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2010年8月23日 (月)

NECK ネック

Neck 人気作家・舞城王太郎の書き下ろしたホラー・コメディ。NECK理論なる理論を実証すべく「ネックマシーン」でお化けを作り出してしまおうとする女子大生と、その幼馴染、周囲の人間を巻き込んだハチャメチャな展開が見所だ。出演はドラマ等で人気の相武紗季、溝端淳平、栗山千明、平岡祐太ら若手俳優たち。監督はドラマ「エリートヤンキー三郎」の白川士。
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ハチャメチャというよりグダグダ

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この作品は一体何なんだろう。青春ラブホラーファンタジー?早い話がベースはホラーだけれども色んな要素を詰め込んでしまったハチャメチャムービーになっている。相武紗季と溝端淳平がメインの出演者と聞いていたのだけれど、これが始まってから待てども暮らせども延々出てこないのには軽い驚きを覚えました。人を怖がらせるのが大好きな杉奈(子役:寺本純菜)と人一倍怖がりのクセにお化けに興味深々の崇史(子役:花岡拓未)、上映開始からひたすらこの子役が一生懸命演じているのを観ていると、恐らくこの子達が成長して相武&溝端になるんだろうなと想像していたのですが、それは半分正解で半分間違ってました…。しかしながらこの子供時代、何気に結構怖く出来てます。

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ゴム手袋のお化けが崇史をあの世に引っ張り込もうとしたり、お風呂から現れる濡れ髪の少女なんかは間をたっぷり撮った定番の演出による怖がらせ方ではあるものの、やっぱりドキドキしてしまうものです。ただ実際にはこの部分は思いっきりプロローグ。かなりの時間を費やした後に出るタイトルは、なるほどココから本番ね!と期待を煽ってくれるのでした。ところが、時を経て大学生になった杉奈(相武紗季)が登場すると、いきなり坂東英二やら佐藤治朗が登場して明るいコメディーモードに移行です。うん、明るくて元気な相武紗季は彼女らしい魅力に溢れていますね。ただし福井弁は違和感がアリアリ。関西弁なら地元の言葉なので自由に操れるのでしょうが…。

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そうこうする内に杉奈に恋心を寄せるアメフト部の学生・首藤役で溝端淳平が登場。ここで最初に書いた通り半分間違いが判明し「あれ?んじゃ崇史は?」となるのです。ま、後からかなり無理矢理な設定で登場はするのですがそれはとりあえず置いておいて…。そもそも本作のメインストーリーは杉奈の唱える“NECK理論”なる理論を証明しようとする物語なのです。理論の中身はよく解りません。何かグチャグチャ言ってますが要するに「人間が本気で恐怖した時、自ら化け物を作り出す。」ということらしい。んで、それを実証するための機会が“NECKマシーン”という箱。箱の説明もありましたけど、殆ど何の意味もなさないので聞き流して構いません。(苦笑)

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実験のために首藤の紹介で、人気ホラー作家・越前魔太郎(平岡祐太)と出会うのですがココでようやく子供の頃の崇史くんと再会することになります。魔太郎はこれぞチャンス、子供の頃さんざん怖がらせられた仕返しにと嘘の人形作家話をでっち上げで、NECK理論証明を手伝うことにするのですが、このインチキ人形作家の話も中々に怖い。といってもまあ夏に子供会で話される怪談レベルでですが。いずれにしても人形は霊的な話を展開するのには格好のアイテムですね。残念ながら登場する人形の造形がいま一つ心の奥底に眠る恐怖心を呼び起こすとまではいかないのが残念なところです。でまあお約束の如く、本当に化け物が現れてしまうのだけれども、ココから先はもうグダグダ。

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子供の頃登場した少女の化け物がまた出たり、西洋の甲冑が動き出したり、冴えない人形が一応それらしく動いてみせるのだけれど、どれも殆どお化け屋敷レベル。終いには、なぜか魔太郎の描いているキャラクターの冥王星O(細川茂樹)まで登場し、まるでスター錦野ばりのコテコテの芝居で一同を助けるものの、すぐに反撃を食らって沈黙という意味不明の展開に…。結局時間ばかり費やしてはいるものの、全く怖くもなく、全く笑えもしない、しかもラブストーリーとしても、別に大したエピソードもないままに最後にラブラブになって終了。もはや「なんじゃこりゃ?」としか言いようが無いほどガッカリです。深夜のテレビドラマじゃないんだから…。

個人的おススメ度2.5
今日の一言:キャラクターモノならこの展開もありだと思うが…
総合評価:53点

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『NECK ネック』予告編

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