彼女が消えた浜辺/Darbareye Elly
2009年ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞した作品。リゾート地の浜辺にきた男女8人、そのうちの一人が突然失踪する。残された人間だちが繰り広げる人間模様を描いたヒューマンミステリーだ。監督は本作が日本で初公開作品となるアスガー・ファルハディ。メインキャストのゴルシフテ・ファラハニは『ワールド・オブ・ライズ』でディカプリオと共演している。 >>公式サイト
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最近公開作品が増えてきたように感じるイラン映画。オープニングに映し出される車で走る様子は先日観た『ペルシャ猫を誰も知らない』に共通する雰囲気があります。つまりそこにあるのは旧態依然としたイランではなく極最近のイランの風景。しかも車を運転している彼らは特別お金持ちという訳ではなく中流階級なのだそう。大型SUVにプジョーやBMW、しかも向かう先はカスピ海沿岸のリゾート地ときては、ゴールデンウィークに大渋滞に巻き込まれてひぃひぃ言っている日本人より遥かに豊かな気がしないでもないですが…。向かったのは男女8人組プラス子供たち。その内3組は夫婦です。岸部の古い別荘を借りてバレーをしたり、凧揚げをしたりと実に楽しそうで、珍しく予備知識ゼロで観た私としてはどういう映画なのかとちょっと不安に…。
しかし、実はこの旅行には裏があったのでした。旅行を仕切ったセピデー(ゴルシフテ・ファラハニ)は、ドイツで離婚したアーマド(シャハブ・ホセイニ)と子供の通う保育園のエリ(タラネ・アリシュスティ)を結びつけようとしていたのです。これが思ったより上手くいってアーマドはすっかり彼女を気に入るのでした。登場する女性陣はイスラム教徒らしくヒジャブ(スカーフのような布)で髪の毛を隠していて、雰囲気的にはいかにもムスリムなのですが、それだけにその行動とのギャップが新鮮に感じました。エリのルイ・ヴィトンのバッグなどまさにその象徴です。それにしてもリゾート地での非日常、開放感というのはどこの国であってもどの宗教であっても同じなのかもしれませんね。ところが、子供のうちの一人が溺れるという事件から物語の様相は一変します。
急にサスペンス・ミステリー調に変わった作品に「え?こういうのだったの?」と驚いたのも束の間、子供は救助されるものの今度はエリが消えてしまうのです。子供を助けに海に入って溺れたのか、はたまた何か別の理由で姿を消したのか、この時点では全く不明。しかも冷静に考えると、彼女を誘ったセピデーすらエリの本名を知らないし、そう言えば昨日の彼女の様子もちょっとおかしかったような…。こんな急展開を見せるとは思いもよらないだけに、観ている方も立場は完全に彼らと一緒でとにかく落ち着きません。ここから徐々にセピデーはエリに関して秘密にしていたことを明かしてゆきます。それによって生じる仲間の気持ちの変化が実に生々しく、それぞれが自分のエゴをむき出しにしていく様子は本当にリアル。昨日まではあんなに楽しく遊んでいたのに…。
今すぐ家に帰りたいと言う者、エリの家族に連絡しようと提案する者、何で彼女なんか誘ったんだと非難する者…別に誰もこの中に犯人いるなんて一言も言っていないし、それは普通に見ていて状況的にありえないのです。しかし彼らはドンドン精神的に追い込まれていく…。特にセピデーの憔悴振りは激しいのは明らかなのですが、それは彼女がエリをこの旅行に誘った張本人であり、誰よりも責任を感じているから……だと誰もが思うのだけれどことはそんなに単純ではなかったのです。脚本的にもにも見事に騙されましたが、このセピデー役のゴルシフテ・ファラハニを筆頭に、イラン人俳優は今まで接する機会が少ないせいか、演技と通常の境目が全く解りません。何しろ観ていてドキュメンタリーを観ているかのような気すらしていたほど。
(ここから核心含む)
セピデーが隠していたこと、それは即ちエリに婚約者がいたということでした。この事実を全員が知ると、それまで不安な表情だったものが一転して非常に険しい表情へと変わります。そりゃまあ婚約者がいる女性に男を紹介するのはマズイとは思いますが…。この辺の感覚はイスラム教徒でないと本質的には理解できないかも知れません。少し調べてみると、原則的にイスラム教徒は婚約をしなければ男女の交際をしてはいけないのだとか。ということは、それは当然ながら婚約相手との付き合いを指すもので、まして婚約者以外と旅行に来るなどはあってはいけないことなのでしょう。婚約者が実際に彼らの所に現れるに到り、彼らの刻々と変化していく心理状態、そして自己保身と良心の間の葛藤といった濃密でリアルな人間描写はアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『瞳の奥の秘密』に勝るとも劣らない完成度でした。
いずれにしろ、今までイランの人々に持っていたイメージがまた少し変わったように思います。本作の中では、例えば『ペルシャ猫を誰も知らない』でも観られたような、変わらぬ伝統的な社会規範もあり、同時に中流階級の新たな生活や思考の一面もある。即ちそれはどこの国でも等しくある伝統と革新の両立です。その意味では人間の営みなどそう変わるものではないのだと改めて実感したのでした。
個人的おススメ度
4.0
今日の一言:タラネ・アリシュスティさん可愛い!
総合評価:82点

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『彼女が消えた浜辺』予告編
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» 「彼女が消えた浜辺」オンライン試写会で鑑賞! [親を見りゃ、僕の人生こんなもの!]
ギャオのオンライン試写会のページを見ると、「彼女が消えた浜辺」と「ミレニアム2 [続きを読む]
受信: 2010年9月15日 (水) 17時39分
» 『彼女が消えた浜辺』、ファルハディ監督の前作 [yohnishi's blog (韓国語 映画他)]
最近イラン映画『彼女が消えた浜辺』が話題になっている。本日の朝日新聞に掲載された沢木耕太郎の「銀の街から」でもこの作品が紹介されている。 [続きを読む]
受信: 2010年9月15日 (水) 18時43分
» 彼女が消えた浜辺 [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。イラン映画。英題:About Elly。アスガー・ファルハディ監督、ゴルシフテ・ファラハニ、タラネ・アリシュスティ、シャハブ・ホセイニ、メリッラ・ザレイ。芥川龍之介の「藪の中」じゃないけれど、これはさしずめ「波間の中」という感じで、いったい登場人物の中に...... [続きを読む]
受信: 2010年9月15日 (水) 21時16分
» 『彼女が消えた浜辺』 [千の天使がバスケットボールする]
一人の若い女性が、リゾート地の海辺で忽然と姿を消した。
テヘランからカスピ海沿岸へ、ささやかな週末を楽しむために、大学時代の同級生たちが3泊の予定で集まった。3組の夫婦と3人のこどもたち、そしてドイツでの結婚に破れた男と彼に会わせるために連れてきた未婚のエリ。翌日、女達はエリだけ残して町へ買物へ、男達は浜辺でビーチバレーに興じていた時、ショーレとベイマンの長男アシュレが海で溺れた。必死に救出して九死に一生をえたアシュレを囲んで安堵をするつかの間もなく、いつのまにか子守を頼んでいたはずのエリの姿が消え... [続きを読む]
受信: 2010年9月15日 (水) 21時42分
» 『彼女が消えた浜辺』 [ラムの大通り]
(原題:Darbareye Elly)
※『オカンの嫁入り』『君が踊る、夏』『おにいちゃんのハナビ』の核に触れる部分もあります。
それらを鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
----これって、
「この夏の外国映画のベスト」と言っていた作品だよね。
ちょっと出し惜しみしすぎじゃニャい?
「ゴメンゴメン。
気がつくと、公開がもうそこまで迫ってて、
さすがにこれじゃまずいと…。
さて、いつもとは違ってこのストーリーから。
この映画、まだ、そんなに知れ渡っていそうにもな... [続きを読む]
受信: 2010年9月15日 (水) 23時32分
» 彼女が消えた浜辺 [象のロケット]
イランの主婦セピデーは、子供の幼稚園の教師エリに離婚したばかりの男性アーマドを紹介しようと、彼女をカスピ海沿岸での週末のヴァカンスに誘う。 子供たちを含む11人が楽しい夜を過ごしたが、翌朝、子供の一人が溺れ、浜辺にいたエリも行方不明に。 彼女は溺れたのか、それとも姿を消したのか…? ミステリー。 ≪名前はエリ。 わたしたちは彼女について、それしか知らなかった―≫... [続きを読む]
受信: 2010年9月16日 (木) 22時01分
» 『彼女が消えた浜辺』 男と女と戒律と [Days of Books, Films]
中東イスラム圏に「名誉殺人」と呼ばれる風習がある。wikipediaによれば、「 [続きを読む]
受信: 2010年9月19日 (日) 16時11分
» 映画:「彼女が消えた海」 その国「独自」・あるい「普遍的に共通」な感性を発見できるのが醍醐味。 [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
「瞳の奥の秘密」(2010-08-05 )の時も書いた.
通常触れられない世界の映画をみると、ハリウッド映画や日本映画にない生活の「その国」独自な「感性」を発見できるのが面白い。
でいうと、今回は「イラン映画」
なのだけれど、普遍的にうなづける部分と、そうでない部分を発見するのが醍醐味!
バカンスのはずが、事件発生で一転して鬱々たる日々に陥るグループ。
タイトル通り、1人の女性が忽然として消えてしまう。
彼女は死んだのか?
それともただの失踪か?
グループ各々のメンバーがおかれた状況や個性... [続きを読む]
受信: 2010年9月19日 (日) 22時40分
» 〜『彼女が消えた浜辺』〜 ※ネタバレ有 [〜青いそよ風が吹く街角〜]
2009年:イラン映画、アスガー・ファルハディ監督&脚本、ゴルシフテェ・ファラハニー、タラネ・アリシュスティ出演。 [続きを読む]
受信: 2010年9月19日 (日) 23時49分
» 映画「彼女が消えた浜辺」(監督:アスガー・ファルディ)を見た [飾釦]
■製作年:2009年/イラン映画
■監督:アスガー・ファルディ
■主演:ゴルシフチェ・ファラハニー、タラネ・アリシェスティ、他
イラン映画を見るのははじめてだったのですが、こんなにも緻密で文学的、映画的な面白さも加味されているとは驚きでした。正直、その細部まで及ぶ演出力の高さは、もしかしたら日本の監督もかなわないくらい高いのでは?と考えさせられてしまうほど完成度が高い映画でした。ある意味、知的スリリングに満ち、飽きさせない展開で地味ながらも衝撃的な度合いは強い面白い作品でした。ボクは今年になって映... [続きを読む]
受信: 2010年9月20日 (月) 10時39分
» 彼女が消えた浜辺 [だらだら無気力ブログ]
カスピ海沿岸の避暑地にバカンスに来た8人の男女。その中の一人の女性が 突如失踪してしまうことから、彼女が失踪した原因と行方を巡って遺された 7人が不安や焦燥にかられ次第に本音やエゴをむきだしにしていく様を描いた イラン発のヒューマンミステリー。 2009年の…... [続きを読む]
受信: 2010年9月22日 (水) 22時31分
» 彼女が消えた浜辺 [小泉寝具 ☆ Cosmic Thing]
イラン
ドラマ&ミステリー
監督:アスガー・ファルハディ
出演:ゴルシフテ・ファラハニ
タラネ・アリシュスティ
シャハブ・ホセイニ
メリッラ・ザレイ
【物語】
テヘラン近郊の海辺のリゾート地にバカンスに訪れた男女の中に、....... [続きを読む]
受信: 2010年9月23日 (木) 11時45分
» 彼女が消えた浜辺/ABOUT ELLY [我想一個人映画美的女人blog]
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2009年のベルリン国際映画祭で最優秀監督賞受賞作。
作品賞受賞かとまた勘違い。
監督賞受賞というだけでも凄いとは思うけど
賞を受賞となると余計気になるのが人の心理というものでー。
その他の映画祭などでも受賞で話題になった作品らしい。
イラン映画と聞いてまっさきに思いつくのが97年公開、マジッド・マジディ監督の「運動... [続きを読む]
受信: 2010年9月24日 (金) 00時36分
» 「彼女が消えた浜辺」 [お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法]
2009年・イラン/配給=ロングライド原題:Darbareye Elly (英語原題:About Elly)監督・脚本:アスガー・ファルハディ 第59回ベルリン国際映画祭・最優秀監督賞を受賞した、イ [続きを読む]
受信: 2010年9月24日 (金) 03時15分
» 彼女が消えた浜辺 [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
ベルリン国際映画祭で銀熊賞に輝いた、イラン発のミステリアスな心理劇には、ただならぬ緊張感が漂っている。大都会テヘランからカスピ海沿岸のリゾート地にバカンスにやってきた男女。明るく快活な女性セピデーを中心に、大学時代の友人やその配偶者、子供たちも含めたグル....... [続きを読む]
受信: 2010年9月24日 (金) 23時58分
» 彼女が消えた浜辺 [映画的・絵画的・音楽的]
『ペルシャ猫を誰も知らない』を見たばかりであり、もう一つ公開されたイラン映画もと思って、『彼女が消えた浜辺』をヒューマントラストシネマ有楽町で見てきました。
(1)物語は、カスピ海沿岸のリゾート地で起きた出来事を巡って展開されます。
主人公の女性(セピデー)は、ロースクール時代の友人であるアーマドらに声をかけて、彼らの家族らとともに車でリゾート地に向かいます。その際に、離婚したアーマドに紹介しようとエリという女性も誘います。予約したはずのヴィラは満室で、やむを得ず、使われておらず放置されていた... [続きを読む]
受信: 2010年10月 2日 (土) 21時59分
» なぜ消えたのか? [笑う学生の生活]
30日のことですが、映画「彼女が消えた浜辺」を鑑賞しました。
浜辺にバカンスに来た仲間たち
子どもが海に溺れる事件が、そしてエリも姿を消していて・・・
イラン映画であります
心理サスペンス、ドラマですね
最初は 淡々とバカン...... [続きを読む]
受信: 2010年10月 4日 (月) 20時55分
» 『彼女が消えた浜辺』 [映画雑記・COLOR of CINEMA]
注・何をどう書いてもネタバレになってしまう、まったく予備知識無し、プロットも読まずに観ることをオススメします。でも、ここ読むと「そういう話し」だと思ってみてしまう「この矛盾」。『彼女が消えた浜辺』。監... [続きを読む]
受信: 2010年10月 4日 (月) 22時17分
» アスガー・ファルハディ監督「彼女の消えた浜辺」(★★★★★) [詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)]
監督・脚本 アスガー・ファルハディ 出演 ゴルシフテェ・ファラハニー、タラネ・アリシュスティ
イラン映画といえば、アッバス・キアロスタミが有名である。映像が非常に美しい。アッバス・キアロスタミを見ていたときは、なぜこんなに映像が美しいのか、そ...... [続きを読む]
受信: 2010年10月15日 (金) 22時47分
» 彼女が消えた浜辺☆独り言 [黒猫のうたた寝]
名演小劇場で『彼女が消えた浜辺』観に行ってきました。この劇場、結構駅から遠いのよね。到着するまでに歩き疲れるケースが^^;;;って体力落ちまくってるなぁ、、、浜辺の別荘に遊びに来た3組の夫婦と3人の子ども、そしてカップルではない男と女。バカンスを企画したセ... [続きを読む]
受信: 2010年10月16日 (土) 00時06分
» 『彼女が消えた浜辺』 [シネマな時間に考察を。]
砂にとられたタイヤのように、
抜け出せなくなってしまったエゴの罠。
彼女が消えた浜辺には、あとに何が残されたのか。
『彼女が消えた浜辺』
2009年/イラン/119min
監督・脚本:アスガー・ファルハディ
出演:ゴルシフテェ・ファラハニー 、 タラネ・アリシ... [続きを読む]
受信: 2010年11月 5日 (金) 10時49分
» 彼女が消えた浜辺 [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
浜辺にバカンスに訪れた若い女性の失踪(しっそう)事件をきっかけに、人間の複雑な内面が暴かれるヒューマン・ミステリー。楽しいバカンスから事件後までの3日間を通し、残された登場人物たちがあらわにする不安やエゴなどを映し出す。物語の舞台はカスピ海沿岸。セピデーは...... [続きを読む]
受信: 2010年11月 8日 (月) 21時33分
» 彼女が消えた浜辺 [墨映画(BOKUEIGA)]
「友の何を知っている」
【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
ささやかな週末旅行を楽しもうとカスピ海沿岸のリゾート地を訪れた大学時代の友人たち。
その参加者の中に、セピデーが誘ったエリもいた。
初日は楽しく過...... [続きを読む]
受信: 2010年11月15日 (月) 07時55分
» 「彼女が消えた浜辺」 [【映画がはねたら、都バスに乗って】]
「ペルシャ猫を誰も知らない」に続けてこの映画の話なんて、なんかイラン映画づいてる?
偶然よ、偶然。
まあ、この映画は、偶然イラン映画だったみたい... [続きを読む]
受信: 2010年11月20日 (土) 22時15分
» 彼女が消えた浜辺(2009)◆DARBAREYE ELLY [銅版画制作の日々]
イランのミステリー映画
京都シネマにて鑑賞。ミステリーだそうですが、ミステリー的要素という感じがする感じでドキドキするものではありません。どちらかといえば、その事件をきっかけにエリという女性のバックボーンが明かされていくというお話。
お顔立ちがはっき...... [続きを読む]
受信: 2011年1月22日 (土) 00時09分
» 「彼女が消えた浜辺」 [はぎおの「ツボ」note]
最近、各メディアでも、アメリカ・ヨーロッパ以外の映画が紹介されるようになりましたね。昨年の「瞳の奥の秘密」はアルゼンチン、そしてこの「彼女が消えた浜辺」はイランと、自分が見る映画も国際色豊かになってきましたnbsp;
nbsp;
nbsp;
(以下ネ...... [続きを読む]
受信: 2011年2月27日 (日) 14時29分
» ソフィアの夜明け/彼女が消えた浜辺 [あーうぃ だにぇっと]
3月20日(日)@ギンレイホール
ほぼ10日ぶりに映画を観る。
映画を観るような気分でもなかったが、他のことをする気にもならない。
今回の演しものは「ソフィアの夜明け」と「彼女が消えた浜辺」の2本。
結論からいって、今のような気分の時に観るような映画じゃなかった。... [続きを読む]
受信: 2011年3月20日 (日) 23時21分
» 『彼女が消えた浜辺』をギンレイホールで観て、ふーんふじき☆☆☆ [ふじき78の死屍累々映画日記]
五つ星評価で【☆☆☆うまく作ってあるけどそんなにズバンと来ない感じ】
ほんのちょっとしたボタンのかけ違いがひどい事に発展していく様子を観客が登場人物と一緒にハラハラド ... [続きを読む]
受信: 2011年3月27日 (日) 01時23分
» 彼女が消えた浜辺 [とりあえず、コメントです]
突然に消えてしまった一人の女性を巡るサスペンス&人間ドラマです。 見逃していたのですけど、飯田橋のギンレイホールで上映されていたので、 久々に2本立てにチャレンジしてみました。 ラストにずっしりと来て、観終わった後にもしばらく余韻が心に残るような作品でした。 ... [続きを読む]
受信: 2011年3月30日 (水) 08時56分
» 彼女が消えた浜辺 [新・映画鑑賞★日記・・・]
【DARBAREYE ELLY/ABOUT ELLY】 2010/09/11公開 イラン 116分監督:アスガー・ファルハディ出演:ゴルシフテ・ファラハニ、タラネ・アリシュスティ、シャハブ・ホセイニ、メリッラ・ザレイ
私の底に、 もう一人の私が 眠っている
週末旅行を楽しもうと避暑地にやっ...... [続きを読む]
受信: 2011年5月18日 (水) 12時59分
» 『彼女が消えた浜辺』 [こねたみっくす]
無責任な7人の嘘、責任転嫁、自分勝手な推測、互いに罵倒。その全てが世界中の現代人に通じる。
第59回ベルリン国際映画祭でアスガー・ファルハディ監督が銀熊賞を受賞したこのイ ... [続きを読む]
受信: 2011年7月30日 (土) 20時21分
» 映画評「彼女が消えた浜辺」 [プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]]
☆☆☆(6点/10点満点中)
2009年イラン映画 監督アスガー・ファルハディ
ネタバレあり [続きを読む]
受信: 2012年2月15日 (水) 11時32分
» 「彼女が消えた浜辺」 [或る日の出来事]
あまり知らないイランという国の人々の生活の一部が見られたり、ちょっとミステリアスな話で興味が続いた。 [続きを読む]
受信: 2012年6月10日 (日) 08時43分
最近のコメント