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2010年7月17日 (土)

ぼくのエリ 200歳の少女

Photo_2 スウェーデンの人気作家ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー小説『モールス』を本人の脚本で映画化。ヴァンパイアと孤独な少年の恋愛を描いたラブストーリーだ。主演はカーレ・ヘーデブラントとリーナ・レアンデション。監督はトーマス・アルフレッドソン。北欧の雪に埋まった街で繰り広げられる惨劇とピュアな愛情物語の対照性に心惹かれる。
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愛を超えた2人の関係に想いを馳せる

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北欧はスウェーデンが舞台のヴァンパイアムービー。ヴァンパイアとしての設定は定番ではあるけれど、見た目が12歳の少女と言うのが特徴的です。ただこれはエリ(リーナ・レアンデション)自身がその位といっているだけで、正確かは解りません。邦題では「200歳の少女」とあるんで、200年間生きているのかなと思ったのですが、私が見ている限り劇中でそんなことは言っていないような…。まあ原作ではそうなっているのかもしれませんけれど。そんなエリが父親と思しき男とともにオスカー(カーレ・ヘーデブラント)の家の隣に引っ越してきたところから物語ははじまります。オスカーは12歳の少年で、学校ではいじめられっ子でした。

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彼はとにかくぱっと見ただけでとても美しい少年。北欧らしく透き通るような真っ白な肌に綺麗なブロンド。少年ではあるけれど、少女といっても見間違うほどの中性的な魅力に溢れています。いじめっ子に顔を鞭で叩かれ、左の頬にスーッと一本の赤い血の筋が出来るカットは、美しいものを傷つける禁断の行いを思わせ、妙にエロティックですらありました。ただ、それだけに、うじうじとして大人しく、全く反撃をしない彼がいじめられるのも解るような気がします。オスカーはエリと知り合い彼女に惹かれて行くなかで、彼女からいじめっこに反撃するように提案されるのですが、その言葉に従って彼はいじめっ子を棒で殴り返し怪我を負わせるのでした。

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これは後々重要な意味を持ってくるのですが、このときは知る由もありません。弱々しかったオスカーはこのときから徐々に心の強さを身に付けていきますが、彼の得意げな表情や瞳を見ていると、純真無垢な魂が汚れていく過程のようにも感じました。さて、エリと共に引っ越してきた男は彼女の為街の人間を殺し、血液をポリタンクに貯めようとしますが、これが中々上手くいかない…。そうこうする内に、耐え切れなくなったエリは自ら人を襲い、その首筋に噛み付いて血を啜るのでした。しかもそれを人に目撃されたとあっては、街は当然大騒ぎになります。この人を襲うシーンは極普通のありふれたシーンではあるのですが、結局自らそうするのならば一緒にいた男は一体何なのか。

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はっきりとした形では描かれていないものの、物語の中盤でこの男が言って言葉が一つのヒントとなるのではないでしょうか。ある晩、獲物を狙いに出かける前に男は「今晩はあの少年と会わないでくれ。」そう言いながら苦しそうな表情を浮かべます。それは、一見エリのことを心配した言葉や表情ですが、その瞳からはエリへの愛情が感じられました。そう、彼はエリの庇護者であり恋人だったのだと思うのです。殺人犯として男が捕まるも、彼の前に現れたエリに自らの血を吸わせる=命を差し出す彼の目が安心していたのを見てますますそう確信しました。結局、男はエリが自分の代わりとなる人間、つまりオスカーを見つけたからこそ真の意味での全てを愛するエリに捧げられたということなのかもしれません。

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エリとオスカーの間の愛は確かに本物だとは思うのですが、一方でエリがオスカーにいじめっ子に対する反撃を促したりしたのは、“庇護者たる彼には精神的にも肉体的にも強くあってもらわねばならない”そんな意味も込められていたのではないでしょうか。これは彼女の打算と言う意味ではなく、これがヴァンパイアたる彼女の恋愛の形なのではないか、そんな風に思えました。純粋な少年らしい恋愛感情からスタートしたオスカーの気持ちは、彼女がヴァンパイアであることを知ってからも変わることなく、むしろ自分の孤独と彼女の孤独を重ね合わせて行くかのようです。もっとも美しいブロンドのオスカーと黒髪のエリ、それは真っ白な雪に飛び散る血の赤と同じく対照的ではありましたが…。

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ある日、オスカーはエリが昼間バスルームで寝ているところを襲われた時に彼女を助けます。そして逆に彼がスポーツジムのプールでいじめっ子の兄から殺されそうになった時には今度はエリが彼を助けました。ヴァンパイアと庇護者の関係を如実に表現したシーンで、この出来事を通じて2人はお互いにお互いを必要としていることを認め合うのです。それは恋愛をも超えた生きると言う意味において。旅立つ2人の行き先は解りません。しかしオスカーが歳を重ねた時、また同じ歴史が繰り返されるのだろうことは解ります。しかし今は愛し合う2人として、共生する2人としてのその時間を大切にして欲しいと思わずにいられませんでした。

筆者注:原作未読。ぼかしの入った部分の映像では去勢された傷跡が映し出されていたことは後から知りました。しかし、ここではあくまでも映画作品の本作のみを観たものとしてレビューを書いています。必ずしも正しい受け止め方でなかったとしても、原作や後から得た知識を鑑賞した作品と一緒にして書くことを筆者は良しと考えていないからです。

個人的おススメ度4.0
今日の一言:北欧の雪景色が美しい…
総合評価:79点

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『ぼくのエリ 200歳の少女』予告編

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» ぼくのエリ 200歳の少女 [あーうぃ だにぇっと]
7月5日(月)@ヒューマントラストシネマ渋谷で鑑賞。 この日は某所で「瞳の奥の秘密」を観てから会社にとんぼ返り。 戻りは土砂降りに近い雨に降られて少しめげた。 会社に戻って一所懸命お仕事を片付けてから再び渋谷へ出発。 大車輪の活躍で、自分で自分を褒めてやりたい。(笑) それはともかく「瞳の奥の秘密」には Deeply moved。 8月14日公開なのでぜひご覧ください。 超おすすめです。... [続きを読む]

受信: 2010年7月17日 (土) 11時49分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [とりあえず、コメントです]
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト著『モールス』を映画化した作品です。 12歳の少年を主人公にヴァンパイアを題材にした初恋の物語と聞いて気になっていました。 さらさらした雪に覆われた世界の静けさと、じんわりと伝わってくるぞっとするような怖さが印象的でした。 ... [続きを読む]

受信: 2010年7月17日 (土) 12時05分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [ともやの映画大好きっ!]
気になる映画。 ともやの琴線に激しく触れる映画を発見しました。 ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト原作の小説「モールス」を映画化。 2008年に公開されたスウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」(原題:LAT DEN RATTE KOMMA IN/英題:LET THE RIGHT ONE IN)。 物語はこんな感じ。 いじめられっ子で繊細な12歳の少年オスカー。 友達が欲しいという孤独な少年の願いは、同じ12歳のエリが父親と共に隣の家に越してきたことで叶えられた。 しかし、青ざめた顔... [続きを読む]

受信: 2010年7月17日 (土) 12時37分

» ぼくのエリ 200歳の少女 / LAT DEN RATTE KOMMA IN [我想一個人映画美的女人blog]
{/hikari_blue/}{/heratss_blue/}ランキングクリックしてね{/heratss_blue/}{/hikari_blue/} ←please click タイトルから分かる通り、これ、純粋無垢なフツウのラブストーリーではありません 恋した相手はヴァンパイア! スウェーデンのスティーヴン・キングこと ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー小説を映画化した異色ラブストーリー。 トライベッカ国際映画祭グランプリはじめ、シッチェス映画祭で金賞、 ブリュッセル国際映画... [続きを読む]

受信: 2010年7月17日 (土) 15時59分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [象のロケット]
スウェーデン、ストックホルム郊外の集合住宅。 金髪の少年オスカーは毎日のように同級生の3人組にいじめられていた。 ある日、隣にエリという少女が引っ越してくる。 ボサボサの黒髪で青白い顔をしたエリは夜にしか姿を現さない不思議な女の子。 その頃、町では血を抜き取られるおぞましい殺人事件が起こっていた…。 ダーク・ファンタジー。 ≪恐ろしくも、哀しく、美しい12歳の初恋≫... [続きを読む]

受信: 2010年7月17日 (土) 16時02分

» 『ぼくのエリ 200歳の少女』 [映画雑記・COLOR of CINEMA]
注・内容(ネタバレ)、ラストに触れています。鑑賞後にお読みください。スウェーデンのスティーヴン・キングこと、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー小説『モールス』を映画化した『ぼくのエリ 2... [続きを読む]

受信: 2010年7月18日 (日) 11時12分

» 「ぼくのエリ 200歳の少女」(試写会) [ドゥル的映画鑑賞ダイアリー]
お勧め度:★★★☆☆ 製作年 : 2008年 製作国 : スウェーデン 配給 : ショウゲート 上映時間 : 115分 監督 : トーマス・アルフレッドソン 原作・脚本 : ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 出演 : カーレ・ヘーデプラント 、 リーナ・レアンデション 、 ペール・ラグナル あらすじ ストックホルム郊外で母親と暮らす12歳のオスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、学校で同級生にいじめられていた。ある晩、彼はアパートの隣の部屋に引っ越して来たエリ(リーナ・レアンデション)という少... [続きを読む]

受信: 2010年7月18日 (日) 11時20分

» ぼくのエリ 200歳の少女【試写会】 [★★むらの映画鑑賞メモ★★]
作品情報 タイトル:ぼくのエリ 200歳の少女 制作:2008年・スウェーデン 監督:トーマス・アルフレッドソン 出演:カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、ペール・ラグナー あらすじ:ストックホルム郊外で母親と暮らす12歳のオスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、学校で同級生にいじめられていた。ある晩、彼はアパートの隣の部屋に引っ越して来たエリ(リーナ・レアンデション)という少女と出会う。同じころ、近くの街では青年が逆さづりにされてノドを切り裂かれ、血を抜き取られるという残忍な殺人事件が起... [続きを読む]

受信: 2010年7月19日 (月) 02時44分

» Let The Right One In [It's a Wonderful Life]
せつなきヴァンパイアムービー "Let The Right One In" 2008年スウェーデン映画  原題・Lt den rtte komma in official site (Sweden) http://www.latdenrattekommain.se/ 2年前の「ホット・ファズ」の感想にチラっと書いたんです けど、エドガー・ライト監督が2008年のベストムービー に選んでた作品でめちゃ気になってました。 どうも日本では公開されなさそうなので、米版... [続きを読む]

受信: 2010年7月19日 (月) 19時04分

» ホラー みたことか! [幕張コーポ前]
暑い夏にはやっぱりホラー。都内まで出かけて、ホラー映画3本ハシゴしてきました。まずはユナイテッド・シネマ豊洲。「ゾンビランド」わたしの中ではですけど、今年観た中で、一番おもしろい!(笑)ゾンビ映画が今年の一番っていうのは、やや抵抗ありますけど、ゾンビ映画がB... [続きを読む]

受信: 2010年7月25日 (日) 21時39分

» 《 ぼくのエリ 200歳の少女 》 [映画 - Kz films -]
おすすめ度:4.0 ヴァンパイアと少年の淡い初恋という、一見、かけ離れたジャンルを見事に融合させたスウェーデン映画。とても切なくとても奥深い、雪景色を背景にどことなく哀愁の漂う作品です。物語の主人公は、金髪に透き通る様な白い肌、少年にも少女にも見える容姿の持... [続きを読む]

受信: 2010年7月27日 (火) 00時09分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
北欧特有の冷気と幻想の中で繰り広げられる残酷で美しいメルヘン。孤独な少年とヴァンパイアの少女の結びつきを、ポエティックに描いていく。12歳のオスカーはストックホルム郊外の街で暮らす繊細で孤独な少年。学校で深刻ないじめにあっているが、親も教師も彼の状況に気付....... [続きを読む]

受信: 2010年7月27日 (火) 23時58分

» 『ぼくのエリ 200歳の少女』 現代の民話 [Days of Books, Films]
映画の最初と最後。暗闇にしんしんと降る雪の映像が映し出される。はじめは何かがうご [続きを読む]

受信: 2010年7月28日 (水) 18時50分

» 「ぼくのエリ 200歳の少女」 [或る日の出来事]
この感じ、好きだよ! [続きを読む]

受信: 2010年7月29日 (木) 07時26分

» 『ぼくのエリ 200歳の少女』は恐ろしき純愛映画だよ。 [かろうじてインターネット]
 いつの頃からか、音楽も映画も古典ばかり愛するようになってしまい、新作に興味が失せてしまっておりました。このブログをはじめた理由の... [続きを読む]

受信: 2010年8月 2日 (月) 01時01分

» ぼくのエリ200歳の少女 [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
孤独な少年が初めての恋に落ちた。その相手の謎めいた少女は12歳のまま、時を超えて生き続けるヴァンパイアだった。スウェーデンのベストセラー小説「モールス」を映画化した禁断の恋の物語。トライベッカ映画祭で最優秀作品賞を受賞。監督は、トーマス・アルフレッドソン....... [続きを読む]

受信: 2010年8月 2日 (月) 16時54分

» 美しく せつなく 孤独な [笑う学生の生活]
28日のことだが、映画「ぼくのエリ 200歳の少女」を鑑賞しました。 スウェーデン映画 いわいるヴァンパイアものです とはいえ、ホラーとも一概にはいえず 恋物語ともいえる ヴァンパイアの少女といじめられている少年 孤独な者ど...... [続きを読む]

受信: 2010年8月 6日 (金) 20時13分

» 『ぼくのエリ 200歳の少女』 カメラの秘密 [映画のブログ]
 『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者であり、脚本も担当したヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストは、公式サイトに短い会話を書きだした。 ... [続きを読む]

受信: 2010年8月12日 (木) 02時03分

» 映画「ぼくのエリ 200歳の少女」 [Andre's Review]
  Låt den rätte komma in スウェーデン 2008 10年7月公開 劇場鑑賞 スウェーデンのベストセラー小説「モールス」を本国で映画化した作品。ハリウッドリメイクも決定しているらしいです。北欧関係の仕事をしている友人がオススメしていたので楽しみにして観に行きました。 主人公は12歳の少年オスカー。学校でいじめられているオスカーは、家で殺人事件の新聞記事をスクラップし、ナイフを振り回してはストレスを解消していた。あるとき、マンションの隣の部屋にエリという少女が父親とともに引っ... [続きを読む]

受信: 2010年8月14日 (土) 00時50分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [to Heart]
怖ろしくも、哀しく、美しい12歳の初恋 原題 LAT DEN RATTE KOMMA IN/LET THE RIGHT ONE IN 製作年度 2008 製作国・地域 スウェーデン 上映時間 115分 映倫 PG12 [続きを読む]

受信: 2010年8月14日 (土) 12時47分

» 「ぼくのエリ 200歳の少女」:国際医療センター前バス停付近の会話 [【映画がはねたら、都バスに乗って】]
{/hiyo_en2/}国際医療センターも新しい建物になったみたいね。設備も最新なんでしょうね。 {/kaeru_en4/}じゃあ、万一ヴァンパイアに襲われたら、ここに駆け込めば助かるかな。 {/hiyo_en2/}「ぼくのエリ 200歳の少女」みたいに? {/kaeru_en4/}そう、そう。永遠に年をとらないヴァンパイアの少女と、孤独な少年の交流を描いたトーマス・アルフレッドソン監督のスウェーデン映画。 {/hiyo_en2/}スウェーデン映画っていうのがミソで、あくまでひんやりした感触は、ハ... [続きを読む]

受信: 2010年8月16日 (月) 20時59分

» ■映画『ぼくのエリ 200歳の少女』 [Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>]
いわゆるボーイ・ミーツ・ガールな少年の成長物語かと思っていたら、大きく裏切られる北欧ヴァンパイア・ムービー『ぼくのエリ 200歳の少女』。 いじめられっこの孤独な少年とエキゾチックでミステリアスなヴァンパイア少女の切なくも美しい恋…というような表現は、この作品と... [続きを読む]

受信: 2010年8月26日 (木) 05時15分

» 『ぼくのエリ 200歳の少女』・・・ [〜青いそよ風が吹く街角〜]
2008年:スウェーデン映画、トーマス・アルフレッドソン監督、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト原作&脚本、カーレ・ヘーデプラント、リーナ・レアンデション、ペール・ラグナル出演。... [続きを読む]

受信: 2010年8月28日 (土) 20時56分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [★試写会中毒★]
満 足 度:★★★★★★★★★★    (★×10=満点)    銀座テアトルシネマにて鑑賞    2010年07日11日 公開  監  督:トーマス・アルフレッドソン キャスト:カーレ・ヘーデブラント       リーナ・レアンデション       ペール・... [続きを読む]

受信: 2010年8月29日 (日) 22時08分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [だらだら無気力ブログ]
スウェーデン人気作家ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー 『モールス』を原作者自らの脚色で映画化。 同級生のイジメにあう孤独な少年がヴァンパイアの少女と出会い、ひょんな ことから恋に落ちていくも彼女の正体を知った少年の戸惑いと、彼女を受け 入…... [続きを読む]

受信: 2010年9月22日 (水) 23時04分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [キノ2]
★ネタバレ注意★  スウェーデン発のヴァンパイア映画。  世界的大ヒットとなり、すでにハリウッドでもリメイクされている由。  まちがいなく傑作です。  ストックホルム郊外。12歳のオスカーは、学校で悪質な苛めにあっていたが、離婚して女手ひとつで自分を育ててくれている母親にそのことを告げることはできず、鬱屈した思いを抱えていた。そんなオスカーのアパートの隣の部屋に、父親と思しき男性と共に、同い年の少女が引っ越してきた。  というわけで、寂しいオスカー少年が、同じく孤独の匂いを... [続きを読む]

受信: 2010年9月29日 (水) 21時06分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [迷宮映画館]
久々にむかむか来た・・。 [続きを読む]

受信: 2010年10月 1日 (金) 08時04分

» ぼくのエリ、200歳の少女(2008) [銅版画制作の日々]
原題:LAT DEN RATTE KOMMA IN(スウェ―デン語)、LET THE RIGHT ONE IN(英語)怖ろしくも、哀しく、美し... [続きを読む]

受信: 2010年10月17日 (日) 22時34分

» 映画に五目並べ?(ぼくのエリ 200歳の少女) [まけまけま連珠譜]
ぼくのエリという映画を観てきたんですが、とても血の気が多い映画でしたね。血の気が多いのに、美しく仕上がっているラブストーリー? ラブストーリーですが、ホラー好きでなかったらデートには向かないと思います。 で、劇中に、親子で紙に鉛筆で何か書き込んでゲーム…... [続きを読む]

受信: 2010年10月26日 (火) 00時06分

» 『ぼくのエリ 200歳の少女』:これは、直前に読んだ本が悪かった @ロードショウ・ミニシアター [りゃんひさ MyBlog~映画レビューなど]
スウェーデンのスティーヴン・キングといわれるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー小説の映画化。 これは、直前に読んだ本が悪かった。 内容に共通するところが多々あって、ちょっと集中力が殺がれてしまいました。... [続きを読む]

受信: 2010年10月26日 (火) 23時35分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ〜]
評価:★★★☆【3,5点】 北欧というお国柄ゆえ、詩的情緒あふれる作品に。 [続きを読む]

受信: 2010年11月 6日 (土) 22時55分

» ぼくのエリ 200歳の少女☆独り言 [黒猫のうたた寝]
スウェーデンのヴァンパイア映画・・・なんだか童話のような感覚でした。ヴァンパイアといえば、ホラーだと思うのですが、確かに血は流されるし、スプラッターなシーンはありますがでも、全編を通してホラーという感覚は希薄です。いじめられっこの少年オスカーが出会った少... [続きを読む]

受信: 2010年11月13日 (土) 23時17分

» 映画「ぼくのエリ 200歳の少女 」北欧発のヴァンパイア映画はちょっとテイストがちょっと違う [soramove]
「ぼくのエリ 200歳の少女 」★★★☆ カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、ペール・ラグナル出演 トーマス・アルフレッドソン監督、115分、 2010年7月10日より順次公開、2008,スウェーデン,ショウゲート (原題:LET THE RIGHT ONE IN)                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 「世界のどこでも“いじめ”は存在し 特に被害者の人格形成に重要な影... [続きを読む]

受信: 2010年11月14日 (日) 19時23分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [5125年映画の旅]
いじめられっこの少年・オスカーの家の隣に、老人と少女が引っ越してくる。オスカーはその少女・エリと仲良くなるが、二人が越してきた時を境に、町では生き血を搾り取る猟奇的な殺人事件が発生するようになる。エリの正体は、200年生きるヴァンパイアだった。 ....... [続きを読む]

受信: 2010年11月16日 (火) 07時20分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [心のままに映画の風景]
ストックホルム郊外の小さな町。 集合住宅で母親と暮らす12歳の少年オスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、学校で同級生にいじめられていた。 ある晩、隣の部屋にエリ(リーナ・レアンデション)という...... [続きを読む]

受信: 2010年11月18日 (木) 16時58分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [墨映画(BOKUEIGA)]
「切ない… …愛」 【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。) ストックホルム郊外に母親と2人で暮らす12歳の少年オスカーは苦痛に満ちた毎日を送っていた。 学校で陰湿な苛めにあっているのに誰も気づかない。それほど孤独だった...... [続きを読む]

受信: 2010年12月15日 (水) 07時40分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。原題:LAT DEN RATTE KOMMA IN、英題:LET THE RIGHT ONE IN。スウェーデン映画、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト原作、トーマス・アルフレッドソン監督。カーレ・ヘーデブラント ... [続きを読む]

受信: 2011年1月 8日 (土) 20時22分

» 「ぼくのエリ 200歳の少女」感想 [ポコアポコヤ 映画倉庫]
将来を想像すると・・・・(++) [続きを読む]

受信: 2011年2月 4日 (金) 20時18分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [いやいやえん]
ああ、そうなんだこれは邦題が間違っていますね。 エリはある部分でオスカーに聞くんです「もし女の子じゃなくても好きだと思うの?」と。 少年期の孤独感や疎外感、不安などをバンパイアに絡めて恋愛めいた関係にもっていくところが非常に繊細で切なくて良かった。永遠の孤独と少年の孤独が重なったとき、2人は1つになる。 北欧という舞台も良かった。冷たく白く静謐な感じだ。 12才のオスカーは、虐めにあっていて、木にナイフを刺しうっぷんをはらす毎日。そこにエリが現れる。最初は友達にはなれないと突き放すエ... [続きを読む]

受信: 2011年2月 6日 (日) 13時07分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [映画鑑賞★日記・・・]
【LAT DEN RATTE KOMMA IN/LET THE RIGHT ONE IN】2010/07/10公開 スウェーデン PG12 115分監督:トーマス・アルフレッドソン出演:カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、ペール・ラグナ ... [続きを読む]

受信: 2011年2月 9日 (水) 12時44分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [銀幕大帝α]
LAT DEN RATTE KOMMA IN/08年/スウェーデン/115分/ヴァンパイア・ホラー・サスペンス・ロマンス/PG12/劇場公開 監督:トーマス・アルフレッドソン 原作:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト『モールス』 出演:カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデショ...... [続きを読む]

受信: 2011年2月10日 (木) 02時55分

» ぼくのエリ 200歳の少女 []
映画を観る会で私が作品選びの時に迷って、 その時は違う作品にしたのですが、 やはり観たいと思ったので観てみました。 ストックホルム郊外で母親と2人で暮らす12歳の少年オスカーは、 毎日学校で同級生からの苛めに遭っていたが 誰にも打ち明けられずに、うっ屈した日々... [続きを読む]

受信: 2011年2月11日 (金) 17時10分

» ぼくのエリ 200歳の少女 (Låt den rätte komma in) [Subterranean サブタレイニアン]
監督 トーマス・アルフレッドソン 主演 カーレ・ヘーデブラント 2008年 スウェーデン映画 115分 ラブロマンス 採点★★★★★ 初恋の思い出ってのはさっぱり覚えていないんですが、初めての彼女の事は意外とまだ覚えているもので。未練とかそんな感じのは全然ない…... [続きを読む]

受信: 2011年2月12日 (土) 11時51分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [ゴリラも寄り道]
ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD](2011/02/04)カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション 他商品詳細を見る<<ストーリー>>孤独な少年が初めて恋に落ちた相手は、ずっと12歳のまま生き続ける ヴァンパ...... [続きを読む]

受信: 2011年2月15日 (火) 02時42分

» ぼくとエリの闇の列車旅 [Akira's VOICE]
「ぼくのエリ 200歳の少女」 「闇の列車,光の旅」  [続きを読む]

受信: 2011年2月18日 (金) 12時01分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [Recommend Movies]
恐ろしくも、哀しく、美しい、12歳の初恋。 世界中の映画祭で60の賞を受賞した禁断の恋物語! ハリウッドでも早々にリメイクされたみたい いじめられっこで繊細な12歳の少年オスカーは友達が欲しい...... [続きを読む]

受信: 2011年2月22日 (火) 12時22分

» ぼくのエリ 200歳の少女(LAT DEN RATTE KOMMA IN)/悲劇の少年たち [映画感想 * FRAGILE]
ぼくのエリ 200歳の少女LAT DEN RATTE KOMMA IN/2008年/スウェーデン12歳のいじめられっ子・オスカーは、アパートの隣の部屋に越してきた少女・エリと知り合う。 それが、悲劇の始まりだった。 透き通るような肌のオスカー少年と、ぎょろっとした目付きで年齢不詳なエリ。この年頃の子どもが持つ一瞬だけの美しさがある。骨格もアジア人とはぜんぜん違うから、オスカーの脚がすらーっとしててすっごくきれい。一生このままでいてくれたらいいのに…。 オスカーはいじめられていること... [続きを読む]

受信: 2011年3月23日 (水) 09時41分

» エリ MY LOVE SO SWEET トーマス・アルフレッドソン 『ぼくのエリ 200歳の少女』 [SGA屋物語紹介所]
太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪降り積む エリーを眠らせ エリーの屋根に雪降り積む [続きを読む]

受信: 2011年3月26日 (土) 18時59分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [RISING STEEL]
ぼくのエリ 200歳の少女 / LAT DEN RATTE KOMMA IN 2008年 スウェーデン映画 監督:トーマス・アルフレッドソン 脚本・原作:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテ...... [続きを読む]

受信: 2011年3月28日 (月) 13時38分

» 「ぼくのエリ 200歳の少女」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
スウェーデン映画って見たことあったっけなーー?? しかもホラーだよ。 [続きを読む]

受信: 2011年4月23日 (土) 02時35分

» ぼくのエリ 200歳の少女(LAT DEN RATTE KOMMA IN)/悲劇の少年たち [映画感想 * FRAGILE]
ぼくのエリ 200歳の少女LAT DEN RATTE KOMMA IN/2008年/スウェーデン/トーマス・アルフレッドソン12歳のいじめられっ子・オスカーは、アパートの隣の部屋に越してきた少女・エリと知り合う。 それが、悲劇の始まりだった。 透き通るような肌のオスカー少年と、ぎょろっとした目付きで年齢不詳なエリ。この年頃の子どもが持つ一瞬だけの美しさがある。骨格もアジア人とはぜんぜん違うから、オスカーの脚がすらーっとしててすっごくきれい。一生このままでいてくれたらいいのに…。 オ... [続きを読む]

受信: 2011年5月 9日 (月) 22時20分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館]]
 12歳の少年オスカーと、見かけは12歳だが実は200年以上を生きているバンパイア・エリの2つの孤独な魂が惹かれあう。2008年のスウェーデン映画「ぼくのエリ 20 ... [続きを読む]

受信: 2011年6月19日 (日) 10時17分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [小泉寝具 ☆ Cosmic Thing]
 スウェーデン 2008年  ホラー&ロマンス&サスペンス  監督:トーマス・アルフレッドソン  出演:カーレ・ヘーデブラント      リーナ・レアンデション      ペ ... [続きを読む]

受信: 2011年8月15日 (月) 15時59分

» 『ぼくのエリ 200歳の少女』 [こねたみっくす]
12歳の少年が経験するにはあまりのも切なすぎる、舞い散る雪と飛び散る血が紡ぎだす哀しくも美しい初恋。 この微妙な邦題からは想像しにくいスウェーデン発のヴァンパイア映画に、 ... [続きを読む]

受信: 2011年9月 3日 (土) 22時30分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [悠雅的生活]
降り積もった雪。裸足の少女。二人だけの世界。 [続きを読む]

受信: 2011年10月20日 (木) 23時29分

» 『ぼくのエリ 200歳の少女』 ('11初鑑賞143・WOWOW) [みはいる・BのB]
☆☆☆☆- (10段階評価で 8) 10月21日(金) WOWOWシネマの放送を録画で鑑賞。 [続きを読む]

受信: 2011年10月22日 (土) 21時30分

» 映画評「ぼくのエリ 200歳の少女」 [プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]]
☆☆☆★(7点/10点満点中) 2008年スウェーデン映画 監督トーマス・アルフレッドソン ネタバレあり [続きを読む]

受信: 2011年10月23日 (日) 20時54分

» ぼくのエリ 200歳の少女 [こんな映画見ました〜]
『ぼくのエリ 200歳の少女』---LAT DEN RATTE KOMMA IN  LET THE RIGHT ONE IN---2008年(スウェーデン )監督:トーマス・アルフレッドソン出演:カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、ペール・ラグナー、ヘンリック・ダール、カーリン・バーグ...... [続きを読む]

受信: 2011年10月27日 (木) 23時21分

» DVD:ぼくのエリ 200歳の少女 [よしなしごと]
 クロエ・グレース・モレッツ主演のモールスがとてもおもしろかったので、その原作であるぼくのエリ 200歳の少女をDVDで見ました。 [続きを読む]

受信: 2011年11月11日 (金) 03時37分

» ネタ元を訪ねて 第一弾 『ぼくのエリ 200歳の少女』 [映画部族 a tribe called movie]
監督:トーマス・アルフレッドソン出演:カーレ・ヘーデブラント、リーア・レアンデションスウェーデン映画 2008年 ・・・・・・ 7点リメイク版・・・『モールス』2010年 [続きを読む]

受信: 2012年5月29日 (火) 19時25分

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