アレクサンドリア/Agora
4世紀のエジプトはアレクサンドリアを舞台に、女性天文学者ヒュパティアの悲劇の運命を描いた歴史ドラマだ。主演は『ラブリーボーン』のレイチェル・ワイズ。共演にマックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック。監督は『アザーズ』のアレハンドロ・アメナーバルが務める。当時のアレクサンドリアを再現したダイナミックな映像がすばらしい。 >>公式サイト |
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4世紀末のローマ帝国、エジプトはアレクサンドリア何てキーワードが揃うと、その昔の『十戒』や『ベン・ハー』のような歴史スペクタクル巨編を思い浮かべたのですが、ちょっと様相が違っていました。本作は実在した女性天文学者ヒュパティア(レイチェル・ワイズ)の半生を描いた伝記ドラマの側面と、多神教からユダヤ教、キリスト教と移り変わる宗教と国家・民衆との関わりを描いた宗教歴史ドラマの側面がありました。実は作品のテーマとしてはそれほど奇抜なこともないのですが、上映時間2時間7分を観終わった後には疲れがドット出た感じ。つまり、歴史的な興味としては面白くても、信仰に対してポジティブな観念を持たない大多数の日本人の一人としては、この手の宗教的不寛容さが巻き起こす騒動に対して、どうしてもある種の虚しさを覚えてしまうのです。
宗教的な側面では、ギリシャ神話の流れを汲む古代ローマの多神教を、台頭してきたユダヤ教・キリスト教という一神教が駆逐、やがてキリスト教はユダヤ教をも駆逐する様子が描かれます。ちなみに当時のローマ皇帝は自らの王権の正当性を担保するためにキリスト教を利用しようとしたと言われていますが、おかげでキリスト教は政治権力の上に位置する形で力をつけて行くことに。そしてそれは帝国の地方都市であるアレクサンドリアでも同様でした。そんな流れの中「信仰の押し付けは受け入れない」と断言してしまうヒュパティア。もちろんそれが理由で彼女は「神を冒涜した!」「魔女だ!」と言われ、悲劇的な結末を迎えてしまう事になるのですが…それは先の話です。彼女がキリスト教を拒絶したのは別に多神教を崇拝していたからではありません。
当時は地球は平らであり、地球の周りを全ての惑星が回っているといういわゆる天動説が当たり前。しかし彼女は地動説を証明しようと躍起になります。つまり極めて論理的な思考を取る彼女にとって、打算のための信仰や、政治的栄達のための信仰は認められないということなのですね。自らの命に危険が迫っている中で、惑星が楕円軌道をとっているのではないかという考えにたどり着く彼女。そんな彼女の姿は、信仰に縋り、信仰を全ての行動の規範にしていた当時の人々に比べて余程現代的であり先進的なだけに、観ていて素直に好感がもてます。さて、次に本作をヒュパティアという一人の女性天文学者の伝記的な側面から観ると、今度は彼女を想う2人の男性の姿が浮かび上がってきます。それがダオス(マックス・ミンゲラ )とオレステス(オスカー・アイザック )。
ダオスは元々ヒュパトスの家の奴隷で、多神教をキリスト教が駆逐した暴動の際に、彼女から自由をもらいキリスト教修道兵になります。一方オレステスは彼女の元教え子で、後にキリスト教の洗礼を受け、アレクサンドリアの長官に。劇中では自分の求愛に、自らの経血の付いた布を渡され断られるショックを受けるオレステスや、身分の差で叶わぬ恋に苦しむダオスが描かれていますが、それはヒュパトスが男を歯牙にもかけないというより、ただ純粋に学問の道を追求することに全てを賭けていたことを際立たせる演出になっていました。それにしてもレイチェルの美しく凛とした顔立ちは、物語が描こうとするヒュパトスのイメージとピッタリと重なっていました。古今東西男という生き物は、自らが納得できない理由で女に振られた場合、大概その女の事を嫌いにはなれません。
いやむしろずっと好きであり続けることのほうが多いです。再三に渡るキリスト教への改宗を拒み続ける彼女を庇うオレステス、街中を歩く彼女を思わず凝視するダオス。しかし彼女の悲劇がその2人のうちの一人、オレステスの愛が原因だったことは実に皮肉としか言いようがありません。先にも書いたとおり、政治権力を支配しようとするキリスト教にとって、アレクサンドリアではオレステスこそがその政治権力に他ならなく、キュリロス主教(サミ・サミール)は何とか彼を追い落とそうと画策するのでした。そこで目を付けられたのがヒュパトスという訳。大体信じるか信じないかの黒白二者択一で割り切れるほど人間など単純ではないと思うのですが。聖書の言葉が絶対で、それと違うものを認めない偏狭な考え方は実に不愉快。もっとも偏狭で不寛容なのが宗教なんでしょうけど。
従って、信仰を裏切れず、結局は彼女の命を失わせてしまう2人の男の悲痛な姿をみても、「なら全て捨てて彼女と逃げたらいいじゃない。」としか思えないのです。愛だの恋だのよりも自分の信仰が上位にくるというのならば、そんなものを全く信じていない人間から言わせて貰うと「じゃあ仕方ないね。」としか言いようがありません。結局こういった作品の場合、何をどのように感じようとも、結局本質は信仰を持っている人間にしか解らないのは明白。だから最初に書いたようにある種の虚しさばかりが残ってしまう…。本作は純粋な歴史物語として史実を楽しむのなら、お金のかかった美術や衣装は非常に良く出来ていますし見応えも十分です。しかしドラマとしては無宗教の人間には向かないと思います。
3月5日(土)公開 |
個人的おススメ度3.0
今日の一言:ローマ時代なら戦争モノが観たいなぁ…
総合評価:63点
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» アレクサンドリア [あーうぃ だにぇっと]
2月23日(水)@よみうりホール。
一般試写会はこれ一回?
それ故か知り合いをたくさんみかける。
開映前にetoilのmaru♪ちゃんさんに会う。
終映後KLYさんmigさんえいさんトリオ発見。
連れがいたのでご挨拶もせず失礼しました。(笑)
土曜日にお会いしましょう。... [続きを読む]
受信: 2011年2月28日 (月) 15時44分
» アレクサンドリア /AGORA [我想一個人映画美的女人blog]
ランキングクリックしてね
←please click
「オープン・ユア・アイズ」「 [続きを読む]
受信: 2011年2月28日 (月) 16時07分
» アレクサンドリア [象のロケット]
4世紀末、ローマ帝国末期のエジプト・アレクサンドリア。 かつて人々が古代の神々をあがめていた場所では、ユダヤ教と新興のキリスト教が勢力を広げ始めていた。 女性天文学者ヒュパティアは、言い争う生徒たちを「世の中で何が起きようと、私たちは兄弟です。」と諌める。 科学を否定するキリスト教徒たちの矛先は、やがて彼女に向けられていくのだが…。 歴史スペクタクル。... [続きを読む]
受信: 2011年3月 1日 (火) 21時04分
» アレクサンドリア [食はすべての源なり。]
アレクサンドリア
★★★☆☆(★3つ)
なんじゃ、こりゃ?で、結局何なの??!!?!?
一応、ストーリーは・・・、4世紀のエジプトを舞台に、ローマ帝国末期の混乱に翻弄(ほんろう)された女性天文学者ヒュパティアの数奇な運命を描く歴史ドラマ。
となっているけど、「数奇」って・・・(苦笑)
女性天文学者のヒュパティア(レイチェル・ワイズ)は、教壇に立ち弟子たちに慕われていたが、弟子たちはそれぞれ「キリスト教徒」「キリスト教主教」「行政長官」に成長し、運命が分かれていく・・・みたいな!?
宗教戦争と... [続きを読む]
受信: 2011年3月 1日 (火) 21時58分
» アレクサンドリア [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。原題:AGORA。スペイン映画。アレハンドロ・アメナーバル監督、レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック、サミ・サミール、アシュラフ・バルフム ... [続きを読む]
受信: 2011年3月 6日 (日) 20時00分
» アレクサンドリア [とりあえず、コメントです]
『海を飛ぶ夢』のアレハンドロ・アメナーバル監督&レイチェル・ワイズ主演の歴史大作です。 予告編を観ながら、4世紀のエジプトでは一体何が起きたのだろうと気になっていました。 改めて歴史の流れを感じると共に、主人公ヒュパティアの辿った運命に胸が痛くなりました。 ... [続きを読む]
受信: 2011年3月 6日 (日) 21時34分
» アレクサンドリア [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。原題:AGORA。スペイン映画。アレハンドロ・アメナーバル監督、レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック、サミ・サミール、アシュラフ・バルフム ... [続きを読む]
受信: 2011年3月 6日 (日) 22時45分
» アレクサンドリア [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
公式サイト現在まで連綿と続くさまざまな争いの本質である不寛容の精神を、古代を舞台に描く異色作だが、主人公に実在した女性天文学者をすえた点がユニークだ。紀元4世紀エジプ ... [続きを読む]
受信: 2011年3月 8日 (火) 23時30分
» アレクサンドリア [だらだら無気力ブログ]
「バニラ・スカイ」「海を飛ぶ夢」のアレハンドロ・アメナーバル監督が、 4世紀のエジプト、アレクサンドリアに実在した伝説の女性天文学者 ヒュパティアの悲劇の物語を壮大なスケールで映画化した歴史スペクタクル 巨編。主演は「ナイロビの蜂」「ハムナプトラ/失われ…... [続きを読む]
受信: 2011年3月 9日 (水) 01時12分
» アレクサンドリア/レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ [カノンな日々]
劇場予告編もチラシも一度も目にしたことはありませんでしたが、古代ローマを舞台に実在した美貌の女性天文学者ヒュパティアの数奇な運命を描いた史劇ということで私好みのようで ... [続きを読む]
受信: 2011年3月 9日 (水) 23時00分
» アレクサンドリア [風に吹かれて]
それでも地球は回ってる 公式サイト http://alexandria.gaga.ne.jp監督: アレハンドロ・アメナーバル 「海を飛ぶ夢」ローマ帝国末期の4世紀末、エジプトの都市アレクサンドリアで [続きを読む]
受信: 2011年3月10日 (木) 15時36分
» [映画『アレクサンドリア』を観た] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭]
☆最初に関係ない話。
今、自殺した韓国の女優が「性接待」に供されたニュースが話題になっていて、そのニュースを聞くと、私など非常に不愉快な思いになる。
で、その不愉快な思い(ストレス)ってのが、私が批判した『白夜行』の東野圭吾の作品テーマの数々とダブ...... [続きを読む]
受信: 2011年3月11日 (金) 05時53分
» 映画「アレクサンドリア 」かつての神秘的な古代都市に思いをはせる [soramove]
「アレクサンドリア 」★★★☆
レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、
オスカー・アイザック、マイケル・ロンズデール、
サミ・サミール出演
アレハンドロ・アメナーバル監督、127分、2011年3月5日公開
2009,スペイン,ギャガ
(原作:原題:AGORA)
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←
「4世紀のエジプト、アレクサンドリアが舞台。
実在の女性天文学者のヒュパティア(レ... [続きを読む]
受信: 2011年3月20日 (日) 00時39分
» アレクサンドリア [映画的・絵画的・音楽的]
『アレクサンドリア』を新宿ピカデリーで見てきました。
(1)この映画は、古代エジプトを舞台にした作品ではあるものの、そして一人の女と彼女を巡る2人の男の愛の物語ではありながら、あまりに現代の世相に関連するメッセージ性が強くあからさまで、結果として物語の展...... [続きを読む]
受信: 2011年3月26日 (土) 09時51分
» 『アレクサンドリア』 トホホな言動の私たち [映画のブログ]
こんな映画をよく作れたな。
『アレクサンドリア』鑑賞後の嘘偽らざる感想である。
映画は、4世紀末、ローマ帝国支配下にあるエジプトの大都市アレクサンドリアが舞台となる。
この都市の名は誰...... [続きを読む]
受信: 2011年3月31日 (木) 01時22分
» アレクサンドリア AGORA [映画の話でコーヒーブレイク]
予告編を見て興味を持った本作。
公開2日目(3月6日)に鑑賞しましたが朝一回目だったからか、人気はいま一つ。
その後はどうだったんでしょう?
全国で10館しか上映していないのですね。面白いのに・・・。
舞台は4世紀のアレクサンドリア@エジプト。
3年前の3月...... [続きを読む]
受信: 2011年4月 4日 (月) 00時21分
» 『アレクサンドリア』 (2009) / スペイン [Nice One!!]
原題: AGORA
監督: アレハンドロ・アメナーバル
出演: レイチェル・ワイズ 、マックス・ミンゲラ 、オスカー・アイザック 、マイケル・ロンズデイル、サミ・サミール
鑑賞劇場 : 新宿ピカデリー
公式サイトはこちら。
これがgooで書く最初の記事にな...... [続きを読む]
受信: 2011年4月13日 (水) 02時33分
» 図書館暴動 アレハンドロ・アメナーバル 『アレクサンドリア』 [SGA屋物語紹介所]
これまたモタモタしてる間にメインの劇場では公開が終ってしまいました。スペインの鬼 [続きを読む]
受信: 2011年4月18日 (月) 23時07分
» シネマ『アレクサンドリア』のレビュー [マダムNの覚書]
★★★★☆ アレクサンドリアAGORA 2009年スペイン映画 日本公開: 20 [続きを読む]
受信: 2011年5月25日 (水) 12時45分
» アレクサンドリア [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
ローマ帝国末期に実在した美貌の女性天文学者の数奇な運命を、ヨーロッパ史上最大級の製作費を投じて描いたスペクタクル史劇。監督は、「海を飛ぶ夢」のアレハンドロ・アメナーバ ... [続きを読む]
受信: 2011年5月25日 (水) 19時50分
» アレクサンドリア [迷宮映画館]
見事な街並みの再現に目が点! [続きを読む]
受信: 2011年6月 8日 (水) 21時06分
» 『アレクサンドリア』を新橋文化で観て、相変わらず正しいはつらいなあふじき☆☆☆ [ふじき78の死屍累々映画日記]
五つ星評価で【☆☆☆正しい人の受難は悲しい】
古代都市アレクサンドリア、
それなりに調和の取れていた文化都市が
宗教対立から正しさを失ってしまうまで。
正しさを主張 ... [続きを読む]
受信: 2011年9月 3日 (土) 22時32分
» アレクサンドリア [いやいやえん]
レイチェル・ワイズさん主演。なかなかどうして、歴史スペクタクル(今もこの呼び方するのかな?)な作りで好感がもてました。
実在の女性天文学者ヒュパティアの数奇な運命がメインに描かれています。キリスト教の異教排斥の凄まじさは異端審問や魔女狩りでもわかるとおりです。
この作品では図書館で書物を守ろうとするヒュパティアが印象強かった。そして美貌の女教師を思慕する位の違う2人の男たち、高官の息子オレステスと、奴隷のダオス。
火を消して空を見上げる、古代だから天の星がきれいにみえたんでしょうね。天... [続きを読む]
受信: 2011年9月18日 (日) 08時11分
» アレクサンドリア [こんな映画見ました〜]
『アレクサンドリア』---AGORA---2009年(スペイン)監督:アレハンドロ・アメナーバル出演:レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ 、オスカー・アイザック 、マイケル・ロンズデール 、サミ・サミール ローマ帝国崩壊寸前の4世紀末。
東西交易の要衝として...... [続きを読む]
受信: 2011年9月21日 (水) 01時12分
» アレクサンドリア [新・映画鑑賞★日記・・・]
【AGORA】 2011/03/05公開 スペイン 127分監督:アレハンドロ・アメナーバル出演:レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック、マイケル・ロンズデール、サミ・サミール、アシュラフ・バルフム、ルパート・エヴァンス、ホマユン・エルシャディ、オ...... [続きを読む]
受信: 2011年10月11日 (火) 15時38分
» アレクサンドリア [Akira's VOICE]
西暦4世紀末,
エジプトの都市アレクサンドリアを舞台に,
女性天文学者ヒュパティアの苦難の半生を描く。 [続きを読む]
受信: 2011年12月28日 (水) 11時42分
» *『アレクサンドリア』* ※ネタバレ少々 [〜青いそよ風が吹く街角〜]
2009年:スペイン映画、アレハンドロ・アメナーバル監督、レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック、マイケル・ロンズデイル、サミ・サミール、アシュラフ・バルフム、ルパート・エヴァンス、 ホマユーン・エルシャディ、オシュリ・コーエン出演。...... [続きを読む]
受信: 2012年4月19日 (木) 00時45分
» 『アレクサンドリア』 ('12・初鑑賞52・WOWOW) [みはいる・BのB]
☆☆☆★- (10段階評価で 7)
4月30日(月) WOWOWシネマの放送を録画で鑑賞。 [続きを読む]
受信: 2012年5月 3日 (木) 23時37分
» 映画評「アレクサンドリア」 [プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]]
☆☆☆☆(8点/10点満点中)
2009年スペイン映画 監督アレハンドロ・アメナーバル
ネタバレあり [続きを読む]
受信: 2012年5月 7日 (月) 09時51分
» 「アレクサンドリア」 やっと見つけた歴史映画(◎´∀`)ノ [ジョニー・タピア Cinemas ~たぴあの映画レビューと子育て]
今日はちょっと古い映画っす 予告CMを見て見たかったんですけ [続きを読む]
受信: 2012年5月20日 (日) 00時02分
» 「アレクサンドリア」 やっと見つけた歴史映画(◎´∀`)ノ [ジョニー・タピア Cinemas ~たぴあの映画レビューと子育て]
今日はちょっと古い映画っす 予告CMを見て見たかったんですけ [続きを読む]
受信: 2012年5月20日 (日) 06時31分
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