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2010年12月 2日 (木)

武士の家計簿

Photo 磯田道史原作のベストセラー「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新」を映画化。代々加賀藩の算用役を務めた猪山家の“そろばん侍”が藩の不正を調べたり、破産寸前の家系を立て直したりとそろばんを武器に奮闘する。主演は『南極料理人』の堺雅人。共演に『トリック』の仲間由紀恵、中村雅俊、松坂慶子、西村雅彦ら演技派が揃う。監督は『わたし出すわ』の森田芳光。
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時代は“そろばん侍”を必要としている?!

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この冬の時代劇の中で楽しみにしていた一作。武士と言っても刀が武器ではなくそろばんが武器という、いまでいうところの企業の経理部員のお話です。まず結論から先に言ってしまうと、面白い物語なのだけれど惜しいというのが正直な所。129分間飽きることなく観られるけれども、それはその間ひたすら物語が流れていくから。いくつかあるエピソードも深く掘り下げることはせずに、とにかく「こんなことがありました」「あんなことがありました」と次から次へと現れては消え去っていくという感じ。あまり聞かない“そろばん侍”が主人公なだけに、見聞きするエピソードも余り見かけないもので興味深いことが多いためにそれでも観れてしまうんですね。もっとも堺雅人、仲間由紀恵、中村雅俊、松坂慶子、西村雅彦といった出演者の顔ぶれからも、あまり堅いお話でないことは想像できていましたけども。

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話の展開は主人公・猪山直之(堺雅人)の息子・成之(伊藤祐輝)が維新後に回想する形で始まるオーソドックスな構成。若かりし頃の直之が御算用者となるも、その余りに石部金吉ぶりに父・信之(中村雅俊)と母・常(松坂慶子)は結婚させれば少しは落ち着くだろうと計画。西永与三八(西村雅彦)の一人娘・駒(仲間由紀恵)と見合いをさせることにします。直之が仕事の最中に偶然駒と出会うシーンなども挟みつつもあっという間に結婚。そして、あっという間に息子・直吉(後の成之)が生まれます。ココまではもう本当にあれよあれよと言う間に過ぎ去る感じ。ここから先に描かれる大きなエピソードは主3つ。先ずは飢饉に際して藩が農民のために供出した米の一部を不正で抜いていたことを直之が気付くエピソードです。上司は彼に言います。「帳簿と言うのは入る時と出るときが合っておれば良いのじゃ!」と。

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これを即ち「帳尻あわせ」といいますが、なるほどその言葉の意味の説明としてはこの上なく解りやすい映像表現ですね。もっとも上に逆らった下っ端が飛ばされるのは現代の企業でも全く同じ。ところが!タイミングよくお目付けの監査が入り、直之の左遷は回避され、それどころか藩主のお取次ぎ役に大抜擢!何と言うラッキーだろうと思いきや、一応話の展開上ちゃんと意味があるのでした。要は偉くなればそれだけ物入りになるということ。現代でも同じですね。偉くなったら冠婚葬祭で包む額もあがりますし、後輩を前にあまりけち臭いことも言いづらい。地位に見合った服装というのも当然あります。かくして2つ目の大きなエピソードである猪山家の財政改革へと話は進んで行くのでした。知行取りの信之と、切米の直之、知行取りとは藩から領地を与えられていることを意味するけれどココでは具体的には割愛。

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とにかく2人合わせて3000匁の収入と言うのが猪山家の全てでした。これは現代だと1200万円。この額を多いと見るか少ないと見るかはともかくとして、この時の猪山家の借金がその倍の6000匁とあらば破産は時間の問題な訳です。まるで現代の我が国のようでもあります。とにかく全ての家財道具を売り払い、直吉のお披露目の席の料理の鯛を絵で描くなんていう奇策を使ってまでも質素倹約を遂行する。今とは比べ物にならないほど対面を気にする武家でのはなし、いかに“そろばん侍”とはいえ相当に苦渋の決断だったことは覗えます。象徴的で面白いのは、信之が自分の脇差までも売ろうとする場面。商人から「刀はお武家様の命では…」と言われると信之は「我が家では刀ではなくそろばんじゃ」と言い切ります。正に“そろばん侍”の矜持が感じられるではありませんか。こう書くと悲壮感が漂ってきますが、物語的にはむしろコミカル。

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これは脚本もさることながら中村雅俊、松坂慶子といったベテランの芝居のなせる業でしょう。イメージ的にはそう…「必殺仕事人」の中村主水の家における妻・りつ、姑・せんのようなノリといったところか。特に松坂慶子が着物に執着する様子が可愛らしいやら面白いやら。(笑)囲碁の石をシジミの貝殻の表裏で代用したり、常のキセルの柄がとても短くなったり、実際にどうかは解りませんが、実にユニークに質素倹約を表現しているのが楽しい。駒の「倹約だと思うから辛い、工夫だと思えば楽しい」なんて言葉は私たちにも当てはまる至言です。直之は我が家の質素倹約を藩の財政にも持ち込みます。と同時に自分の家の入払帳を息子の直吉に付けさせるのでした。これが3つ目の大きなエピソードです。まだ年端も行かないうちからそろばんや筆を仕込まれ、お金の管理をさせられる。異様なまでの厳しさに息子をかばう駒。

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しかし家業をもって主に仕える武家として厳しいのはあたりまえのこと。昔で言えば剣の腕、現代の企業で言うならば現場の人間はとかく管理部門の人間を軽んじる風潮がありますが、言ってみれば経理・総務部門は組織の頭脳です。この当時から直之はそれをしっかり認識しそれに誇りを持っていたことが解ります。結局長じた成之がその能力で新政府の要職を得るのですから、言ってみれば“そろばん侍”は時代の先取りだったのかもしれません。常が死んだ時に葬式の費用を勘定している直之を見て直吉(成之)は腑に落ちない表情をしていましたが、直之の死んだその日に成之もそろばんをはじきます。蛙の子は蛙。猪山家が代々繋いできたもの、“そろばん侍”の矜持がキチンと伝わっていたことが解るシーンに思わず胸打たれました。経済的な面からみた日本の美徳を映像化したような話は面白い切り口で、あっさりライトに楽しめる時代劇です。

個人的おススメ度3.5
今日の一言:連ドラにしても面白いかも
総合評価:67点

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『武士の家計簿』予告編

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受信: 2010年12月 2日 (木) 18時02分

» 武士の家計簿 [象のロケット]
代々加賀藩の御算用者(経理係)として仕える猪山家の跡取り息子・直之は、家業のそろばんの腕を磨き、才能を買われて出世する。 しかし、当時の武家の慣習により、出世する度に出費が増え続け、ついには家計が窮地に陥ってしまう。 そこで直之は、ある”家計立て直し計画“を宣言する。 それは、家財を売り払い、家族全員で質素倹約することだったのだが…。 時代劇。... [続きを読む]

受信: 2010年12月 4日 (土) 00時46分

» 「武士の家計簿」みた。 [たいむのひとりごと]
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受信: 2010年12月 4日 (土) 13時28分

» 武士の家計簿 [悠雅的生活]
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受信: 2010年12月 4日 (土) 15時13分

» 『武士の家計簿』 [こねたみっくす]
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受信: 2010年12月 4日 (土) 15時55分

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元は、茨城大学人文学部准教授磯田道史のノンフィクション「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新」。ノンフィクションの映画化にしては、意外に、物語に富んています。 物語は、堺雅人が演じる猪山直之の長男猪山成之の視点で語られていきます。まず最初に...... [続きを読む]

受信: 2010年12月 4日 (土) 17時53分

» 武士の家計簿 [佐藤秀の徒然幻視録]
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受信: 2010年12月 4日 (土) 19時57分

» 武士の家計簿 [とりあえず、コメントです]
磯田道史著の新書「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新」を元に映画化した作品です。 予告編を観て、どんな物語なのだろうかと気になっていました。 代々“御算用”という職務に就いてきた一家の慎ましい姿にすっかり共感してしまいました(^^ゞ ... [続きを読む]

受信: 2010年12月 4日 (土) 22時23分

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受信: 2010年12月 5日 (日) 00時14分

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受信: 2010年12月 5日 (日) 06時22分

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受信: 2010年12月 5日 (日) 10時30分

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受信: 2010年12月 5日 (日) 16時42分

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受信: 2010年12月 5日 (日) 19時12分

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受信: 2010年12月 5日 (日) 21時53分

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受信: 2010年12月 6日 (月) 08時28分

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 サムライの本分は戦(いくさ)にある……誰だってそう思う。そしてその戦のヒロイッ [続きを読む]

受信: 2010年12月 6日 (月) 22時47分

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受信: 2010年12月 7日 (火) 00時16分

» 武士の家計簿 [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
原作となったのは「金沢藩士猪山家文書」を読み解いた日本近世史を研究している磯田道史茨城大准教授の、「武士の家計簿、加賀藩御算用者の幕末維新」(新潮新書刊)。実在した猪 ... [続きを読む]

受信: 2010年12月 7日 (火) 18時43分

» 武士の家計簿 [シネマDVD・映画情報館]
武士の家計簿 スタッフ 監督: 森田芳光 キャスト 堺雅人 仲間由紀恵 松坂慶子 草笛光子 西村雅彦 伊藤祐輝 藤井美菜 大八木凱斗 嶋田久作 宮川一朗太 小木茂光 茂山千五郎 中村雅俊 劇場公開日:2010-12-4 ...... [続きを読む]

受信: 2010年12月 7日 (火) 18時52分

» 武士の家計簿 [Diarydiary! ]
《武士の家計簿》 2010年 日本映画 幕末の日本、加賀藩の御算用者猪山家の物語 [続きを読む]

受信: 2010年12月 7日 (火) 19時46分

» 【武士の家計簿】 [日々のつぶやき]
監督:森田芳光 出演:堺雅人、仲間由紀恵、中村雅俊、松坂慶子、西村雅彦、草笛光子    刀ではなく、そろばんで、家族を守った侍がいた。 「加賀藩の猪山家は代々御算用者としてお勤めしていた。 八代目直之は、ある事件に関わったことから家業のそろばんの腕... [続きを読む]

受信: 2010年12月 8日 (水) 11時05分

» 武士の家計簿 [とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver]
天保の飢饉、江戸幕府の崩壊、明治政府の確立という激動の時代を生き抜いたそろばん侍家族の歴史を丁寧に描いている。信じた道を進む姿に感動した。堺雅人や仲間由紀恵などそのほかの登場人物もユーモラスな演出で、楽しく見ることができた。... [続きを読む]

受信: 2010年12月 8日 (水) 22時19分

» 武士の家計簿 [だらだら無気力ブログ]
古書店で偶然発見された幕末のとある下級武士一家の詳細な“家計簿”を 丹念に読み解き、彼らの暮らしぶりを鮮やかに甦らせた磯田道史の同名 ベストセラーを、『阿修羅のごとく』『わたし出すわ』の森田芳光監督が 映画化。代々加賀藩の御算用者(経理係)を務める武家に…... [続きを読む]

受信: 2010年12月 9日 (木) 00時37分

» 映画『武士の家計簿』 時代に合った良作 [国内航空券【チケットカフェ】社長のあれこれ]
  『武士の家計簿』を観てきました。 いつもなら劇場に見に行くタイプの作品ではないんだけど、堺雅人さんが結構好きなので。 武士といえばチャンバラですが、主人公猪山直之の武器は剣ではなくそろばんです。 そろばん侍、猪山直人は家族を守るためには体裁悪いこともで... [続きを読む]

受信: 2010年12月10日 (金) 23時28分

» 武士の家計簿☆独り言 [黒猫のうたた寝]
ちょっと、面白そうだなぁ~っと予告観て思っていて何も考えずに観に行きましたが・・・まさかの、穴が^^;;;監督が森田芳光、、、比較的テンポが合わない監督さんです。途中で気がつき・・・そうか、この間延びしたようなどうも感覚的に合わないテンポ・・・納得しまし... [続きを読む]

受信: 2010年12月10日 (金) 23時35分

» 「武士の家計簿 」加賀藩のお武家さまの借金返済計画 [soramove]
「武士の家計簿 」★★★☆ 堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子、西村雅彦、草笛光子、中村雅俊 出演 森田芳光 監督、129分、2010年12月4日公開、 2010,日本,アスミックエース、松竹 (原作:原題:武士の家計簿) ←                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 「加賀百万石のお武家様の話となれば 剣術や武士としての生活の様々な エピソードと思いきや、 一室に集まった50人くらいの侍が ソ... [続きを読む]

受信: 2010年12月11日 (土) 11時37分

» 映画「武士の家計簿」 [再出発日記]
歴史は「発見」の宝庫である。現代そのものが日々工夫とドラマのような人生の連続なのだから、過去の中には無数の工夫と教訓、そしてドラマがあるに違いない。そして、それは一家の... [続きを読む]

受信: 2010年12月11日 (土) 22時33分

» 映画「武士の家計簿」 [ITニュース、ほか何でもあり。by KGR]
2010/12/9 109シネマズ木場。 前々から気になっていた映画。 観客の大半はかなりの高齢だった。 別の言い方をすると若い人はほとんどいなかった。 平均年齢は「剣岳 点の記」よりも高かったように思う。なぜ? ** ... [続きを読む]

受信: 2010年12月12日 (日) 03時06分

» 映画「武士の家計簿」 [FREE TIME]
映画「武士の家計簿」を鑑賞。 [続きを読む]

受信: 2010年12月12日 (日) 21時12分

» 「武士の家計簿」 [お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法 ]
2010年・日本/配給:アスミック・エース、松竹監督:森田芳光原作:磯田道史脚本:柏田道夫古文書「金沢藩士猪山家文書」の中に残されていた家計簿を分析し、幕末の武士の暮らしを読み解いた磯田道史による教養... [続きを読む]

受信: 2010年12月12日 (日) 22時30分

» 武士の家計簿 [ケントのたそがれ劇場]
★★★★  幕末の加賀藩で、刃ではなく「そろばんと筆」で戦う武士の物語である。主演が堺雅人ということで、かなりコミカルなお話かと思っていたのだが、これが意外と深刻なドラマだったのだ。 御算用者とは藩の帳簿を記録する武士で、どちらかと言えば下級武士が多いとい... [続きを読む]

受信: 2010年12月13日 (月) 20時30分

» 「武士の家計簿」 [【映画がはねたら、都バスに乗って】]
「武士」と「家計簿」。この水と油みたいに相反する要素を一緒にした企画の勝利だな。 小説とか戯曲とかではなく、新書版の研究書が原作。人が見落としそうなところに目をつけるなんて、森田芳光監督、まだまだ隅に置けないわね。 ...... [続きを読む]

受信: 2010年12月13日 (月) 20時58分

» 『武士の家計簿』 世代会計の映画化という偉業 [映画のブログ]
 マスメディアが黙殺する問題、それを取り上げたのが『東のエデン』の画期的な点の一つだろう。  その問題――世代間格差の問題をマスメディアが取り上げることは滅多にないが、『東のエデン』はそれを堂々と...... [続きを読む]

受信: 2010年12月14日 (火) 00時47分

» 武士の家計簿 [pure's movie review]
2010年 日本作品 129分 アスミック・エース=松竹配給 STAFF 監督:森田芳光 脚本:柏田道夫 原作:磯田道史『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』 CAST 堺雅人 仲間由紀恵 松坂慶子 西村雅彦 草笛光子 中村雅俊 仕事を辞めて専業主婦になり、早二ヶ月経とうとしています。そのくせ最近になって元来の物欲がふつふつと再沸騰気味…。収入ない身でこれはまずいだろ、と自分を戒めるためにチョイスした作品だったんだけど、節約術を学べるような映画ではありませんでした{/face_tehe... [続きを読む]

受信: 2010年12月14日 (火) 19時07分

» 武士の家計簿 [『映画評価”お前、僕に釣られてみる?”』七海見理オフィシャルブログ Powered by Ameba]
刀でなく、そろばんで、家族を守った侍がいた。 これが、わが家の幕末維新。 古書店で偶然発見された家計簿を読み解いた歴史学者・磯田道史の原作著書の映画化。 江戸時代後半、御算用喪の(ごさんようもの)として、... [続きを読む]

受信: 2010年12月14日 (火) 22時21分

» 武士の家計簿 [単館系]
ストーリー:会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の 財政に携わってきた猪山家八代目の直之(堺雅人)。 江戸時代後期、加賀百万石とうたわれた藩も財政状況は厳しく、 加えて武家社会には身分が高...... [続きを読む]

受信: 2010年12月15日 (水) 00時19分

» 『武士の家計簿』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「武士の家計簿」 □監督 森田芳光□脚本 柏田道夫□原作 磯田道史□キャスト 堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子、中村雅俊、草笛光子、西村雅彦、       伊藤祐輝、嶋田久作、宮川一朗太、小木茂光、茂山千五郎■鑑賞日 12月11日(土)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想>  いつの時代にも「穀潰し」という者はいるが、まさに家族がそれぞれが自分ちの借金の大きさも知らず 見栄と私欲に走って、それこそ今で言う借金... [続きを読む]

受信: 2010年12月15日 (水) 08時14分

» 「武士の家計簿」感想 [狂人ブログ ~旅立ち~]
 幕末期、刀の変わりに算盤を武器に、一家を守るべく奮闘した御算用者の姿を「家族ゲーム」「失楽園」の森田芳光監督で映画化。  ちょうど本作の時代前後に西洋数学が導入される... [続きを読む]

受信: 2010年12月15日 (水) 19時31分

» 武士の家計簿 [りらの感想日記♪]
【武士の家計簿】 ★★★☆ 映画(76) ストーリー 江戸時代後半。御算用者として代々加賀藩に仕える猪山家。その八代目、直之(堺雅人)もまた [続きを読む]

受信: 2010年12月17日 (金) 21時41分

» 『武士の家計簿』 [beatitude]
堺雅人は我が家のldquo;カワイイひとランキングrdquo;輝く第一位なのです。(ちなみに第二位は阿部サダヲです)ということで「観たい」という下の娘と行ってきました。 [続きを読む]

受信: 2010年12月18日 (土) 00時39分

» 映画『武士の家計簿』 [闘争と逃走の道程]
 なんか母親が急に「観たい」言い出したもんで、予定にないものを観にいってきましたよ。お金母持ち。キャハッ。 武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)磯田 道史 新潮社 2003-04-10売り...... [続きを読む]

受信: 2010年12月20日 (月) 21時20分

» 『武士の家計簿』 [『映画な日々』 cinema-days]
幕末、加賀藩の御算用係を担っていた 猪山一家の三代に亘る顛末記。 【個人評価:★★☆ (2.5P)】 (劇場鑑賞) 原作:磯田道史 『武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新』... [続きを読む]

受信: 2010年12月21日 (火) 00時20分

» 武士の家計簿 [映画の話でコーヒーブレイク]
堺正人さん主演の「そろばん侍」映画、見てきました〜。 公開まもなくだったので、中高年のご夫婦が多くほぼ満席。人気のほどが伺えます。 猪山家の「家計立て直し作戦」をみて、我が家でも家計の仕分けをせんとあかんかなぁ〜。 食器や衣類など使っていない...... [続きを読む]

受信: 2010年12月21日 (火) 22時49分

» 『武士の家計簿』:実直愚直なお家芸 @ロードショウ・シネコン [りゃんひさ MyBlog~映画レビューなど]
2010年下半期は時代劇ブーム。 そのような中で、異色の一編です。 刀ではなく「そろばん」で家族を守った武士のホームドラマです。 さすがに森田芳光監督、目の付け処が違いますますなぁ。... [続きを読む]

受信: 2010年12月22日 (水) 15時45分

» 武士の家計簿 [青いblog]
解説 チェック:磯田道史原作のベストセラー「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末 [続きを読む]

受信: 2010年12月22日 (水) 22時26分

» 温かみのある。【映画】武士の家計簿 [B級生活 ゲームやら映画やらD-POPやら]
【映画】武士の家計簿 磯田道史原作のベストセラー 「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新」を映画化。 【あらすじ】 会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家八代目の直之(堺雅人)。江戸時代後期、加賀百万石とうたわれた藩も... [続きを読む]

受信: 2010年12月23日 (木) 12時04分

» 武士の家計簿 [映画的・絵画的・音楽的]
 『わたし出すわ』の森田芳光監督の作品であり、また原作本を出版直後に読んだことがあり、その内容はす... [続きを読む]

受信: 2010年12月24日 (金) 18時19分

» 武士の家計簿 [みすずりんりん放送局]
 『武士の家計簿』を観た。  【ストーリー】  代々加賀藩の御算用者(経理係)として仕えた猪山家の跡取り息子として、家業のそろばんの腕を磨き、才能を買われて出世する。  しかし、当時の武家...... [続きを読む]

受信: 2010年12月27日 (月) 20時32分

» 武士の家計簿 [5125年映画の旅]
加賀藩の算用者として代々加賀藩の財務処理を行ってきた猪山家。その八代目である直之は周囲も呆れるほどの几帳面で、付いたあだ名は「そろばん馬鹿」。そんな直之は、猪山家が未 ... [続きを読む]

受信: 2010年12月30日 (木) 20時56分

» 「武士の家計簿」を見て、やはり森田芳光は... [映画と出会う・世界が変わる]
このところ作った作品が作品評の上でも、興行面でもことごとく悲惨な結果に終わって、同期の根岸吉太郎とは大きく差をつけられた森田芳光監督。かっての流行監督の冴えは今いずこと... [続きを読む]

受信: 2011年1月 5日 (水) 00時35分

» 決してハッピーエンドとは言えない「武士の... [映画と出会う・世界が変わる]
この映画の中で草笛光子演じるおばばさまが「塵劫記」を読むシーンが登場する。ヒマさえあれば、読んでいるという感じで彼女にとっては、必携の愛読書のようである。この「塵劫記」... [続きを読む]

受信: 2011年1月12日 (水) 00時07分

» 『武士の家計簿』 | 仲間由紀恵と西村雅彦の奇跡のコラボ。 [23:30の雑記帳]
封切りから2ヶ月近く経つというのに、 客の入りは上々でした。 とにかく役者陣が豪華。 中村雅俊、草笛光子、松坂慶子、西村雅彦、堺雅人。 その中でもひときわ輝いていた ... [続きを読む]

受信: 2011年1月26日 (水) 23時33分

» 映画・武士の家計簿 [お花と読書と散歩、映画も好き]
nbsp; そろそろ上映終了となりそう! 駆け込みで観てきました nbsp; nbsp; 会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家八代目の直之(堺雅人) 江戸時代後期、加賀百万石とうたわれた藩も財政状況は厳しく、加えて武家社...... [続きを読む]

受信: 2011年2月 2日 (水) 22時23分

» 『武士の家計簿』を新宿ピカデリー9で観てあれれれれな感じふじき☆☆☆ [ふじき78の死屍累々映画日記]
五つ星評価で【☆☆☆飽きずに観れるけど、どーんとは来ない】    巻頭に一言。 やはり、どこかにトニー谷を出さんといかんでしょ。   エンドタイトルとかにBGMで滑 ... [続きを読む]

受信: 2011年2月 3日 (木) 10時36分

» 武士の家計簿 [墨映画(BOKUEIGA)]
「我こそは、そろばん侍」 【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。) 幕末の武士の生活を生き生きと説いた磯田道史原作のベストセラー「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新」を、ベテラン森田芳光監督が映画化。 代々加賀藩の財政に携わって...... [続きを読む]

受信: 2011年2月19日 (土) 08時33分

» 武士の家計簿 [いやいやえん]
堺雅人・仲間由紀恵さん主演。 体面を重んじる武士社会だからこそ、苦しい家計でも、それを繕うために借金を重ねてしまうという矛盾…それを無駄を省くことで家計の立て直しを図る、兎にも角にも色んな倹約術のおかげで一大事は免れるも、もっと奇抜な倹約術がでてくるのかと思っていた分、すこしがっかりもしました。 実在する家計簿から作られた作品なので、それほど起伏に富んだ出来事は起こらず、淡々とした作品になっています。全体的に地味かな。 堺雅人さんが、算盤ひと筋で堅い信念をもち、シビアで、とても良かったよう... [続きを読む]

受信: 2011年6月16日 (木) 09時46分

» 武士の家計簿 [食はすべての源なり。]
武士の家計簿 ★★★★★(★満点!) 幕末から明治――。 これは、実在する家計簿から生まれた、 ある家族の物語。 刀ではなく、そろばんで、家族を守った侍がいた 。 貧しいときも、豊かな愛を注ぎつづけた妻がいた。 よかったです。 映画館に見に行こうかと思ってたけど、地味な話だしと思ってDVD鑑賞になってしまいました。 原作を読んだ人からは、「よくあの本を映画にしたよな」っていうぐらい、キャラクター設定とかエピソードはフィクションかもしれないけれど、心温まる作品。貧しくても武士の誇りを忘れず、お... [続きを読む]

受信: 2011年7月 5日 (火) 09時58分

» 帳尻があっていればいいというものではない ─ 武士の家計簿 ─ [Prototypeシネマレビュー]
─ 帳尻があっていればいいというものではない ─ 7月入ったくらいにDVDをレンタルで鑑賞。個人的に堺雅人さんが結構好きで、NHK大河「篤姫」の家定役から「ゴールデンスランバー」 ... [続きを読む]

受信: 2011年8月 4日 (木) 06時09分

» 家計簿を離さないで [Akira's VOICE]
「わたしを離さないで」 「武士の家計簿」  [続きを読む]

受信: 2011年11月24日 (木) 10時34分

» 武士の家計簿 [映画!That' s Entertainment]
●「武士の家計簿」 2011 日本 松竹 129分 監督:森田芳光 出演:堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子、西村雅彦、草笛光子、伊藤祐輝、藤井美菜、大八木凱斗他 <評価:★★★★★★★☆☆☆> <感想> 原作がいいのだろうな。そこに目を付けて映画化したプロデュースサイドも良かったけど 客が入るタイプの映画じゃあないな。おそらく興行的には苦戦したのだろう。 私としては、邦画はほとんど見ないのだが、時代劇は好きで、良いと評判のものは鑑賞する ようにしている。本作も個人的には面白く見たが... [続きを読む]

受信: 2012年4月 1日 (日) 19時22分

» 映画評「武士の家計簿」 [プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]]
☆☆☆(6点/10点満点中) 2010年日本映画 監督・森田芳光 ネタバレあり [続きを読む]

受信: 2012年4月 3日 (火) 09時43分

» 武士の家計簿 [映画!That' s Entertainment]
●「武士の家計簿」 2011 日本 松竹 129分 監督:森田芳光 出演:堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子、西村雅彦、草笛光子、伊藤祐輝、藤井美菜、大八木凱斗他 <評価:★★★★★★★☆☆☆> <感想> 原作がいいのだろうな。そこに目を付けて映画化したプロデュースサイドも良かったけど 客が入るタイプの映画じゃあないな。おそらく興行的には苦戦したのだろう。 私としては、邦画はほとんど見ないのだが、時代劇は好きで、良いと評判のものは鑑賞する ようにしている。本作も個人的には面白く見たが... [続きを読む]

受信: 2012年4月11日 (水) 21時47分

» 別館の予備(武士の家計簿 感想227作目) [スポーツ瓦版]
6月17日 武士の家計簿(感想227作目) アメブロが5月15日よりTB廃止する事が発表されましたので 5月15日以降に更新した記事では当ブログでTBを受付ます 当ブログに ... [続きを読む]

受信: 2012年6月17日 (日) 14時37分

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