ミッション:インポッシブル
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| 今でも十分通用する緊迫のアクション |
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『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の公開を前にシリーズを復習するシリーズ第1弾。1996年公開というからもう15年も前の作品だ。主演のトム・クルーズも当時は34歳のバリバリ若手アクション俳優、私生活ではニコール・キッドマンと結婚していた。この作品が初めてのプロデュース作品でもある。筆者も何度か観ているが、今回久々に観てやっぱり面白い作品だと再認識した。もっとも15年の月日で大きく世界は変化しており、例えば携帯電話がまだ普及していないからイーサンがわざわざ公衆電話からIMF本部に電話をかけたり、指紋や瞳による生体認証が最新式のセキュリティシステムだったりする所が時代を感じさせる。
事件は例によってジム・フェルプス(ジョン・ヴォイト)の元に当局から指令が入るところから始まる。この指令の方法もテレビ版ではオープン・リールテープやデジタルディスクだったのが本作では飛行機のビデオになっており、この後のシリーズでも一工夫されているのが面白い。今回の任務は東欧に潜入しているCIAエージェントの名簿“NOC”を盗んだプラハの米大使館員ゴリツィンと情報の買い手を捕らえることだった。しかし作戦中にイーサン(トム・クルーズ)を残して何者かに全員が殺されてしまう。彼ははIMF本部に連絡を取り、キトリッジ(ヘンリー・ツェニー)と落ち合い、この作戦が実は内部の裏切り者をあぶりだす作戦であることを知るのだった。
ところが唯一生き残ったことで、彼が裏切り者その人であると疑われる。かくしてイーサンはCIAから逃れつつ真の裏切り者を探すために動き始めるのだった。そんなイーサンの前に現れたのが死んだと思っていたジムの妻でチームの仲間のクレア。今よくよく考えるとここで十分変なのだが当時は何も疑問に感じなかったものだ(笑)イーサンはゴリツィンに“NOC”を盗ませた黒幕のマックス(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)と接触し、今ある“NOC”リストはニセモノであり、内通者“ヨブ”と引き換えに本物の“NOC”リストを渡す取引を持ちかける。大まかに言ってしまうと本作の見所は大きく2つあるのだが、そのうちの一つがこの本物の“NOC”リストを盗み出すシーンだろう。
クレアの紹介で仲間にしたのがCIAを解雇されたタフガイのクリーガー(ジャン・レノ)と天才ハッカーのルーサー(ヴィング・レイムス)だ。呆気ないほどアッサリラングレーに乗り込めてしまうのはご愛嬌。ハイセキュリティをかいくぐり、イーサンが天井からぶら下がった状態でコンピュータからデータを複写する時の緊張感は何度見ても唾を飲むシーンだ。ただ複写に使うのが今では殆ど使われていないMOディスクだったのがちょっと笑えた…。まあ赤外線を無効化するような、ちとご都合主義な便利アイテムが説明もなしに使われていたり、クリーガーが腕力でイーサンを支えているあたりも(当時としても)最先端なんだか少々謎な部分ではある。(苦笑)
首尾よくリストを盗み出し、いよいよヨブのあぶり出しにかかろうかというそのタイミングで突如死んだと思っていたジムがイーサンの目の前に姿を現すのだが、そりゃどう考えてもあからさまに怪しいに決まっている。決まっているけどそもそも演じているのが名優ジョン・ヴォイトだ。アッサリ序盤で殺されてサヨウナラなんて筈が無い。要するにこの時点でヨブが誰かということは問題ではなく、一体何故?どうやって?ということに興味が向くのだが、それをイーサンの推測を映像化してみせるのが上手いと思う。隠してラストはフランスのTGVの上でのアクションシーンとなるのだがこれが凄い。15年前の映像だが十分に今でも通用する迫力なのだ。
高速鉄道の車体の外、強烈に吹き付ける風、そこに迫るヘリコプター。しかも途中から場所はトンネルの中というとんでもない状況のシーンはジョン・ヴォイトとトム・クルーズという新旧ハリウッドスターが対決するに相応しいケレン味溢れ、心が躍るアクションシーンだと思う。シリーズレギュラーに定着するルーサーはCIAに復帰し、イーサンはスパイの世界に嫌気が差して旅立つのだが、その飛行機の中に一番最初のジムに対するのと同じ形で指令が届くという、思わずニヤリとしてしまうラストが憎い限りだ。
個人的おススメ度
3.5
今日の一言:トムのカッコ良さときたら!
総合評価:75点
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