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2010年6月 8日 (火)

クレイジー・ハート/Crazy Heart

Photo 名優ジェフ・ブリッジスがようやくアカデミー賞主演男優賞を獲得し、歌曲賞とあわせて2冠を獲得した作品。共演のマギー・ギレンホールも助演女優賞にノミネートされた。かつての栄光も今はいずことドサ回り営業を続けるカントリー・シンガーが、一人の女性と子供との出会いをきっかけに再起を図る姿を描いたヒューマンドラマだ。監督はスコット・クーパー。
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何はともあれジェフ・ブリッジスがやっとオスカーを手にしたこの作品、彼が名優であることはオスカーを獲得しようがしまいが今更疑う余地などないのだけれど、何と5度目のノミネートで初めてだというのだから正直意外な気がする。そういう意味で楽しみにして観て見たのだが、誤解を恐れずに言えば彼の演技には、例えば『しあわせの隠れ場所』で主演女優賞に輝いたサンドラ・ブロックのような、観ているものの心を鷲掴みにして引き込むようなものはなかったように思います。それはサンドラの演技にジェフの演技が劣っているという意味ではありません。彼はまさに主人公バッド・ブレイクそのものになりきり、バッド・ブレイクは、今ではあまり観られないアメリカらしさが良く現れた本作そのものと同化していたように思うのです。

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一世を風靡したバッド・ブレイクも今ではしがないドサ回りの営業をこなす毎日。ドサ回りといってもそこは広大なアメリカ、ライトバンに荷物を積んで一日何百キロの移動の末に次の町へと向かうのです。荒野の一本道を疾走する様子は、昔ならばカウボーイが馬で疾走していた様子を思い起こさせるような風景でした。そんな彼が最初に訪れたのがなんとボーリング場。もはやライブハウスですらない場所で歌うというていたらくです。酒とタバコが手放せない彼が咥えタバコでボーリング場に入ると、店長は歓迎しながらも「ここは禁煙ですけど、その1本だけは構わないです。」とピシャリ。挙句にバーで頼んだ酒は自腹ですとまで言われてしまう始末。つまりこのシーンの見事なところは現在のバッドがどういう状況にあるのかを一目瞭然にしてくれている点なんですね。

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そこでのライブをこなし、次に向かったのが(宮沢りえの写真集で有名な)サンタフェ。今度はバーでのライブ、ボーリング場よりはましか…そんな風に考えていたバッドにとって、ここで運命の出会いをすることになろうとは!地元紙の記者をしていたジーン(マギー・ギレンホール)がインタビューの申し込みをしてきたのです。実は私はこのマギー・ギレンホールという女優をこれまでよく知りませんでした。精々『ダークナイト』のレイチェル役程度です。しかし、今回の彼女は見事に役にハマっていたように思います。最初はかつての大スターにインタビューできると意気込む上昇志向の新聞記者、それがバッドと出会い徐々に彼に惹かれてつつ、記者から女性へと変わって行きます。しかし彼女には4歳になる息子のバディがいました。

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即ち、新聞記者・恋する女性・一人息子の母親の3役を彼女は極自然に演じていたのでした。家を訪ねたバッドに「バディの前ではお酒を飲まないで。」と語るジーン。その口ぶりからは別れた夫も酒で問題があったのではないかと推測できます。それにしても無頼派を気取って生きてきたであろうバッド・ブレイクも、何やらバディ相手には良いおじいちゃん。その姿は似合わないけれど似合う…そんな感じです。ところでジーンという女性はものの見事にあげまんだったのでしょうか、ここでバッドに大きなチャンスが舞い込みます。それはかつての彼の弟子でいまや押しも押されぬトップスターとなっているトミー・スウィート(コリン・ファレル)のライブの前座でした。これはバッドでなくとも微妙なオファーなのは明白。

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弟子に対するプライドもっと言えば嫉妬の気持ちは良く解りますし、しかしシンガーとして12000人を前に歌える喜び、そしていつもよりも高いギャラが魅力的というのもよく解ります。結局仕事を請けるバッド。大ステージでの歌唱シーンは本作の見所の一つです。コリン・ファレルとジェフ・ブリッジスのセッションなんてそうそう聴けるものじゃありません。しかもまたこのトミーが実にいい奴。表向き師匠をリスペクトしながら裏で「けっ、おいぼれが!」なんていってる奴らが多い中、彼はバッドに受けた恩を忘れていないのでした。この師弟関係はギスギスして人間不信に思えてしまいがちな現代に生きる私たちにとっては一服の清涼剤のようでもあります。ところが!好事魔多し。この後、ジーンの家を訪ねる途中、バッドは交通事故で入院するはめに。

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病院に迎えに来てくれたジーンの家でしばしの休暇を楽しみ、自宅へ帰るバッド。しかしジーンに合えない寂しさ、そして24年前に別れた息子に連絡を入れるも会いたくないと断られたショック、またしても酒に溺れる毎日です。結局これがまた彼の首を絞めることになるのですが、何かを失うことで何かを得る、それはある意味当然とも言えます。ジーンと別れた彼が彼女とバディを想って作った歌は実に心に響く素晴らしい歌でした。それは正にこの作品を1曲の歌に込めたものでもあります。大ヒットしたこの曲をトミーがライブで歌い、そっと立ち去るバッド。その彼の前には今や地方紙から大きい新聞社へと移ったジーンが。「インタビューしてもいいかしら?」「もちろんだとも。」お互いに笑みを浮かべながらの対面に湿っぽさなど微塵もなくあるのは心地よさのみ。

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ラストシーン、色々な受け止め方があるようですが、私はバッドらしい終わり方で気に入っています。彼が言う様に、素晴らしい景色の映像をバックに、聴こえて来るトミーの歌声が心に響きました。ところで試写会での鑑賞とはいえ、この作品でエンドロールに入った瞬間に席を立つのはもったいなさ過ぎ。価値観はそれぞれですが、せっかくアカデミー賞歌曲賞まで獲得した歌を聴かずに帰るのでは、この作品を観に来た甲斐がありません。出来ることなら最後まで聴き入ってください。

個人的おススメ度4.0
今日の一言:サントラが欲しくなった!
総合評価:78点

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「The Weary Kind 」 by ライアン・ビンガム
心に響く素晴らしい名曲です。本編シーンの挿入もあり、シーンを思い出しながらどっぷりと浸ってください!

ジェフ・ブリッジスとコリンファレルのセッションシーン
トミーの前座として唄うバッド、そこに突然表れるトミー。撮影だと解っていても拍手喝采なのは当然!

『クレイジー・ハート』予告編

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» 映画「クレイジー・ハート」 [今日の素敵さがし]
 本年アカデミー賞で、ジェフ・ブリッジスの主演男優賞と、主題歌賞に輝いた作品である。アカデミー賞は時々、「えー!ウッソウ?」という場合もあるが、これは正当な評価だと思う。この映画の魅力は多々あるけれど、最も注目すべきが、その2点なのだから。... [続きを読む]

受信: 2010年6月 8日 (火) 17時40分

» クレイジー・ハート [象のロケット]
かつて一世を風靡した“伝説のシンガーソングライター”バッド・ブレイク。 57歳の今は新曲を書けないスランプ状態で、ドサ回りのカントリー歌手として酒浸りの毎日を送っていた。 サンタフェを訪れた際、地元紙記者ジーンの取材を受け、思いがけないなりゆきで彼女と一夜を共にする。 離婚の痛手に苦しむジーンは、過ちを繰り返すことを恐れていたが…。 音楽ヒューマンドラマ。... [続きを読む]

受信: 2010年6月 8日 (火) 19時09分

» 映画:クレイジー・ハート Crazy Heart アカデミー男優賞に納得。本年度ベスト10確定! [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
落ちぶれたミュージシャンを、ジェフ・ブリッジズが演じる。 このミュージシャンのライブ活動をロードムービー的に追っていく。 のだが、ストーリーが進むにつれ、かなりオトナな展開があって痺れる(どこかはご覧になっていただきたい) これで、物語がぐっと!締まった。 実はこの映画、アカデミー受賞の情報意外、ほとんど知識なしで観た(これが試写で観る醍醐味!) 誰が「音楽」を総指揮しているか、途中の「ある曲」のアレンジでピンと。 ラスト・クレジットで確認し、当たっていてまた嬉しかった(単純だねえ) 最近大... [続きを読む]

受信: 2010年6月 9日 (水) 02時57分

» クレイジー・ハート [あーうぃ だにぇっと]
クレイジー・ハートがどうしても早く観たくて一所懸命応募した。 が、残念ながら招待状をゲットすることができなかった。 しかたなく、50円ムービーの掲示板で入手をはかる。 わたしは全然かすりもしなかった。 が、当てて売りに出している人が沢山いる。(笑)... [続きを読む]

受信: 2010年6月10日 (木) 22時51分

» 映画レビュー「クレイジー・ハート」 [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
クレイジー・ハート~オリジナル・サウンドトラック◆プチレビュー◆荒んだ人生を送る老シンガーをアメリカの原風景が優しく包み込む。名優ブリッジスが渋い。 【70点】 バッド・ブレイクはかつて一世を風靡したカントリー・シンガー。才能はあるが、今の彼は、酒びたりで....... [続きを読む]

受信: 2010年6月13日 (日) 00時04分

» クレイジー・ハート(2009)CRAZY HEART [銅版画制作の日々]
 傷ついた者にしか、歌えない愛がある えぇ〜コリン・ファレルの名前がクレジットに載っていない!!何故なの?ということで、そのわけを調べました。実はパンフレットにもコリンの写真はもちろん、出演者としても載っていないんですよ。その意図とは、、、、、。単に秘密にしておきたかっただけらしいとのこと。観客を驚かしたいようです。 いやいやそれにしても、主演のジェフはもちろんのこと、コリンがこんなに歌が上手いとは知りませんでした。(実はコリンは歌える人だそうです)それだけでもこの作品はかなり観る価値はあります... [続きを読む]

受信: 2010年6月15日 (火) 11時18分

» クレイジー・ハート ぐだぐだなじじいだけど・・・かっちょよい [労組書記長社労士のブログ]
【{/m_0167/}=29 -10-】 伊丹で居酒屋で5時間半も居座ってぐだぐだで飲んでて、東西線で京橋まで帰ってきて、電車から降りたらスラックスのポケットに入れていたはずの携帯がない! 慌てて車内に戻って俺が座っていた席に座っている人に「すみません、携帯ありません?」って聞いたらその人のお尻の下にあった! そしてドアが閉まる直前に電車から降りれた〜間に合った〜よかった〜♪  で、日本が快勝した昨日、試合の前に見てきた今日の俺よりもっとぐだぐだなじじいの映画の話し。  かつて一世を風靡していた... [続きを読む]

受信: 2010年6月16日 (水) 10時07分

» クレイジー・ハート [風に吹かれて]
アラカンオヤジも出直せる 公式サイト http://movies.foxjapan.com/crazyheart同名小説(トーマス・コップ著)の映画化アカデミー賞主演男優賞・主題歌賞受賞監督は、これが [続きを読む]

受信: 2010年6月17日 (木) 15時59分

» クレイジー・ハート [ダイターンクラッシュ!!]
2010年6月17日(木) 19:30~ TOHOシネマズ川崎4 料金:0円(シネマイレージカード ポイント使用) パンフレット:未確認 『クレイジー・ハート』公式サイト 一世を風靡したカントリー歌手。今は、アル中でドサ回りの人生だ。 立ち寄ったコンサート先で、シングルマザーの地方新聞記者と懇意になる。 しかしアル中が・・・ 駄目になってしまった初老の男の再生映画だ。 こういうヤッチマッタ奴は嫌いで無い。伊良部のような。 再生映画というのも好きなジャンルである。 しかも本作は、出てくる人物が... [続きを読む]

受信: 2010年6月18日 (金) 01時10分

» クレイジー・ハート/ジェフ・ブリッジス [カノンな日々]
主演のジェフ・ブリッジスがついに念願のアカデミー賞主演男優賞を獲得したヒューマンドラマです。ジェフ・ブリッジスといえば『アイアンマン』の一作目で敵役を演じていましたけど、彼の主演作というと何があったんだろうと考えてみたら、コーエン兄弟監督の『ビッグ・リボ....... [続きを読む]

受信: 2010年6月18日 (金) 23時20分

» 映画「Crazy Heart、クレージー ハート」(2009年、米) [富久亭日乗]
 ★★★☆☆ アルコール依存症の初老のミュージシャンの人生再生の物語。 57歳のBad Blake (Jeff Bridges)はカントリーミュージックの歌手だ。かつては人気スターだったが、今ではどさ回りの営業で生計を立てている。酒を飲んで舞台で醜態をさらすこともたびたびで生活は荒んでいる。 旅の途中、Badは地方紙の女性記者Jean Craddock(Maggie Gyllenhaal)のインタビューを受ける。Jeanは4歳の男の子Buddy(Jack Nation)を一人で育てている。2人は意気... [続きを読む]

受信: 2010年6月19日 (土) 23時03分

» 『クレイジー・ハート』(2009)/アメリカ [NiceOne!!]
原題:CRAZYHEART監督・脚本・製作:スコット・クーパー音楽:T・ボーン・バーネット出演:ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、ロバート・デュバル、コリン・ファレル鑑賞劇... [続きを読む]

受信: 2010年6月26日 (土) 15時51分

» 『クレイジー・ハート』 [Days of Books, Films]
テキサスやニューメキシコなど西部の町々をドサ回りするアル中のカントリ・シンガー、 [続きを読む]

受信: 2010年6月26日 (土) 22時42分

» 『クレイジー・ハート』:こわれたハート、アメリカ映画らしさを満喫 @ロードショウ・シネコン [りゃんひさ MyBlog~映画レビューなど]
ジェフ・ブリッジスがアカデミー主演男優賞を獲得した『クレイジー・ハート』。 「こわれたハート」という意味だ。 [続きを読む]

受信: 2010年6月27日 (日) 15時20分

» クレイジー・ハート [Movies 1-800]
Crazy Heart (2009年) 監督:スコット・クーパー 出演:ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、ロバート・デュヴァル、コリン・ファレル 落ちぶれたカントリーシンガーが、女性記者との交流を通して復活を遂げる様を描いたドラマ。 実力はあるのに、自らの抱える問題のせいで底辺を彷徨う男が、優しい人々の支えによって、活力を取り戻すというアメリカ映画では定番の物語で、改めて感動を呼ぶような話ではないが、悪人の登場しない(しいて言うなら序盤の主人公だけ)作品ということもあり、心を穏やかにする... [続きを読む]

受信: 2010年7月 6日 (火) 01時38分

» ★クレイジー・ハート★ [CinemaCollection]
CRAZYHEART傷ついた者にしか、歌えない愛がある上映時間111分製作国アメリカ公開情報劇場公開(FOX)初公開年月2010/06/12ジャンルドラマ/音楽映倫G【解説】「フィッシャー・キング」「ビ... [続きを読む]

受信: 2010年7月 8日 (木) 21時43分

» クレイジー・ハート [ジジョの五感]
傷ついた者にしか、歌えない愛がある。 酒とタバコと女とギター。 古き良き(?)ミュージシャンの姿そのままに自堕落な生活を送る かつての人気カントリーシンガーの愛と再生の物語。 主演のジェフ・ブリッジスがアカデミー賞主演男優賞を受賞したり、 俳優のスコット・クーパーが初監督ということでも話題の作品です☆ なによりも絵が美しい〜♪ 特に風景は絶品です!! 空、大地、光も影も、これぞ私の中のアメリカ☆ 映画の舞台となっている南西部の雰囲気は本当にステキ。 この景色を見ただけでも、ほ... [続きを読む]

受信: 2010年7月10日 (土) 06時40分

» インセプション [そーれりぽーと]
今年の大本命『インセプション』の先行上映を、IMAXで観てきました。 ★★★★★ イマジネーションを超越した物語の構成と、夢の中の場面はどこを取っても未知の映像体験、全てが見どころ。 キャスティングの大成功で全てのキャラクターが立っているところや、ハンス・ジマーとピアフのBGMも要チェック。 今後数年、この映画がいろんな指標になりそう。 是非ともIMAXで御覧ください。 ネタバレ コマをブレさせたまま結論を出さずに終わる余韻もイイ…。 重力が拡散する場面はどうやって撮影したんだろう。 ... [続きを読む]

受信: 2010年7月24日 (土) 02時39分

» 映画「クレイジー・ハート」自分の歌を自分らしく歌え [soramove]
「クレイジー・ハート」★★★★ ジェフ・ブリッジス、コリン・ファレル、マギー・ギレンホール、ロバート・デュバル出演 スコット・クーパー監督、111分 、2010年6月12日より順次公開、2009,アメリカ,FOX (原題:CRAZY HEART)                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 「昔のヒット曲で酒場やボーリング場で ライブを行い、なんとか食いつないでいる カントリーシンガーが主人... [続きを読む]

受信: 2010年7月30日 (金) 07時35分

» 「クレイジー・ハート」 [みんなシネマいいのに!]
 何というか青春のはしかみたいなものなのかもしれないけど、中学や高校時代はチョイ [続きを読む]

受信: 2010年8月 1日 (日) 17時57分

» 映画 「クレイジー・ハート」 [ようこそMr.G]
映画 「クレイジー・ハート」 [続きを読む]

受信: 2010年8月 6日 (金) 11時13分

» クレイジー・ハート [キノ2]
★ネタバレ注意★  「ハリウッドで最も過小評価されている俳優」、「無冠の名優」のジェフ・ブジッジスに、第82回アカデミー賞・主演男優賞をもたらした映画です。  その演技力存在感はだれもが認めるところながら、過去に4回も主演助演とノミネートされたにもかかわらず、60歳も目前になるまでついぞ受賞に到らなかった名優に、ようやく正当なスポットがあたったわけですから、なんだかほっとしてしまいます。  そして、受賞に恥じない名演であったことは、まちがいありません。  かつては一世を風靡し... [続きを読む]

受信: 2010年8月28日 (土) 20時01分

» クレイジー・ハート [Addict allcinema おすすめ映画レビュー]
傷ついた者にしか、歌えない愛がある [続きを読む]

受信: 2010年9月25日 (土) 23時20分

» 「クレイジー・ハート」みた。 [たいむのひとりごと]
アカデミー賞主演男優賞と主題歌賞の2部門を受賞した作品なのに、地元ではようやく公開。予告編だけで概ねのストーリーが予想できるものだったけれど、だからこそこの手の作品は役者とその演技なのだね。「受賞した... [続きを読む]

受信: 2010年9月28日 (火) 18時05分

» クレイジー・ハート [迷宮映画館]
ジェフ・ブリッジスの真骨頂!!素晴らしい。 [続きを読む]

受信: 2010年10月 2日 (土) 09時06分

» 『クレイジー・ハート』’09・米 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...]
あらすじシンガーソングライターとして一世を風靡したものの57歳になって、すっかり落ちぶれたバッド・ブレイク。自分の弟子だったトミーがアメリカのトップ歌手として人気を博す... [続きを読む]

受信: 2010年10月 6日 (水) 00時30分

» クレイジー・ハート [墨映画(BOKUEIGA)]
「心」 【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。) かつて一世を風靡していたカントリーシンガー、バッド・ブレイクだが、今ではドサ周りの日々を送っていた。 弟子であり、バックバンドの一員だったトミーは今や大スター。 ...... [続きを読む]

受信: 2010年10月27日 (水) 07時49分

» 【映画】クレイジー・ハート [【@らんだむレビューなう!】 Molly Gucci's Review Blog]
『クレイジー・ハート』(2009年・監督:スコット・クーパー) これはもうジェフ・ブリッジスの映画だろう。アカデミーならびにゴールデングローブの主演者男優賞ダブル受賞は記憶に [続きを読む]

受信: 2010年10月31日 (日) 21時06分

» 『クレイジー・ハート』『華麗なるアリバイ』をギンレイホールで観て、酒を抜く男ふじき☆☆☆,☆ [ふじき78の死屍累々映画日記]
主人公が両方ともアル中の2本立てを 前日のアルコールを抜きながら。 ◆『クレイジー・ハート』 五つ星評価で【☆☆☆ほっこり】 わたし、呉石はあと、少女歌手。 わたしに全てを教えて通り過ぎていったあいつを 前座に使ってやるまで、わたしの旅は...... [続きを読む]

受信: 2010年11月21日 (日) 01時00分

» ハートの銃弾 [Akira's VOICE]
「クレイジー・ハート」 「冷たい雨に撃て,約束の銃弾を」  [続きを読む]

受信: 2010年12月 8日 (水) 10時49分

» mini review 10510「クレイジー・ハート」★★★★★★☆☆☆☆ [サーカスな日々]
ジェフ・ブリッジスが破滅的な人生を送るシンガーを演じ、アカデミー賞主演男優賞を受賞した感動のヒューマンドラマ。かつて一世を風靡(ふうび)した伝説のシンガーソングライターの愛と再生を描く。監督は、本作...... [続きを読む]

受信: 2010年12月15日 (水) 10時19分

» クレイジー・ハート [C'est joli〜ここちいい毎日を〜]
クレイジー・ハート'09:米◆原題:CRAZY HEART◆監督:ット・クーパー◆出演:ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、ロバート・デュバル、コリン・ファレル◆STORY◆かつて一世を風靡 ... [続きを読む]

受信: 2010年12月21日 (火) 09時12分

» クレイジー・ハート [映画鑑賞★日記・・・]
【CRAZY HEART】 2010/06/12公開 アメリカ 111分監督:スコット・クーパー出演:ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、ロバート・デュヴァル、ライアン・ビンガム、コリン・ファレル ... [続きを読む]

受信: 2011年1月 7日 (金) 11時46分

» クレイジーハート [tom's garden]
監督スコット・クーパー 出演ジェフ・ブリッジス(Bad Blake) マギー・ギレンホール(Jane Craddock) ロバート・デュヴァル(Wayne) ライアン・ビンガム(Tommy) コリン・ファレル(Tommy Sweet) ジェフ・ブリッジスにアカデミー主演男優賞をもたらした作品。 大きなとこには来なくて、昭和館に観に行った。 アカデミーはアル中のろくでなしが好きらしい。 ニコラス・ケイジも賞をいただいたのはそんな作品だったし。 ジェフが演じ... [続きを読む]

受信: 2011年1月16日 (日) 17時23分

» クレイジー・ハート [だって興味があったから 【映画と本と、日常日記】]
傷ついた者にしか、歌えない愛がある 2009年 アメリカ  日本公開日2010/06/12 クレイジー・ハート [DVD]/ジェフ・ブリッジス,マギー・ギレンホール,ロバート・デュヴァル 監督 スコット・クーパー 脚本 スコット・クーパー 出演 ジェフ・ブリッジス/マギー... [続きを読む]

受信: 2011年2月21日 (月) 21時14分

» 【映画】クレイジー・ハート…酒とアラブと男と女 [ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画]
最近、小銭は募金箱に入れるので微妙に貧乏なピロEKです 先日、2011年4月7日(木曜日)は娘の高校の入学式に行ってきました ご時勢がご時世だけに、来賓あいさつとかでも大震災の話が出ちゃうのな。泣くつもりの無い席でチョビット悲しくなって困りました。入学式で保...... [続きを読む]

受信: 2011年4月10日 (日) 06時06分

» クレイジー・ハート [ぷち てん てん]
☆クレイジー・ハート☆(2008) スコット・クーパー監督 ジェフ・ブリッジス マギー・ギレンホール ロバート・デュヴァル ライアン・ビンガム コリン・ファレル カントリー音楽ドラマ 酒におぼれ結婚に失敗し、才能はあるものの人生後半にさしかかった今、華々しいステ...... [続きを読む]

受信: 2011年5月 5日 (木) 09時01分

» 『クレイジー・ハート』 [こねたみっくす]
渋い。これがホンモノの哀愁というものなのでしょうか。 第82回アカデミー賞でジェフ・ブリッジスが念願の主演男優賞を受賞したこの作品。カントリーミュージックの魅力というのは ... [続きを読む]

受信: 2011年5月 5日 (木) 21時28分

» クレイジー・ハート [とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver]
2009年度アカデミー賞でジェフ・ブリッジスが主演男優賞を獲得して、歌曲賞も取った。助演女優賞にはマギー・ギレンホールがノミネートされた。コロラド州・ニューメキシコ州・アリゾナ州・テキサス州と旅をする落ちぶれたミュージシャンが、シングルマザーに出会うことで人... [続きを読む]

受信: 2011年7月28日 (木) 09時04分

» 映画評「クレイジー・ハート」 [プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]]
☆☆☆★(7点/10点満点中) 2009年アメリカ映画 監督スコット・クーパー ネタバレあり [続きを読む]

受信: 2011年8月 8日 (月) 11時35分

» クレイジー・ハート [いやいやえん]
かつて一世を風靡した落ちぶれたカントリー・シンガーが、再起と希望をもつというストーリー。 「カントリー・ストロング」ではグウィネスがこちらの女性版ともいえるカントリー・シンガーを演じていましたね。あちらも曲がなかなか良かったのですが、これもメイン曲が素晴らしく良かったです。 ジェフ・ブリッジスさんが渋い。普段はうだつの上がらないアル中のオヤジなんだけど、歌いだすとこれがとてもいい声をしてて魅力的に変わる(歌うまいなー!)。 マギー・ギレンホールさん演じる女性記者ジーンと恋に落ちるんだけ... [続きを読む]

受信: 2011年10月21日 (金) 09時16分

» クレイジー・ハート(DVD) [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
落ちぶれた歌手の再生を描く感動のヒューマンドラマ。出演は、「ザ・コンテンダー」のジェフ・ブリッジス、共演は「ダークナイト」のマギー・ギレンホール、「フェノミナン」のロ ... [続きを読む]

受信: 2011年11月20日 (日) 12時22分

» 『クレイジー・ハート』 [cinema-days 映画な日々]
クレイジー・ハート 元人気カントリー歌手が 地方女性記者と知り合い アルコール依存症から再起を図る... 【個人評価:★★★ (3.0P)】 (自宅鑑賞) 原題:Crazy Heart 原作:トーマス・コッブ... [続きを読む]

受信: 2011年12月11日 (日) 13時10分

» DVDまとめてレビュー 「クレイジー・ハート」「エスター」「モテキ」 [ノルウェー暮らし・イン・原宿]
いよいよ夏本番。 外に出るのも恐ろしい暑さに最適なのは、お家DVD♪ ☆は私の個人的趣味で、満点は☆5つ。 [続きを読む]

受信: 2012年7月20日 (金) 23時05分

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