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2010年7月 8日 (木)

私の優しくない先輩

Photo 原作は日日日の同名小説。九州にある小さな島・火蜥蜴島を舞台に東京から引っ越してきた心臓病のヒロインの恋や友情を描いたラブコメディーだ。主演は『携帯彼氏』の川島海荷と人気お笑いコンビ“はんにゃ”の金田哲。監督は人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の山本寛。夢見る夢子さんなヒロインと暑くて臭くてキモイ大嫌いな先輩との軽妙な掛け合いにも注目だ。
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海荷ちゃんはすっごく可愛いけど…

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参った。何コレ…。102分間ずっと川島海荷のとてもキュートな顔と声を聞き続けていれば満足な方、或いは金田哲のボケならどんなものでも笑える方のみ観ることをおススメします。とりあえず「どっちも別に…」という方は観ないほうが良いでしょう。少なくとも1800円払ったら後悔します。私は幸いにも試写会だったのと、川島海荷が目当てだったんで辛うじて耐えられたというところ。ただそれにしても全編に渡って、ひたすら心の声をナレーションで彼女にしゃべらせる演出は、わざとやっているのなら監督のセンスを疑います。彼女の笑顔も声も大好きで世間的には今一つどころか全然無名の『携帯彼氏』ですら観ている私にしていい加減ウザイと思わせるとは。今日はド辛口です。気に入った方は読まないほうがよいですよ。

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川島海荷扮する西表耶麻子は同じ学校の南愛治先輩(入江甚儀)に心を寄せる女の子。夢見る夢子さん状態でひたすら乙女チックな心の声はまだよしとしましょうか。学校の階段で出会った瞬間、いきなりミュージカル調に踊りだしたのは中島哲也監督テイストを真似たのかと思いました。もっともそれはそこだけだったんですけども。それはそれとして、この南愛治がまた全然イケてない。少なくとも川島海荷が観てるだけで「風が吹いた」と称するほど浮かれまくる相手には見えません。愛治を見かけるだけでバラ色の毎日を送っている耶麻子はもう浮かれすぎて実際に地上から3センチほど浮きながら歩いているという、文字通りの離れ業。そんな彼女が唯一苦手としているのが不破風和(金田哲)。

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これがまた何だかよく解らないのだけれど、やたら熱い野郎だったりします。彼に色々としゃべらせている台詞やボケがこれまた信じられないぐらい面白くない。にも関わらずオーバーアクションな芝居をする金田哲は観ていて哀れに見えてくるほど浮きまくっています。もっともそうでないシーンも普通に下手。『ヒーローショー』で井筒監督が“はんにゃ”じゃなく“じゃるじゃる”を選んだのは正解だったと納得してしまうほどの外しっぷりです。何故かマット部?の2人故に金田が連続バック宙をするシーン(もちろんスタント)などは「コレ観てどう反応しろと?」という状態で、もはや会場には戸惑いの空気しか流れていませんでした。

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ちなみに、川島海荷と金田哲のコンビなら上映前に流れた「カルピスウォーター」のCMの方が10倍笑えます。お話の流れをざっと紹介すると、愛治が好きだけれど告白できない耶麻子の恋のキューピット役を不破が果たすも叶わず、心臓病で彼女は倒れてしまい、実は気がつくと2人の間には恋愛感情が芽生えていた…とまあ極ベタな内容。そこに友達の筧喜久子(児玉絹世)なんかも関わってきますが、いい加減グダグダな話に失神寸前で会場の時計を見るとまだ40分もある。もはや興味の対象は川島海荷本人を愛でることしかなく、時折セーラー服から覗くお腹がとてもスリムだなぁなどと訳の解らないことを考え始める始末でした。

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★1.5ですが1つは川島海荷本人に、残り0.5はラストで見せてくれる彼女本人が「MajiでKoiする5秒前」を唄いながら出演者全員で踊るというエンドロールの分です。広末涼子が16歳の時に唄ったこの曲を今16歳の川島海荷が唄う、声の質も良く似て可愛らしく、本作で唯一ほっとしながら観られた部分。彼女はもうちょっと出る作品選んだほうが良いんじゃないかなぁと思わされた作品でした。いやはや、久しぶりに参りましたよ、悪い意味で。

個人的おススメ度1.5
今日の一言:実写映画では今年ワースト1かな。
総合評価:37点

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『私の優しくない先輩』予告編

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