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2010年10月18日 (月)

アバター<特別編>

Photo 全世界で興行収入27億3000万ドル(約2221億円)を稼ぎ出し、国内だけでも観客動員985万人、興行収入154億7000万円を記録し、世界歴代興収ナンバーワンとなった本作。今回はの本編に8分間の未公開シーンを追加し発表した。ジェームズ・キャメロン監督自らが選んだ新たなカットはオリジナルにどのような効果をもたらすのか。
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追加された8分間6シーンを解説!

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同じ映画を劇場で3回観るのは私にしては滅多にないこと。今回特別編ということもあり、またしてもIMAX3Dで鑑賞すべく川崎まで遠征してきました。それにしても本作、結局、全世界で興行収入27億3000万ドル(約2221億円:10年10月レート)を稼ぎ出し、『タイタニック』を抜いて世界歴代興収ナンバーワンを獲得。国内だけでも観客動員985万人、興行収入154億7000万円を叩き出した化け物作品です。本作公開に当たってはキャメロン監督が「観客から何度ももっとパンドラを体験したい、長く滞在したいと言われてきました。そのため今回、それを可能にすることにしたのです」というコメントが出されていますが、まあそれを額面通りに受け取るのはどでしょうね。(苦笑)いずれにしても新に加わった約8分間の映像、そこにどんな意味や効果があるのかが最大のポイントなのは言うまでもありません。

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約10ヶ月ぶりに観た作品、当然ながらストーリーは頭に入っていますが、相変わらず素晴らしい!IMAXシアターはまたしても私を惑星パンドラに誘ってくれます。作品そのもののレビューは既に2回に渡ってしていますので、今回はその新に追加された約8分間、6シーンの映像についてのみ書きたいと思います。今回はモロにネタバレしますので鑑賞前の方はご注意を。これが総じて思ったのは何故たかだか8分をオリジナルに入れなかったのかということ。元からこのシーンが入っていたら結構イメージが変わるのじゃないかと思うほどでした。

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追加シーンその1:新登場の生物たち
追加シーンその2:ナヴィの学校

まず新しい生物が登場します。一番最初にジェイクとノーム、グレースが森に調査に向かう時、湖にはなにやら巨大な青紫の動物の群れが。他にもナヴィの学校建物の天井からぶら下がるこうもりのような生物スティングバットや、エリマキトカゲの大型版のような生物が登場してきます。豊かな惑星パンドラの生態系がより強調される映像でした。後でネイティリと森の中の散歩をするシーンでは、以前からいた触るとヘリコプターのように飛び立つ夜行性の虫?に加えて、他にも夜行性の生物が登場し、より幻想的になった森の様子にうっとり。さて、3人が森に着き歩き回っていると、オリジナルでは直ぐにサナターに襲われるシーンになってしまいますが、追加されたのがナヴィたちの学校の様子。朽ち果てた学校はグレイスが英語を教えていた場所です。床に落ちている英語の子供用絵本が何か物悲しい。壁に残った弾痕から、ナヴィたちと決別した何かが起こったことが覗えます。

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追加シーンその3:ナヴィたちの狩り
追加シーンその4:ジェイクとネイティリの契り

そして特別編の目玉の一つともいえるシーンにも新生物は登場します。初めてイクランに乗ったジェイクですが、ナヴィたちとともに狩りにでるのです。地響きを上げて走りまわるスタームビーストをダイアホースとイクランで追う彼ら。他の戦士の矢が当たらない中で、先ずは族長候補ツーティーの矢が弱点である呼吸する穴らしき部分に辺り倒すのですが、それに負けじとジェイクも仕留め返す。泥と水を跳ね上げて倒れ行くスタームビーストと雄叫びをあげるナヴィたち。いやはや震えが来るほどの迫力あるシーンであり、また作品の意味的にはジェイクがナヴィたちに仲間として受け入れられていることを示していたシーンでした。そんな中ますます新密度を上げていくジェイクとネイティリが結ばれるシーン。これが成る程ナヴィならでは。ダイアホースやイクランと“絆”を結ぶのと同様に、ナヴィ同士の髪の毛の先をお互いに結びつけるのです。それは荘厳な儀式のようでもありました。

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追加シーンその5:ナヴィたちの反撃
追加シーンその6:ツーティとの約束

ジェイクとネイティリが結ばれた翌朝、森を巨大ブルドーザーが破壊しますよね。そのブルドーザーに対してナヴィたちが反撃した跡の様子が追加されています。燃え盛る巨大ブルドーザーに加え、スカイピープルは6人が殺されています。ある意味マイルズ大佐の怒りを増幅させた出来事と言えるでしょう。この後はホームツリーを攻撃され、逃げ惑うナヴィたちと他のナヴィたちをトルーク・マクトとなったジェイクが率いて戦うという、例の一大スペクタクルシーン。いやはや何度観ても凄いとしか言いようがありません。そしてその戦いの中、撃たれて地上へと落ちていくツーティー。追加された最後のシーンはこのツーティーとジェイクの約束のシーンでした。コレは非常に重要で、何故オリジナルではカットしてしまったのか。虫の息のツーティは部族の後をジェイクに託すのです。

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そしてジェイクはツーティーを楽にするためにナイフで止めを刺すのでした。もちろんそれは無言の内のツーティーの頼みでもあり、ナヴィの考え方であることは、狩のシーンを観れば良く解ります。このシーンがあることで、どこかジェイクの噛ませ犬的存在だったツーティーの存在意義がはっきりと確立され、尚且つジェイクたちの部族が今後とも続いていくことを示唆することで続編への流れをも確立させたと言えるでしょう。追加されたのは僅か8分ですが、キャメロン監督自らが厳選したというだけあって、この6シーンのおかげで物語がより豊かになったことは間違いないと思います。

個人的おススメ度5.0
今日の一言:評価はアバターと言う作品に対して
総合評価:94点

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『アバター<特別編>』予告編

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