INVITATION from SPIKE JONZE
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| 『アイム・ヒア』 |
面白いキャラクターを作ったものである。男性は頭がタワー型パソコンのようなロボット。女性はもう少し滑らかな丸みを帯びた造形である。特徴的なのがその瞳の美しさ。惹き込まれるような美しい瞳は、彼らに対して怒りをぶつける老婆や、ふざける若者といった人間のどこか濁りを感じる瞳とは一線を画す。ただだからロボットが良くて人間が駄目だといった短絡的な話ではない。ロボットだから、機械だからこその純粋さであるし、その濁りが人間らしさでもあるのだから。ただその純粋な愛情が突き詰められて行った結果には感動と共に複雑な想いも抱かざるを得なかった。
<ネタバレ>
アクシデントで次々と体のパーツを失っていく女性ロボットに、自らのパーツをあげていく男性ロボット。最終的に自らの頭を残した全てを彼女に捧げることになる。しかしロボット故に頭だけでも死にはしない。この純化した愛情はある種人間の親子間の無償の愛情にも通じるものであり、同時に嫌でも人間の移植手術を連想するものだ。しかし人間は頭だけでは生きてゆけない。愛情とは何処まで突き詰めてゆけるものなのだろうか。この部分がピュアな感動だけではいられなかった。
| 『みんなのしらないセンダック』 |
『かいじゅうたちのいるところ』の奇才モーリス・センダックに複数回にわたるインタビューで密着しそれを編集したドキュメンタリーである。これを観るとなるほどセンダックが奇才と呼ばれる所以が良く解る。とにかく話が面白いのだが、自らのゲイの話題も含めなにも隠すことなく語ってくれるのだ。両親は本当は自分を作るつもりが無かっただとか、彼の兄と姉、特に兄の影響でアートの道に入っていった話などは、彼の人となりを知る上で重要な語りだと思う。
彼が愛して止まない犬の話、その犬を延々自分の作品に描き続けた話、『かいじゅうたちのいるところ』だけが自分の作品で有名であることのジレンマなどなど、取材している監督たちをも引きこむ話の数々は聞いておいて決して損はない。メリル・ストリープ、キャサリン・キーナ―、そしてジェームズ・ガンドルフィーニら著名人のコメントや、回想シーンでスパイク自らが演じているのも面白かった。
個人的おススメ度
4.0
今日の一言:センダックっておもろいじいさんだなぁ
総合評価:78点
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