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2009年11月15日 (日)

ゼロの焦点

Photo 松本清張生誕100年記念作品。新婚間もない夫が謎の失踪、手がかりを求めて夫を追う新妻に襲い掛かる連続殺人の謎――、同名の傑作小説の映画化だ。出演はアカデミー賞作品賞『おくりびと』の広末涼子、『嫌われ松子の一生』の中谷美紀、『ぐるりのこと。』の木村多江の豪華3女優をメインに、杉本哲太、鹿賀丈史、西島秀俊らが脇を固める。監督は『グーグーだって猫である』の犬童一心。
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中谷美紀の渾身の芝居に注目!

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予告編の段階からアカデミー3女優競演を謳うだけあって大作感溢れる作品です。もっとも日本アカデミー賞の主演女優賞を獲得している中谷美紀と木村多江は良いとして、アカデミー賞作品賞に出演していただけの広末涼子をアカデミー女優と呼ぶのには大きな抵抗を感じますが。いずれにしろ今回はストーリーや結末に関してはミステリー故にちょっと書きにくい。とあらば今回は必然的にこの3女優をメインに関して書くしかないというところです。で、結果から言うと、本作は完全に中谷美紀の作品でした。

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それを踏まえたうえで、まずは広末涼子。本質的にこの女優さん、作品の方に選ばれてしまう人です。特徴的な声と面持ちは合わない作品にはどう頑張っても無理。で本作ではどうだったか。実は案外悪くないです。今回は新妻・鵜原禎子を演じていますが、昭和30年代の女性が持つ奥ゆかしさ、お嬢様テイストは広末涼子のもつ雰囲気にマッチしていたと言えるでしょう。ただし、この方の演技はどうしてこういつも一本調子というか、一種類しかないのでしょうか。おかげで序盤に失踪した夫を追って金沢に出かけるまでは、正直眠くて仕方がなかったです。

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金沢で出会ったのが、夫・鵜原憲一(西島秀俊)が担当していた室田耐火煉瓦株式会社の社長夫人・室田佐知子(中谷美紀)。スクリーンに登場した瞬間に場の視線を一気に集めてしまう存在感はさすがでした。残念ながら広末涼子との2ショットシーンでは女優としての力量差が歴然で、これは恐らく広末涼子本人もよく解っているのではないかと思った程。日本初の女性市長誕生のために、地元の名士の妻としての力を遺憾なく発揮している彼女、そんな彼女の想いは単純に女性の政治参加を意味しているわけではなかったことは最後に解ります。

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結局、詳しいことは何も解らないままに、憲一を捜しに来た義兄・鵜原宗太郎(杉本哲太)が殺され、そして事件の真相を調べていた憲一の会社の後輩・本多良雄(野間口徹)が殺されますが、容疑者の田沼久子(木村多江)はこの時点では姿を見せません。彼女が登場するのは、憲一が会社に勤める前に警官だったという事実が判明してからとなります。3大女優競演とはいっても、実は木村多江だけはメインストリームでの登場時間は短め。彼女の出番は回想シーンの方が長かった程です。しかしそこで回想された内容こそが、真犯人の特定に繋がってきます。

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短いメインの中でも深夜の雪道で佐知子と対峙する久子のシーンは実に素晴らしい。そこには最初の中谷・広末の2ショット時に感じたアンバランスさなど微塵もなく、中谷美紀の心のそこから迸るような迫力ある芝居を、しっかりと受け止めて返す木村多江が観られました。戦争によってもたらされた彼女たちの不幸、即ち彼女たちのような虐げられた存在をなくそうとする佐知子、そしてその想いを理解しつつもささやかな己の幸せを求めた久子――。短いシーンに込められた交錯する2人の哀しみががヒシヒシと伝わってくる名演技です。

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事実上のクライマックスであるこのシーンを過ぎ、最後には全てを理解した禎子が再び佐知子のもとを訪れます。女性市長当選の記者会見の舞台、壇上の佐知子に呼びかける禎子そして彼女との最後の対決に。「あなたは私の夢を奪った!」と佐知子の頬を張る禎子、このシーン、広末涼子としては乾坤一擲の演技だったと思います。ストーリー全体としては、ミステリーの体裁をとりつつも、戦争が狂わせた3人の女性の人生が一点で交わる様を描いた作品でした。

個人的おススメ度3.5
今日の一言:鹿賀丈史もさすがの名優でした。

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» 『ゼロの焦点』 [めでぃあみっくす]
昭和のにおいが全くしない映画でした。それゆえに謎解きの先に見えてくる、戦後という時代が生み出す重みも感じなければ、その時代を描いたがゆえの面白味もありませんでした。 別に『沈まぬ太陽』と比べる訳ではありませんが、見終わった後の感想としては「今更なぜこの作....... [続きを読む]

受信: 2009年11月15日 (日) 21時00分

» 劇場鑑賞「ゼロの焦点」 [日々“是”精進!]
ゼロの焦点オリジナル・サウンドトラック「ゼロの焦点」を鑑賞してきました松本清張の傑作ミステリーを豪華女優陣の競演で映画化した松本清張生誕100年記念作品。敗戦直後の混乱期を経て復興へと向かう昭和30年代初頭の日本を舞台に、結婚間もない夫の謎の失踪を発端...... [続きを読む]

受信: 2009年11月15日 (日) 21時02分

» 映画「ゼロの焦点」感想と採点 ※ネタバレあります [ディレクターの目線blog]
映画『ゼロの焦点』を本日初日に観て来ました。 採点は★★☆☆☆(5点満点中2点)。ホントは45点くらいかな。 前の記事『映画「ゼロの焦点」の予告篇が劇場で上映中』で書いた程の期待作だったが、期待し過ぎた分だけ正直期待外れ。やはり日本映画は有料2時間ドラマだなと再認識することになってしまった。 広末ファンの私でも「テレビで十分」って感じ。とにかく2時間11分は長いし、時代背景は理解しても中途半端且つ強引なまとめかたは残念だ。 採点の理由も含めて詳しい話はネタバレがあるので、... [続きを読む]

受信: 2009年11月15日 (日) 21時03分

» ゼロの焦点 [あーうぃ だにぇっと]
昨夜は久しぶりにサイエンスホールに出かけた。 初対面の女性と待ち合わせ。 何度も書いているが私は携帯電話を持っていない。 今回もまったく何の問題もなくRendezvousを果たす。 やはり携帯電話は不要。 連絡を取りたいときは必ずといっていいくらい、留守電や「ただいま電話に出ることができません」で用をなさない。 携帯ホタルや携帯ふらふらながら族親父など人に迷惑をかける効用だけは強烈だ。(笑) で、演しものは、広末の 「ゼロの焦点」。 携帯なんか、影も形も無い時代のおはなしで...... [続きを読む]

受信: 2009年11月15日 (日) 21時37分

» 「ゼロの焦点(2009)」 時代の断層 [はらやんの映画徒然草]
今年は松本清張の生誕100年ということです。 僕はミステリー好きですが、松本清張 [続きを読む]

受信: 2009年11月15日 (日) 21時44分

» ゼロの焦点 [いい加減社長の日記]
観たい映画が4つも公開された昨日の土曜日。仕方ないので(?)、レイトショーのはしごをすることに。時間を調べて、1本目は「ゼロの焦点 」を鑑賞。 「UCとしまえん 」は、普通の人出かな。 「ゼロの焦点 」は、中スクリーンで、6~7割。 (C) 2009 「ゼロ... [続きを読む]

受信: 2009年11月15日 (日) 21時47分

» 「ゼロの焦点」(試写会)みた。 [たいむのひとりごと]
松本清張生誕100年を記念した映画ということで、原作はかれこれ50年も前に発表されているもの。社会派推理小説の作風が特徴である松本作品だが、この作品も”当時”の社会情勢が反映された内容となっている。公... [続きを読む]

受信: 2009年11月15日 (日) 22時13分

» ゼロの焦点 [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
2009年に生誕100年を迎える社会派ミステリーの巨匠・松本清張。初期の傑作を映画化した本作は、原作にはない新たな要素が加わっている。昭和30年代、禎子は、見合いで鵜原憲一と結婚。しかし式から7日後に、夫は仕事の引継ぎに向かった前任地の金沢で行方不明に。禎子は夫を...... [続きを読む]

受信: 2009年11月15日 (日) 23時18分

» ゼロの焦点 [映画] [映画鑑賞★日記・・・]
公開:2009/11/14製作国:日本上映時間:131分鑑賞日:2009/11/14監督:犬童一心出演:広末涼子、中谷美紀、木村多江、杉本哲太、西島秀俊、鹿賀丈史愛する人のすべてを知っていますか?+あらすじ+結婚式から7日後、仕事の引き継ぎのため金沢に向かった鵜原憲一(西島秀俊)....... [続きを読む]

受信: 2009年11月15日 (日) 23時27分

» ゼロの焦点 [ダイターンクラッシュ!!]
2009年11月14日(土) 20:10~ TOHOシネマズ日劇1 料金:0円(1ヶ月フリーパス) パンフレット:未確認 『ゼロの焦点』公式サイト フリーパス鑑賞13本目。 松本清張生誕100年記念作品だそうだ。松本清張の小説は、「点と線」しか読んだことが無い。 地味な刑事が事件の謎を解くという印象があるのだが、これは新婚早々に亭主に失踪された妻が謎を解いていくというもの。 実際は、身勝手な男が周囲の女性に迷惑をかける話だった。 木村多江は、幸薄そうな顔をしているので、まさに適役。 中谷美... [続きを読む]

受信: 2009年11月16日 (月) 01時04分

» ゼロの焦点 (試写会) [風に吹かれて]
ホラーじゃないんだから公式サイト http://www.zero-focus.jp [続きを読む]

受信: 2009年11月16日 (月) 08時15分

» ゼロの焦点 [花ごよみ]
原作は松本清張の同名小説。 松本清張の生誕100年ということです。 監督は犬童一心。 広末涼子、中谷美紀、木村多江の、 3女優の競演が話題の作品です。 共演には西島秀俊、杉本哲太、 鹿賀丈史といった 面々が配されています。 本もかなり昔ですが読んでいたし ドラマや映画で、 映像化もされているので、 あらすじも犯人も分かっていました。 「犯人あて」キャンペーンにも きっちり名前を書いておきました。 戦争に起因した、つらい過去からの決別。 (砂の器)と、また同様に、 どんなことをして... [続きを読む]

受信: 2009年11月16日 (月) 08時55分

» ゼロの焦点 [象のロケット]
昭和33年12月。 結婚式から7日後、仕事の引き継ぎのため以前の勤務地である金沢に戻った夫・鵜原憲一は、そのまま帰ってこなかった。 見合いで結婚したばかりで、夫の過去をほとんど知らない禎子は北陸・金沢へ向かう。 憲一が懇意にしていた得意先の会社へ案内され、社長夫人の室田佐知子と、受付嬢の田沼久子という2人の女性と出会うが…。 社会派ミステリー。... [続きを読む]

受信: 2009年11月16日 (月) 15時13分

» ゼロの焦点 [Diarydiary!]
《ゼロの焦点》 2009年 日本映画 お見合いで鵜原 憲一と結婚した禎子、しかし [続きを読む]

受信: 2009年11月16日 (月) 19時16分

» ゼロの焦点 [映画ってエエがな]
「ゼロの焦点」 コチラをクリックお願いします  松本清張生誕100周年記念作品となっております。「断崖絶壁に激しい波しぶき」の2時間サスペンスドラマによく見られるシーン作りはこの作品が原点だとも言われています。サスペンスのお手本のような作品ですかね。途中で犯....... [続きを読む]

受信: 2009年11月16日 (月) 22時13分

» ゼロの焦点 [シネマDVD・映画情報館]
常に社会の暗部と人間の本質を鋭く描いた作品を発表し、日本の文学史に社会派推理小説という一大ジャンルを築き上げた巨匠・松本清張の代表作を映画化。監督は『眉山』『グーグーだって猫である』など、幅広いジャンルの作品を発表し、日本のみならず海外からも注目される犬童一心。...... [続きを読む]

受信: 2009年11月16日 (月) 22時41分

» ゼロの焦点 [だらだら無気力ブログ]
nbsp; 生誕100周年を迎えた松本清張の同名傑作小説を生誕100周年記念で映画化。 結婚して間もない夫が出張に出かけてそのまま失踪してしまったことから 妻は夫の失踪の行方を調査するうちに連続殺人事件に巻き込まれていき、 やがて衝撃の真実にたどりつく様を描く。 ..... [続きを読む]

受信: 2009年11月17日 (火) 01時40分

» 【ゼロの焦点】 [日々のつぶやき]
監督:犬童一心 出演:広末涼子、中谷美紀、木村多江、西島秀俊   愛する人のすべてを知っていますか? 「禎子と憲一は見合い結婚したばかりだったが、憲一は式の直後から以前の勤務地だった金沢へ引継ぎの業務で向かったまま行方不明になってしまった。 夫... [続きを読む]

受信: 2009年11月17日 (火) 09時17分

» ゼロの焦点 [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。松本清張原作、犬童一心監督、広末涼子、中谷美紀、木村多江、杉本哲太、崎本大海、野間口徹、黒田福美、本田博太郎、西島秀俊、鹿賀丈史。松本清張の名作とされながら、ディテイルはかなり杜撰というか、不自然だ。... [続きを読む]

受信: 2009年11月17日 (火) 22時53分

» 「ゼロの焦点」 [てんびんthe LIFE]
「ゼロの焦点」新宿ピカデリーで鑑賞 太宰も100年なら、松本清張も100年。 って、太宰のときに書いたんですが、こちらはTVだ映画だと何度もメディアで目にするわけで古いことは分かっているけど度重なるリメイクで古さを感じさせません。 でも、映像になるとやっぱり戦後…って感じの古い昭和が見えてきます。 この作品も何度もリメイクされた作品。 戦後の日本、キーワードはパンパン。 なんというか品のなさを感じさせる響き。 あの頃のそういう仕事をしていた人たち結構映像上は楽しそうな生き方してたけ... [続きを読む]

受信: 2009年11月18日 (水) 08時58分

» ゼロの焦点/広末涼子、中谷美紀、木村多江 [カノンな日々]
劇場予告編で「アカデミー賞に輝く3女優が共演」というキャッチコピーを見るたびに違和感をおぼえるのは私だけでしょうか?松本清張の代表作ともいえる同名小説を犬童一心監督がメガホンをとり映画化しました。TVドラマ化されたのを見たことあるような気もするんですけど内....... [続きを読む]

受信: 2009年11月18日 (水) 09時23分

» ゼロの焦点 [Akira's VOICE]
断崖に柵を!   [続きを読む]

受信: 2009年11月18日 (水) 10時59分

» ゼロの焦点 (広末涼子&中谷美紀&木村多江) [yanajunのイラスト・まんが道]
◆広末涼子さん(のつもり) ◆中谷美紀さん(のつもり) ◆木村多江さん(のつもり) 映画『ゼロの焦点』に広末涼子さんは鵜原禎子 役で、中谷美紀さんは室田佐知子 役で、木村多江さんは田沼久子 役で出演しています。原作は松本清張さんの長編推理小説です。1961年にも野村芳太郎監督によって映画化されていて、今回は、松本清張さんの生誕100年を記念して犬童一心監督によって再映画化された作品です。先日、劇場に観に行きました。●導入部のあらすじと感想... [続きを読む]

受信: 2009年11月18日 (水) 16時54分

» ゼロの焦点 [ケントのたそがれ劇場]
★★★☆  過去に何度もTVドラマや映画化されている作品である。太宰治と同じく松本清張も、生誕100周年を迎えるようだ。松本清張といえば代表的三作として、『砂の器』、『点と線』に並んで本作があげられる。 松本清張は『或る「小倉日記」伝』で、芥川賞を受賞する... [続きを読む]

受信: 2009年11月18日 (水) 20時32分

» 映画「ゼロの焦点」 [FREE TIME]
映画「ゼロの焦点」を鑑賞。 [続きを読む]

受信: 2009年11月18日 (水) 20時57分

» 昭和の黒い霧・松本清張NO.44・・・映画「ゼロの焦点」(主演:広末涼子) [飾釦]
■製作年:2009年 ■配給:東宝 ■監督:犬童一心 ■主演:広末涼子、中谷美紀、木村多江、西島秀俊、加賀丈史、他 公開されたばかりの松本清張原作の映画「ゼロの焦点」を見ました。小説は既に読んでいるし、1961年に野村芳太郎監督によって映画化された作品や他にもテレビドラマ化されたものも直前に見ての、映画鑑賞となりました。へたしたらこの映画、テレビの特番との違いはどうなの?となりかねないのであります。なぜなら最近は松本清張の作品は、映画化そのものが久しぶり(25年ぶり)でテレビ特番として放送されるこ... [続きを読む]

受信: 2009年11月18日 (水) 22時43分

» ◆『ゼロの焦点』◆ ※ネタバレ少々 [〜青いそよ風が吹く街角〜]
2009年:日本映画、犬童一心監督&脚本、松本清張原作、広末涼子、中谷美紀、木村多江、西島秀俊共演。 [続きを読む]

受信: 2009年11月18日 (水) 23時58分

» [映画『ゼロの焦点』を観た] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭]
☆面白かった。  『ALWAYS』以降、日本のVFX技術は、作品の中で、本当に違和感なく、物語の回想シーンの戦後直後から、昭和30年代までの風景を見事に再現している。  その中で、割とオーソドックスなシナリオで役者が熱演している。  これまでの邦画(日本の黄金期以降)は、役者が頑張っても、セットがちゃちく、しかも、舞台と舞台の展開上の継ぎ目に粗も見えていて、全く世界に通用できるレベルになかった。  だが、今回の金沢の雰囲気なんて、とても見事だと思った。    ◇  結婚後七日目の出張で金... [続きを読む]

受信: 2009年11月19日 (木) 00時20分

» [映画]ゼロの焦点 [余白日記]
唐突に思えたり、紋切りすぎるところもあるけど 人間の在りようそのものに寄り添う優しさが感じられた。 それだけで十分という気がする。 ただ、鬼瓦みたいな人が改心することがあり得るのか そのあたりは原作でどう描かれているのか気になる。 中谷美紀は鬼気迫るというか... [続きを読む]

受信: 2009年11月20日 (金) 03時31分

» 男の気持ちが一番ミステリー。『ゼロの焦点』 [水曜日のシネマ日記]
松本清張の小説を映画化した作品。昭和30年代の日本を舞台に描かれたサスペンスドラマです。 [続きを読む]

受信: 2009年11月20日 (金) 12時23分

» ゼロの焦点 [映画通の部屋]
「ゼロの焦点」 製作:2009年、日本 131分 監督:犬童一心 脚本:犬童一心 [続きを読む]

受信: 2009年11月20日 (金) 20時41分

» 「ゼロの焦点」 [みんなシネマいいのに!]
 いやはや、面白さがゼロの頂点だよ。 松本清張生誕100年記念作品。 昭和30年 [続きを読む]

受信: 2009年11月21日 (土) 20時20分

» 「ゼロの焦点」 [ひきばっちの映画でどうだ!!]
                              「ゼロの焦点」 原作 松本清張「ゼロの焦点」 監督 犬童一心 脚本 犬童一心・中園健司 広末涼子・中谷美紀・木村多江、アカデミー賞女優三人が共演するミステリー大作であります! この作品は、本を映画化した場合に避けられない事でありますが、原作を読んだことがある人と、そうでない人で、かなり感想が違ってくると思いますな・・。 ネタバレあります!!あえてストーリーの核心に触れた部分がありますのでご注意ください。 私は原作をかなり以前に読ん... [続きを読む]

受信: 2009年11月22日 (日) 04時35分

» 「ゼロの焦点」 [みんなシネマいいのに!]
 いやはや、面白さがゼロの頂点だよ。 松本清張生誕100年記念作品。 昭和30年 [続きを読む]

受信: 2009年11月22日 (日) 08時31分

» 『ゼロの焦点』(2009)/日本 [NiceOne!!]
監督・脚本:犬童一心原作:松本清張出演:広末涼子、中谷美紀、木村多江、西島秀俊、鹿賀丈史、杉本哲太、崎本大海、野間口徹、黒田福美、本田博太郎公式サイトはこちら。(TOHOシネマズ1か月フリーパス鑑賞 4本目)<Story>見合い結婚で夫・憲一(西島秀俊)と...... [続きを読む]

受信: 2009年11月24日 (火) 00時38分

» ゼロの焦点 [迷宮映画館]
まっすぐ直球勝負だった。 [続きを読む]

受信: 2009年11月24日 (火) 15時49分

» 【ゼロの焦点】過去からの逃亡 [見取り八段・実0段]
原作は記憶に遠い。。。でも、ラストはかなり変わってる気がする。あまりミステリー色を求めて行くとガッカリするかも。中谷美紀の怪演を観るための作品。主演の人の舌っ足らずなナレーションに耐えられそうもない方にはお薦めできません映画の詳しい感想の続きはへ。評価...... [続きを読む]

受信: 2009年11月25日 (水) 23時53分

» 『ゼロの焦点』 試写会鑑賞 [映画な日々。読書な日々。]
結婚式から7日後、仕事の引き継ぎのため金沢に向かった鵜原憲一は帰ってこなかった。夫の消息を追い金沢へと旅立った妻の禎子は、憲一のかつての得意先で、社長夫人の室田佐知子と受付嬢の田沼久子に出会う。一方、憲一の失踪と時を同じくして連続殺人事件が起きるが、事件の... [続きを読む]

受信: 2009年11月26日 (木) 22時22分

» 『ゼロの焦点』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「ゼロの焦点」□監督・脚本 犬童一心 □原作 松本清張 □脚本 中園健司 □キャスト 広末涼子、中谷美紀、木村多江、西島秀俊、鹿賀丈史、杉本哲太、崎本大海、野間口徹、黒田福美、本田博太郎■鑑賞日 11月22日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 松本清張の作品の割にはと言っては失礼だが、あまりミステリーミステリーしていなくて、 むしろ事件に関わる人間の心の奥底に潜在する葛藤をあぶりだした形の作品にな... [続きを読む]

受信: 2009年11月29日 (日) 10時10分

» ゼロの焦点 ε-(;ーωーA フゥゥム [労組書記長社労士のブログ]
【 56 -13- 1ヶ月フリーパスポート=4 】 昨日は社労士試験、合格発表の日だ、みんなはどうやったのだろうか?自分が試験監督したあの人はどうやったのか?【今年の合格率は7.6%(前年7.5%)】  で、自分はまたまた映画の日、昨日は無料パスポートではなくて試写会にて。 どっちにしても来週末封切りで東宝でも上映するから、どうせ無料で見れるのだが、期待していた映画だから一日でも早く観たいもんね♪o(^-^)o ワクワク 仕事が速く終わらないと上映に間に合わん感じだったけど、思った以上に早く仕事が... [続きを読む]

受信: 2009年11月30日 (月) 19時45分

» ゼロの焦点 [~映画盛り沢山~]
新百合ケ丘ワーナー・マイカル・シネマズで観てきました 昨日の日記で今日は観に行けないかもとか言ってましたが、時間の隙間を縫って観ることができました今日は1,000円の日だしね で感想ですが、普通に面白かったです 「普通に面白い」って日本語はよく考えると、「普通」なのか「面白い」なのかどっちかはっきりしろいっって感じの変な日本語ですが、まさにそんな感じ。 原作がいいからかストーリーにしっかり引き込まれた ここは若干ネタバレになりかねないのでこれから観る... [続きを読む]

受信: 2009年12月 2日 (水) 00時13分

» ゼロの焦点 [映画的・絵画的・音楽的]
 「ゼロの焦点」を渋東シネタワーで見ました。  かなり前のことになりますが、世田谷文学館で開催された「生誕百年 松本清張」展に行ったことや、また北野武が主演したTVドラマ「点と線」を見たこともあって、評判はともかくこの映画は見てみようと思っていました。  映画は、ミステリー物としてとらえれば、中程で真犯人の目星がついてしまいますから、決して出来栄えが優れているとは言えないでしょう。  室田儀作(鹿賀丈史)が罪をかぶって自殺する展開も、酷く唐突ですし、事件の展開に何ら影響を与えません。むろんこれは... [続きを読む]

受信: 2009年12月 3日 (木) 05時49分

» 犬童一心監督 「ゼロの焦点」 [映画と読書、そしてタバコは止められましぇ〜ん!]
12月1日、映画の日。 ちょうど自分の公休と重なったンで… 久々に2本、劇場で鑑賞することにしました。v(^−^)v まず1本目は松本清張原作、犬童一心監督「ゼロの焦点」 公式サイト⇒http://www.zero-focus.jp/index.html 【あらすじ】 見合い結婚で夫・憲一と結婚した禎子(広末涼子)。 しかし結婚式から七日後に、夫は仕事の引継ぎで勤務地だった金沢に出かけ、そのまま行方不明となる。夫の過去をほとんど知らない禎子は、憲一の足跡をたどって金沢へ。 憲一のか... [続きを読む]

受信: 2009年12月 4日 (金) 09時37分

» ゼロの焦点(映画館) [ひるめし。]
愛する人のすべてを知ってますか? [続きを読む]

受信: 2009年12月 4日 (金) 20時52分

» ゼロの焦点(2009) [銅版画制作の日々]
 愛する人のすべてを知っていますか? フリ―パスポート鑑賞第7弾目は邦画「ゼロの焦点」(6本目はクリスマスキャロル3D版鑑賞しました)ヴィヨンの妻以来の邦画です。そう言えば広末さん、ヴィヨンの妻にも登場していましたね。今回は凄いです!主役ですよ。 今年で松本清張生誕100年ということだそうで今回はその記念作品としての映画化。 推理小説好き、いやそうでなくてもこの小説は誰もが知っている有名作品ですよね。 テレビドラマとしては過去5回、映画化は今回で2回目だそうです。多分読んだはずなのですが・・... [続きを読む]

受信: 2009年12月 5日 (土) 12時04分

» 2009年の今、映画「ゼロの焦点」を作り、見る意義とは? [映画と出会う・世界が変わる]
原作の時代設定をそのままに映画化して、あの時代の再現にかなりの努力がなされていることは評価するものの、この映画には何かが欠けている。何が欠けているかというと「現代に関わるもの、現代に通じるもの」である。「学徒出陣」をはじめとする戦争の時代を表現するもの...... [続きを読む]

受信: 2009年12月 6日 (日) 13時48分

» 「ゼロの焦点」有楽町スバル座にて鑑賞 [流れ流れて八丈島]
スバル興業の株主優待券で「ゼロの焦点」を観てきました広末涼子・中谷美紀・木村多江、今が旬の三大女優が競演ということで話題になった作品ですそれぞれタイプは違うけど、3人とも綺麗です主演はやっぱり広末涼子ってことなんだけど、演技的には中谷美紀に喰われちゃっ...... [続きを読む]

受信: 2009年12月23日 (水) 22時39分

» ゼロの焦点 [墨映画(BOKUEIGA)]
「鉛色の海と空 潜むは人の業」 人の心も、北陸の冬の空と海。 【STORY】(シネマ・トゥデイ様より引用させていただきました。) 2009年に生誕100周年を迎える社会派ミステリーの巨匠、松本清張の同名傑作小説を映画化。結婚まもなく夫が失踪(しっそう)した妻が、その謎を追ううちに不可解な連続殺人事件に巻き込まれていく様を、『グーグーだって猫である』の犬童一心監督が描き出す。『おくりびと』の広末涼子、『嫌われ松子の一生』の中谷美紀、『ぐるりのこと。』の木村多江と、今最も輝いている3人の女優が競演。さ... [続きを読む]

受信: 2010年1月 1日 (金) 19時22分

» ゼロの焦点 [映画、言いたい放題!]
松本清張の有名な作品。 たぶん読んでいると思うのだけれど、 全く思いだせません。(>_<) 三人の主演女優の豪華さが話題を呼びましたが、 そんな話だったっけ?? まー、先入観がないことはよいことだ。f(^^;) 見合い結婚で鵜原憲一と結婚した禎子。 結婚式から7日... [続きを読む]

受信: 2010年7月29日 (木) 00時39分

» 映画評「ゼロの焦点」(2009年版) [プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]]
☆☆☆(6点/10点満点中) 2009年日本映画 監督・犬童一心 ネタバレあり [続きを読む]

受信: 2010年10月18日 (月) 15時53分

» ゼロの焦点 [LIFE ‘O’ THE PARTY]
TVでやったねえ~~ だから観てみた 「ゼロの焦点」。 ご覧 [続きを読む]

受信: 2011年3月 7日 (月) 16時30分

» ■映画『ゼロの焦点』 [Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>]
松本清張生誕100周年という記念すべき年に制作された映画『ゼロの焦点』。 昭和33年(1958年)を舞台にした“女の事件簿”。 たった50年、時をさかのぼっただけなのに、こんなに何もかもが違っているということに、驚いてしまいます。何もかもを生まれながらに手に入れてい... [続きを読む]

受信: 2011年3月27日 (日) 05時42分

» 別館の予備(感想192作目 ゼロの焦点) [スポーツ瓦版]
5月4日 感想192作目 ゼロの焦点 TBアドレス http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/hum09041/10879958429/a8440a53 [続きを読む]

受信: 2011年5月 4日 (水) 12時47分

» ゼロの焦点(感想192作目) [別館ヒガシ日記]
ゼロの焦点はWOWOWでして鑑賞したが 結論は豪華だったけども内容だけ微妙だったよ 内容は昭和32年に見合いの憲一&禎子も 憲一が金沢で行方不明なって禎子が探す展開だ 公開前CMで広末&中谷&木村が競演と見たけど... [続きを読む]

受信: 2011年5月 4日 (水) 12時47分

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