日輪の遺産
浅田次郎の同名小説を『半落ち』の佐々部清監督が映画化した。終戦間際の夏、マレーの虎・山下大将が連合国最高司令官マッカーサーから奪った財宝を隠匿する命令を受けた3人の軍人と20人の少女と教師たちの辿る運命を描いたドラマだ。主演に『武士の家計簿』の堺雅人。共演は中村獅童、福士誠治、ユースケ・サンタマリア、八千草薫。>>公式サイト
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原作が浅田次郎の小説ということで当然ながらフィクションの物語だ。1945年8月10日、近衛第一師団・真柴司郎少佐(堺雅人)と東部軍経理部・小泉重雄中尉(福士誠治)は阿南惟幾陸軍大臣(柴俊夫)ら5人の軍首脳部に呼び出されある密命を受ける。それはマレーの虎・山下奉文大将が連合国総司令官ダグラス・マッカーサーから奪った900億円の財宝を日本復興のために隠匿せよというものだった。途中加わった望月庄造曹長(中村獅童)とともに金原久枝(老人:八千草薫・少女:森迫永依)ら20名の少女たちとその教諭・野口孝吉がその任務にあたることとなる。山下財宝はフィリピンに隠匿されているという説は有名だが、このような設定にしたことがまず興味を惹かれた。
結論から言うとこの少女たちと野口教諭は亡くなり、唯一生き残った金原久枝が自分の息子や孫夫婦に真実を語る形で物語は進んで行く。実話ではないにせよ、恐らく終戦間際には多くの日本人が未来の平和な日本国を思い描いて命を落としていったことは事実だろうし、山下財宝といったある意味あの戦争の象徴とも言える様な逸話をその想いに絡めて物語が構成されているところに娯楽性という意味での上手さを感じた。一同が財宝を隠匿したのは陸軍多摩火工廠という弾薬製造工場の一角なのだが、ここは劇中最後に登場したとおり、現在東京都稲城市の米軍多摩サービス補助施設となっている。地元調布のお隣、多摩地区を舞台にした物語というのが筆者にとっては余計親近感を感じさせたのだった。
惹き込まれる要素は確かに多かったが、実は話そのものは3人の軍人と女学生たちが財宝を火工廠の一角にある壕に運び終えるまでは割と粛々と進んでゆく。最もそれは指揮官の真柴少佐が実践を知らない情報参謀ということもあって、命じられたことを粛々と進めようとしていたかたというのもあるだろう。ちなみに今まで数多くの戦争映画やドラマを観てきたが、この3人のようなタイプは余り見かけたことがない。陸軍のエリート近衛師団の真柴少佐、東京帝大主席卒業・高等文官試験主席合格という大蔵省のエリート小泉中尉、3人の中で唯一実戦経験者であり、足の怪我が原因で内地勤務になった望月曹長。三者三様の経歴ながら、それ故にお互いに影響を与え合って行く様子が興味深いのだ。
観ていると、階級の差はあっても人としては対等に向き合っていたようでもある。あまりに普通に話すため、少々違和感を感じないでもなかったが、特に真柴少佐は本当の意味での現場を知らないことと、エリートゆえの頭の良さで相手の言うことを理解出来るということなのかもしれない。命令では全ての任務終了後、軍人3人以外は秘密保持のために殺せということになっていた。皮肉なのはこの3人は、未来の日本国のためにはこの財宝とともに少女たちが必要であることに気付いていたが、当の彼女たちがそうではなかったことだ。彼女たちは額に「七生報国」(七度生まれ変わっても国のために報いる)と書いた鉢巻をしていた。それが日本人の誇りであり精神性だと教えられてきたからである。
少女たちが命令ではなく自決を選んだその心、そしてその少女たちを最期まで引率するのだと自決した野口教諭の心に日本人として涙せずにはいられない。少女たちは「日本の将来にはこの財宝が必要だから、鬼になって守ろう」そう言いながら自らの命を未来の日本に捧げたのである。改めて書くが、本作はフィクションの小説だ。しかし、当時の日本には実際にこの少女たちのような人々が軍人も含めて多くいたのだ。まるで実話を元にしたかのように感じられるのはそのせいであり、少女たちの心の描き方は真実と言えるのだと思う。偶然の差配で生き残った久枝は、望月曹長と結婚するのだが、生き残った彼女はある意味死ぬより苦しい生だったかもしれない。
ふと思った。そこまでして先人が残してくれたこの日本国を、文字通り「日輪の遺産」を我々の世代で潰すようなことをしているのではないかと。
個人的おススメ度4.0 今日の一言:戦場ではない戦争映画が最近増えてるね総合評価:78点
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» 映画『日輪の遺産 THE LEGACY OF THE SUN』 [闘争と逃走の道程]
『鉄道員』『地下鉄に乗って』など、数々の作品が映画化されている人気作家、浅田次郎氏の初期の傑作を映画化。『THE LEGACY OF THE SUN』という英題がめちゃ格好いい。
日輪の遺産 (講談社文庫)浅田 次郎 ...... [続きを読む]
受信: 2011年8月29日 (月) 03時12分
» 日輪の遺産 [あーうぃ だにぇっと]
『日輪の遺産』7月15日(金)@よみうりホール。
一ヶ月以上も前に観てまだ記事アップしてないということは
ひっかかりがあったからだ。(笑)
(C) 2011「日輪の遺産」製作委員会
製作年: 2011年
製作国: 日本
日本公開: 2011年8月27日
上映時間: 2時間14分
配給: 角川映画 ... [続きを読む]
受信: 2011年8月29日 (月) 05時30分
» 劇場鑑賞「日輪の遺産」 [日々“是”精進! ver.A]
日本の、未来のための、希望・・・
詳細レビューはφ(.. )
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» 映画「日輪の遺産」感想 [タナウツネット雑記ブログ]
映画「日輪の遺産」観に行ってきました。浅田次郎原作の同名小説を映画化した作品。この映画、私の地元熊本では熊本市中心部にある熊本シネプレックスでしか上映されていなかったた... [続きを読む]
受信: 2011年8月29日 (月) 08時40分
» 日輪の遺産/マッカーサーの財宝、200兆円のゆくえ [映画感想 * FRAGILE]
日輪の遺産The Legacy of the Sun/監督:佐々部清/2011年/日本
マッカーサーの財宝を女学生がこそこそ隠します。
浅田次郎の小説が原作ですが、未読です。なんだか現代パートの設定がだいぶ違うみたいです。
最近、邦画の感想書くのむずかしいなーこわいなーと思っていて、なんかもう邦画は見るのもやだなーとも思っていたんですけれども、それでも見て書いているわたしのチャレンジングな姿勢をですね…。
でね、ものすごいものが見られるかも! とわくわくして見ていたのですが、テレビで... [続きを読む]
受信: 2011年8月29日 (月) 12時23分
» 日輪の遺産 [新・映画鑑賞★日記・・・]
2011/08/27公開 日本 134分監督:佐々部清出演:堺雅人、中村獅童、福士誠治、ユースケ・サンタマリア、八千草薫、麿赤兒、麻生久美子、塩谷瞬、北見敏之、ミッキー・カーチス、八名信夫
いつか、この国が生まれかわるために
久々に映画好きの友人と鑑賞。ユアンの『...... [続きを読む]
受信: 2011年8月29日 (月) 14時54分
» 日輪の遺産 [象のロケット]
終戦間際の1945(昭和20)年8月10日、3人の軍人たちにある密命が下される。 「マッカーサーから奪取した900億円(現在の貨幣価値で約200兆円)もの財宝を、秘密裡に陸軍工場へ移送し隠匿せよ。」 というもの。 その財宝は、敗戦を悟った軍上層部が祖国復興を託した軍資金であった。 任務を遂行する彼らの前に、20名の少女たちが呼集されるが…。 第二次世界大戦伝説秘話。... [続きを読む]
受信: 2011年8月30日 (火) 04時59分
» 日輪の遺産 [佐藤秀の徒然幻視録]
ある意味なでしこジャパンの原点
公式サイト。浅田次郎原作、佐々部清監督、堺雅人、中村獅童、福士誠治、ユースケ・サンタマリア、八千草薫、森迫永依、麻生久美子、塩谷瞬、八 ... [続きを読む]
受信: 2011年8月30日 (火) 08時11分
» 日輪の遺産 [小泉寝具 ☆ Cosmic Thing]
日本
ドラマ&戦争&サスペンス
監督:佐々部清
出演:堺雅人
中村獅童
福士誠治
ユースケ・サンタマリア
【物語】
昭和20年8月10日 ... [続きを読む]
受信: 2011年8月30日 (火) 15時40分
» 日輪の遺産 [とりあえず、コメントです]
浅田次郎著の同名小説を『半落ち』の佐々部清監督が映画化した作品です。 原作は未読のままチャレンジしてみました。 第二次世界大戦の終戦直前に、極秘任務を命じられた軍人たちと20人の少女たちを待っていた 過酷な運命に胸をつかれました。 ... [続きを読む]
受信: 2011年8月31日 (水) 22時43分
» 『日輪の遺産』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「日輪の遺産」□監督 佐々部 清 □脚本 青島 武 □原作 浅田次郎□キャスト 堺 雅人、中村獅童、福士誠治、ユースケ・サンタマリア、八千草 薫、森迫永依、 土屋太鳳、金児憲史、柴 俊夫、串田和美、山田明郷、野添義弘、麿 ...... [続きを読む]
受信: 2011年9月 1日 (木) 08時22分
» 日輪の遺産 [だらだら無気力ブログ]
ベストセラー作家・浅田次郎の同名小説を「半落ち」「出口のない海」の 佐々部清監督が映画化。 敗戦を目前にして、マッカーサーから奪った200兆円相当の財宝を後の 祖国復興の資金にすべく隠匿するという極秘作戦に関わった4人の男と 20人の少女たちの運命を、端正な筆…... [続きを読む]
受信: 2011年9月 1日 (木) 14時43分
» 命より大切なもんてないんちゃうん?〜「日輪の遺産」〜 [ペパーミントの魔術師]
昭和20年8月10日・・・ってことはもうホントに終戦間近の話。
帝国陸軍の真柴少佐(堺雅人)は、軍トップに呼集され、ある重大な密命を下された。
それは現在の価値で約200兆円のマッカーサーの財宝を隠すというものだった・・・。
結末のわかっている話をなんでそうな...... [続きを読む]
受信: 2011年9月 2日 (金) 01時43分
» 『日輪の遺産』 [こねたみっくす]
この映画の製作陣に戦争で命を落とした先人を敬う気持ちはあるのでしょうか。
こんなヌルい映画で亡くなった19人の少女と野口教諭の想いを語れると思っているのでしょうか。
浅田 ... [続きを読む]
受信: 2011年9月 2日 (金) 21時18分
» 日輪の遺産/堺雅人、中村獅童、福士誠治 [カノンな日々]
久々の浅田次郎さん原作の映画化です。なんでも浅田次郎さんご本人が映画化を熱望されていた原作というのが映画のセールスポイントにも使われていますね。太平洋戦争終結間近の日 ... [続きを読む]
受信: 2011年9月 2日 (金) 23時33分
» 『日輪の遺産』・・・軍は負けても国は負けない [SOARのパストラーレ♪]
8月になると各局がこぞって放映する太平洋戦争を題材としたテレビドラマが実は好きではない。大きなテーマは戦争の愚かさを訴えるものでありもちろんそれに異論はないが、開戦に踏み切った軍部を単純かつ一方的に悪者に仕立てた挙句、民間人や末端兵士の悲劇をこれでもかと見せ付けたり、あるいは上官に反発する平和主義の若き兵士をヒーローのごとく奉るような演出が鼻についてならないのだ。... [続きを読む]
受信: 2011年9月 3日 (土) 14時20分
» 「日輪の遺産」何も知らずに任務を遂行した先にみた日本を守ろうとする強い意志と悲劇を繰り返さないための遺産の継承 [オールマイティにコメンテート]
「日輪の遺産」は浅田次郎の長編小説を映画化した作品で、終戦直前の日本を舞台に終戦宣言する前に軍部が多額の財産を極秘に隠そうとし、その作業を遂行する少佐たちと20人の少女 ... [続きを読む]
受信: 2011年9月 4日 (日) 09時52分
» 映画「日輪の遺産」 堺雅人はあれでよかったのかなあ [珍竹麟 ~映画とネットとi-Phoneなどモバイル端末の日々~]
「こち亀ザムービー・勝鬨橋を封鎖せよ」が意外にも評判がよさそうなので気になったが公開日である「日輪の遺産」という戦争映画を見た。
なかなか丁寧に作られているんだが、堺雅人が役柄の割にやはりどこか軽い感じがする。ここぞという緊迫のシーンにどうも耐えられない。
それとドラマとしても緩急がちと弱いかもしれない。
どうも最近、戦争映画があまりいいと感じられなくなったのはなぜだろう。
兵器工場の少女たちは、結構いい感じである。
ミッキー・カーチスのあたりは必要?
... [続きを読む]
受信: 2011年9月 4日 (日) 11時37分
» 日輪の遺産 [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
「鉄道員」「地下鉄に乗って」など、数々の名作を世に送り出してきた、日本を代表するベストセラー作家・浅田次郎。1993年発表の「日輪の遺産」は、根強い人気作にして、浅田氏自身 ... [続きを読む]
受信: 2011年9月 5日 (月) 20時46分
» 日輪の遺産 [迷宮映画館]
いやーー、やっぱりあたしはダメダ、この人。。。。 [続きを読む]
受信: 2011年9月 6日 (火) 13時18分
» [映画『日輪の遺産』を観た] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭]
☆これは、予告編の時点で「名作」ですね。
何よりも、予告編で垣間見える、敗戦に伴う、国の隠密作戦に借り出される20人の少女たちの「チンコロねーちゃん」風な顔立ちが、もう作品の成功を約束している。
まあ、13,4歳の設定なのだから、AKBなどが演じるの...... [続きを読む]
受信: 2011年9月 6日 (火) 21時08分
» 日輪の遺産 [そーれりぽーと]
台風でなんとなく『日輪の遺産』を観てきました。
★★
八千草薫が最強にイイのと、ユースケ・サンタマリアがいつもどおり安定してて良かっただけの印象。
ネタバレ
どうも感情移入出来なかった理由を挙げてみる。
・こんなに日本が窮地に立たされている時に、こんな話を...... [続きを読む]
受信: 2011年9月 6日 (火) 21時38分
» 「日輪の遺産」感想 [ポコアポコヤ 映画倉庫]
あの、まる子ちゃん(森迫永依)が、こんなに大きくなっていたとは!3つ★半〜4つ★
[続きを読む]
受信: 2011年9月 9日 (金) 10時27分
» 日輪の遺産 [花ごよみ]
時代は太平洋戦争が終わる寸前の夏。
マッカーサーが、
フィリッピン撤退の際に、
隠した財宝を日本が奪い、
その財宝を戦後の復興のために役立たせようと、
隠匿する命を受けた帝国陸軍将校。
そのために勤労動員された20名の少女。
浅田次郎作の同名小説が原作。
主...... [続きを読む]
受信: 2011年9月10日 (土) 10時16分
» 【映画鑑賞】日輪の遺産THE LEGACY OF THE SUN マッカーサーの埋蔵金の話。 [愛知女子気侭日記]
浅田次郎原作の映画、
『地下鉄に乗って』はご存知だと思います。その半年前に刊行されたのが『日輪の遺産』1993年8月、浅田次郎41歳のときに書き下ろした長編小説です。
日輪の遺産の中の一場面を切り取っ...... [続きを読む]
受信: 2011年9月11日 (日) 15時02分
» 【映画鑑賞】日輪の遺産THE LEGACY OF THE SUN マッカーサーの埋蔵金の話。 [愛知女子気侭日記]
浅田次郎原作の映画、
『地下鉄に乗って』はご存知だと思います。その半年前に刊行されたのが『日輪の遺産』1993年8月、浅田次郎41歳のときに書き下ろした長編小説です。
日輪の遺産の中の一場面を切り取っ...... [続きを読む]
受信: 2011年9月11日 (日) 15時24分
» 『日輪の遺産』 映画レビュー [さも観たかのような映画レビュー]
『 日輪の遺産 』 (2011) 監 督 :佐々部清キャスト :堺雅人、中村獅童、福士誠治、ユースケ・サンタマリア、八千草薫、森迫永依、土屋太鳳、金児憲史、麻生久美子、塩谷瞬 太平洋戦争終結間近...... [続きを読む]
受信: 2011年9月11日 (日) 16時57分
» 日輪の遺産 [だらだら無気力ブログ!]
ベストセラー作家・浅田次郎の同名小説を「半落ち」「出口のない海」の佐々部清監督が映画化。敗戦を目前にして、マッカーサーから奪った200兆円相当の財宝を後の祖国復興の資金にすべく隠匿するという極秘作戦に関わった4人の男と 20人の少女たちの運命を、端正な筆致...... [続きを読む]
受信: 2011年9月11日 (日) 17時31分
» 日輪の遺産 自分で修正しながら号泣〜o(TωT )( TωT)o [労組書記長社労士のブログ]
【=48 -8-】 浅田次郎さんの原作「日輪の遺産」は5年半ほど前に読んで、一番のクライマックスが自分の降りる駅のほん手前のタイミングで、電車内で「どば〜っ!」って涙がほとばしって、そのぐちゃぐちゃの顔面濡れ濡れのまま改札口をグスグスいいながら通過という、友...... [続きを読む]
受信: 2011年9月15日 (木) 10時48分
» 日輪の遺産 [映画的・絵画的・音楽的]
『日輪の遺産』を角川シネマ新宿で見てきました。
(1)ベストセラー作家・浅田次郎氏の作品が原作でもあり、また評判もよさそうなので映画館に行ってみたのですが、客の入りはイマイチでした。
物語は、終戦直前、日本軍によって秘匿されていた財宝を占領軍の手から...... [続きを読む]
受信: 2011年9月17日 (土) 05時51分
» 映画「日輪の遺産」 [FREE TIME]
今月の上旬に鑑賞した映画「日輪の遺産」をレビューします。 [続きを読む]
受信: 2011年9月19日 (月) 19時15分
» 「日輪の遺産」 [お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法]
2011年・日本/配給: 角川映画 監督: 佐々部清 原作: 浅田次郎 脚本: 青島武 製作: 池田宏之、阿佐美弘恭、長尾忠彦、臼井正明 プロデューサー: 根津勝、臼井正明、青島武 ベストセラー作家・... [続きを読む]
受信: 2011年9月19日 (月) 22時19分
» 愛国心が導いた生と死。『日輪の遺産』 [水曜日のシネマ日記]
太平洋戦争終結間近の日本で祖国の復興を願いGHQ最高司令官マッカーサーの財宝を盗み出した帝国陸軍将校たちと20名の少女たちの物語です。 [続きを読む]
受信: 2011年9月20日 (火) 22時01分
» 日輪の遺産 [まてぃの徒然映画+雑記]
浅田次郎の原作は未読です。
日米2人の語り部が、当時の出来事を身内やインタビュアーに語るという構成で、冒頭のアメリカのシーンや現代の山脇学園卒業式のシーンは、初めは意味不明でしたが、過去の出来事が明らかになるにつれて、役回りがわかるという仕掛けでした...... [続きを読む]
受信: 2011年10月 1日 (土) 22時07分
» ■映画『日輪の遺産』 [Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>]
個人的にいろいろと納得がいかなかった映画『日輪の遺産』。
いや、この作品の演出がどうとか、ストーリーがどうとか、役者さんの演技がどうとか、そういうことじゃないんです。
というよりも、監督の演出や役者さんの演技は、どれも素晴らしいと思います。
でも、作品うん... [続きを読む]
受信: 2011年10月 3日 (月) 04時30分
» 『日輪の遺産』| 伝え続けねばならないこと。 [23:30の雑記帳]
中村獅童が実によかったです。
いちばん軍人っぽさを醸し出していたように見えました。
映画としてはいろいろと厳しいものがありましたが、
戦時中の交通機関やら、服装やら ... [続きを読む]
受信: 2011年11月 4日 (金) 01時13分
» 映画評「日輪の遺産」 [プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]]
☆☆☆(6点/10点満点中)
2011年日本映画 監督・佐々部清
ネタバレあり [続きを読む]
受信: 2012年7月23日 (月) 11時12分
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