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2012年1月28日 (土)

DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る

Documentary_of_akb48_show_must_go_o 国民的アイドルAKB48の知られざる裏側に迫るドキュメンタリーの第2弾。正に社会現象を巻き起こした2011年の彼女たち、しかし見えないところで彼女たちは傷つきながらも懸命に戦っていた。東日本大震災の被災地訪問、西武ドーム公演、総選挙、じゃんけん大会、そしてAKB劇場での公演やスキャンダル…。監督はAKB48のPVも多く手がける高橋栄樹。
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たかみなの凄さに圧倒された!

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高橋栄樹監督は舞台挨拶で本作が最初は8時間強あったと明かした。それを2時間にしているワケだが、つまり簡単に言えば2011年のAKB48年録ダイジェスト版ということだ。当然ながらAKB48に興味が無い方は最初から観る気も起こらないだろうし、逆にファンは大体観るだろう。したがって今回はおススメ度はつけない(笑)ちなみに私はファンとは言ってもAKB劇場はおろかコンサートにも行ったことがない。一応総選挙で投票はしたが。観られる出演番組はなるべく観るようにしている緩いファンといったところだ。推しメンは“さしこ”こと指腹莉乃、2推しは横山由依、3推しは石田晴香。ちなみにこの辺で既にドン引きしている方はこの先は読まないほうが良いかもしれない…。

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本作ではサブタイトルにある通り昨年一年間に彼女たちに起こった出来事で、傷つきながらも懸命に夢に向かって頑張る少女たちに密着している。様々なエピソードの裏側にある彼女たちの素顔は華やかなスポットライトの下では決して見ることが出来ない、ともすれば格好悪い姿だったりするが、そのプロフェッショナルとしての行動には素直に胸打たれるものがあった。もちろん重いシーンだけではなく、時には笑わせてくれる部分もあり、何れもメンバーにそのときの心情をインタビューしながら進んでいく。全編を通して一番感じたのがチームAのキャプテン、いや148.5センチの小さな体ながらAKBの精神的支柱・高橋みなみの凄さだ。あの小さい体の何処にあんなパワーが秘められているのか。

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メンバーに対する責任感、包容力、気配り…およそリーダーとして必要な要素を全て持っている彼女のリーダーシップには言葉が無い。社会現象にもなった昨年の総選挙は、表から見ていても悲喜こもごもあったのはニュースにもなった。前年1位の大島優子を破り前々年の覇者・前田敦子が1位に返り咲いたワケだが、舞台裏で篠田麻里子の胸の中で大泣きする彼女の姿に複雑な想いが感じられた。綺麗事ではなく、当然彼女は連覇したかったはずだし、出来なかった悔しさは当然あるだろう。しかしだからと言って前田敦子を祝福する気持ちにも偽りは無い。TOPを務めたことがある2人にしか解らない重圧と誇りそんなものが入り混じった涙、でも多分それが彼女たちの成長を促すのだ。

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前田敦子は「誰だって自分から(総選挙)をやりたい人なんていないと思います」と語っていたが、結局ここがAKB48が国民的アイドルでいられる理由の一つなのだろう。即ちチームとしての団結力とは別に、それぞれが強烈なライバルであること。じゃんけん大会の決勝で篠田麻里子と決勝で対戦した藤江れいなは、篠田の目を観て「怖い」と言ったそうだが、篠田本人は「私はセンターであろうが怖いものは無かった」と言っている。同様に準決勝で対決した峰岸みなみは負けたとき自分がセンターにならずに済んだとホッとした気持ちが少しあったと言っていた。総選挙順位、篠田4位、峰岸15位、藤江40位。気持ちの差はパフォーマンスの差に表れそれはファンに伝わり順位の差となる。

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別に峰岸と藤江がどうこうではなく、そういった競争原理がAKB48の強さなんだろうと感じたということだ。西武ドーム公演の1日目。以前他のテレビ番組でも高橋みなみが最低だったと言っているのを聞いたことがあるが、実際に秋元康が「今までで最低だ」と講評していたのには驚いた。舞台裏でのドタバタが映し出されていたが、自分の事で精一杯になってしまった彼女たちが、明らかにバラバラだったのは観ていて解る。ただ秋元康も言っていた通り、あれはスタッフに問題大有りだ。明らかに演者に段取り部分で負担を掛けすぎで、そこが把握で来ていないから不安になり、それ故に過呼吸の発作が起こっているのだろう。しかしそこからの彼女たちの巻き返しは素晴らしい。

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熱中症で倒れた前田敦子をフォローするメンバー、ドクターストップを振り切って歌う前田、限界を超えてもファンの前ではいつもと変わらぬ笑顔を浮かべ、楽しげに歌い踊る。たかがアイドルと侮るなかれ、これはやろうとしても誰でも出来ることではない。他にも峰岸みなみの被災地の子供から受け取った花束のエピソードやじゃんけん大会3位のエピソード、チーム4大場美奈のスキャンダルと島崎遥香の複雑な心境など見所は盛り沢山だがとても書ききれない。最後になったが、我が推しメンのさしこは「Everyday、カチューシャ」のPV撮影の合間に密着されて、同じ大田プロ仲間の北原里英とエキストラごっこをしているという微妙なネタを披露して笑わせてくれたのが一番印象深かった…(苦笑)

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ファンとしては普通に楽しめた作品ではあるが、自分たちが裏で努力しているところをこうして表に出して切り売りすると言う部分に多少引っかかりを感じないわけでもない。美学の問題だと思うが、例えばイチローはこういう企画は絶対に引き受けないだろうし。ただいずれにしてもメンバーたちに責任があるわけではなく、それは周りの大人が考えなくてはいけないことだし、ファンも何でもかんでも知りたがることが必ずしも良いことなのか考えてみる必要はあるのかもしれない。

個人的おススメ度4.0
今日の一言:最近は横山の京都弁にやられまくりだよ?
総合評価:79点

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コメント

おつかれさまです。

劇場どころか、総選挙に投票する機会も無いのに観てきた僕が来ましたよ(笑)

前作では、KLYさんも絶賛する高橋みなみのリーダーとしての凄さがそこまでクローズアップされなかった(メンバーが たかみなにはなれない と力説はしてましたが)のは、

単に高橋みなみが岩井監督の好みではなかったからなのでしょうか?という事で(笑)

投稿: kajio | 2012年1月30日 (月) 00時46分

◆kajioさん

うははwなるほど岩井監督のねぇ^^;今回は基本全編にわたってますよね。それぞれのエピソードで主だったメンバーが登場しつつ、ほぼ確実にたかみなが絡んでくるし。絡まないのは被災地ぐらい?

投稿: KLY | 2012年1月30日 (月) 01時33分

こんばんは

私はこの映画を見ていないし見る予定もないんですがSLYさんがさしこ推しだというのが嬉し過ぎてコメントさせていただきました

さしこいいですよねー
どこまでもネガティブで
足めちゃくちゃ綺麗ですし
横山も凄い努力家で好きです

まぁ私はさしこの為にお金使った事ないくらいのファン何ですけどね…
ドラマすら見てないですし

麒麟の翼の方にもコメントさせていただきました

投稿: mayu | 2012年2月 2日 (木) 18時32分

◆mayuさん

こんばんは。

あはは、ネガティブだけどだからこそ彼女が成功することに意味があるし、ああは言っても頑張ってますよね彼女。そう、足スッゴイ綺麗ですよね~。本人も胸は全く無いけどというか足ぐらいしかないっていってましたし(笑)
ゆいはんはねー、京都弁のあのはんなり感にやられます^^;
別にお金云々じゃないと思いますよ。気持ちで十分じゃないですか♪

投稿: KLY | 2012年2月 2日 (木) 21時06分

何度か書きましたがカメラ目線のインタビューのみ
だと確実に辛いし、眠くなるんですが
今回のこの作品は被災や、各イベントごとにちゃんと区切りがあってそれぞれのT舞台裏とインタビューを追加だったので
良かったと思います。

ドキュメンタリーはこれくらいじゃないと。

ところで高橋みなみさんの母親・・・
高橋みなみさんの今後が心配に。

投稿: | 2012年2月10日 (金) 20時47分

KLYさん
こんばんは。

復帰されたんですね!(^^)!よかった~。
なんかひどそうですね今年の型は。

ところで

観ないつもりだったのですが、あと一コで
無料鑑賞券が手に入るので観てしまった。(ファンの方・・・すみません)
7年間位、イベンターの経験をしましたが
あんなウラでは、熱中症になるのがあたりまえです(+_+)
あんなに階段登らせたら、そりゃ暑い夏に熱中症になっちまうがな・・。
普通の女の子から国民的スターまで上りつめて・・・。
アイドルは昔からこうだったんでしょうが、こういうカタチで見せられると「元気がもらえる人」が沢山いるんだろーなー
って感想でした。
過呼吸になる「前田」、「次は倒れるぞ」ってスタッフが思いながらも最後まで走りぬける「たかみな」
元気やなー。
50歳近いおじさんからすれば、今のアイドルは裏も表もすべてさらけ出して(さらけだされて)、それを観るファンは「そうなりたい」って思うのかな~。

~時代でしょうか~

カネコミスズ。

投稿: COCOMI | 2012年2月10日 (金) 21時46分

◆谷さん

そうですね。海外のドキュメンタリーに結構多いんですよねぇ、やたら長いインタビューばっかってのが。人を目の前にして聞いてる取材者はそれでいいかもしらんけど、スクリーン通してみる人は退屈なんだってことが解ってない作り手が多すぎるんですよ。
たかみなのお母さんの件は色々いわれてますね、圧力とかなんとか。私は別にいいんじゃん?て思ってます。本人が何かしたわけじゃないですもん。子の責任を親が取るのは当たり前ですけど、親の責任を子が取る必要は全くないと思ってますし。


◆COCOMIさん

あれは運営側の不手際が酷すぎますよね。あれをタレント側の責任にするのはそれこそ酷でしょうね。確かにファンは元気もらえるんだろうなぁ。私辺りのような不真面目なファンは、こういうとナンですが裏舞台の興味深々てところでしたけど。でもとりあえず一生懸命頑張っている姿は良く解りましたし、やっぱりそうやって頑張っている姿を見るのは気持ちのよいものですよね。
全て曝け出すというより、曝け出さなくても暴いちゃう世の中なのかもしれないですね。例えば昔の銀幕のスターは凡そ裏側は絶対見せないし、高嶺の花だからこその憧れでしたけど。

投稿: KLY | 2012年2月11日 (土) 02時36分

> 親の責任を子が取る必要は全くない
という理屈は分かるんですがたかみな
の性格からしてメンタル面が心配です。

投稿: | 2012年2月11日 (土) 03時50分

◆谷さん

ああ、彼女自身がってことですね。それは確かに犯罪を犯そうと母は母ですもんね、影響がないといえばウソになるでしょうけど…。彼女はそれでもみんなの前では弱い部分を見せない気がするなぁ…だから心配なのか、余計に^^;

投稿: KLY | 2012年2月11日 (土) 04時02分

KLYさん
こんにちは。
この場をお借りします。
「谷」さん
私もメンタル面が心配です。同感です。
「たかみな」だから・・・・です。

KLYさんのいうとおり「弱い部分見せない様に見えるから」余計にね。

でも、もう過去の話?
その間にレコタイはあるし、いろいろあったはず。
それでも乗り越えた・・・・
と信じたいです。

投稿: COCOMI | 2012年2月11日 (土) 14時34分

◆COCOMIさん

今日週刊文春読んだんですが、お母さんはもう不起訴になってるんですよね。しかもどうもお母さん自らがいわゆる買春したわけではなく、相手に脅されて止む無くという部分があったみたいです。もちろん真実は解りませんが、少なくとも不起訴処分になっているのはそういうことではないかと記事では言っていました。

投稿: KLY | 2012年2月13日 (月) 03時05分

はじめまして!楽しく読ませて頂きました。彼女たちは凄いですね!!感動しました。ただ最後のイチローの所ですが、毎年NHKで裏側放送されていると思うのですが…(笑)
お邪魔しました。ありがとうございました。

投稿: たま | 2012年2月18日 (土) 08時11分

◆たまさん

ありがとうございます^^
私も素直に感動しました。まあ世の中的にはAKB48に対するバイアスがかかった見方もあるようですが、私は正直握手会すら行ったことがない程度の人間なんで、普通の人が十分楽しめる作品だったと思っています。

ごめんなさいちょっと言葉が足りませんでした。確かに情熱大陸なんかでも昔やったと思います。ただここまで素ではないと思うんですよ。観られていることはかなり意識していると思います。まあ撮影の方法がそもそも違うんで比較すること自体無理があるとは思いますけど…^^;

投稿: KLY | 2012年2月18日 (土) 11時39分

みました。

凄かった。特に西武ドーム。

1も2もドキュメンタリーは基本タカミナの物ですね。けっこう美談が好きなので、こういうある意味一番ひどい目にあってる人にスポットが行くのはいいなあ、と思ってます。

投稿: ふじき78 | 2012年2月19日 (日) 02時27分

僕は周囲で盛り上がるAKB48熱を冷たい目で観ているような立場だったんですが、あまりにも評判がいいので観てきました。

結論から言うと、本年度ベスト1になる可能性を秘めた大傑作であり、「アイドル」と「思春期の女の子」という公私の問題も突きつけた大問題作だと思います!

特にたかみなさんについては、もはや尊敬の念しかありません!本当に今までAKBの皆さんを色眼鏡で観ていたことを土下座して謝りたくなりました!!

即ちチームとしての団結力とは別に、それぞれが強烈なライバルであること。
→そこなんですよね。公私の境目、そして個人とチームの境目。アイデンティティを見失いそうな状況におかれ、心身ともにボロボロになりながらも、それでもその瞬間を精一杯生き抜くこと。アイドルの根本的な魅力とはそこにあるんだと、納得させられてしまいましたよ。恐れ入りました。

投稿: 仙台っ子 | 2012年2月25日 (土) 21時45分

◆仙台っ子さん

あらま、仙台っ子さんはAKB駄目だったんですか。秋元康氏はAKB48を「成長のドキュメンタリー」と言っています。要するにこの映画は彼女たちの存在そのものといっていいんだと思うんですね。

それにしてもたかみなは大したもんですよねぇ。アレだけの大所帯、そして自分より年上も含めて統率する力。秋元康をしてAKB48とは高橋みなみのことであると言わしめただけのことはあります。

あのライバル心が無くなったら終わりでしょうね。そこが他のアイドルグループや今までのグループとの違いだと思います。

投稿: KLY | 2012年2月26日 (日) 05時12分

TB有難うございました。

自分もAKBファンですので(優子推しです)、凄く楽しみにしていた本作ですが、もう言葉を失う程の壮絶な現場、彼女たちのアイドルとしての自覚にただただ、圧倒されっ放しの2時間でありました。
余りにの濃い過ぎる内容に時間を忘れる程に画面に被りついて観ていましたが、観終わった後は、ファンをどれだけ大切に想いながら活動しているのかが分かり、大きな感動を覚えました。
改めてAKBファンになった事に間違いは無かったと思いましたし、これからも応援し続けようと誓う程の魅力が彼女達にはありましたね~。

投稿: ヒロ之 | 2012年5月15日 (火) 00時53分

◆ヒロ之さん

この作品は1作目と違ってファンの人以外にも評判がいいですよね。でもそれも解りますよ。好き嫌いはともかく彼女たちがどれだけ必死になっているのか、努力しているのかがダイレクトに伝わってきますもん。
もちろんアイドルとしての可愛らしさといった表面の部分も良いのですが、彼女たちの場合は完成された部分よりも、成長過程を応援したくなりますよね。
ただ一つ不満があるとしたらさしこ推しの私としては出番が…(笑)

投稿: KLY | 2012年5月15日 (火) 10時20分

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