男は神なんでしょうか?ってことはこの作品は神が成長する様子を描いたってことなのでしょうか?最後の登場する巨大な“しんぼる”。あれは押したら何かとてつもなく悪いことが起こりそうです。

個人的おススメ度2.0
今日の一言:良くも悪くも松本人志。ちょっと独りよがりがすぎるか。

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