パーマネント野ばら
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最後は切なかったけれど、なんだか少し優しい気持ちになれる作品でした。菅野美穂はなんと8年ぶりの映画主演だそう。しかし失礼ながら前作の『Dolls ドールズ』など全く覚えてませんからその意味では新鮮に感じました。なにせ彼女が出演していたドラマ『アルジャーノンに花束を』と同じ年の作品ですから…。元々20代の頃から個人的に好きな女優だったのですが、30代になってますます魅力的になったと思います。序盤、恋人カシマ(江口洋介)と付き合っているシーンで見せた上目遣いのハニカミ目線、これには思わず「か、可愛い…」とつぶやいてしまったほど。これ一発で私の心は完全に持ってかれてしまったのでした。タイトルになっている「パーマネント野ばら」は実は捻りもなにもなくそのまま美容室の名前。
とある寂れた港町にあるたった一軒の美容室「パーマネント野ばら」が物語の舞台となります。そこにはちょっと変わった女性が集まってくるのでした。物語はこのちょっと変わった女性たちに起こった出来事を描きつつ、主人公なおこ(菅野美穂)の切ない恋愛を描いて行きます。とはいえ実際には終盤までは、おかしな女性たちを笑いながら観て行く事になるのですけども。店の主人はなおこの母親まさ子(夏木マリ)。なおこは離婚して、可愛い一人娘もも(畠山紬)とともに実家に出戻っています。パンチパーマで男の話しかしない、チンコチンコと下品な発言をしまくっているオバちゃん3人組は店の常連客。この3人組は物語の間中ずっと笑いを提供してくれるのですが、確かに田舎のオバちゃんはこんな感じですね。妙に懐かしいやら納得やらで、でも人が良くて人情家というか。
はっきりとは言っていませんが、登場人物が土佐弁を使っているので舞台は西原理恵子センセの故郷、高知県ということなんでしょう。男も豪快だけど女も豪快よ!という感じです。(笑)そんな中、なおこ本人となおこの幼馴染でスナックのママをやっているみっちゃん(小池栄子)とひたすら男運の悪いともちゃん(池脇千鶴)だけが若い女性陣。この3人、みっちゃんの旦那は店の女の子とデキて出て行ってしまい、ともちゃんのだんなも博打狂いでやっぱり家を出ていて、唯一なおこだけがカシマとラブラブ。しかし今思えばどうも子供っぽい恋愛に見えてしまうほどカシマと会っている時の彼女の表情が女性というより“女の子”なのでした。とはいえ実際、菅野美穂はまだ32歳ですから、それが変だなどと言ったら世の30代女性のクレーム多発になってしまいますよね…。でもココ一応ポイント1。
みっちゃんが旦那の浮気にキレて車で旦那を引いてしまうシーンはそのあまりの無茶さ加減に呆れながらも笑い、ともちゃんが歴代ロクでもない男に引っかかっり、やっと捕まえた旦那がギャンブル狂いだったというオチには苦笑いを浮かべ…といったサイドストーリーは完璧にコメディ映画状態で、単純に観ていて楽しいのですが、この一見本線とは何の関係のないストーリーにもちゃんと意味がありました。彼女たち2人を観ていると笑いの中に、生きることの辛さや苦しさ、寂しさが込められていて、それでも懸命に生きていく人間の強さを観ることが出来ます。実はそれはまさ子やオバちゃんたちにも共通していることなのでしょう。しかしなおこはそんな人間を含めてこの街が大嫌いだと言います。
表面的には、田舎のしつこいほどの人間関係や、誰も彼もが都会的な常識から外れているという部分に嫌気が差しているように見えますし、それはある意味納得できたりもしますが…。ココがポイント2。さて、ある日まさ子が温泉旅行に行き、ももは父親のところに一泊することになって、ぽっかりと時間の開いたなおこはカシマと温泉に行くことにします。部屋で愛し合う2人…しかし彼女が目覚めた時、部屋には彼女が一人で取り残されていました。あせって探しまくるなおこ。公衆電話からカシマに電話をかけて、自分のことを好きなのかを泣きながらたずね、「何でこんなに寂しいが…」と泣き崩れる彼女からは、単に男女関係のもつれ以上に切ない想いがヒシヒシと伝わってきます。この段階に来ると前半のコメディノリはすっかりなりを潜め、何やら尋常ならざる雰囲気が…。
(ココからネタバレ含む。)
さて、楽しいコメディドラマの流れの中にサラッと引かれた伏線の数々、私は最後まで気がつきませんでした。ともちゃんにカシマと付き合っていることを打ち明けたなおこ、彼女に対してともちゃんは「それ何度も聞いたよ。」と微笑みかけるのですが、そこでやっと事態が飲み込めた次第…。そう、カシマは既に死んでいました。その深い悲しみがなおこの心の時を止め、更に時々彼女をの心を過去に飛ばす。なるほどそれで概ね説明がつきました。ともちゃんは言います。「人は二度死ぬがやと。人の心の中におらんようになったら、いよいよ最後やと。今度こそ、本当に死ぬ。」だからなおこはカシマのことを決して忘れないのですね。
全てを解っていてなおこをみまもるまさ子やみっちゃんやともちゃん、オバちゃんたちの包み込むような優しさに心が温まり、母を迎えに行くモモちゃんの優しさに胸を打たれました。
個人的おススメ度3.5
今日の一言:小池栄子がすごくはまり役だと思う
総合評価:71点
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『パーマネント野ばら』予告編
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» パーマネント野ばら [あーうぃ だにぇっと]
昨夜は、妻、次女、三女と九段会館で「パーマネント野ばら」を観た。
評判良いようなので、とっても楽しみにしていた作品。
さてさて、その結果は? [続きを読む]
受信: 2010年5月19日 (水) 22時00分
» パーマネント野ばら 完成披露試写会 [メルブロ]
パーマネント野ばら 309本目 2010-13
上映時間 1時間40分
監督 吉田大八
出演 菅野美穂(なおこ)
小池栄子(みっちゃん)
池脇千鶴(ともちゃん)
宇崎竜童(カズオ)
夏木マリ(母まさ子)
江口洋介(カシマ)
会場 有楽町朝日ホ...... [続きを読む]
受信: 2010年5月20日 (木) 01時08分
» パーマネント野ばら [象のロケット]
海辺の町にある“パーマネント野ばら”は女たちの憩いの場。 離婚して一人娘のももを連れて出戻ったなおこと、その母まさ子が切り盛りしている、小さな美容室。 まさ子の夫は女の家に入り浸りで、なおこの友人みっちゃんは夫の浮気を、ともちゃんは夫のギャンブルを心配している。 一方なおこは、高校教師のカシマとデートを重ねていたのだが…。 切ない恋の物語。... [続きを読む]
受信: 2010年5月20日 (木) 09時33分
» 「パーマネント野ばら」みた。 [たいむのひとりごと]
西原理恵子原作と言うよりは、『時をかける少女』や『サマーウォーズ』など細田守アニメで脚本を担当した奥寺佐渡子さんの脚本だというところに期待して鑑賞。(というか、西原理恵子原作だと知らずに鑑賞していた)... [続きを読む]
受信: 2010年5月22日 (土) 23時04分
» パーマネント野ばら/菅野美穂、小池栄子 [カノンな日々]
西原理恵子さんの原作を『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八監督が映画化した作品です。「パーマ」は普通に耳にもしますけど「パーマネント」って久々に聞く単語ですよね(笑)。久々といえばTVドラマで活躍する菅野美穂さんも久々の主演映画ということで宣伝活動に....... [続きを読む]
受信: 2010年5月22日 (土) 23時21分
» 「パーマネント野ばら」恋をし続けた先にみた忘れられない恋の残像 [オールマイティにコメンテート]
5月22日公開の映画「パーマネント野ばら」を観賞した。
この映画は高知の田舎町で美容室を営んでいる母親の元に
離婚して戻った娘が男運の悪い者3人同士で繰り広げる
30代の恋のストーリーである。
女同士だから言える事、そして30代になっても恋を忘れられない....... [続きを読む]
受信: 2010年5月22日 (土) 23時38分
» パーマネント野ばら [だらだら無気力ブログ]
『いけちゃんとぼく』『女の子ものがたり』と著作が次々と映画化されている 人気漫画家の西原理恵子の同名作品を『クヒオ大佐』の吉田大八監督が、 『Dolls ドールズ』以来8年ぶりの主演となる菅野美穂を迎えて映画化。 共演には、江口洋介、夏木マリ、宇崎竜童、池脇千鶴..... [続きを読む]
受信: 2010年5月23日 (日) 00時20分
» パーマネント野ばら [とりあえず、コメントです]
西原理恵子著の同名コミックを映画化した切ない恋の物語です。 主演が菅野美穂さんと聞いて気になっていました。 予想通り、心に沁みるような恋を描いた女性たちのラブストーリーでした。 ... [続きを読む]
受信: 2010年5月23日 (日) 09時04分
» 叙情的に頼らない叙情「パーマネント野ばら」 [映画雑記・COLOR of CINEMA]
注・内容に触れています西原理恵子、同名漫画『パーマネント野ばら』を映画化。監督は『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『クヒオ大佐』の吉田大八。脚本は奥寺佐渡子(「時をかける少女」「サマーウォーズ」)。主... [続きを読む]
受信: 2010年5月23日 (日) 19時10分
» パーマネント野ばら [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
大人の女性たちの恋模様は、可笑しくて、たくましくて、そして悲しい。夫と離婚し幼い娘を連れて出戻ったなおこは、実家で母のまさ子が営む、町でたったひとつの美容室「パーマネント野ばら」を手伝っていた。そこは近所のおばちゃんたちが毎日集まっては男との思い出や恋愛....... [続きを読む]
受信: 2010年5月23日 (日) 23時52分
» パーマネント野ばら [そーれりぽーと]
西原理恵子原作+吉田大八監督+菅野美穂主演て!
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』を超えるパンチを予感して『パーマネント野ばら』を観てきました。
★★★★
パンチパーマの下品なおばはん共の巣窟となっている美容院「野ばら」さんがあるのは、とある漁師町。
この町はいい年こいて男のケツを追っかけまわしたり、しょーもない男共に振り回されて負けが込んだ女達の吹き溜まりみたいなところ。
パンチパーマのおばはん達は口も性癖もまんまパンチ強すぎるわ、一見フツーに見える若い娘達も波乱に満ちた人生をおくっている。
... [続きを読む]
受信: 2010年5月25日 (火) 21時29分
» *『パーマネント野ばら』* ※ネタバレ有 [〜青いそよ風が吹く街角〜]
2010年:日本映画、吉田大八監督、西原理恵子原作、奥寺佐渡子脚本、菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、宇崎竜童、夏木マリ、江口洋介出演。 [続きを読む]
受信: 2010年5月26日 (水) 02時11分
» 【映画評】パーマネント野ばら [未完の映画評]
高知の片田舎の小さな港町でただ一軒の美容室“パーマネント野ばら”に集う女たちの悲喜こもごもの恋模様を描いた、菅野美穂、8年ぶりの主演作。 [続きを読む]
受信: 2010年5月26日 (水) 10時59分
» パーマネント野ばら [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。西原理恵子原作、吉田大八監督、菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、宇崎流童、夏木マリ、江口洋介。 リアルな映像なのにじわじわとシュールな映像が染み込んできて、しかもリアルな映像と区分けなく伝染してくるので平板なさびれた海岸沿いの高知県の町がだんだん奥...... [続きを読む]
受信: 2010年5月26日 (水) 22時02分
» 映画「パーマネント野ばら 」何度も、聞いたよ。大丈夫だよ [soramove]
「パーマネント野ばら 」★★★☆
菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、宇崎流童、夏木マリ、江口洋介出演
吉田大八監督、114分、2010年5月22日公開、2010,日本,ショウゲート
(原題:パーマネント野ばら)
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←
「菅野美穂という女優の内に秘めた
感情表現に打たれた、
大袈裟に叫んだり、声を上げたり
演じると言うと、そんなことが主流だが
脇役の少し後ろあ... [続きを読む]
受信: 2010年5月27日 (木) 20時39分
» パーマネント野ばら☆独り言 [黒猫のうたた寝]
小さな港町の美容院には毎日いろいろな女性が集まってくる。おばちゃんたちはきつめのパンチパーマをかけながら、色恋話に花が咲く。まぁちょっと脚色はされちゃうのはご愛敬(笑)店主はパンチパーマが小粋なまさ子さん。そんな美容院野ばらに出戻ってきた、なお子。離婚の... [続きを読む]
受信: 2010年5月28日 (金) 00時21分
» パーマネント野ばら [ケントのたそがれ劇場]
★★★☆ 管野美穂が映画で主演を張ったのは、『Dollsドールズ』以来約8年ぶりである。今年33歳になるというが、まだまだ若くて清楚な美しさも健在だね。 男運の悪い女ばかりが住んでいる、とある海辺の田舎町。子連れ出戻り女の「なおこ」を演じる管野美穂は、ま... [続きを読む]
受信: 2010年5月29日 (土) 19時00分
» 『パーマネント野ばら』(2010)/日本 [NiceOne!!]
監督:吉田大八原作:西原理恵子脚本:奥寺佐渡子主題歌:さかいゆう出演:菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、宇崎竜童、夏木マリ、江口洋介、畠山紬鑑賞劇場 : ヒューマントラスト... [続きを読む]
受信: 2010年5月30日 (日) 22時03分
» パーマネント野ばら・・・・・評価額1650円 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
高知県の鄙びた漁村にある「パーマネント野ばら」を舞台に、日本一男運の悪い女たちの、喪失と再生を描く叙情的物語。
原作は最近著作が続々... [続きを読む]
受信: 2010年5月30日 (日) 23時56分
» 「パーマネント野ばら」 [お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法]
2010年・日本:ショウゲート配給監督:吉田 大八原作:西原 理恵子脚本:奥寺 佐渡子 西原理恵子の人気コミックを、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」、「クヒオ大佐」の吉田大八監督が映画化。主演は北野... [続きを読む]
受信: 2010年5月31日 (月) 01時39分
» 『パーマネント野ばら』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「パーマネント野ばら」□監督 吉田大八 □脚本 奥寺佐渡子□原作 西原理恵子□キャスト 菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、宇崎竜童、夏木マリ、江口洋介、畠 山 紬■鑑賞日 4月23日(日)■劇場 109CINEMAS川崎■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> ハードパンチャーのオバチャンたち、○んこ、○んこ言うな(笑) 西原理恵子原作のものを観るのは『いけちゃんとぼく』、『女の子ものがたり』に続きこれが3度目(の正直) これはもちろん菅... [続きを読む]
受信: 2010年5月31日 (月) 08時08分
» どんな恋でもないよりはまし?~「パーマネント野ばら」~ [ペパーミントの魔術師]
このタイトルからしてごっつい役で出てくるのかと思いきや 完全に裏方に回ってた夏木マリさん。 個人的には「ピンポン」や「シュガー&スパイス」の あの雰囲気を当てにしていったんですが 見た目のインパクトとはえらい違いで 口悪かろうが、目つききつかろうが 哀しさと優..... [続きを読む]
受信: 2010年6月 2日 (水) 01時34分
» 毒とアクと盲目で気付きづらいみんなの優しさ ─ パーマネント野ばら ─ [Prototypeシネマレビュー]
─ パーマネント野ばら ─
先日、ちょうど映画の無料券が手に入ったので『パーマネント野ばら』を見てきました。演技派の二人、菅野美穂と江口洋介が共演しているとのことで気にはなってたんですよね〜。
これがまたっ、ラストはまさかのドンデンな展開で「そうきたかっ!....... [続きを読む]
受信: 2010年6月 3日 (木) 06時37分
» [映画]パーマネント野ばら [余白日記]
一度でも西原作品に触れたことがあれば、恋=ちんこという 明快さもすんなりと受け入れられる。 映画だけを見に来る客に共感を呼べるか、多少不安ながら 女優陣の頑張りが思いのほか好印象。 中でも小池栄子の立ち姿の美しさに惚れ惚れしてしまう。 入れ食いやき!と、ハマ... [続きを読む]
受信: 2010年6月 5日 (土) 19時09分
» 「パーマネント野ばら」 [みんなシネマいいのに!]
「いけちゃんとぼく」や「女の子ものがたり」など最近やたらと映画化されている西原 [続きを読む]
受信: 2010年6月 6日 (日) 13時50分
» 人は淋しいから恋をする~「パーマネント野ばら」 [ひょうたんからこまッ・Part2]
『パーマネント野ばら』
(2010年・日本/100分)
公式サイト
女も、男も、みんな淋しい。
ひたすら人肌の温もりを求めて、
ジプシーのように流れ歩く。
安住の地は遥か彼方。
例えその温もりが「幻」で... [続きを読む]
受信: 2010年6月13日 (日) 21時38分
» 人は淋しいから恋をする~「パーマネント野ばら」 [ひょうたんからこまッ・Part2]
『パーマネント野ばら』
(2010年・日本/100分)
公式サイト
女も、男も、みんな淋しい。
ひたすら人肌の温もりを求めて、
ジプシーのように流れ歩く。
安住の地は遥か彼方。... [続きを読む]
受信: 2010年6月13日 (日) 21時39分
» パーマネント野ばら [『映画評価”お前、僕に釣られてみる?”』七海見理オフィシャルブログ Powered by Ameba]
「ずっと好き」はどこにもないから
私は毎日、小さな嘘をつく──。
彼女の涙に秘められた、あまりにも切ない真実…
美しい空と海に囲まれた田舎町で起こった、すべての人の記憶に残る、ある恋の物語──。
西原理恵子... [続きを読む]
受信: 2010年6月19日 (土) 01時26分
» パーマネント野ばら [映画的・絵画的・音楽的]
同じ原作者の映画『女の子ものがたり』が大変良かったこともあり、また菅野美穂の8年ぶりの主演映画ということもあって、『パーマネント野ばら』をヒューマントラストシネマ・有楽町で見てきました。
(1)余り先入観を持たないように映画を見ようとしたために、映画が始まるまでは、“パーマネント”の意味するところがよく分からないでいたところ、開始早々、これは「パーマ 野ばら」あるいは「美容室 野ばら」なのだとわかった次第です!
それはさておき、主人公のなおこ(菅野美穂)は、離婚して一人娘を連れて高知の田舎町... [続きを読む]
受信: 2010年6月20日 (日) 05時35分
» パーマネント野ばら [物語の裏庭]
ひさーしぶりに、じつはほとんど見ない邦画観ました。
菅野美穂8年ぶりの主演「パーマネント野ばら」
原作が「毎日かあさん」の作者の西... [続きを読む]
受信: 2010年6月29日 (火) 00時59分
» [映画][2010年][名台詞][名場面]パーマネント野ばら(吉田大八) [タニプロダクション]
シネ・リーブル池袋 たて続けに劇場で二度観賞。 パーマネント野ばら 日本映画 監督:吉田大八 脚本:奥寺佐渡子 出演:菅野美穂 小池栄子 池脇千鶴 畠山紬 宇崎竜童 夏木マリ 江口洋介 加藤虎ノ介 山本浩司他 撮影:近藤龍人 音楽:福原まり 主題歌:さかいゆう ... [続きを読む]
受信: 2010年6月29日 (火) 01時13分
» 「パーマネント野ばら」恋する女たち [再出発日記]
同じ西原恵理子の自伝的マンガが原作で、同じ仲良し三人の女性三人組が出てくる話といえば、「女の子ものがたり」という愛媛の海岸の町が舞台になった作品があった。前作はビンボー... [続きを読む]
受信: 2010年6月30日 (水) 15時31分
» 「パーマネント野ばら」不思議な余韻 [ももたろうサブライ]
監督 吉田大八少しあらすじ娘を連れて出戻ったなおこ(菅野美穂)と、その母まさこ(夏木マリ)が営む町に一つの美容室「パーマネント野ばら」。町の女性たちは日々店に集って、う... [続きを読む]
受信: 2010年7月 4日 (日) 17時50分
» パーマネント野ばら [迷宮映画館]
なんだか不思議な味わいのタッチに仕上がったのは、菅野美穂さんならでは! [続きを読む]
受信: 2010年7月13日 (火) 09時57分
» パーマネント野ばら [ぷち てんてん]
『あ~~、夜になると激しく雨が降る。しかし梅雨明けも近いらしい。そして梅雨明けすると、猛暑が待ってるらしい~~!!あ~~、考えただけでぞっとする。職場で夏大好きっていう... [続きを読む]
受信: 2010年7月19日 (月) 21時26分
» パーマネント野ばら [ゴリラも寄り道]
パーマネント野ばら [DVD](2011/01/07)菅野美穂商品詳細を見る<<ストーリー>>人気漫画家・西原理恵子の原作を菅野美穂主演で映画化した恋愛ドラマ。
海辺の小さな港町に佇む美容室・パーマネント野ばらに...... [続きを読む]
受信: 2011年1月10日 (月) 03時42分
» パーマの女の子 [Akira's VOICE]
「女の子ものがたり」
「パーマネント野ばら」 [続きを読む]
受信: 2011年1月29日 (土) 11時03分
» パーマメント野ばら [単館系]
ずーと好きはどこにもないから私は毎日小さな嘘をつく
娘を連れて出戻ったなおこ(菅野美穂)と、その母まさこ(夏木マリ)が営む町に一つの美容室「パーマネント野ばら」。町の女性たちは日々店に集っては...... [続きを読む]
受信: 2011年1月29日 (土) 22時07分
» 『パーマネント野ばら』 [シネマな時間に考察を。]
忘れられない記憶の海で、
永遠に続くものをさがしていた。
『パーマネント野ばら』
2010年/日本/100min 監督:吉田大八
出演:菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、夏木マリ
構成の行き届いた作品だった。
ストーリーが予め用意されている原作の映画化というのは... [続きを読む]
受信: 2011年2月 3日 (木) 17時56分
» 《パーマネント野ばら》 [日々のつぶやき]
パーマネント野ばら [DVD]/菅野美穂
¥3,990
Amazon.co.jp
監督:吉田大八
出演:菅野美穂、夏木マリ、宇崎竜童、小池栄子、池脇千鶴
「ずっと好き」はどこにもないから 私は毎日、小さな嘘をつく-。
「離婚して娘のももと一緒に故郷に戻り、実家のパーマ... [続きを読む]
受信: 2011年3月15日 (火) 17時27分
» 観ました、「パーマネント野ばら」 [オヨヨ千感ヤマト]
吉田大八監督作品なので、なんか人間の滑稽さとか皮肉たっぷりのユーモアとか、「毒な [続きを読む]
受信: 2011年4月 8日 (金) 22時53分
» パーマネント野ばら [のほほん便り]
今、輝いてる女優さん達がサイバラ・ワールドを表現。
菅野美穂主演、池脇千鶴、小池栄子と、現在の月9じゃないけれど、みな男運が悪く、されど、とても魅力的に撮れてました。途中、アッと驚く展開も…
それにしても、なおこ(菅野美穂)は、離婚して、ひとり娘・もも(畠山紬)を連れて実家に戻り、家業の「パーマネント野ばら(小さな港町でただ一軒の美容室)」を手伝ってるし、
幼なじみ、みっちゃん(小池栄子)は、スナックのママ。夫は店の女の子に手を出した挙句、別の女と出て行き、怒って大暴れ。車ではねと... [続きを読む]
受信: 2011年12月 2日 (金) 18時04分
» パーマネント野ばら(DVD) [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
漫画家・西原理恵子による叙情派作品の最高傑作と評される同名コミックを映画化。美しい自然に囲まれた高知の田舎町を舞台に、大人の女性の恋心を描く。監督は、「腑抜けども、悲 ... [続きを読む]
受信: 2012年2月 8日 (水) 19時23分
» 映画評「パーマネント野ばら」 [プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]]
☆☆☆★(7点/10点満点中)
2010年日本映画 監督・吉田大八
ネタバレあり [続きを読む]
受信: 2012年3月30日 (金) 09時25分
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