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2009年11月 1日 (日)

母なる証明/마더

Photo 『殺人の追憶』、『グエムル -漢江の怪物-』のポン・ジュノ監督が送るサスペンスミステリー。主演は“韓国の母”と呼ばれる国民的女優キム・ヘジャ。そして共演に5年ぶりに兵役から復帰したウォンビンが出演。殺人の罪を着せられた知的障害を持つ息子を助けるために、狂気ともとれる母の愛で真犯人を捜す姿を鋭く描いた作品だ。原案・脚本もポン・ジュノ監督が務めている。
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映画史に残る秀逸なラストシーン

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ポン・ジュノ監督がまた傑作を世に生み出したようです。『殺人の追憶』とはまた違った意味で、人間の内に秘めた狂気を見事に描き出した作品でした。誰しもまず驚くであろう冒頭のシーン、一面の野原で母が音楽に合わせて踊り狂う様子は、一見奇抜で何事かと思うものの、ラストまで観る事で見事に納得できる演出になっています。監督はこのシーンで「観客に宣戦布告したい」と思ったそうですが、確かに挑戦的でかつたった1シーンでこの女のもつ狂気を表現してしまうとは流石としかいいようがありません。

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さて、実は物語は極々シンプル。知的障害を持つ男トジュン(ウォンビン)が女子高生殺害の罪で警察に捕まり、母(キム・ヘジャン)がそれを助けるために東奔西走するというもの。5年ぶりのスクリーンとなるウォンビンでしたが、あの透き通るようなつぶらな瞳は健在でした。しかし、今回はその美しい瞳が、知的障害をもつトジュンの純粋さを表しつつ、それ故に本当に彼が殺人犯なのかという疑問を観客に投げかける役割をしています。いずれにしても、ちょっとアイドル的だった以前よりもずっと人間味を増した俳優になって戻ってきてくれました。

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とはいえ、そのウォンビンの存在感すら凌駕するのが母役のキム・ヘジャ。何たる存在感なのか。彼女が演じる母の息子に対する愛情は、いわゆる“母の愛”だとか“母性”といったものを超越しています。それは“狂気の愛”に他なりません。トジュンの方も体こそ大人ですが、未だに母と一緒の布団で寝ています。布団に潜り込みその手が母の乳房に伸びる様子は、普通に“男の子”のそれでした。ただし母の狂気は最初からそうだったわけではありません。最初は過保護的愛情と言っても良いものでした。

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例えば、食事の際に朝鮮人参で精を付けさせる母に「精をつけたらナミと寝る。」と無邪気に語るトジュン。そんなトジュンが立小便をしている時に股間を覗き込む母。彼が逮捕され、犯人だと疑ったジンテ(チン・グ)の家に忍び込んだ時、彼とナミのSEXを覗き見る母の目にはナミに対するライバル心のようなものが感じられ、またある種の近親相姦的な想いすら感じられました。この母の愛が狂気に変わるきっかけは殺された少女の携帯電話でした。これを手に入れるために母は、嫌っていたジンテをお金で雇って人を痛めつけて情報を得るのです。

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一旦垣根を越えてしまったら、後はもう転がるように狂気への道を突き進む母。もちろん根底にあるのは何としてもトジュンを助けるというその一念のみ。それにしても韓国の警察は罪作りな組織です。『殺人の追憶』でもそうでしたが、ろくに調べもせず乏しい物証でいきなり逮捕。それだけならまだしも「この事件は終わった。」って…。ポン・ジュノ監督の警察に対する批判的な描き方をみていると、監督自身も警察を信用していないのかとすら思ってしまいます。(苦笑)

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(ここからネタバレ含む。)
エスカレートしていく母の狂気を目の当たりにしていると、最終的に彼女が犯してしまう殺人も驚くには値しません。トジュンの無実のために狂気の道を突き進んできた彼女にとって、そのトジュンが犯人だという証言など到底受け入れられるわけもなく。男の頭を何度も工具で殴りつける母の顔に飛び散る血の凄惨さ、その様子は子供を守るために命をかける野生の獣の母のようでした。そう考えると、最初に息子の性を過保護的に見守る様子は、母の中にいる“獣の雌”を暗示していたのかもしれません。

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最終的に火をかけてその場を立ち去る母、丘陵を登り林の中を抜けると、そこは冒頭の野原でした。何という仕掛け!ところがこの後、真犯人が捕まりトジュンは釈放されます。やっと戻ってきた母とトジュンの2人だけの日常。しかし見ている私たちや、母からすると何が真実なのかは解りません。このあたり『殺人の追憶』と同様のやるせなさはポン・ジュノ監督ならではでしょうか。ただし、本作ではさらに後がありました。強烈な印象をもって迫ってくるラストシーンはとてつもなく秀逸です。

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辛いことや悲しいことを忘れさせてくれる太もものツボを刺し踊り狂う母親の、例え何がどうあろうと、トジュンのためには決して揺らがない“母の愛”、このなんと強烈なことか。この愛の前では殺人に悩む自身の良心すらちっぽけなものなのでしょう。時には狂気に走りながらも余りに純粋なその愛に胸打たれずにはいられませんでした。

個人的おススメ度4.5
今日の一言:この手の作品は人に勧め難いですね…

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受信: 2009年11月 4日 (水) 23時12分

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受信: 2009年11月 6日 (金) 00時20分

» 「母なる証明」 [お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法 ]
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受信: 2009年11月 6日 (金) 01時25分

» 「母なる証明」 [ひきばっちの映画でどうだ!!]
                              「母なる証明」 新宿バルト9にて。 平日の昼間だというのに、何であんなに混んでいたのでせうか・・・? 13時の上映に余裕で間に合ったのに、座席がほぼ満席・・(T_T)。 最前列はイヤだったので、しぶしぶ次の回の座席を予約・・。 おそらくこの混み具合は、「This Is It」の波及効果だと思われますな。 しかたなく新宿をぶらついた私でした・・。 それはさておき、「母なる証明」。韓国映画であります。 「チェイサー」といい、最近の... [続きを読む]

受信: 2009年11月 6日 (金) 03時56分

» 『母なる証明』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「母なる証明」□監督・脚本 ポン・ジュノ □脚本 パク・ウンキョ □キャスト キム・ヘジャ、ウォンビン、チン・グ、ユン・ジェムン、チョン・ミソン■鑑賞日 10月31日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)<感想> ウォンビンが帰って来た。 おそらく彼をスクリーンで観たのは『マイ・ブラザー』以来だろうか・・・。 彼自身が選んだ復帰第一弾のこの作品、『ブラザー・フッド』もそうだったと記憶するが、 兄弟愛であ... [続きを読む]

受信: 2009年11月 6日 (金) 12時22分

» 母なる証明 [七海見理オフィシャルブログ『映画評価”お前、僕に釣られてみる?”』Powered by Ameba]
殺人事件の容疑者となった息子を救うため、 真犯人を追う母親の姿を極限まで描く、 ヒューマン・ミステリー 永遠に失われることのない母と子の絆。 すべての“謎”の先に“人間の真実”が明かされる。... [続きを読む]

受信: 2009年11月 7日 (土) 01時56分

» 『母なる証明』の痛覚 [Days of Books, Films ]
『母なる証明(原題:マザー)』の最初のシーンと最後のシーンで、母(キム・ヘジャ) [続きを読む]

受信: 2009年11月 9日 (月) 15時12分

» イ・ビョンホンら、韓流スター4人が日本に集結するワケ [ネット社会、その光と影を追うー ]
12月、韓国を代表するスター4人が日本に集結する。 [続きを読む]

受信: 2009年11月 9日 (月) 19時00分

» 母なる証明 [映画通の部屋]
「母なる証明」 製作:2009年、韓国 129分 PG-12指定 監督、原案:ポ [続きを読む]

受信: 2009年11月 9日 (月) 19時18分

» 『母なる証明』(2009)/韓国 [NiceOne!!]
原題:MOTHER監督・原案・脚本:ポン・ジュノ出演:キム・ヘジャ、ウォンビン、チン・グ、ユン・ジェムン、チョン・ミソン公式サイトはこちら。<Story>漢方薬店で働く母(キム・ヘジャ)は、早くに夫を亡くして以来、子供の心を持ったまま純粋無垢に育った一人息子...... [続きを読む]

受信: 2009年11月 9日 (月) 22時41分

» 【母なる証明】 [日々のつぶやき]
監督:ポン・ジュノ 出演:ウォンビン、キム・ヘジャ、チョン・ミソン 永遠に失われることのない母と子の絆。  すべての謎の先に人間の真実が明かされる。 「小さな街で漢方の仕事をする母は二人暮しの息子トジュンを溺愛していた。 ある日、トジュンが女子... [続きを読む]

受信: 2009年11月10日 (火) 17時36分

» 暴走する母性、母なる証明 [オヤジの映画の見方]
母なる証明は久しぶりにガツンと来た映画だ。息子に対する無償の愛が、殺人を招いてしまうほどに深いこの母親の姿はあまりに痛々しく残酷な結末をもたらす。 [続きを読む]

受信: 2009年11月12日 (木) 15時16分

» 母なる証明 [風に吹かれて]
母の行動に あなたのジャッジは?公式サイト http://www.hahanaru.jp  監督:  [続きを読む]

受信: 2009年11月14日 (土) 13時23分

» 映画「母なる証明」 [おそらく見聞録]
監督:ポン・ジュノ(天才ですね。最近、虜になってしまいました) 出演:キム・ヘジャ(韓国の母と呼ばれているらしい)ウォンビン(美男子過ぎてビビる) 出演:チン・グ(ボンクラ役最高に良かったです)ユン・ジェムン チョン・ミソン  静かな街で起こった凄惨な殺... [続きを読む]

受信: 2009年11月22日 (日) 12時46分

» 母なる証明 [Men @ Work]
2009年の韓国映画、「母なる証明」(監督:ポン・ジュノ)です。シネマライズで鑑賞しました。 この作品、先日お会いして少し隣で呑んだ寺脇研さんが絶賛されているのをブログ記事で読んで(とは言っても、読んだのは一言コメントだけですが)モーレツに観たくなり、一緒に行く友人を強引に説得して(笑)行ってきた次第です。ええ、そこまでした価値がありましたね。あまりにも素晴らしい作品でした。 上映中、日本なら「モンスターペアレント」と揶揄されてしまいそうなトジュンの母親・ヘジャの行動の数々に、「自分の母ならどう振... [続きを読む]

受信: 2009年11月25日 (水) 02時20分

» 母なる証明 [映画的・絵画的・音楽的]
 「母なる証明」を渋谷のシネマライズで見てきました。  韓国映画については敬遠気味で、今年は「悲夢」に次いで2作目にすぎません。とはいえ、評判がかなりいいので、これぐらいは見ておこうと思ったわけです。  映画の冒頭は、草原に年配の女性が遠くから歩いてやってきて、手を振りかざしながらゆっくりと回りながら踊る場面、次いで、その女性が漢方薬を作っている店の前で息子トジュンが車にはねられる場面となり、繋がりがよくわからないながら韓国映画特有のどぎつい内容になっているな、とは思ったものの、次第に映画の中に... [続きを読む]

受信: 2009年11月25日 (水) 05時37分

» 母なる証明 [~映画盛り沢山~]
シネマライズで観てきました もうとにかくこの映画は気持ち悪い狂ってるw こうやって書くとなんかあまり良さそうな印象は受けないかもしれないけど、ホントにこの気持ち悪くて狂った感じがとてもいい ちょっと脳の成長が遅れてしまっている息子トジュンを演じたウォンビンの演技もさることながら、やはり母親役のキム・ヘジャの演技がヤバかったです 息子を一途に思い続ける母親の行き過ぎた愛情が狂気となって表れていた それだけではなく冒頭と最後に母親が踊るんですが、これがまた気持ち悪いのなんのって... [続きを読む]

受信: 2009年12月 2日 (水) 12時02分

» 「母なる証明」新宿武蔵野館にて鑑賞 [流れ流れて八丈島]
土日祝日に新宿とかの繁華街に出かけると、あまりの人の多さにゲンナリしちゃいますなので今日みたいな平日の休みは、僕にとっては大チャンスです夜は新宿の東京厚生年金会館で試写会があるので、休みの日にしては早起きして、昼から新宿に出ましたまずは、新宿武蔵野館で...... [続きを読む]

受信: 2009年12月 9日 (水) 00時43分

» 「母なる証明」貧困という恨を突きつける [再出発日記]
昨日の記事の「ハピネス」のホ・ジノもそうだが、韓国の実力派監督の作品は基本的に見逃すべきではないということを肝に銘じよう。「殺人の追憶」「グムエル 漢江の怪物」のポン・ジュノ監督の作品である。監督・原案・脚本:ポン・ジュノ出演:キム・ヘジャ、ウォンビン...... [続きを読む]

受信: 2009年12月30日 (水) 23時30分

» 母なる証明 [ダイターンクラッシュ!!]
2010年1月5日(火) 20:30~ シネカノン有楽町 料金:1000円(八重洲の金券屋で前売りを購入。上映終了前の安売り) パンフレット:700円(買っていない) 『母なる証明』公式サイト 韓国映画らしい。 ベタなラブストーリー(「猟奇的な彼女」など)と対極にあるスッキリしないちょっと不快な作品。この監督の「殺人の追憶」をはじめ「スカーレット・レター」とか「親切なクムジャさん」とか「チェイサー」とか。 「無実の罪を着せられた息子の危機を救う母の話」と上辺で感動的なものと判断して観ると、唖然... [続きを読む]

受信: 2010年1月 6日 (水) 11時15分

» 母なる証明 [監督:ポン・ジュノ] [自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ]
必見の傑作である。 緻密に練り上げられた脚本による見事なミステリー、ペットボトル1本で緊迫の場面を作り上げる抜群のサスペンス演出、過剰の一歩手前で踏みとどまるバイオレンス、そしてそれらを「母なるもの」という主題にまとめ上げる哲学性など、どこをとっても世界最高レベルの手腕と言わねばなるまい。... [続きを読む]

受信: 2010年1月29日 (金) 00時46分

» 母なる証明 [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」で世界の注目を浴びたポン・ジュノ監督が、殺人の罪を着せられた息子を救うため奔走する母親の姿を通じて、母と子の究極の愛を描く。 TV「宮/Love in palace」のキム・ヘジャと、5年ぶりに俳優業に復帰した「マイ・ブラザー」の...... [続きを読む]

受信: 2010年1月29日 (金) 19時03分

» 母なる証明 [元レンタルビデオ屋店長の映画感想]
オフィシャルサイト 「殺人の追憶」「グエムル -漢江の怪物-」のポン・ジュノ監督がとある寒村を舞台に、息子の無実を信じてたった一人で真犯人探しに奔走する母親の執念の姿をスリリングに描き出した衝撃のヒューマン・サスペンス・ミステリー。息子役には兵役後の復帰... [続きを読む]

受信: 2010年2月21日 (日) 04時53分

» 母なる証明 [ル・ポネ101]
この間の水曜日に行ってきました。 映画「母なる証明」 韓国映画デス。 宣伝を見た時に、 無実の罪で捕まった息子の「無実」を証明するために翻弄する母 の映画だと思ってました。 女学生殺しの犯人・・・ 「ムムム! 誰なんだろ?犯人」 その犯人の謎解き物語かと思い なんとなく見に行きました。 が 単なる謎解き物語ではなかった! 凄かった! ある意味新しい映画だと思います。 裏の裏のそのまた裏をかかされた映画でした。 この映画は ポン・ジュノ監督作品で 母をキム... [続きを読む]

受信: 2010年2月27日 (土) 21時58分

» 『母なる証明』母子の絆、息子への無償の愛 [映画をもっと楽しく![シネマポスト]]
映画の評価(5点満点) ★★★★★ プアーです。あのポン・ジュノ監督の映画『母なる証明』がなんと地元で急遽公開。 1800円という大枚をはたいて緊急鑑賞。もしキリストに会えるとしたら、あなた1800円を惜しむだろうか? たった1800円で奇跡に遭遇できるかもしれないと、そんな期待を胸に映画館に向かったわけであるが、内容はなかなかすごかった。ちなみに僕が映画館で1800円をフルに支払った映画はこれが2作目だ。僕が『母なる証明』にどれだけ期待してるか、理解できよう。 本作の内容はお母さんが息子の無実を晴... [続きを読む]

受信: 2010年3月13日 (土) 13時41分

» 『母なる証明』:実は・・・という映画ではあいますまいか @ロードショウ・一般劇場 [りゃんひさのMyBlog:映画レビューなど]
2009年のベストテンの1本に挙げられることの多いこの映画、遅ればせながら、劇場で鑑賞しました。 監督のポン・ジュノとは、あまり相性がよくなくて、評判だった『殺人の追憶』も、「演出はすごいが、なんだか間抜けな話だなぁ」なんて思ったものでした。 ですので、そんな、りゃんひさの感性ですので、この映画も観終わった直後の感想は、「演出はすごいが、なんだか、胡散臭さがつきまとうなぁ」と思いました。 ですが、しばらくして思い返すと、この映画、実は・・・と思った次第です。... [続きを読む]

受信: 2010年3月13日 (土) 17時23分

» 母なる証明 [ケントのたそがれ劇場]
★★★  今頃になってこの作品を映画館で観た。『殺人の追憶』と『グエムル』のポン・ジュノ監督・最新作だし、ネットではかなり評価が高いからである。 母の偉大な愛を称えるような邦題、そしてそれを追従するようなコピー文。「殺人事件の容疑者となった息子を救うため、... [続きを読む]

受信: 2010年3月15日 (月) 12時54分

» mini review 10453「母なる証明」★★★★★★★★☆☆ [サーカスな日々]
凄惨な女子高生殺人事件を皮切りに、事件の容疑者となった息子と、息子の無実を信じて真犯人を追う母の姿を追ったサスペンス。監督は『殺人の追憶』などで国際的に評価される名匠ポン・ジュノ。主人公の母を“韓国の母”と称される国民的人気女優キム・ヘジャが演じ、その息子を『ブラザーフッド』のウォンビンが演じている。カンヌ国際映画祭でも絶賛されたポン・ジュノ監督の卓越した演出と、兵役後の復帰第1作となるウォンビンの熱演に注目だ。[もっと詳しく] <病>を背負った「一卵性母子」の哀しさと狂気。 『母なる証明』で... [続きを読む]

受信: 2010年4月30日 (金) 01時15分

» 母と竜二 [Akira's VOICE]
「母なる証明」 「竜二」  [続きを読む]

受信: 2010年5月 4日 (火) 10時59分

» 母なる証明 [映画鑑賞★日記・・・]
【MOTHER】 2009/10/31公開 韓国 PG12 129分監督:ポン・ジュノ出演:キム・ヘジャ、ウォンビン、チン・グ、ユン・ジェムン、チョン・ミソン殺人事件の容疑者となった息子を救うため、真犯人を追う母親の姿を極限まで描く、ヒューマン・ミステリー永遠に失われることのな...... [続きを読む]

受信: 2010年5月22日 (土) 17時41分

» 『母なる証明』をギンレイホールで観た男ふじき [ふじき78の死屍累々映画日記]
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受信: 2010年6月30日 (水) 00時37分

» 【映画】母なる証明 [★紅茶屋ロンド★]
<母なる証明 を観ました> 原題:Mother 製作:2009年韓国 ランキング参加中 「グエムル」の監督、ポン・ジュノが手がけるサスペンス。 韓国の国民的人気女優のキム・ヘジャとウォンビンが親子を演じることでも話題となった作品。 ある女子高生が殺害された。その容疑に、貧しく暮らす母子家庭の息子が警察に犯人として拘束されてしまう。息子の無実を信じる母親は、たった一人で事件の真相の探り出すのだが… 予告を見た限りだと、サスペンスとは感じにくく、ちょっと暗い雰囲気の映画だなぁという印象を持っ... [続きを読む]

受信: 2010年9月10日 (金) 20時13分

» 映画評「母なる証明」 [プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]]
☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2009年韓国映画 監督ポン・ジュノ ネタバレあり [続きを読む]

受信: 2010年10月28日 (木) 11時22分

» 母なる証明 [いやいやえん]
軽度の知的障害を持つトジュンと二人で暮らす母。そんなある日、女子高生が殺される事件が起き、容疑者としてトジュンが逮捕されてしまう。唯一の証拠はトジュンが持っていたゴルフボールが現場で発見されたこと。やる気のない弁護士、捜査を終わらそうとする警察。息子の無実を信じて自ら事件を捜査し始める母親。 冒頭、枯れ野で踊る母親の姿は、滑稽さもあるけれど、何かしらもやもやして嫌な感触を見ている側に与えます。このシーンは後半のあるシーンに繋がってるのですが、実際、この作品はズドンと胸になにか重たいものが落... [続きを読む]

受信: 2012年1月12日 (木) 08時21分

» 母なる証明 [こんな映画見ました〜]
『母なる証明』---MOTHER---2009年(韓国)監督:ポン・ジュノ出演:キム・ヘジャ、ウォンビン 、チン・グ 「殺人の追憶」「グエムル -漢江の怪物-」のポン・ジュノ監督がとある寒村を舞台に、息子の無実を信じてたった一人で真犯人探しに奔走する母親の執念の...... [続きを読む]

受信: 2012年4月 7日 (土) 20時51分

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