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2010年10月10日 (日)

RED LINE

Red_line 遠い未来の世界、宇宙最速を賭けたカーレースがあった、その名も「RED LINE」。『鮫肌男と桃尻女』『茶の味』の石井克人が原作・脚本、『アニマトリックス』の小池健が長編初監督をつとめたマッドハウス制作のSFアニメーションだ。全編を手描きに拘った映像は独特の迫力を醸し出す。声の出演は主人公JPを木村拓哉、ヒロイン・ソノシーを蒼井優が、JPの親友フリスビーを浅野忠信が演じる。
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もっと突き抜けた迫力を期待してた

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何といってもマッドハウス制作のアニメーションだけに何かやってくれるのではと期待していましたが、ちょっとその期待は大きすぎたようです。全体的には別にどうと言うこともないアニメーション、レースシーンがちょっと良いのと、後しいて言えば声優を驕ったとでも言うのでしょうか。何でも2011年に全米公開するとのことですが、それも狙いでこのアメコミ調の絵になったんでしょうね。うーん、好みが分かれるところでしょうが、個人的には余り好きではありません。キャラクターデザイン的には嫌いじゃありませんが。製作期間7年、背景まで手描きに拘った結果は10万枚以上の作画数になったのだとか。ただそれが特別良いほうに出ていたとは思えません。申し訳ないですが言われなきゃ解らないですから、そんなこと。

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初っ端から過激なレースシーンが展開されますが、これはどうも「RED LINE」ではなく「YELLOW LINE」といってこのレースの勝者が「RED LINE」に出場できるらしい。キャラクターデザインもさることながら、大幅にディフォルメされたマシンデザインはコレは結構好みだったりします。しかしそんな中、主人公JP(声:木村拓哉)の駆るマシントランザム20000だけはいかにもアメ車なデザインを保っています。これは当然ながらドラマ『ナイトライダー』で登場するトランザム・ナイト2000を意識してるんでしょうけども、確かに思わず笑っちゃうぐらい常識外れに速い。公式サイトによれば3万5000馬力で加速装置を使った時は777キロまででるんだと。(笑)もっとも武器搭載OKでルール無用のレースの中では唯一JPだけが普通?の車。

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彼は純粋に速さとテクニックでレースに勝つことを目的にしてるんですね。レースも人もマシンもその設定は馬鹿げていて面白いのだけれど、ご自慢のレースシーンが個人的には期待していたほどではなかったのが残念。加速装置を使った時のJPの歪む表情やら、かっとんでいくマシン、確かに中々迫力を感じるのだけれど、例えば『AKIRA』なんかで感じたような心の高揚感と言う面ではそれほど感じられなかったどうしてだろう。むしろこの絵は紙媒体で漫画として出版されたほうがその迫力が活きるんじゃないかと思ったりもします。ちなみにJP役のキムタクは今更言うまでもありませんが今回も予定通りキムタクでした。ソノシー役の蒼井優やフリスビー役の浅野忠信がその俳優個人を殆ど感じさせないのに、彼だけは普通にキムタクの顔が浮かびます。

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で、最初のレースでJPは負けるのですが、コレは車を作った親友フリスビーが八百長のために車に仕掛けた爆弾を爆発させたから。これで「RED LINE」は絶望かと思いきや、次回開催地がロボワールドという軍事機密満載の星での開催が決まり、辞退者が出たためにファン投票でJPに出場権が回ってくる。ここから先レースまでは色々あるんだけれど、もうそれはそれはどうでも良いほどに退屈な話。何度か意識が飛びかけました。で、とにもかくにもレースは開催されるのだけれど、流石は5年に1度の「RED LINE」だけあって、前回のレース以上にクレイジーな連中が揃った上、ロボワールド側からも攻撃を受けまくるという、もはやレースなんだか何だか…。笑ったのがここで出てくる最大のライバル・マシンヘッド鉄仁というヤツ。額に“鉄仁”って入ってるし。(苦笑)

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何だかマジンガーZと『鉄男』を足したようなこいつの駆るのはゴッドウィングというのだけれど、殆ど宇宙船かよっ!と突っ込みたくなるほど。マシンと一体化した上で走るという、だけあって見ようによってはモビルスーツみたいに見えなくもない。ちなみに馬力は11万5000馬力だそうな。こんなのと戦うのだけれど、例によって八百長用にフリスビーが取り付けてあった爆弾がアクシデントで爆発!ぶっ壊れたマシンから飛び出たJPが
そのまま生身の体で1位ゴールインってなんじゃそりゃ…。とにかくお話は無茶苦茶でしかも面白くないです。観るべきはレースシーン。そこに満足出きるのならばこの作品が気に入った証拠でしょう。私はこの程度の迫力は想像の範囲内。もっと最大にして唯一の見せ場なのですからもっと過激に突き抜けた方が作品としての存在意義が出ると思います。

個人的おススメ度2.5
今日の一言:キムタクはもうよかろうに
総合評価:53点

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『RED LINE』予告編

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