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2010年2月24日 (水)

愛とセックスとセレブリティ

Photo 現在公開中の『バレンタインデー』にも出演しているアシュトン・カッチャー主演作品。アメリカでの公開は2009年。イケメンでジゴロの主人公がひょんな出会いから真実の愛に目覚めて悩む様子を描いている。共演は『6デイズ/7ナイツ』のアン・ヘッシュと『臨死』のマルガリータ・レヴィエヴァ。アシュトンやアンのあまりに大胆なベッドシーンが話題を呼んだ一作だ。
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『バレンタインデー』と抱き合わせ公開?

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この作品、シネマート新宿で毎日21:25からの1回限りの公開という、アシュトン・カッチャー主演作品でありながらぞんざいな扱われような訳ですが、観てみてそれも止む無しかなぁと納得。これ、同じアシュトンが同時期公開の『バレンタインデー』に出演しているからこそDVDスルーにならないで済んだのかもしれません。何しろ何がこの作品の魅力なのかがさっぱり解らないし伝わってこない…。イケメンアシュトンの肉体美?それともセレブな弁護士サマンサ役のアン・ヘッシュの大胆なヌード?

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物語は無職でホーム・レスのニッキ(アシュトン)が弁護士でセレブのサマンサをバーで引っ掛けて自宅に転がり込むところから始まります。まあ要するに格好良く言うとジゴロ、日本風に俗に言えばヒモってことです。セックスシーンは結構大胆。しかし最近観た『渇き』だとか『霜花店 運命、その愛』、ちょっと前の『ラスト・コーション』などに比べたら人間臭さや生々しさを感じさせない、いかにも形だけといった軽さです。結局作品全体として人間の感情の掘り下げが足りないので、全体的に上辺だけの空疎な芝居に見えて仕方ありませんでした。

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サマンサは途中でニッキが浮気をしていることを知り、金銭的援助を与える代わりにセックスで満足させるという割り切った付き合いに変わります。唯一人間臭さを感じるのはこのサマンサだけでした。若くてイケメンでセックスの上手い男、そんな男を囲い込んで置くためには膣を狭くする手術だって受けてしまう。それでも結局ニッキはサマンサの元を去るのですが、女性の年齢から来る容姿の衰えに対する不安や恐怖といった感情が強く伝わってきます。といっても、実際にはアン・ヘッシュはまだ40歳。スタイルも抜群でバストも綺麗だったんですけどね…。

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ニッキがサマンサの元を去ったのは、本当に愛してしまった女性が出来たから。それがヘザー(マルガリータ・レヴィエヴァ)でした。ところが!申し訳ないけれど、このソ連出身の女優さんがまるで魅力に欠ける…。一応カフェのバイトをしている時にニッキと出会い、ニッキが一目ぼれするという設定なのですが、どう考えても一目ぼれするほど美人でもないし、かと言って体の相性が良いのかと思えば、「好きだから時間をかけたい」なんていって、すっかりプラトニック。しかも話が進むにつれて判明するのは、要はヘザーもニッキと同じく女版ジゴロだったということ。

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2人結末がどうなるのかはここには書きません。ただニッキはヘザーのおかげで人間的に成長し、怠惰な生活から抜けだします。しかし、どう見ても乾いた関係にしか見えないヘザーより、サマンサのほうがニッキを愛していたことは間違いないと思うのです。ニッキが出て行くときサマンサはもう無理だと解っていたにも関わらず「いつ戻るの?」と聞いています。なんとも切ない想いが伝わってくる一言じゃないですか。結局主人公ニッキにも、ヘザーにも感情移入はもちろん共感さえ抱けず冴えない空気のまま終わってしまった作品でした。

個人的おススメ度2.5
今日の一言:DVDで十分です。
総合評価:52点

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{/hikari_blue/}{/heratss_blue/}ランキングクリックしてね{/heratss_blue/}{/hikari_blue/} ←please click よくデミが出演許したな〜(笑) ってくらい、遊び人で次々と女といちゃつく男を演じた、アシュトン・カッチャー主演ドラマ。 アシュトンってルックスがいいのはもちろんだけど、女泣かせのセクシー系ではなくて コメディ出身っていうのもあって、どっちかというと体育会系、そそっかしいけど母性本能くすぐるタイプな印象。 だからモテ... [続きを読む]

受信: 2010年7月29日 (木) 18時12分

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