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2010年3月15日 (月)

花のあと

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藤沢周平の同名短編小説を映画化。江戸時代の東北にある架空の“海坂藩”を舞台に、武家の家に生まれた女性の姿を描いた時代劇だ。主演は『真夏のオリオン』の北川景子。共演に「踊る大走査線」シリーズの甲本雅裕、バレエダンサーの宮尾俊太郎、市川亀治郎、國村隼らが出演している。監督は『青い鳥』の中西健二。美しい日本の伝統美に注目したい。
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日本の伝統美と日本の時代劇

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余り期待せずに北川景子目当てで観に行ったのですが、これが結構面白い作品でした。何と言っても上の写真の通り、剣道着姿で髪を上げた彼女が実に凛々しく美しい!正直言ってセリフの言い回しや演技に関してはまだまだ未熟ではあると思いますが、これだけの美しい輝きは彼女ならではのものでしょうし、中々今の若手女優でここまで時代劇の容姿が似あう人も見当たりません。作品は、そんな彼女を含めて、随所に日本の美がとても色濃く描かれていました。例えばオープニングのカットからして、桜が満開という日本人なら誰しも心華やぐであろう風景です。

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他にも主人公・以登(いと:北川景子)を始めとした女性が襖を開ける所作、茶道・剣道、広義に言えば自分を押し殺して父の意見に従う娘といった、武家の娘としての美徳などまでがある意味くどいほど丁寧に描かれていました。さて、以登は東北地方の海坂藩の組頭・寺井甚左衛門(國村隼)の一人娘。幼い頃から父親に剣術を叩き込まれその腕は一級品です。その彼女の希望で藩内一の剣の使い手と言われる江口孫四郎(宮尾俊太郎)と立ち会ったのがことの始まりでした。小手を決められ倒れこむ以登をとっさに抱きかかえる孫四郎、はっと見つめる以登の瞳…。うーん、あまりにベタ過ぎてみているこちらがこそばゆくなるような一目惚れの瞬間です。

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かくも奥ゆかしい日本女性の以登。しかし彼女には許婚がいました。それが片桐才助(甲本雅裕)です。これがまたガサツで下品に笑うわ、大飯ぐらいで味噌汁はズーズー大きな音を立てて飲むわ、以登のお尻にいきなりタッチするわと、ここまでで作品に描いてきた美しい日本のイメージをぶち壊すような輩。演じる甲本雅裕には申し訳ないけれど、普段ならちょっと愛らしいとすら思える笑顔が、何故か嫌らしく見えて仕方ありません。宮尾俊太郎の凛とした、錦絵にでも出てきそうな涼やかな表情との対比が面白いところではあります。しかし父から「以後二度と孫四郎と会うことまかりならん。」と申し渡された以登は、彼への想いをぐっと断ち切るのでした。

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このあたり寡黙にして語らず、北川景子は全てをその微妙な表情や目の動きで表現するのですが、不満はあれども自分の立場をわきまえた武家の娘らしさがよく出ていたと思います。彼女の場合まだセリフ回しがどうしても現代風に聞こえてしまうので、しゃべらない演技のほうが今回は良かったように見えました。そんな出会いから数ヵ月後、突然孫四郎の死が伝えられます。劇中では藩のお役目で失態を演じた彼が切腹したということになっていますが、観客からは基本的に何があったのかは全て想像がつく様になっていますので、ここでは控えます。ここで登場するのが先に以登の中では大いに株を落とした才助。以登に頼まれ孫四郎の死の真相を探る彼の動きは、見た目のいい加減差とは裏腹に非常に切れ者なのでした。

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実際見ている私も、彼がここまで出来る男とは思ってもみず。ありきたりなれども「人は見かけで判断しちゃいけないなぁ。」などと感心してしまう始末。当然劇中の以登もこの下品でガサツな男の思わぬ才覚に驚きつつも見直し始めるのでした。才助の情報では、どうやら孫四郎を陥れた黒幕がいるらしい…。それが藤井勘解由(市川亀治郎)。またもうこの男が登場した瞬間に死ぬほど解り易い悪人顔。そうイメージとしは「越後屋、お主もワルよのぉ…」という感じ。(笑)ある意味、市川亀治郎は大ヒットです。こんなにベタで解りやすいキャラクターは、一見簡単に出来そうでそうではありません。彼のセリフの一つ一つ、立ち居振る舞いの重みが、ともすれば安っぽいキャラクターに見えるのを防いでいました。さすがは歌舞伎役者です。

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クライマックス、以登と勘解由の闘いは、日本の誇る時代劇伝統の殺陣を見ることができるでしょう。キリリと引き締まり一段と凛々しい以登、悪人と言えども藩内有数の剣の使い手である勘解由。北川景子はこのために半年間の訓練をつんだんだそうですが、その甲斐あって申し分ない立ち回り。つばぜり合いでは文字通り火花が散っていたほどです。美しくも強いヒロインの闘いに息を呑みながら見入ってしまいました。全てが終わり、才助に孫四郎との関係を聞かれる以登。「ただ一度立ち会っただけです。」余計なことは口にせず一言そう答え、連れ立って歩き始める2人。口にせずとも相手の心を慮り、言葉の持つ重みを大切にする。正に日本ならではの美徳で締めくくられたラストに感動を覚えました。

個人的おススメ度3.5
今日の一言:北川景子は吉永小百合の系譜に連なると思う
総合評価:70点

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» 花のあと [とりあえず、コメントです]
藤沢周平著の同名短編小説を北川景子さん主演で映画化した作品です。 女性の主人公が敵討ちをするというストーリーがちょっと気になっていました。 儚い桜の華やかさと共に凛とした強さが真っ直ぐに伝わってくる、爽やかな余韻の残る作品でした。 ... [続きを読む]

受信: 2010年3月16日 (火) 00時02分

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受信: 2010年3月16日 (火) 05時12分

» 宮尾俊太郎 膝 [すぐ読める!1分で読めるニュース]
たかのゆりの米倉涼子さんと宮尾俊太郎さんが出演しているCMで使われている曲を.... たかのゆりの米倉涼子さんと宮尾俊太郎さんが出演しているCMで使われている曲を教えてください。 今放送されているcodaさんの「eye royal」って曲の前にCMでかかっていた曲が知りたいです。(続きを読む) 宮尾俊太郎さんと北川景子さんは破局したんですか? 宮尾俊太郎さんと北川景子さんは破局したんですか?(続きを読む) ドラマ、ヤマトナデシコ七変化の宮尾俊太郎サン演じる森蘭丸と温泉に行く約束をし.... ドラマ、... [続きを読む]

受信: 2010年3月16日 (火) 08時55分

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受信: 2010年3月16日 (火) 10時34分

» 花のあと [シネマDVD・映画情報館]
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受信: 2010年3月16日 (火) 20時52分

» 花のあと [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
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受信: 2010年3月16日 (火) 23時50分

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受信: 2010年3月19日 (金) 00時48分

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受信: 2010年3月19日 (金) 12時27分

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受信: 2010年3月20日 (土) 09時14分

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受信: 2010年3月20日 (土) 14時50分

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» 「花のあと」を観たあと [再出発日記]
大好きな藤沢周平原作ということで映画「花のあと」を見ました。goo映画より東北にある海坂藩。女でありながら男顔負けの剣術の腕を持つ以登は、一度だけ竹刀を交えた藩随一の剣士・江口孫四郎に、一瞬にして熱い恋心を抱く。しかし、以登にも孫四郎にも、ともに家の定め...... [続きを読む]

受信: 2010年3月23日 (火) 00時07分

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[北川景子] ブログ村キーワード ↓ワンクリックの応援お願いします↓ おみくじ評価:吉 2010年20本目です。 【あらすじ】 女でありながら、男顔負けの剣術の腕を持ち、一度だけ竹刀を交えた江口孫四郎(宮尾俊太郎)に一瞬にして恋に落ちた以登(北川景子)。 しかし..... [続きを読む]

受信: 2010年3月24日 (水) 08時48分

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受信: 2010年3月29日 (月) 22時08分

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受信: 2010年3月30日 (火) 08時13分

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受信: 2010年3月31日 (水) 00時35分

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受信: 2010年4月 2日 (金) 09時21分

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» 【映画】花のあと [新!やさぐれ日記]
▼動機 期限付きの無料鑑賞券を使うため ▼感想 ダメな若手を支えきった甲本雅裕の底力に敬意を ▼満足度 ★★★★★★☆ いいかも ▼あらすじ 女でありながら男顔負けの剣術の腕を持つ以登(北川景子)は、一度だけ竹刀を交えた江口孫四郎(宮尾俊太郎)に一瞬にして恋心を抱く。しかし、以登、孫四郎ともに決まったいいなずけがおり、以登はひそかな思いを断ち切って江戸に留学中のいいなずけの帰りを待ち続ける。数か月後、藩命で江戸に向かった孫四郎が自ら命を絶ったという知らせが入る。 ▼コメント 主... [続きを読む]

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» 花のあと [映画的・絵画的・音楽的]
 『花のあと』を丸の内TOEIで見ました。  数寄屋橋近くにあるこの映画館の存在自体は知っていましたが、入るのは今回が初めてです。暇な時間ができたので、そんな映画館を開拓するのも面白いと思い、また久し振りに時代劇を見てみるかということもあり、有楽町まで出かけてみました。 (1)映画は、藤沢周平の短編小説に基づき、実に手際よく制作されています。すべてのエピソードに無駄がなく、ラストのハッピーエンドに向かって整然と集約されていきます。見終わると、実にスカッとした気分になること請け合いです。  この... [続きを読む]

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» 花のあと [『映画評価”お前、僕に釣られてみる?”』七海見理オフィシャルブログ Powered by Ameba]
最後の恋 最初の愛 「蝉しぐれ」「山桜」の藤沢周平による短編時代小説の映画化。 一度だけ竹刀を交えた下級武士・孫四郎に淡い恋心を抱いた女剣士・以登。しかし、二人には家が定めた許婚がおり想いを断ち切る。やがて孫... [続きを読む]

受信: 2010年4月15日 (木) 22時50分

» 花のあと [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
『たそがれ清兵衛』『蝉しぐれ』『武士の一分』など、数々の秀作時代劇の原作者として知られる藤沢周平の同名短編小説を映画化。『山桜』に続く「海坂藩大全」からの映画化第二弾! 物語:東北にある海坂藩。藩の要職を務める寺井家の一人娘として生まれ、幼い頃から父親....... [続きを読む]

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» 花のあと [ダイターンクラッシュ!!]
2010年6月27日(日) 16:50~ キネカ大森3 料金:0円(Club-Cテアトル会員ポイント利用) パンフレット:売り切れ 『花のあと』公式サイト 例によって藤沢周平原作の時代劇。 いつもの藤沢周平映画のような雰囲気で、雪が積もる地方、気のいい人間や清廉潔白な人間が出ていて、腹黒い奴がいる。で、最後は成敗。藤沢周平の小説は読んだことがないのだけどさ。 そう言えば、近々藤沢周平原作「必死剣鳥刺し」という映画があるが、前売りのおまけが「必死剣耳掻き」。予告で登場した時は、かなり場内が騒然と... [続きを読む]

受信: 2010年6月28日 (月) 02時16分

» 【映画評】花のあと [未完の映画評]
ただ一度竹刀を交えただけの男のために仇討ちをする女剣士を時代劇初挑戦の北川景子が演じる、藤沢周平原作の時代劇。 [続きを読む]

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» 10500「花のあと」★★★★★☆☆☆☆☆ [サーカスな日々]
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» 空気の花 [Akira's VOICE]
「空気人形」 「花のあと」  [続きを読む]

受信: 2010年11月26日 (金) 11時34分

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2009年 日本  公開日2010/03/13 花のあと [DVD]/北川景子,甲本雅裕,宮尾俊太郎 監督 中西健二 脚本 長谷川康夫/飯田健三郎 出演 北川景子/甲本雅裕/宮尾俊太郎/相築あきこ/佐藤めぐみ/市川亀治郎/伊藤歩/柄本明/國村隼 原作 藤沢周平 あらすじ 東北にある... [続きを読む]

受信: 2011年1月16日 (日) 15時29分

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花のあと [DVD](2010/09/24)北川景子、甲本雅裕 他商品詳細を見る<<ストーリー>>藤沢周平の短編時代小説を北川景子主演で映画化。 藩の要職を務める名門・寺井家のひとり娘として生まれた以登。 幼少の...... [続きを読む]

受信: 2011年2月 3日 (木) 01時19分

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☆☆☆★- (10段階評価で 7) 4月22日(金) WOWOWのHV放送を録画で鑑賞。 [続きを読む]

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監督、中西健二。脚本、長谷川康夫、飯田健三郎。原作、藤沢周平。主題歌 一青窈「花 [続きを読む]

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» 喪中映画評「花のあと」 [プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]]
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» 花のあと [RE940の自作DVDラベル]
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受信: 2011年10月13日 (木) 20時42分

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