食堂かたつむり
小川糸のベストセラー小説の映画化。主演は『容疑者Xの献身』の柴咲コウ。共演に『ディア・ドクター』の余貴美子、ブラザートム、志田未来、佐藤二朗、三浦友和など人気俳優が目白押しだ。監督は富永まい。失恋のショックで声を失った主人公が実家に戻り食堂を開く。その料理には人の心を癒し軌跡を起こす力があった…。アニメやCGをふんだんに取り入れたファンタジックな映像に魅せられる。 >>公式サイト |
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ちょっと予想と違った作品でした。主人公・倫子(柴咲コウ)がその料理で次々と人の人生を変える物語だと思っていましたが、実は倫子とその母・ルリコ(余貴美子)の間の愛情を描いた作品です。しかも、映像表現がこれまた素晴らしく派手。CGやらアニメーションやらをふんだんに使った映像表現は楽しくポップで、ちょっと『パコと魔法の絵本』を思い出させるような感じ。映像そのものも強めのコントラストで、色合いが鮮やかに見えるように調整してあるのでしょう。流石にここまでやると、もう見た目だけで拒絶反応が出る方がいてもおかしくないかも。
もっともポップなのは映像表現だけでなくストーリーも。特にルリコは水商売をしているせいもあってやたらと派手な化粧に、ねじが一本すっ飛んでる会話を聞かせてくれますが、これが実に面白い。ペット豚のエルメスとの絡みなんて最高です。このエルメスはキーとなる存在ですが、それはとりあえず置いといて…。とにかく余貴美子の弾けっぷりが素晴らしい。『おくりびと』や『ディア・ドクター』では人間味あふれる女性を演じていましたが、今回のドギツイ演技はこれまた迫力・存在感ともに十分すぎるほど。名優は何やっても上手いのですね。
実家に戻ってきた倫子はルリコに頼んで倉庫を改造し「食堂かたつむり」をオープンします。そんな倫子を助けてくれたのが熊さん(ブラザートム)。彼は倫子のお客様第1号でもあるのですが、ザクロカレーを食べた彼の願いが叶ったことで、「食堂かたつむり」は村の評判になってゆきます。続いてのお客さんである桃(志田未来)にはスープを出した倫子ですが、そのスープを飲むと恋愛が成就するということで何故か勝手に「ジュ・テーム・スープ」なんて名づけられてしまったり。他にもイチジクのサンドイッチやら、参鶏湯といった美味しそうな料理が登場します。全てに共通して言えることは、どの料理も倫子の想いが一杯に詰まっているということ。
ただ、料理に対する想いの描写自体はちょっと少なめ。まあ想像はつきますし、結果が解り易いので良いのですけど。一方、ルリコはというと相変わらずちゃらんぽらんな生活。そんな母を倫子はますます嫌いになっていくのでした。ただ倫子はしゃべれない設定なんで、当たり前ですが柴咲コウは表情や仕草だけの演技となるのですが、元々ちょっとキツメの顔立ちだけに、不機嫌だったり、疑問だったり、怒っていたりという負の感情の芝居がちょっと解り難いように見えました。更に余貴美子さんが前述の通り、とんでもなくハイテンションでポップな演技なだけに、2ショットになると食われ気味なのがちょっと可哀想かもしれません。
さて、物語後半になるとルリコとルリコの初恋の相手・シュウ(三浦友和)が登場してくるのですが、そのきっかけとなるのが予告編でも見られる、倫子とルリコのお風呂のシーン。自分が末期がんであることを告白するシーンなのですが、例によってルリコの適当な語りっぷりからは深刻さは感じられません。そしてここから先はちょっと先を急ぎすぎる展開…。時間軸を飛ばしまくって進んでいくストーリーは、まるで要点だけかいつまんで説明されているかのようです。実はこのシークエンスに入るまでは、どちらかというとスローすぎてテンポが悪いと思っていたのですが、今度は早すぎ。
駆け足過ぎると本来感情移入できそうなところも、その暇をもらえません。気が付くとルリコは結婚し、あっという間に亡くなっていました。最後の最後、母の自分に対する想いが解った倫子のシーンはちょっとウルッっとくるところではあるものの、うーん、とってつけたような感動シーンはちょっと頂けないです。ちなみにオチというか結末は、映画を観る前からある程度想像がついていたことなので特段の驚きは感じられませんでした。前半と後半のストーリー展開のバランスを上手く取れていれば、もっと違った感動が得られたかもしれません。
個人的おススメ度3.0
今日の一言:エンディングのポルノグラフィティの曲が好き!
総合評価:63点
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» 食堂かたつむり [シネマDVD・映画情報館]
小川糸原作の同名のベストセラー小説を『ウール100%』の富永まい監督が映画化した、じんわりと心にしみる人生賛歌。失恋の痛手から一時的に心因性失声症を患った主人公が実家に戻り、食堂を開いて人々を料理で癒やしていく様を描く。ヒロインは自身も大の料理好きだという柴咲コウ。その母親役を『ディア・ドクター』の余貴美子が演じている。アニメーションやCGを交えた、ファンタジックな世界に引き込まれる。...... [続きを読む]
受信: 2010年2月 3日 (水) 06時00分
» 『食堂かたつむり』(2010)/日本 [NiceOne!!]
監督:富永まい原作:小川糸脚本:高井浩子出演:柴咲コウ、余貴美子、ブラザートム、田中哲司、志田未来、満島ひかり、江波杏子、三浦友和試写会場 : 東宝試写室公式サイトはこちら。本「食堂かたつむり」の読後感想はこちら。<Story>失恋のショックで声を失っ...... [続きを読む]
受信: 2010年2月 3日 (水) 06時52分
» 映画「食堂かたつむり」@東宝第二試写室 [masalaの辛口映画館]
当日はyahoo!映画ユーザーレビュアー試写会と言う事で、上映終了後に富永まい監督を招いて観客とのティーチインが行われた。客席は満席、座れないお客さんは補助椅子で鑑賞していました。 「食堂かたつむり」オリジナル・サウンドトラック/サントラ[CD]【返品種...... [続きを読む]
受信: 2010年2月 3日 (水) 12時24分
» 食堂かたつむり [とりあえず、コメントです]
小川糸著の同名小説を映画化した作品です。 原作は文庫本の発売と同時に手に入れたのですけど、映画を観てから読もうと待ってました。 登場する料理が本当に美味しそうで、観終わった時にお腹がすく作品でした(^^ゞ ... [続きを読む]
受信: 2010年2月 3日 (水) 12時40分
» 食堂かたつむり [象のロケット]
世界中で料理の修業を重ね、ようやく自分の店を開こうという時、恋人に全てを持ち逃げされた倫子は、ショックのあまり声を失ってしまった。 残された祖母譲りの「ぬか床」だけを手に自由奔放な母・ルリコが暮らす田舎へ戻り、倉庫を改造して「食堂かたつむり」を開店する。 一日一組だけの客に想いを込めて作る料理は、小さな奇跡を起こしてゆく…。 しあわせごはんファンタジー。... [続きを読む]
受信: 2010年2月 3日 (水) 23時28分
» 食堂かたつむり 【~⌒(・・)⌒~】を飼いたくなった(←食うためではない) [労組書記長社労士のブログ]
【 {/m_0167/}=7 -4-】 これは試写会にて火曜に観た映画、原作(小川糸著)が妙な話題になっていたようだが自分は未読。
失恋のショックで声を失った倫子は、子供の頃から馴染めなかった自由奔放な母・ルリコが暮らす田舎へ戻り、小さな食堂を始めることにする。お客様は一日一組だけ。決まったメニューはなく、お客様との事前のやりとりからイメージを膨らませて料理を作るのだった。訪れるお客様の想いを大切にして作る倫子の料理は、食べた人の人生に小さな奇跡を起こしていく。そして、いつしか“食堂かたつむり”... [続きを読む]
受信: 2010年2月 5日 (金) 17時07分
» 「食堂かたつむり」みた。 [たいむのひとりごと]
夢のために貯めていたお金と一切合財を恋人だと思っていた男に持ち逃げされ、ショックから声を失った女性が田舎に戻って心機一転、”自然の恵み”とか”命”を少しずつ分けてもらうような「食堂かたつむり」をはじめ... [続きを読む]
受信: 2010年2月 6日 (土) 15時01分
» 食堂かたつむり〜市場原理主義への女性の抵抗 [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。小川糸原作、富永まい監督、柴咲コウ、余貴美子、ブラザートム、佐藤二朗、田中哲司、志田未来、満島ひかり、江波杏子、三浦友和。地産地消、田舎暮らし、スローライフ、反グローバリズム、そんな言葉が思い浮かび、女性的なレジスタンスを感じさせる作品。... [続きを読む]
受信: 2010年2月 6日 (土) 18時46分
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「かもめ食堂(06)」から始まったともいえる、料理癒し系映画の最新作?になるのかなあってのが予告段階の印象。 [続きを読む]
受信: 2010年2月 6日 (土) 22時48分
» 食堂かたつむり/柴咲コウ、余貴美子 [カノンな日々]
原作本を本屋で見かけたときはこのキャッチーなタイトルに惹かれて文庫化されたら買って読んでみようかなと思っていました。そしたらこうして映画化されちゃいましたので、それならばと公開されるのを楽しみにしてました。主演の柴咲コウさんはお料理が得意ということで劇中....... [続きを読む]
受信: 2010年2月 7日 (日) 09時34分
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9時半だと思っていたら、9時上映開始で、おかげで朝めしを食えなかった^^;
作品としては、どうなのか、よくわからなかったんだけど、柴咲コウさんが大好きなので、「食堂かたつむり
」を鑑賞。
「UCとしまえん
」は、土曜の朝にしては、少なめか。
「食堂かたつむり... [続きを読む]
受信: 2010年2月 7日 (日) 20時06分
» 【97.0Kg】 「食堂かたつむり」を観てきました♪ [街のクマさん 炎のダイエット日記]
こんばんわ! {%笑いwebry%} [続きを読む]
受信: 2010年2月 7日 (日) 23時05分
» 食堂かたつむり [いい加減社長の映画日記]
9時半だと思っていたら、9時上映開始で、おかげで朝めしを食えなかった^^;
作品としては、どうなのか、よくわからなかったんだけど、柴咲コウさんが大好きなので、「食堂かたつむり」を鑑賞。「UCとしまえん」は、土曜の朝にしては、少なめか。
「食堂かたつむり」は、中くらいのスクリーンで、3〜4割。
【ストーリー】
失恋のショックで声を失った倫子は、子供の頃から馴染めなかった自由奔放な母・ルリコが暮らす田舎へ戻り、小さな食堂を始めることにする。お客様は一日一組だけ。
決まったメニューはなく、お客様との事前の... [続きを読む]
受信: 2010年2月 8日 (月) 00時06分
» 食堂かたつむり [そーれりぽーと]
「すげぇよリンゴちゃんの料理は、食うとさ、変わるんだよ」
『かもめ食堂』を連想する台詞と、中島哲也監督を思わせるビジュアルの劇場予告編。
美味しそうな料理を期待して『食堂かたつむり』を観てきました。
★★★★
アーティスティックな映像や音楽を使った奇抜な演出の連続がちょっとウザくも楽しくも。
中島哲也監督の映画が大好きな俺としては、こういうごちゃごちゃキラキラした映画は嫌いじゃないんだけど、もうちょっと濃いくらいでも良かったかも。
中途半端な映画に比べたら相当やってたけど、やり切る位が丁度いい。
... [続きを読む]
受信: 2010年2月 8日 (月) 00時09分
» 食堂かたつむり [MiracleFruits]
ジブンも申し込んでいたのですが先にYちゃんが試写会に当たり誘って頂いたのでいそいそ出かけて来ました『食堂かたつむり(HP)』会場は109シネマズ名古屋です映画が始まる前にゲストが紹介され主演の柴咲コウさんと富永まい監督が登場試写前だったので作品に対する明言に...... [続きを読む]
受信: 2010年2月 8日 (月) 09時48分
» 「食堂かたつむり」 [みんなシネマいいのに!]
失恋を機に話せなくなり、故郷に戻って小さな食堂をはじめたヒロインが、そこで出会 [続きを読む]
受信: 2010年2月 8日 (月) 19時46分
» 食堂かたつむり [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
食に関する映画が流行しているが、これはちょっと風変わりなグルメもの。子供の頃から料理が大好きだった倫子は、レストランを開くのが夢。だが、恋人から資金を持ち逃げされ、ショックと失恋の痛手から声が出なくなってしまう。昔から折り合いの悪い母親の暮らす田舎に戻っ....... [続きを読む]
受信: 2010年2月 8日 (月) 23時57分
» 「食堂かたつむり」母親の真実を知った先にみた愛情の注がれた幸せの料理 [オールマイティにコメンテート]
「食堂かたつむり」は小川糸原作の「食堂かたつむり」を映画化した作品で母子家庭に育った少女がその環境から独立してお店を持とうと働くが、お金も家財道具も恋も声も失い故郷に戻って食堂をオープンして色々な人たちを幸せにする料理を作り続けて母親と自らの出生の秘密を...... [続きを読む]
受信: 2010年2月 9日 (火) 23時44分
» 食堂かたつむり [『映画評価”お前、僕に釣られてみる?”』七海見理オフィシャルブログ Powered by Ameba]
あるところに、
願いが叶うごはんが
ありました。
生きることは、食べること。おいしくてしょっぱい母と娘の物語。
TBSの「王様のブランチ」で紹介され女性たちから絶賛の支持を集めた小川糸の同名小説の映画化。
小さ... [続きを読む]
受信: 2010年2月10日 (水) 00時57分
» 食堂かたつむり [悠雅的生活]
しあわせを呼ぶお料理を召し上がれ。 [続きを読む]
受信: 2010年2月10日 (水) 09時23分
» 『食堂かたつむり』 [『映画な日々』 cinema-days]
男に逃げられ失語症に陥った女が
10年ぶりに帰郷。仲違いの母に頼み込んで
物置で食堂かたつむりをオープンする。
【個人評価:★★☆ (2.5... [続きを読む]
受信: 2010年2月10日 (水) 20時34分
» 『食堂かたつむり』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「食堂かたつむり」□監督 富永まい □原作 小川 糸(「食堂かたつむり」ポプラ社) □脚本 高井浩子□キャスト 柴咲コウ、余 貴美子、田中哲司、ブラザー・トム、志田未来、江波杏子、満島ひかり、三浦友和■鑑賞日 2月7日(日)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 小川 糸の原作本は正直一冊も読んだことはない。 従ってこの映画の原作も。
バンジージャンプはしたくないけれど、あのオッパイ山は見てみたい(笑... [続きを読む]
受信: 2010年2月11日 (木) 12時46分
» 「食堂かたつむり」 [ひきばっちの映画でどうだ!!]
「食堂かたつむり」
ユナイテッドシネマ豊島園にて。
監督・富永まい
原作・小川糸
脚本・高井浩子
失ったもの:恋、家財道具一式、声。
残ったもの:ぬか床・・・。
というキャッチ・コピーのこの作品。
ネタバレご注意です!!
街で恋人と一緒にレストランを開くのが夢だった倫子(柴咲コウ)は、ある日アパートへ帰ってみると・・家財道具一式が全部無くなって・・・当然彼もどこかへ消えて・・・残ったのは、ぬか床だけ・・(T_T)/~~。
そ... [続きを読む]
受信: 2010年2月12日 (金) 14時35分
» 食堂かたつむり [迷宮映画館]
おいしいものを食べるって言うことが、人間なのかも・・・・。 [続きを読む]
受信: 2010年2月13日 (土) 17時19分
» 「食堂かたつむり」 倫子の「言葉」 [はらやんの映画徒然草]
人間には五感があります。 これはすなわち、視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚です。 こ [続きを読む]
受信: 2010年2月14日 (日) 18時59分
» 【食堂かたつむり】 [日々のつぶやき]
監督:富永まい
出演:柴咲コウ、余貴美子、志田未来、田中哲司、三浦友和、満島ひかり、江波杏子、ブラザートム
あるところに、願いが叶うごはんが ありました。
「恋人もお金も失ったショックから声が出なくなってしまった倫子は田舎の実家に戻ってきた... [続きを読む]
受信: 2010年2月15日 (月) 17時22分
» 「食堂かたつむり」感想 [狂人ブログ 〜旅立ち〜]
海外はどうか存じないが、とかく日本の娯楽産業は、一つ何かが流行ると、猫も杓子もそれに右倣えしてしまう、悪しき習慣があるように思う。 10数年前も、散々伏線を張りまくった挙句「おめでとう」「ありがとう」で終わるという、世間をナメきった某アニメがあったが...... [続きを読む]
受信: 2010年2月15日 (月) 20時50分
» 『食堂かたつむり』 [・*・ etoile ・*・]
'10.02.02 『食堂かたつむり』(試写会)@ヤクルトホール
yaplogで当選。ホントにいつもありがとうございます。これ別口でハズレてしまってガッカリしてた。試写会募集の記事を見て早速応募。見事当選したのでワクワクしながら行ってきた。
*ネタバレありです!
「一緒にお店を開店することを夢見ていたインド人の彼氏に、祖母の形見のぬか床以外を持ち逃げされてしまい、ショックから失語症になってしまった倫子。折り合いの悪い母親の元に帰った倫子は、実家の裏にある小屋を改装し食堂を開く。1日1組限定。メ... [続きを読む]
受信: 2010年2月16日 (火) 00時51分
» 食堂かたつむり [to Heart]
{/m_0243/} {/m_0243/}。。。。
あるところに、
願いが叶うごはんが
ありました。
製作年度 2010年
上映時間 119分
原作 小川糸 『食堂かたつむり』(ポプラ社刊)
脚本 高井浩子
監督 富永まい
主題歌 Fairlife 『旅せよ若人』
出演 柴咲コウ/余貴美子/ブラザー・トム/田中哲司/志田未来/満島ひかり/草村礼子/佐々木麻緒/江波杏子/三浦友和
小川糸原作の同名のベストセラー小説を『ウール100%』の富永まい監督が映画化した、じん... [続きを読む]
受信: 2010年2月16日 (火) 02時26分
» 「食堂かたつむり 」もっと美味しそうな料理がたくさん見たかった [soramove]
「食堂かたつむり 」★★★
柴咲コウ、余貴美子、ブラザートム主演
富永まい 監督、119分 、 2010年2月6日 公開
(原題:食堂かたつむり)
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←
「失ったもの、
恋、家財道具一式、そして 声
残ったもの、
ぬか床とおばあちゃんのレシピ
評判のいい原作の映画化」
失恋がきっかけで声が出なくなった主人公(柴咲コウ)は、
貯金も家財道具も恋人に持ち... [続きを読む]
受信: 2010年2月19日 (金) 22時24分
» 「食堂かたつむり」テアトルダイヤにて鑑賞 [流れ流れて八丈島]
久しぶりの休日なんで、2月末まで有効のテアトルグループ映画鑑賞券を使って、池袋のテアトルダイヤで「食堂かたつむり」を観てきました「嫌われ松子…」とか「パコと魔法の…」とかみたいな滑り出しで始まるんだけど、そこまでハジケテはいないし、母と娘のドラマとして...... [続きを読む]
受信: 2010年2月21日 (日) 20時59分
» 食堂かたつむり [C'est joli〜ここちいい毎日を〜]
食堂かたつむり’10:日本
◆監督: 富永まい「ウール100%」◆出演: 柴咲コウ、余貴美子、ブラザートム、田中哲司、志田未来、満島ひかり、 江波杏子、三浦友和
◆STORY◆おっぱい山の麓の小さな町で生まれた倫子は、自由奔放な母親に馴染めず、都会で一人暮らしをしてい...... [続きを読む]
受信: 2010年2月22日 (月) 17時31分
» 食堂かたつむり レビュー(ネタバレあり) [無限回廊幻想記譚]
【ストーリー】おっぱい山のある田舎に生まれ育った倫子(柴咲コウ)は、ルリコ(余貴美子)の不倫で出来た子供だと陰口をたたかれる。倫子は中学校を卒業したと同時に、田舎を飛び出して都会に住むおばあちゃん(草村礼子)の下へと身を寄せた。料理の得意なおばあちゃんは、魔... [続きを読む]
受信: 2010年3月 2日 (火) 20時06分
» 食堂かたつむり [墨映画(BOKUEIGA)]
「愛しい子。 あなたには料理がある。」
【STORY】(シネマ・トゥデイ様より引用させていただきました。)
小川糸原作の同名のベストセラー小説を『ウール100%』の富永まい監督が映画化した、じんわりと心にしみる人生賛歌。失恋の痛手から一時的に心因性失声症を患った主人公が実家に戻り、食堂を開いて人々を料理で癒やしていく様を描く。ヒロインは自身も大の料理好きだという柴咲コウ。その母親役を『ディア・ドクター』の余貴美子が演じている。アニメーションやCGを交えた、ファンタジックな世界に引き込まれる。
倫... [続きを読む]
受信: 2010年3月 9日 (火) 19時58分
» 食堂かたつむり [映画的・絵画的・音楽的]
『食堂かたつむり』を恵比寿ガーデンシネマで見てきました。
予告編で見たときから面白そうだなと思い、見に行こうとしたところがなかなか時間がうまく合致せずに、映画館に行くのがこんなに遅れてしまいました。
この映画に対し前田有一氏は、4点という極端に低い点数をつけています。
その論評を読んでみますと、「「人物描写が浅い」「期待はずれ」「話が薄い」「突っ込みどころ満載」などといった生の読者の声を、きっと富永まい監督も読んだのだろう。この映画版を見た人も、原作を読んだ人たちと同じ感想を持つことがで... [続きを読む]
受信: 2010年3月13日 (土) 08時57分
» mini review 10485「食堂かたつむり」★★★★★★☆☆☆☆ [サーカスな日々]
小川糸原作の同名のベストセラー小説を『ウール100%』の富永まい監督が映画化した、じんわりと心にしみる人生賛歌。失恋の痛手から一時的に心因性失声症を患った主人公が実家に戻り、食堂を開いて人々を料理で癒やしていく様を描く。ヒロインは自身も大の料理好きだという柴咲コウ。その母親役を『ディア・ドクター』の余貴美子が演じている。アニメーションやCGを交えた、ファンタジックな世界に引き込まれる。[もっと詳しく]
珠玉の作品の映画化の、期待度半分、不安度半分ということ。
小川糸の「食堂かたつむり」が08年に... [続きを読む]
受信: 2010年9月15日 (水) 21時55分
» 南極かたつむり [Akira's VOICE]
「食堂かたつむり」
「南極料理人」 [続きを読む]
受信: 2010年9月23日 (木) 11時11分
» シニカルな空気感と気になる料理たち ─ 食堂かたつむり ─ [Prototypeシネマレビュー]
─ 食堂かたつむり ─
小川糸の小説を映画化したこの作品『食堂かたつむり』。内容は全く知らなかったのですが、“料理で元気になる”というテーマは大好きですし、何となく雰囲気でレンタルしてみました。
ただ、個人的に「食堂〜」というタイトルから『かもめ食堂』の感....... [続きを読む]
受信: 2010年10月 2日 (土) 14時25分
» 「食堂かたつむり」「ヘアスタイル」感想 [ポコアポコヤ 映画倉庫]
「食堂かたつむり」富永まいさんという監督さんの作品なのに、一瞬、中島哲也監督か?と錯覚してしまいました。そして、「ヘアスタイル」は中島哲也さんの企画・プロデュースの下、新人監督3人が撮った映画。
... [続きを読む]
受信: 2010年12月19日 (日) 10時49分
» 食堂かたつむり [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
料理好きの人たちの間で秘かなブームを呼んでいた小川糸の小説「食堂かたつむり」が映画化。失恋が原因で声が出なくなってしまった倫子が料理で人々の心を癒していく姿を温かく描 ... [続きを読む]
受信: 2012年5月26日 (土) 15時44分
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