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2009年10月 2日 (金)

妻が結婚した/아내가 결혼했다

Photo 韓国の同名ベストセラー小説を映画化。夫を愛している妻が、別の男性も愛してしまい結婚するというラブコメディ。主演は『私の頭の中の消しゴム』のソン・イェジン。共演に『プラハの恋人』のキム・ジュヒョク。監督はチョン・ユンス。いずれの俳優も監督も全くの初見ですが、単純にタイトルに惹かれての鑑賞です。


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優先すべきはプライドか愛情か?

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これはラブコメディーなんでしょうか。というよりラブコメディーとして観ないと少々つらいものがあります。いずれにしてもかなり好き嫌いが分かれる…というよりは、かなり受け止め方が多様になるのは間違いない作品。少々つらいと書きましたが、面白くないという意味ではありません。主人公のイナ(ソン・イェジン)の恋愛や結婚に対するあまりにも自由奔放な考え方は、真面目に受け止めてしまうと私のような人間には釈然としないようなモヤモヤが残ってしまうのです。韓国ではヒットしたらしいですが、むしろ日本より人間関係に厳しい韓国でこれが受け入れられたのは不思議。

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ドックン(キム・ジュヒョク)は特段もてる訳でもない普通のサラリーマン。彼の勤める会社にフリーのプログラマーとして勤務していたのがイナでした。このイナ可愛らしくて頭が良くて会社の男共の憧れ。その彼女とたまたま町で出会い、お互いにサッカー好きということで意気投合、その日のうちに結ばれて晴れて付き合い始めるというのが序盤のストーリー。イナ役のキム・ジュヒョクがまた凄く可愛い!というかそのまま私好み。そしてそれ故に、この後延々と続くドックンの心理描写はまさに自分に置き換えてそのまま自分の気持ちとして受け止めてしまったのでした。最初に書いた辛いというのは実はこういう意味です。

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ドックンはイナにゾッコンでした。美貌も性格も体の相性も…。しかし彼女は元々自由人。自分だけを見て欲しいドックンが多少ウザクなってきたのでしょうか、他の男と浮気してしまいます。もっとも彼女にしてみたら浮気なんて概念ではない訳ですが。気に入った男とお酒を飲んでSEXをした、ただそれだけ。怒ったドックンは別れるのですが、その表情には未練がありあり。で、当然私も未練ありあり。であれば至極当然のことながら、やり直そうと持ちかける訳です。もちろん彼の方から…。まずここで「ふざけんな、そんな女とっとと捨てろ!」とか、「情けない男ね、そんなんだから浮気されんのよ。」って思う方もいるハズ。

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解ります。でもね、そんなにもてる訳でもない普通の30男が、アレだけの女性をゲットしたら、そんなに簡単に別れられませんよ…。とりあえずこの一連のシークエンスはイナという女性の本質を見せてくれているのです。さてドックン、ならば結婚してしまえば彼女だって浮気はしないだろうと考えます。鋭いですね。そもそも結婚とは何かと言えば「お互いをお互いのモノにする契約」ですから。最初は嫌がっていたイナも日韓ワールドカップの「テーハミングッ!」の興奮のさなかにプロポーズされ、ドックンと結婚します。で、実は話の本題はここからだったり。

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結婚後しばらくはドックンの望み通りの幸せな生活。しかし彼女が単身赴任することになって話が一挙大転回。単身赴任先で好きな男が出来た彼女は、ドックンに「彼と結婚する。」と告白するのです。しかしドックンと別れるつもりはないし、ドックンのことは愛しているんだとか。激怒する、と言うより意味が解らないドックン。そりゃ当たり前ですよね。またこの時のイナがけろっとした顔で全く悪びれることなく「何でそんなに怒るの?」なんて言っちゃったりするもんだから大変。彼女曰く愛を分けるのではなく愛が2倍になるんだとか…。これは無理。私も理解不能です。平日は向こうの彼と暮らし、週末はドックンとくらすと無邪気にイナは言いますが、そんなこと認めるわけにいきません。

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自分の愛する妻が、他の男と生活しているだけでも怒り心頭なのに、ましてその男に抱かれているとなれば、これはドックンにしたら発狂ものです。というか私も言い知れぬ気分の悪さを感じました。当然ここでも「そんな女とはとっとと別れろ。」とか「彼女のような結婚スタイルもいいよね。」とか思う方はいるでしょう。私はどちらかというと前者です。そして事実ドックンも離婚届に判を押します。でも期待通りというか、予想通りというか離婚はしないのですね。何度も書きますが、惚れた男の弱みとはこんなものです。時として男のプライドよりも愛情の方が上回ることだってあるんです。モテル男にしてみたら、一人の女にしがみつくみっともない男に見えるかもしれないですが、好きなものは仕方が無い…。

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で、イナの妊娠で物語はいよいよ最終章へ。ドックンは当然お腹の子の父親は自分なのか気になります。イナは「どちらにしても私の子よ。」とか「自分の子じゃないと愛せないの?」なんて言いますが、いくらなんでもこれは言いすぎですね。男が多くの女性とSEXをしたがるのは自分の遺伝子を残したいからだと言います。愛せるか否かではなく本能的に自分の子供かどうか気にならない方が人として自然の摂理に反するものでしょう。結論はあえて書かないことにします。ですが、ここまで紹介してきた流れで既に不愉快な思いをしているのでしたら、この作品は観ない方が良いです。私?私はドックンと同じでした。不愉快で腹立たしいですがイナ(ソン・イェジン)のことが好きで別れられないです…。

個人的おススメ度2.5
今日の一言:ソン・イェジンのベッドシーンにドキドキ♪

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» 「妻が結婚した」 [てんびんthe LIFE]
「妻が結婚した」新宿バルト9で鑑賞 昨年韓国公開時にとても評判になっていて現地で見たいと思っていましたが、時間がなくてあきらめて帰ってきました。 ソン・イェジンが脱清純派ということだったらしいですが、雨にぬれたシーンでかなりきわどいところがあるとかないとか。 まあ、それを見たあとでいえば、「あ、このシーンね」ぐらいの影武者かもしれないシーンだったんですが、多少セクシーで珍しいシーンではありますが、すごいわけではなかった。 それは映画の中だからあり得ることで、実際だったら、頭おかしいと思わ... [続きを読む]

受信: 2009年10月 2日 (金) 23時12分

» ◇『妻が結婚した』◇ ※ネタバレ有 [〜青いそよ風が吹く街角〜]
2008年:韓国映画、チョン・ユンス監督、ソン・イェジン主演。 [続きを読む]

受信: 2009年10月29日 (木) 01時03分

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