アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ/I Spit on Your Grave
|
| 1978年ならポルノ扱い? |
あらすじ・作品情報へ ![]()
←みなさんの応援クリックに感謝デス![]()
![]()

オリジナル作品が製作された1978年ならば恐らくこの程度のレイプシーンでもポルノ映画扱いされたのでしょうが今となってはそこらのAVのほうが余程過激です。実際問題本作はR指定がありません。レイプしたシーンはあるけれど実際の露出はほんの数秒バストが映る程度なのでそれもむべなるかな…。小説家のジェニファー(サラ・バトラー)は新作執筆の為に人里はなれたコテージをレンタルします。向かう途中に寄ったスタンドでは都会の洗練された美しい女性を舐めるような目つきで見つめる地元の男たちと出会うのでした。で、お察しの通りこの男共がレイプ魔と化すワケですが、ある夜彼らはコテージに侵入し、まずはジェニファーを嬲るところから始めます。

本人的にはイザ知らず、これが今ひとつ鬼気迫る感じがしないのは、ジェニファーが彼らのうちの1人・ジョニー(ジェフ・ブランソン)にスタンドで小バカにしたような態度を取っていたからかもしれません。要するに男たちの押し入った動機が「俺たちを田舎者扱いしやがって!!」というところにあるから。もちろんどんな理由だろうと彼らの行為が正当化されるわけじゃないですが。隙を観て逃げ出すことに成功したジェニファーは偶然狩りに来ていた保安官ストーク(アンドリュー・ハワード)に助けを求めます。保安官と共にコテージに戻るジェニファー。まあ想像通りではありますが、この後保安官も4人のレイプ魔の仲間でした。かくして彼女はレイプされボロボロに…。

そもそもレイプされ復讐鬼になるジェニファーの物語であるからには、そのレイプがどれほど彼女にとって屈辱的だったのかを見せなければならないハズ。この場合レイプは女性にとって屈辱に決まってるとかそういった話ではなく、後々復讐する時に描かれる惨殺シーンの衝撃に匹敵するだけの衝撃が無ければ観ている側のバランスが取れないと思うのです。地面に押さえつけられてギャーギャー喚いているだけでは残念ながら今時のレイプシーンとしてはお粗末としか言いようがありません。ただ、この時ジェニファーが4人の男にされた行為を後でそのまま復讐のモチーフとするのはユニークでした。ボロボロになったジェニファーはストークに撃たれる寸前に川に身を投げます。

4人は必死でジェニファーを探すも見つからず、逆にジェニファーの復讐の火蓋が切って落とされることに…。瞼を針で吊り上げ、更に顔に腐肉を塗りつけてカラスに眼球を食わせられる男、水酸化ナトリウムを混ぜたフロに顔面をつけて顔を溶かされながら窒息させられる男、大きな剪定ばさみで性器を切り取られる男、しりの穴にライフルを突っ込まれる男…。それぞれが考えたくも無いほど残虐で痛そうで苦しそう。『SAW』ほどには凝っていないけれど、中々に工夫を凝らした殺害方法は何故か逆に結構笑えてしまうのが不思議でした。個人的には大きな剪定ばさみをチャキチャキするジェニファーなどは、本人の真剣な恨みの表情も相まって思わず噴出してしまったり…。

ジェニファーの復讐は綺麗に完結しているのだけれど、全体としてみるとこじんまりとまとまってしまった感は否めないです。結局は最初に書いた通り、レイプシーンの衝撃度合い、苦痛度合いが余り無いからこそ、ジェニファーの復讐鬼にも血も凍るような恐ろしさを感じないワケ。カルトなB級ホラーとしてDVDで観るには良いかもしれません。
個人的おススメ度
2.5
今日の一言:サラは中々可愛かったかな…
総合評価:53点
| 固定リンク
















最近のコメント