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2011年2月 5日 (土)

太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-

Photo 太平洋戦争末期のサイパン島で僅か47人の兵を率いてアメリカ軍を翻弄した大場栄大尉の実話を映画化。主演は『さまよう刃』の竹野内豊。共演にショーン・マッゴーワン、唐沢寿明、井上真央、山田孝之ら豪華なキャストがそろう。監督は『必死剣 鳥刺し』の平山秀幸。アメリカ兵メインのシーンはUS監督のチェリン・グラックが演出した。
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誇りと信念を両立した男の物語

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太平洋戦争の軍人の話で、「フォックスと呼ばれた男」などというサブタイトルが付いていたせいか、最初は漠然と“マレーの虎”山下奉文のような人物を思い浮かべていたのですが、全く違いました。物語の主人公・大場栄(竹野内豊)は陸軍歩兵第18連隊大尉。元々は教師をしていたというだけあって、落ち着いた朴訥とした語り口が竹野内豊の芝居とイメージ的に良くシンクロしていました。サイパン島玉砕の後も47名の仲間と生き残り、タッポーチョ山に潜んでは神出鬼没の戦いぶりで米軍を悩ませ続けたため、やがて彼らは大場大尉のことを畏敬の念を込めてフォックスと呼ぶようになったらしい。なんて話を聞くと、人の思いもつかない知略でアメリカ軍をキリキリ舞いさる様子を思い浮かべるけれど、実は劇中では思いのほかそうは描かれていませんでした。

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少しばかり罠を仕掛けて敵を嵌めたりはしますが、別に47人の兵士で5000の米兵を追い払っただとか、そういうドラマチックな話ではありません。むしろこの作品では、大場大尉の信念の移り変わりと、理屈を抜きにした帝国陸軍軍人としての強烈な誇り、そしてその2点が相反する部分の葛藤を描いていました。物語序盤、いわゆる“バンザイ突撃”で約3000人の日本兵が玉砕した時、大場大尉は幸運にも生き残ります。死体の山の中で意識を取り戻した彼は、アメリカ兵の見回りを死んだフリをしてやり過ごすのでした。その不様な姿は、日頃私たちが想像するステレオタイプの旧軍人のイメージ、命よりもプライドを重んじるのとはかけ離れています。しかしそれは本人的にもそうだったようで「俺は何をやっているんだ…」とでもいった表情が印象的でした。

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米兵を100人殺すと豪語するヤクザ者の一等兵・堀内(唐沢寿明)と出逢い、一人でも多くのアメリカ兵を殺すことを目的にするようになる大場大尉。山中で生き残りの軍人と民間人が起居する野営地を見つけるもののそのまま通り過ぎようとするのでした。野営地のリーダー格である大城(ベンガル)が「私たちを守ってくれないのですか?」と聞いても「私たちの役目は一人でも多くのアメリカ兵を倒すことです。」とキッパリ。軍隊の存在理由の大本は自国民を守るためというのは当然ですが、少なくとも旧日本軍では大場大尉の考え方は決して的外れではないでしょう。ところが、彼らが野営地を通り過ぎてからしばらくして、米軍の攻撃がそこを襲います。多くの民間人の死傷者を目の当たりにした大場大尉は、一転して“一人でも多くの民間人を守る”ことに決めるのでした。

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元々大場大尉自身が教師という人を育てる仕事であったことや、家族が全員殺されてしまった赤ん坊が米軍に拾われるように目印を残したりしたことを鑑みれば、この信念の変化は決して急な話ではなかったのだろうとは思います、理屈では。しかし、単純にスクリーンでの展開だけを見ていると、ほんの少し前に言ったことをあっという間に翻したように聞こえるのも事実。この辺、もう少し徐々に変化したのだということを丁寧に表現して欲しかった。さて、一方米軍。ハーマン・ルイス大尉(ショーン・マクゴーウァン)は日本に2年間留学し、日本人の精神性を良く理解している珍しい米兵でした。彼は何とか山に潜む大場たちを殺さずに済むよう、あの手この手で投降を呼びかけます。彼が上司の「何故奴らは投降しない?」という問いに将棋の駒を使ってする説明は中々上手いもの。

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要は「取られた将棋の駒はこれまで味方だった側に攻撃を仕掛けなければならない。日本人が天皇に絶対的忠誠を誓っている以上、捕まって天皇を敵には出来ない、だから捕まる位なら即ち天皇に弓を引くぐらいなら自ら死を選ぶ」という論法です。そしてそれは正に帝国軍人としての誇りの問題であって、民間人を守ることに決めた大場大尉とてその想いに変化はありませんでした。しかしながらジリ貧なのは当然で、徐々に消耗していく民間人を見るにつけ、彼の心の中に迷いが生じて来ていることが覗えます。つまり、本当に一人でも多くの民間人を守りたいのなら、投降すべきではないかと…。結局まずは民間人だけを投降させることに。ついで自らも投降することを決心しますが、その時のルイス大尉に伝えた言葉には強烈なプライドがありました。

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「絶対に投降はしない。しかし帝国軍人は上官の命令は絶対だ。上官の命令があるならばそれには従う。」一見やせ我慢のようにも聞こえますし、米兵から観たらつまらない誇りかもしれません。しかしながらそこからは今では失われてしまった日本人の侍魂が感じられるではないですか。私は大場大尉が尊敬され現在に名を残したのは、戦術的に米軍を翻弄したからというより、この落とし所を認めたからこそではないかと思います。自分の信念とプライドという、通常どちらも譲りがたい所のどちらかを押し通すのではなく、あくまで理知的に冷静に判断した点が。投降の当日、見事な行進と軍歌でまさに威風堂々と米軍の前に現れる大場たち。キビキビとした動きに、美しい所作で米軍司令官に軍刀を差し出す大場の姿はサムライそのものです。

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“如何に死ぬか”から“如何に生きるか”へと考えを変えた大場大尉。正反対の考えではあっても、そこに賭ける強い想いは皆同じ、実際の日本の戦後の復興はこうした覚悟を持った人々によってなされたのだろうと思うと、同じ日本人として胸が熱くなりました。

個人的おススメ度3.5
今日の一言:銃は実弾でない以外本物だそうです
総合評価:72点

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» 太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- (試写会) [風に吹かれて]
誇り高き侍 公式サイト http://www.taiheiyo-no-kiseki.jp2月11日公開実話の映画化原作: 『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日』 (ドン・ジョーンズ著)監 [続きを読む]

受信: 2011年2月 5日 (土) 16時28分

» 太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男 [象のロケット]
太平洋戦争(第二次世界大戦)末期の1944年6月。 当時日本が統治していたサイパン島にはアメリカ軍が上陸し、捕虜になることを恐れた日本人は次々と“玉砕(戦死)”、“自決(自殺)”していた。 陸軍大尉の大場栄は、仲間の兵士たちや民間人たちとタッポーチョ山に潜伏し、アメリカ軍への抵抗を続けていくのだが…。 実話に基づく名もなき兵士たちの戦場ドラマ。... [続きを読む]

受信: 2011年2月 8日 (火) 01時51分

» 映画 「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」 [ようこそMr.G]
映画 「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」 [続きを読む]

受信: 2011年2月 8日 (火) 03時24分

» 太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男 [花ごよみ]
舞台は1944年、 太平洋戦争末期のサイパン島。 最後には47人の兵力に対して 圧倒的な人数のアメリカ軍。 その戦いの中、 大場栄大尉というアメリカ軍から恐れられ、 “フォックス”と呼ばれた日本人が存在した。 その実話を映画化。 監督は平山秀幸。 日本側の描写を平山秀幸、 アメリカ側の描写は、 アメリカ人のチェリン・グラック監督。 この映画は、 日本、アメリカ、双方の視点から 描かれています。 大場大尉役には竹野内豊、 唐沢寿明、井上真央、山田孝之らが共演。 大場大尉(竹野内豊)は 16... [続きを読む]

受信: 2011年2月 8日 (火) 09時09分

» 太平洋の奇跡/洋菓子店コアンドル [あーうぃ だにぇっと]
2月11日(金)公開の邦画2本。 “あしたのジョー” は残念ながらゲットできず。 年代的には、“あしたのジョー” 世代なのだが、漫画もテレビのアニメも私は観たことがない。 親に禁止されて見られなかったのだ。 今となっては考えられない? この前、実家でケーブルテレビのチャンネルをいろいろいじってようやく目的の “それでも恋するバルセロナ” にたどりついたら親父に「くだらん」とスイッチを消された。(笑)... [続きを読む]

受信: 2011年2月10日 (木) 22時31分

» 劇場鑑賞「太平洋の奇跡フォックスと呼ばれ... [日々“是”精進!]
「太平洋の奇跡フォックスと呼ばれた男」を鑑賞してきました太平洋戦争末期、玉砕の島サイパンで、たった47人で敵に立ち向かい、多くの民間人を守り抜いた実在の軍人、大場栄大尉... [続きを読む]

受信: 2011年2月11日 (金) 14時30分

» 太平洋の奇跡 −フォックスと呼ばれた男 [勝手に映画評]
事実に基づいた物語。太平洋戦争末期の1944年、サイパン島が玉砕してから、大場大尉の物語は始まる。援軍はもちろん、食料・弾薬はおろか、水も乏しい中、512日にも渡り抵抗を続け、最後は、連隊長からの正式の投降命令を受けて投降した。 大場大尉を演じたのは、竹野内...... [続きを読む]

受信: 2011年2月11日 (金) 17時38分

» 『太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-』・・・これでは心に響かない [SOARのパストラーレ♪]
けっきょく何を描きたかったのか、そもそも何が奇跡なのか、伝わる物があまりに弱くて残念。期待が大き過ぎたか・・・。 [続きを読む]

受信: 2011年2月11日 (金) 22時13分

» 「太平洋の奇跡 −フォックスと呼ばれた男」国民と兵を守るために512日間戦い続けた指揮官の人望 [オールマイティにコメンテート]
2月11日公開の映画 「太平洋の奇跡 −フォックスと呼ばれた男」を鑑賞した。 この映画は1944年7月に太平洋戦争で アメリカ軍がサイパン島に侵攻し殆どの日本軍は壊滅した ... [続きを読む]

受信: 2011年2月11日 (金) 23時46分

» 太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- [シネマDVD・映画情報館]
太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- スタッフ 監督: 平山秀幸 キャスト 竹野内豊 唐沢寿明 井上真央 山田孝之 中嶋朋子 阿部サダヲ ショーン・マクゴーウァン 劇場公開日:2011-2-11 [続きを読む]

受信: 2011年2月12日 (土) 14時51分

» 『太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男ー』 [こねたみっくす]
これは大場栄大尉の軍人としての戦績を描いた映画ではなく、人としての功績を描いた映画。 それゆえに戦争映画としては物足りなさを感じるものの、人間ドラマとしてはさらに奥深 ... [続きを読む]

受信: 2011年2月12日 (土) 16時13分

» 太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- [だらだら無気力ブログ]
太平洋戦争末期、激戦地となったサイパン島で部隊が壊滅した後も、残存する 47人の兵士を率いてアメリカ軍に立ち向かいながら200人ちかい民間人を守り、 アメリカ軍からフォックスとして恐れられた日本陸軍・大場栄大尉の実話を 元アメリカ兵ドン・ジョーンズの著作をも…... [続きを読む]

受信: 2011年2月12日 (土) 19時44分

» 太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男− [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。ドン・ジョーンズ原作、平山秀幸監督、竹野内豊、ショーン・マクゴーウァン、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳、板尾創路、光石研、柄本時生、近藤芳正、酒井 ... [続きを読む]

受信: 2011年2月13日 (日) 00時03分

» 『太平洋の奇跡』をユナイテッドシネマス豊洲7で観て、血沸き肉踊らなかった男ふじき☆☆☆ [ふじき78の死屍累々映画日記]
五つ星評価で【☆☆☆良くも悪くも普通】    私、映画にモラルは不要。 仮にモラルが必要だとしたら、 モラルが不要である事の逆説としてかろうじて必要。 という考えなので ... [続きを読む]

受信: 2011年2月13日 (日) 00時35分

» 太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−・・・・・評価額1700円 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
日本人の知らない、日本人の戦争。 第二次大戦下のサイパン島で、日本軍の玉砕後も、実に512日間も戦い続けた兵士達がいた。 「太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−」は、神出鬼没のゲリラ戦で、“狐の様に...... [続きを読む]

受信: 2011年2月13日 (日) 17時13分

» 「太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-」みた。 [たいむのひとりごと]
出来ることならば、ED前に”その後”を少しでも入れてくれ欲しかったな。米軍士官を唸らせるだけの器量を持った大場大尉だけど、指揮官だったしちょっぴり心配しちゃった。だから帰宅して直ぐにググッってウィキっ... [続きを読む]

受信: 2011年2月13日 (日) 19時38分

» 太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男- [映画鑑賞★日記・・・]
2011/02/11公開 日本 128分監督:平山秀幸出演:竹野内豊、ショーン・マッゴーワン、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳、板尾創路、阿部サダヲ、唐沢寿明生きて、日本に帰ろう─ ... [続きを読む]

受信: 2011年2月13日 (日) 22時22分

» 太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男 [とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver]
太平洋戦争の激戦地となったサイパン島で、バンザイ攻撃後も自分の部下を率いて戦った大場栄大尉を描いた映画だ。原作はドン・ジョーンズの『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日』で、大場栄氏の家族も協力している。主演は竹野内豊で監督は平山秀幸だ。イースト... [続きを読む]

受信: 2011年2月14日 (月) 20時25分

» 映画「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」感想 [タナウツネット雑記ブログ]
映画「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」観に行ってきました。 大東亜戦争(太平洋戦争)で激戦が繰り広げられたサイパン島のタッポーチョ山で徹底抗戦を続け、民間人を守り通した大場栄大尉(通称フォックス)率いる47人の日本兵達の物語。 元アメリカ海兵隊のドン・ジョーンズがまとめた長編実録小説『タッポ... [続きを読む]

受信: 2011年2月15日 (火) 02時14分

» 太平洋の奇跡 −フォックスと呼ばれた男 とにかく生きるのだ・・・ [労組書記長社労士のブログ]
【=12 -3-】 大阪〜阪神地区を午後、仕事でウロウロしていたが、すごく雪が降ってビックリ! このまま降り続けたら、明日の朝までに数メートルの積雪にでもなるのではないかとびびったけど、夕方にはすっかり融けたようだ、とにかく大袈裟だ、関西人。  1944年、太平...... [続きを読む]

受信: 2011年2月15日 (火) 10時14分

» 映画『太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−』 [闘争と逃走の道程]
 太平洋戦争末期。日本の重要な軍事拠点だったサイパン島が米軍の手に落ちた後も、山にこもり、少数の兵士を率いて実に512日にも渡って抗戦を続け、米兵たちから“フォックス”と呼ばれ恐れられた日本人がいた...... [続きを読む]

受信: 2011年2月15日 (火) 20時15分

» 映画「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」日本人は何処へ向かってきたのか [soramove]
「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」★★★☆ 竹野内豊、ショーン・マクゴーウァン、井上真央、 山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳出演 平山秀幸監督、128分、2011年2月11日公開 日本,東宝 (原作:原題:太平洋の奇跡)                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 「太平洋戦争時のサイパン島で、 わずかな兵力で米軍に抵抗を続けた 大場栄大尉率いる日本人将校たち。 決して自ら降伏はし... [続きを読む]

受信: 2011年2月16日 (水) 07時35分

» 太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男- [ケントのたそがれ劇場]
★★★☆  太平洋戦争の末期、サイパン島で実に500日に亘って、米軍にゲリラ戦を仕掛けていた大場栄大尉たちの実話を映画化したものである。大場大尉は僅か47人の兵士を引き連れ、4万人以上の米軍を翻弄し続けたという。そのために彼は、米軍からフォックスと恐れられ... [続きを読む]

受信: 2011年2月16日 (水) 17時16分

» 映画『太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−』劇場鑑賞 [続・蛇足帳〜blogばん〜]
 先日、映画『太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−』を観て来ました。この作品は、去年の11月だったかな?『十三人の刺客』を観に行った時に予告編を初めて観まして、久しぶりに予告だけで「観てみたい!」...... [続きを読む]

受信: 2011年2月16日 (水) 21時47分

» 1.太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- [映画コンサルタント日記]
上映スクリーン数: 300オープニング土日/祝土日動員: 21万6495人/33 [続きを読む]

受信: 2011年2月16日 (水) 22時18分

» 「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」 [【映画がはねたら、都バスに乗って】]
サイパン陥落後も山の中に閉じこもってがんばった日本兵の物語。 あなた、戦争映画なんて興味あったっけ? イーストウッドの「硫黄島からの手紙」みたいなのかなあと思って観に行ったんだけど。 あれに比べるとどうも・・・って思ってるんでしょ?でも、イーストウッドと平...... [続きを読む]

受信: 2011年2月16日 (水) 22時30分

» 『太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-』 | 中嶋朋子、竹野内豊が素晴らしい。 [23:30の雑記帳]
観ていていろんなことを考えさせられました。 そういう意味で、今の時代にこのような映画が 作られるというのは大いに意義があることだと思います。 いちばん良かったのは、 ... [続きを読む]

受信: 2011年2月16日 (水) 23時33分

» 太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男 [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-オリジナル・サウンドトラック物語は、いわゆる戦争秘話なのだが、この映画では、米軍からも恐れられた日本人将校を描きながら、彼の何がす ... [続きを読む]

受信: 2011年2月16日 (水) 23時56分

» 太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-/竹野内豊 [カノンな日々]
太平洋戦争の激戦地であるサイパン島でたった47人の兵力を率いて米軍と戦った実在の日本人、大場栄大尉の実話を映画化した戦争ドラマです。劇場予告編は昨年の秋くらいからかかっ ... [続きを読む]

受信: 2011年2月17日 (木) 17時43分

» 太平洋の奇跡 〜フォックスと呼ばれた男 [迷宮映画館]
四面楚歌作戦は、効くなあぁ [続きを読む]

受信: 2011年2月18日 (金) 08時38分

» 映画「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」 [FREE TIME]
映画「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」を鑑賞。 [続きを読む]

受信: 2011年2月19日 (土) 20時37分

» ほんの少し勇気があれば・・・。『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』 [水曜日のシネマ日記]
太平洋戦争の激戦地サイパン島を舞台に日本人大場栄大尉の実話を映画化した作品です。 [続きを読む]

受信: 2011年2月20日 (日) 09時04分

» 映画<太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−> [美味−BIMI−]
歴史に埋もれた、真実の物語。 アメリカから賞賛された日本人兵士・大場栄大尉。 これは絶望的な状況の中、 最後まで諦めずに生きぬいた大場栄大尉と、 その仲間達の実話に基づく真実の物語である。 「生きて、日本に帰ろう―。」 nbsp; <太平洋の奇跡−フォ...... [続きを読む]

受信: 2011年2月20日 (日) 14時14分

» 『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』 [京の昼寝〜♪]
nbsp; □作品オフィシャルサイト 「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」 □監督 平山秀幸、チェリン・グラック□脚本 西岡琢也□原作 ドン・ジョーンズ□キャスト 竹野内 豊、唐沢寿明、ショーン・マッゴーワン、井上真央、山田孝之、岡田義徳、ベンガル、中嶋...... [続きを読む]

受信: 2011年2月23日 (水) 08時23分

» 太平洋の奇跡 ‐フォックスと呼ばれた男‐ [まてぃの徒然映画+雑記]
まだまだ知らないあの戦争の歴史がたくさんあることを、改めて強く思った映画でした。敗戦前夜のサイパン島、日本の勢力範囲だったときには民間人2万人、軍人3万人の日本人が暮らし... [続きを読む]

受信: 2011年2月23日 (水) 23時54分

» 映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』 [よくばりアンテナ]
どんな風に感想を書けばいいのか、ちょっと迷っていた。 いい作品だったと思う。 戦争映画って、実はあんまり好きじゃ無くって、 映画館に出向くことはほとんどなかったんです。 エンターテイメントと...... [続きを読む]

受信: 2011年2月24日 (木) 09時49分

» 太平洋の奇跡 - フォックスと呼ばれた男 ‐ [Diarydiary!]
《太平洋の奇跡 - フォックスと呼ばれた男 ‐》 2011年 日本映画 サイパン [続きを読む]

受信: 2011年2月24日 (木) 22時17分

» 太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男 [再出発日記]
監督平山秀幸出演竹野内豊(大場栄)ショーン・マッゴーワン(ハーマン・ルイス)井上真央(青野千恵子)山田孝之(木谷敏男)中嶋朋子(奥野春子)意外だったことは二つ。冒頭から... [続きを読む]

受信: 2011年2月25日 (金) 11時08分

» 太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男− [to Heart]
生きて、 日本に帰ろう── 製作年度 2011年 上映時間 128分 原作 ドン・ジョーンズ 『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日』 脚本 西岡琢也/グレゴリー・マルケット/チェリン・グラック 監督 平山秀幸 音楽 加古隆 出演 竹野内豊/ショーン・マッゴーワン/井...... [続きを読む]

受信: 2011年2月25日 (金) 22時09分

» 太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- [とりあえず、コメントです]
1944年のサイパンを舞台に描いた戦争ドラマです。 予告編を見ながら、大場大尉とはどんな人だったのだろうと気になっていました。 戦いのリアルさと深い人間ドラマに、いつの間にか引き込まれていました。 ... [続きを読む]

受信: 2011年2月27日 (日) 11時33分

» 太平洋の奇跡 (上) [WEBLOG:e97h0017]
本作のレビューを執筆するにあたっては、作品が有するテーマとその表現方法を明確に分けて書く必要があると感じています。プレビューで書いたとおり、私はこの映画は決して「反戦映画」ではないと考えます。実は日本人にとって「反戦」というテーマで映画を作る... [続きを読む]

受信: 2011年3月 2日 (水) 10時05分

» 太平洋の奇跡 (下) [WEBLOG:e97h0017]
本作が当時の日本人を描くときに用いた基本的な表現方法にまずは言及しておきたいと思います。クリント・イーストウッド監督が「硫黄島の戦い」を2作品をもって描いたのは、戦争を切り取る視点が一方に偏らないようにする配慮によるものということになると思います。本作が日米双方の視点で描かれて... [続きを読む]

受信: 2011年3月 2日 (水) 10時07分

» フォックスと呼べる男・竹野内豊 [美容師は見た…]
『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』で、実在した大場大尉を演じた竹野内くんは、本当に見事に魅せてくれました。竹野内ファンでもあり、若い頃のイケメンな彼を思い返すと、こんな役を演じるようになったんだな~って感慨深くて…恋愛ものに萌え~だったあの頃が懐かし... [続きを読む]

受信: 2011年3月 3日 (木) 13時36分

» 「太平洋の奇跡‐フォックスと呼ばれた男‐... [狂人ブログ ~旅立ち~]
 ジョン・ジョーンズ原作の長編実録小説『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日』を、竹野内豊主演、「愛を乞う人」「必死剣鳥刺し」の平山秀幸監督で映画化。 第二次世... [続きを読む]

受信: 2011年3月15日 (火) 21時34分

» 太平洋の奇跡 [映画的・絵画的・音楽的]
 またまた遅ればせながら、『太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−』を新宿ピカデリーで見てきました。 (1)この映画を見終わって、かなりの人は、どうして主人公の大場大尉(竹野内豊)が、米軍に畏敬の念を持って“フォックス”と呼ばれたのだろう、と訝しく思うのでは...... [続きを読む]

受信: 2011年3月19日 (土) 21時27分

» 【太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男】 [日々のつぶやき]
監督:平山秀幸 出演:竹野内豊、唐沢寿明、ショーン・マッゴーワン、山田孝之、井上真央 生きて 日本に帰ろう― 「太平洋戦争末期、軍事拠点として重要な地だったサイパンで戦っていた大場栄大尉以下46名は、日本劣勢の中山奥に篭り、米軍の呼びかけにも応じず... [続きを読む]

受信: 2011年3月30日 (水) 09時43分

» 太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- [『映画評価”お前、僕に釣られてみる?”』七海見理オフィシャルブログ Powered by Ameba]
生きて、 日本に帰ろう── 1944年、玉砕のサイパン──。これは、歴史に埋もれた真実の物語である。 太平洋戦争末期のサイパン島で、47人になりながらも仲間の兵士と共に16ヶ月もの間、敵に立ち向かい多くの民間人を守り... [続きを読む]

受信: 2011年4月 4日 (月) 22時04分

» 映画:太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男 [よしなしごと]
 すごく久しぶりに有楽町スバル座に行きました。多分、小学生の頃に親に連れて行かれて依頼だと思います。小さくて汚いイメージだったんですが、だいぶ改装されたんですね。と言うわけで、今さらながら太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男を観てきました。... [続きを読む]

受信: 2011年4月29日 (金) 00時08分

» 「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」 守るべきものは何なのか [はらやんの映画徒然草]
海外出張の帰りの飛行機の機内で観賞(行きは映画を観る気持ちのゆとりがなかった〜) [続きを読む]

受信: 2011年6月 9日 (木) 22時09分

» 太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男 [小部屋日記]
(2011/日本)【DVD】 監督:平山秀幸 出演:竹野内豊、唐沢寿明、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳、板尾創路、光石研、柄本時生、近藤芳正、酒井敏也、ベンガル、阿部サダヲ 生きて、日本に帰ろうー。 原作はドン・ジョーンズの実録小説「タッポーチョ『敵な...... [続きを読む]

受信: 2011年8月27日 (土) 23時16分

» 太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- [こんな映画見ました〜]
『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』 2011年(日本)監督:平山秀幸 出演:竹野内豊、ショーン・マッゴーワン、井上真央 、山田孝之、中嶋朋子、阿部サダヲ、唐沢寿明 太平洋戦争末期、玉砕の島サイパンで、たった47人で敵に立ち向かい、多くの民間人...... [続きを読む]

受信: 2011年12月 5日 (月) 21時52分

» 太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男- [Akira's VOICE]
FOXHOUNDではありません。 [続きを読む]

受信: 2011年12月22日 (木) 11時47分

» 太平洋の奇跡 −フォックスと呼ばれた男(DVD) [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
太平洋戦争末期のサイパン島を舞台に、たった47人で敵に立ち向かい、多くの民間人を守抜いた大場栄大尉の実話を描く戦争ドラマ。監督は「信さん・炭坑町のセレナーデ」の平山秀幸 ... [続きを読む]

受信: 2012年1月 5日 (木) 15時20分

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