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2011年4月 9日 (土)

処刑教室/Assassination of a High School President

Photo とある高校で起こった試験答案の盗難事件の犯人を見つけるべく自称敏腕新聞記者の主人公が動き始める―。主演は『メッセージ そして、愛が残る』のリース・トンプソン、共演に『シックス・センス』のミーシャ・バートンとブルース・ウィリス。監督は新人のブレット・サイモン。盗難事件の真相に潜むもっと大きな陰謀が今暴きだされる―。
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ミーシャの女子高生コスが見所!

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ポスターやフライヤーを見るとブルース・ウィリスが主人公であるかのように見えますがこれは大間違い。ブルースが演じるのは主人公たちが通う高校の校長先生で、重要な役ではあるけれど、出番はそんなにありません。そもそもどこをどう捻って『処刑教室』なんて邦題が出て来たのか。まさかラスト間際で主人公ボビー(リース・トンプソン)が殺されそうになるから?ちなみに教室なんてほんの少し出てくるだけで、まして誰も処刑などしないしされないです。原題の『ASSASSINATION OF A HIGH SCHOOL PRESIDENT』はそのものズバリ「高校校長の暗殺」ですが、これは確かにストーリー展開上そうしたシーンが登場しました。結局本作は、タイトルほど物騒なドラマではなく、校内新聞の記者ボビーが、とある事件の謎に迫るミステリードラマです。

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とある事件とは、校長室の金庫から何者かの手で全国共通試験の答案が盗まれた事件のこと。最初はボビーと不良グループが犯人と疑われているのだけれど、ボビーはある日突然、学校のマドンナであるフランチェスカ(ミーシャ・バートン)から事件の犯人を見つけるようにお願いされるのでした。自称敏腕ジャーナリストのボビーのジャーナリスト魂が騒いだのか早速取材を開始。すると不良グループ全員に確かなアリバイがある。では一体犯人は何者なのか…。っと、ここまで見た段階でシチュエーションから、フランチェスカが犯人側の人間なのはもう即バレ。どちらかというと苛められっ子で全くモテないボビーに突然何の前触れもなく近付くなど、あからさまに何か狙いがあるに決まってます。このあたり、もう少し自然な接触を演出して欲しかったところ。

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「不良たちが犯人ではないなら、優等生が犯人だ。そして優等生と言えば生徒会長!」という、無茶な理論で生徒会長のポールを疑うとあら不思議、彼が犯人であるという状況証拠がボロボロ出てくる…。ちなみにフランチェスカはポールの恋人だったはずなのに、絶妙のタイミングでボビーに乗り換えているのだから、そこからしても何かないと考えるほうが無理がありますね。敏腕ジャーナリストのはずが状況証拠だけでポールが犯人であることを校内新聞に書いてしまうボビー。しかしその記事で彼は一躍校内の人気者に。客観的に見ていれば典型的なハメられパターンなのだけれど、男目線だと相手がミーシャ・バートンともあればそれも致し方なし、ボビーの気持ちに共感できる男子は思いのほか大勢いるのではないでしょうか。いわゆるのぼせ上がってしまうというやつですね。

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身長が高くてスタイルもいい美人のミーシャは、チェックのミニスカートにハイソ、ベストに緩めたネクタイといった、まるで日本の女子高生のような格好をしていると妙にアンバランス。しかし、それだけにその制服が馴染んでしまう校内の他の女子と比べて抜きん出た存在だということがよくわかります。さて、ポールの後の生徒会長に就任したのは副会長でフランチェスかの義理の兄マーロン。更にその取り巻きは生徒会とは名ばかりのヤバイ奴らばかりときたらもうフラグたちまくり。このように、話の展開的には解りやす過ぎなんで、後はもうその動機が解き明かされるのを見ていくのみとなります。ところでボビーの記事のせいで、ポールは生徒会長の座だけでなく、恋人や大学の合格までも失ってしまうのだけれど、追い込まれた彼はペイント弾で校長とマーロンたちを狙撃します。

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最初に書いたとおり、これが原題の意味する所なのですが、冤罪で人生をメチャクチャにされた人間がいるのに、ボビーの方と来たら割と行動が軽いのが気になるところ。何しろ彼が取材と称して参加するマーロンのパーティで、見事フランチェスカと結ばれてしまうのだから。ポールの冤罪を晴らすために真相を突き止めると言えば格好は良いけれど、既に事は高校生の新聞部員のレベルを超えているように思えます。偶然街でマーロンたちの姿を見かけたことからトントン拍子に真相が暴かれてゆくのだけれど、ちょっとその真相自体もかなり無理があるのでした。即ち彼らの目的は(クスリの密売をすること)。で、その理屈が、(テストの答案盗む→秀才たちの答案を改変して成績を下げる→あせった秀才たちがテンションアップして勉強するためにクスリ購入)という強引さ。

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何だか三流ミステリーを見せ付けられているようですが、終盤に見せてくれたミーシャのオールヌードだけが救いだったような…。というか、こんな作品で脱がなくても良いのに。全校生徒の前で真相を解明したボビー、しかしポールに対するフォローが何もないのが気になります。そこがないと真相解決に対するカタルシスを感じられないと思うのですが。

個人的おススメ度2.0
今日の一言:登場キャラは多いがあまり意味がない
総合評価:52点

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