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2012年1月 2日 (月)

ヒミズ

Photo 『愛のむきだし』、『冷たい熱帯魚』『恋の罪』と問題作を世に送り出している鬼才・園子温監督が古谷実原作の人気漫画を映画化。初の原作ものを送り出してきた。主演は『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の染谷将太と『指輪をはめたい』の二階堂ふみ。2人はベネチア国際映画祭で最優秀新人賞の同時受賞という快挙を成し遂げた。共演にはでんでん、渡辺哲、窪塚洋介らが出演している。
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soon 1月14日(土)公開

園子温の優しさに触れた

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原作は未読。しかし聞くところによると原作はトコトン絶望的だという。ところが、この作品は確かに絶望的ではあるけれど、最終的には溢れ出る希望を貰える作品だった。これに関して園子温監督はインタビューの中で「希望に僕は負けたんです」と語っている。鬼才・園子温にそこまでの影響を与えたのは3.11の東日本大震災だった。元々は初の原作ものであり、原作に忠実に作る予定だったという。実際、監督の今までの作風を振り返っても、人の絶望感を抉り出しながらも一流のエンタテインメントに昇華させることが出来たはずだ。しかし大震災を経験したことで脚本を書き直しこの作品が出来上がった。舞台挨拶で監督は「漫画自体は10年前の作品なので、そこは現代の若者に置き換えた」とも言っているが、結果的に原作とは大きく違う作品になったのではないだろうか。

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従って本作は原作漫画のファンに受け入れられるかは解らない。さて、希望に負けたとはいえ、そこは園子温。決して柔な作品ではなかった。相変わらず人の心の醜い部分を曝け出させるのが得意な監督だ。主人公・住田(染谷将太)とヒロイン・茶沢(二階堂ふみ)は2人とも親から全く愛されていない中学生。しかしだからと言って世を拗ねていたりする訳ではなく、住田に到っては家業の貸ボート屋を次いで普通に生きていければ良いという青年である。教師に夢を持てといわれても「普通サイコー!」と宣言してしまうのだが、この辺も3.11の影響を色濃く感じた。そう「普通サイコー!」とは被災者を中心とした日本人が今年一番感じたことではないだろうか。ところが、その普通を中々手に入れられないのが住田であり、茶沢なのだ。

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住田の父親はヤクザに借金し母親は男と逃げ、茶沢の母親は娘を殺すための絞首刑台を作っている。親の愛を知らない同士でありながら、ある意味ポジティブで立派な大人になると言い切れる住田のことを茶沢は好きだった。物語が進んでゆくにつれ、現実に打ちのめされ絶望感に自らを見失う住田と、そんな住田を普通に戻そうと必死に頑張る茶沢の姿が描かれてゆくのだが、この2人の入り込みようときたら素晴らしいの一語だ。流石はヴェネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)をW授賞しただけの事はある。自ら心の闇に落ち込んでゆく住田の目つき、表情、発する言葉から感じられるどうしようもない絶望感は観ている我々の心をふさぎこませる。しかし茶沢の住田への想いは彼の心の闇に匹敵するものであり、2人の間の危ういバランス間が絶妙なのだ。

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そこには予定調和など一切存在しない。ところでこの2人の他に登場する脇役が、園子温組とも言うべき俳優たちで、監督の演出を良く知っているだけに安心して観ていられる。でんでん、渡辺哲、吹越満、神楽坂恵、光石研、渡辺真起子、村上淳…ちょい役で吉高由里子が登場したのはちょっと笑ってしまった。この中でも特にフィーチャーされているのが父親役・光石研にヤクザの親分・金子役のでんでんと、住田の家の近くに住み着いていたホームレスの1人・夜野役の渡辺哲だ。父や金子はとにかく住田を殴る殴る。余りの激しさにちょっと顔を背けたくなるシーンも。といっても『冷たい熱帯魚』に比べたらまるでどうということはないが…。我慢の限界を超えた住田が父を殺してしまってから、彼は余計に心の闇に堕ちてゆく。濃いクマの浮かんだ表情は明らかに危ないヤツだ。

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結局、住田自身の本質はやはり“普通”であって、殺人を犯して平気でいられるような人間ではなかったということなのだろう。彼は自分の命を少しでも世の中に役立てようと、悪人を殺すために夜の街を徘徊する。ところが殺すつもりで襲い掛かっているのに、別の人間の命を助けることになってしまっていたりするのだから皮肉以外の何ものでもない。全てが上手くいかない、しかし普通でいることも出来ない、むしろとことん堕ちて行ける人間の方がどれだけ楽か。結局そんな彼を救ったのは茶沢と夜野たち周りの人間だ。ただし、その辺りも監督は小奇麗にまとめようとしない。染谷将太は舞台挨拶で「監督は凄く優しいんですが、そういうことを言うと“俺は優しくなんかねぇよ!”って怒られるんです(笑)」と言っていたのだが、要するにそういうことなのだ。

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私はこの作品で、園子温という人間に対する見方が変わった。作品からは監督がこの映画に込めた監督流の優しさが感じられるのだ。人間の本質を鋭く剥き出しにさせる演出で俳優を叱咤し、上辺だけの演技を絶対に許さない。ラストシーンで住田と茶沢が発する「頑張れ!住田!」という言葉は魂の叫びに等しく、それ故に登場人物を通じて観ている人間を叱咤激励してくれる。骨の髄から映画を愛するが故に上滑りした作品は絶対に認めない園子温。そんな園子温が日本人に向けて作ったという本作は、正に日本人全体に対するエールなのだ。

soon 1月14日(土)公開

個人的おススメ度4.5
今日の一言:今回は奥さんはチョイ役だったw
総合評価:90点

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» ヒミズ [あーうぃ だにぇっと]
ヒミズ12月26日@一ツ橋ホール いつもより男性の姿が多い。 [続きを読む]

受信: 2012年1月 2日 (月) 06時49分

» 2011年12月26日 『ヒミズ』 一ツ橋ホール [気ままな映画生活(適当なコメントですが、よければどうぞ!)]
『ヒミズ』 を試写会で観てきました。 これは、とーーーっても観たかった映画でした。 園監督だし期待していましてけど、ダメじゃん 若い、染谷将太、二階堂ふみが好演なんですけど、 監督の失敗作に近い出来でした 【ストーリー】  どこにでもいる中学3年生の祐一(染谷将太)の夢は、成長してごく当たり前のまっとうな大人になること。一方、同い年の景子(二階堂ふみ)の夢は、自分が愛する人と支え合いながら人生を歩んでいくことだった。しかしある日、2人の人生を狂わせる大事件が起き……。 原作があるのでどこまで... [続きを読む]

受信: 2012年1月 2日 (月) 10時39分

» ヒミズ [とりあえず、コメントです]
古谷実著の同名コミックを原作に園子温監督が創り上げた強烈なドラマです。 映画祭で話題になっていたので、主演の二人がどんな演技を見せてくれるのかずっと気になっていました。 またしてもブラックなエネルギーに溢れているハードな作品でした。 ... [続きを読む]

受信: 2012年1月 2日 (月) 18時46分

» ヒミズ [食はすべての源なり。]
ヒミズ ★★★☆☆(★3つ) 「生きろ」と、君が言った。 主演の二人染谷将太、二階堂ふみが 第68回ヴェネチア映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞) 「普通万歳」をモットーに生きる住田祐一は、衝動的に父親を殺してしまったことから、 残りの人生を「オマケ人生」と名付け、悪党を殺そうと決めた。 住田も同級生、茶沢景子も親から「お前なんかいらない。死んでほしい」と言われ続けた15歳。 絶望の果てに彼らがみつけたものとは・・・? すっごい、すっごい楽しみにしていた作品!!! ですが、... [続きを読む]

受信: 2012年1月 2日 (月) 20時03分

» 【映画】ヒミズ [★紅茶屋ロンド★]
<ヒミズ を観て来ました> 製作:2011年日本 今年最後の試写会になります。 ヤプログさんのご招待で観て来ました~ 「冷たい熱帯魚」から、園子温監督に惹かれてしまい、この作品も非常に楽しみにしていました。 原作があったんですね。知りませんでした。 しかも、その原作って「行け!稲中卓球部」の古谷実氏だったとは!!!えーっ、稲中ってものすごい酷い(褒めてる)ギャグ漫画じゃないのーっ!園子温監督と、どう結びつくんだろう… 住田祐一(染谷将太)と茶川景子(二階堂ふみ)は共に15歳の中学生。... [続きを読む]

受信: 2012年1月 2日 (月) 20時48分

» 『ヒミズ』 (2011) / 日本 [Nice One!! @goo]
監督・脚本: 園子温 原作: 古谷実 出演: 染谷将太 、二階堂ふみ 、渡辺哲 、吹越満 、神楽坂恵 、光石研 、渡辺真起子 、黒沢あすか 、でんでん 、村上淳 、窪塚洋介 、吉高由里子 、西島隆弘 、鈴木杏 試写会場: 東商ホール 公式サイトはこちら...... [続きを読む]

受信: 2012年1月 3日 (火) 07時14分

» ヒミズ  [我想一個人映画美的女人blog]
ランキングクリックしてね larr;please click 原作は「行け!稲中卓球部」で人気を獲得した漫画家・古谷実が、2001年から2003年にかけヤングマガジン誌上で連載し、ldquo;終わりなき日常rdquo;を生きる若者の閉塞感を容赦なく描ききった超問題作、 ...... [続きを読む]

受信: 2012年1月 3日 (火) 20時20分

» ヒミズ・・・・・評価額1750円 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
これが、ポスト3.11のリアル。 「ヒミズ」は、昨年「冷たい熱帯魚」「恋の罪」という、人間のダークサイドを描いたパワフルな2作品で気を吐いた、園子温監督による最新作。 原作は古谷実の同名漫画で、今...... [続きを読む]

受信: 2012年1月 5日 (木) 22時05分

» ヒミズ [うろうろ日記]
試写会で見ました。【予告orパンフの印象】暗い感じ。中学生の思春期で思うようにな [続きを読む]

受信: 2012年1月10日 (火) 22時44分

» ヒミズ2011/12/26試写会(2012-004) [単館系]
12/26 ヒミズ試写 一ツ橋ホール 古谷実による漫画で商業誌連載第四弾目の作品である。 今までのギャグマンガ路線から一線を画した作品で、人間のより暗い部分を見せる作品に仕上がっている。 全4巻。 2...... [続きを読む]

受信: 2012年1月13日 (金) 22時03分

» 映画レビュー「ヒミズ」 [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評]
◆プチレビュー◆ヒリヒリする痛みの後に、かすかな希望の灯が見える青春映画「ヒミズ」。主演の若手俳優二人が素晴らしい。 【75点】 15歳の中学生、住田の願いは“普通の大人 ... [続きを読む]

受信: 2012年1月14日 (土) 09時57分

» ヒミズ [悠雅的生活]
普通。日常。軽口のバラード。 [続きを読む]

受信: 2012年1月14日 (土) 16時38分

» ヒミズ [Akira's VOICE]
住田がんばれ!!!   [続きを読む]

受信: 2012年1月14日 (土) 16時46分

» ヒミズ [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。古谷実原作、園子温監督。染谷将太、二階堂ふみ、吹越満、でんでん、渡辺哲、 諏訪太朗、川屋せっちん、神楽坂恵、光石研、渡辺真起子、モト冬樹、堀部圭亮、黒沢あす ... [続きを読む]

受信: 2012年1月14日 (土) 21時29分

» 『ヒミズ』 ~希望は絶望を打ち負かすことができるのか?!園子温監督、渾身の最新作は青春映画! [ketchup 36oz. on the table ~新作映画レビュー]
『ヒミズ』 (C) 2011「ヒミズ」フィルムパートナーズ 園子温監督には、『愛のむきだし』、『冷たい熱帯魚』、『恋の罪』と、作品が発表される度に驚かされてきた。 もちろん、これらは全て映画館で観てきた。 映画とは、お金を払ってチケットを購入し、映画館へ... [続きを読む]

受信: 2012年1月15日 (日) 11時34分

» [書籍][映画]「僕のお父さんは東電の社員です」と「ヒミズ」 [タニプロダクション]
今回のブログはどちらも「現代の大人世代と未来の世代」でまとめました。まあ、以下の本と映画には、そんなに繋がりは無いんだけど。 「僕のお父さんは東電の社員です」 作者: 森達也著+毎日小学生新聞編 出版社/メーカー: 現代書館 発売日: 2011/11/25 メディア: 単行本(... [続きを読む]

受信: 2012年1月15日 (日) 18時41分

» 園子温・監督『ヒミズ』声に出して叫びたい日本語。 [映画雑記・COLOR of CINEMA]
園子温・監督が古谷実・原作コミック『ヒミズ』を映画化。撮影準備期間中に起こった東日本大震災をうけて舞台設定を変更して完成。主演の染谷将太と二階堂ふみは、本作でヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤ... [続きを読む]

受信: 2012年1月15日 (日) 21時46分

» ヒミズ [そーれりぽーと]
予告編を観てからずっと気になってた『ヒミズ』を観てきました。 ★★★★★ 観ていて心が痛くなる、世の中どっちを向いても光が見つからない、そんな中にも光を見出そうと這いずる主人公の感情を瞬間的に疑似体験する。 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『息もできない』を彷...... [続きを読む]

受信: 2012年1月15日 (日) 23時36分

» 『ヒミズ』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「ヒミズ」□監督・脚本 園 子温 □原作 古谷 実□キャスト 染谷将太、二階堂ふみ、渡辺 哲、吹越満、神楽坂恵、光石 研、       渡辺真起子、黒沢あすか、でんでん、村上 淳鑑賞日 1月14日(土 )■劇場 TOHOシネマズ川崎■cya...... [続きを読む]

受信: 2012年1月17日 (火) 08時11分

» ヒミズ/染谷将太、二階堂ふみ [カノンな日々]
公開を目前に控えて園子温作品のTVスポットが深夜帯でもない時間にたくさん目にしましたけど、これまでのことを考えたら劇的な変化ですよね。公開規模もこれまでの園子温作品では ... [続きを読む]

受信: 2012年1月17日 (火) 09時44分

» ヒミズ/「がんばろう日本」 [映画感想 * FRAGILE]
ヒミズ監督:園子温/2012年/日本 どん底からでも、這い上がれる。 古谷実原作の「ヒミズ」です。今回も、原作は読んでいません。なので、映画としての評価と思って欲しいです。いつも言っていますが…。いやあ、結局、どんな映画でも原作つきだと、原作のほうがよかったということが多いので、映画化されると知ってから原作を読む気になれないんですよね。それでもいちおうウィキペディアを見てみたら、登場人物の設定年齢が映画と漫画でずいぶん違うようでびっくりしました。 あらすじ:ひとりで生きます。 中... [続きを読む]

受信: 2012年1月17日 (火) 13時23分

» 『ヒミズ』 [こねたみっくす]
恐るべき園子温監督の世界で恐るべき輝きを放つ染谷将太と二階堂ふみ。 トコトン絶望的だと言われている古谷実先生の原作を東日本大震災と絡めることで、絶望・暴力・でんでん親 ... [続きを読む]

受信: 2012年1月18日 (水) 18時10分

» ヒミズ  監督/ 園 子温 [西京極 紫の館]
【出演】  染谷 将太  二階堂 ふみ  渡辺 哲  光石 研 【ストーリー】 15歳の少年・住田祐一は、実家の貸しボート屋に集まる、震災で家を失くした夜野さん、田村さんたちと平凡な日常を送っていた。住田のクラスメイトの茶沢景子は、大人びた雰囲気の住田が好きで...... [続きを読む]

受信: 2012年1月19日 (木) 01時01分

» 映画「ヒミズ」ガンバレ住田!ガンバレ住田!ガンバレ住田! [soramove]
「ヒミズ」★★★★ 染谷将太、二階堂ふみ、窪塚洋介、 吹越満、でんでん、黒沢あすか出演 園子温監督、 129分、 2012年1月14日公開 日本,ギャガ (原題:古谷実「ヒミズ」 ) 人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい← 「昨年公開された2作品 『冷たい熱帯魚』『恋の罪』がどちらも 興味深い作品だったので今回も劇場へ、 今までと同様... [続きを読む]

受信: 2012年1月19日 (木) 07時32分

» 『ヒミズ』 殴る張る映画 [Days of Books, Films ]
Himizu(film review) 才能あふれてるけど作品に出来不出来の落差 [続きを読む]

受信: 2012年1月19日 (木) 17時41分

» ヒミズ [心のままに映画の風景]
中学3年生の住田祐一(染谷将太)は、同級生の茶沢景子(二階堂ふみ)に好意を抱かれ、何かと積極的にアプローチされる。 貸ボート屋を営む敷地内には、震災で家を失くした人たちが暮していたが、ある日、...... [続きを読む]

受信: 2012年1月20日 (金) 13時04分

» ヒミズ(2011) [銅版画制作の日々]
 「生きろ」と、君が言った。 評価:=80点 「行け!稲中卓球部」で人気を獲得した漫画家・古谷実が、ldquo;ヤングマガジンrdquo;で連載していた問題作を、『冷たい熱帯魚』『恋の罪』と野心作を連作する園子温監督が映画化。原作を読んでいないのでどんな...... [続きを読む]

受信: 2012年1月20日 (金) 23時44分

» ヒミズ [とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver]
東日本大震災の津波で破壊された街並みでのロケーションを行っているので、絶望の淵まで追いやられた若者の再生が現実と重なっている。間違いなく2012年ベスト邦画の一つになるだろう。... [続きを読む]

受信: 2012年1月22日 (日) 22時59分

» No.298 ヒミズ [気ままな映画生活]
「行け!稲中卓球部」の古谷実が、若者の心の暗部を浮き彫りにしたコミック「ヒミズ」を、「冷たい熱帯魚」「恋の罪」の鬼才・園子温監督が実写映画化。ごく普通に生きることを願 ... [続きを読む]

受信: 2012年1月22日 (日) 23時59分

» ■『ヒミズ』■ ※ネタバレ有 [〜青いそよ風が吹く街角〜]
2011年:日本映画、園子温監督、染谷将太、二階堂ふみ、渡辺哲、吹越満、神楽坂恵出演。 [続きを読む]

受信: 2012年1月23日 (月) 01時18分

» 映画『ヒミズ』@劇場 [ほし★とママのめたぼうな日々♪]
超話題作『ヒミズ』(公式サイト)を観て参りました。 園監督初の原作物という事ですが、いつもの通り未読です。 が、娘から原 [続きを読む]

受信: 2012年1月23日 (月) 08時09分

» 俺にはわかる〜『ヒミズ』 [真紅のthinkingdays]
 15歳、中学三年生の住田(染谷将太)は、震災で家を失った大人たちが集う、 湖の畔の貸しボート屋で暮らしていた。住田のクラスメイト・茶沢(二階堂ふみ) は、「普通最高!」と叫ぶ住田を神格化し、憧...... [続きを読む]

受信: 2012年1月23日 (月) 10時19分

» 「ヒミズ」 [【映画がはねたら、都バスに乗って】]
「冷たい熱帯魚」から「恋の罪」のようなドロドロ映画にまで行ってしまった園子温監督が「紀子の食卓」のような家庭映画側に帰ってきた。 両親に逃げられ、ひとり震災後のボート屋を営む少年と彼を慕う少女の物語。 行きつくところまで行って、ちょっと落ち着いた? と...... [続きを読む]

受信: 2012年1月23日 (月) 22時55分

» 「ヒミズ」 [お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法 ]
2011年・日本/配給: ギャガ 監督:園 子温 原作:古谷 実 脚本:園 子温 アクション監督:坂口 拓 製作:依田 巽 エグゼクティブプロデューサー:小竹里美 プロデューサー:梅川治男、山崎雅史 ... [続きを読む]

受信: 2012年1月26日 (木) 02時38分

» ヒミズ [★tip of the iceberg★]
ヒミズ=モグラ。 ウォーリーを探せ!を見ているみたい。 作品は作品として息もつけない想いで観ているのだけど、あまりにもチョイ役で凄い賛助出演が出てくるので、時々そちらに気が飛ぶせいで、なんとかスクリーンから目を離さずに居られた。 始めの一時間位は、こみ...... [続きを読む]

受信: 2012年1月27日 (金) 17時00分

» ヒミズ [A Day In The Life]
劇場にて鑑賞 こちらには来ないとあきらめていた映画だったが、ネットで観ると 近くの劇場でやっていた。 ずっと観たかった映画である。 解説 『恋の罪』などの鬼才園子温が監督を務め、古谷実原作の人気漫画を 映画化した衝撃作。 ごく平凡な15歳の少年と少女... [続きを読む]

受信: 2012年1月28日 (土) 01時46分

» 【ヒミズ】「病気」を自覚する園子温監督作品 [映画@見取り八段]
ヒミズ 監督: 園子温    出演: 染谷将太、二階堂ふみ、渡辺哲、吹越満、神楽坂恵、光石研、渡辺真起子、黒沢あすか、でんでん、村上淳、窪塚洋介、吉高由里子、西島隆弘、鈴木杏 公開: 2012年...... [続きを読む]

受信: 2012年1月28日 (土) 02時06分

» 映画「ヒミズ」 [FREE TIME]
映画「ヒミズ」を鑑賞しました。 [続きを読む]

受信: 2012年1月28日 (土) 20時10分

» ヒミズ [to Heart]
「生きろ」と、君が言った。 製作年度 2011年 上映時間 129分 映倫 PG12 原作 古谷実 脚本/監督 園子温 音楽 原田智英 出演 染谷将太/二階堂ふみ/渡辺哲/光石研/吹越満/渡辺真起子/神楽坂恵/でんでん/村上淳/窪塚洋介 15歳の孤独な少年、住田祐一の夢は、誰にも迷惑...... [続きを読む]

受信: 2012年1月28日 (土) 22時31分

» 初の園子温作品! [笑う学生の生活]
20日のことですが、映画「ヒミズ」を鑑賞しました。 普通に生きることが夢の中学3年生の祐一 彼のことが好きな同じクラスの景子 この2人に起きる事件・・・ うーん 強烈! パンチの効いた作品といいますか ストーリー展開はどこにいくか わからなく 最後まで見れまし...... [続きを読む]

受信: 2012年1月30日 (月) 11時56分

» ヒミズ [ゴリラも寄り道]
<<ストーリー>> どこにでもいる中学3年生の祐一(染谷将太)の夢は、 成長してごく当たり前のまっとうな大人になること。 一方、同い年の景子(二階堂ふみ)の夢は、自分が愛する人と支え合いながら ...... [続きを読む]

受信: 2012年2月 1日 (水) 07時56分

» ヒミズ☆独り言 [黒猫のうたた寝]
原作ありきの作品ですが、原作は未読です。だから、まったく真っ白な状態で鑑賞。でも、監督は園子温ということで、どんな料理になっているのやらと。2011年3月11日の震災の後の物語。彼は母が営む川辺のボート小屋で暮らしている。父は家を出て、お金が無くなると時々その為... [続きを読む]

受信: 2012年2月 2日 (木) 22時28分

» ヒミズ ひみつやないよ、ヒミズだよ。もぐらのことなんだって。 [労組書記長社労士のブログ]
【=4 -0-】 特に注目していなかったけど友人からのお奨めだったし、主人公の2人がヴェネチア国際映画祭では最優秀新人俳優賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞のW受賞したというのも話題だったので、観ようかなと思いだした。 今日、東京に中途半端な時間に到着して...... [続きを読む]

受信: 2012年2月 3日 (金) 10時39分

» 「ヒミズ」:泥だらけの純情神話 [大江戸時夫の東京温度]
映画『ヒミズ』(ヒミズ=日見ずがモグラのことだとは、初めて知りました)は絶好調・ [続きを読む]

受信: 2012年2月 7日 (火) 00時39分

» 身内の暴力と他人の優しさ。『ヒミズ』 [水曜日のシネマ日記]
第68回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で主演の染谷将太と二階堂ふみがマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞した作品。不幸な家庭環境に置かれた中学3年生の男子生徒と彼を取り巻く人たちの物語です。... [続きを読む]

受信: 2012年2月 7日 (火) 12時41分

» ヒミズ [映画的・絵画的・音楽的]
 『ヒミズ』を吉祥寺バウスシアターで見ました。 (1)本作は、昨年、『冷たい熱帯魚』と『恋の罪』で鮮烈な印象を残した園子温監督の作品ですから、やはり大いなる期待を持って映画館に出向きました。  園監督は、このところ随分と短いインターバルで衝撃作を次々に公開...... [続きを読む]

受信: 2012年2月 7日 (火) 21時41分

» ヒミズ [ダイターンクラッシュ!!]
2012年2月6日(月) 21:05~ ヒューマントラストシネマ有楽町2 料金:1000円(Club-C会員料金) パンフレット:未確認 『ヒミズ』公式サイト 園子温の新作は、稲中の漫画家の作品が原作。稲中もこれも読んだことはないが、稲中がギャグ漫画であるが、これはシリアスな話だ。 東日本大震災を受けてかなり脚色をしているようで、登場人物の年齢もかなり変えているそうだ。中学の同級生が、被災者の元会社社長だったり。 ガス・ヴァン・サントの少年映画のように陰鬱に話は進むのだが、意外に前向きに終了す... [続きを読む]

受信: 2012年2月 8日 (水) 23時44分

» 「ヒミズ」 [みんなシネマいいのに!]
 神楽坂恵(B92-W58-H87)は、1981年生まれで、芸能界デヴューは20 [続きを読む]

受信: 2012年2月14日 (火) 00時26分

» 映画『ヒミズ』 [健康への長い道]
 梅田ブルク7にて、今更ながらの『ヒミズ』。観たいと思いつつ、なぜだか今日までズルズル来てしまいました。さすがに、もう客は少ないです。原作は、漫画『行け!稲中卓球部』の作者・古谷実さんの問題作(どちらも未読)、そして、主演の染谷将太君と二階堂ふみさんがヴ…... [続きを読む]

受信: 2012年2月19日 (日) 22時42分

» 「ヒミズ」絶望の中でそれぞれ望んだ希望と未来を見つけた2人の支柱 [オールマイティにコメンテート]
「ヒミズ」は古谷実原作の「ヒミズ」を映画化し第68回ヴェネツィア国際映画祭にて出演した染谷将太さんと二階堂ふみさんが新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した ... [続きを読む]

受信: 2012年2月25日 (土) 17時15分

» 「ヒミズ」絶望の中でそれぞれ望んだ希望と未来を見つけた2人の支柱 [オールマイティにコメンテート]
「ヒミズ」は古谷実原作の「ヒミズ」を映画化し第68回ヴェネツィア国際映画祭にて出演した染谷将太さんと二階堂ふみさんが新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した ... [続きを読む]

受信: 2012年2月26日 (日) 08時16分

» 映画『ヒミズ』 観てきた~~ [よくばりアンテナ]
昨日、映画の日でしたから、待ってたこの映画を観てきました。 『愛のむきだし』で園子温監督作品も予習しておきましたから。 ですが、原作のコミックは未読。 泥だらけ・・・ 暴力がいっぱい ...... [続きを読む]

受信: 2012年3月 2日 (金) 22時44分

» ヒミズ(映画) [映画とライトノベルな日常自販機]
★★★★“絶望に追い込まれながらも生きようとするパワーそして映画のパワーにやられました”映画は、震災で被災しがれきだらけとなった街で住田が洗濯機の中から見つけたピストルを使って自殺する夢の場面から始まります。ゴミ処理場なのかなと思ったら実際に被災した場所ということでした。この場面は住田の心の状態や、物語が進む中でいかに絶望的な状況であるかを分からせるための伏線にもなっているように感じます。 住田は大きな幸せもなければその分大きな不幸もないという、いたって“普通”であることに憧れます。しかし、母親の失... [続きを読む]

受信: 2012年3月13日 (火) 08時30分

» 映画:ヒミズ [よしなしごと]
 かなり暗いとは知ってはいたが…。と言うわけで、ヒミズを見てきました。 [続きを読む]

受信: 2012年4月15日 (日) 03時41分

» 「ヒミズ」 現代社会の闇(#`Д´) [ジョニー・タピア Cinemas ~たぴあの映画レビューと子育て]
ついに来ましたこの映画[E:sign03] 舞台背景を東日本大震災後に設定して映 [続きを読む]

受信: 2012年7月 3日 (火) 00時03分

» ヒミズ [銀幕大帝α]
11年/日本/129分/青春ドラマ/PG12/劇場公開(2012/01/14) −監督− 園子温 過去監督作:『恋の罪』 −アクション監督− 坂口拓 −原作− 古谷実 −脚本− 園子温 −出演− *染谷将太…住田祐一 過去出演作:『フレフレ少女』 *二階堂ふみ…茶沢景子 *渡辺哲…夜野正造 ...... [続きを読む]

受信: 2012年7月 4日 (水) 02時44分

» ヒミズ [こわいものみたさ]
『ヒミズ』 【製作年度】2011年 【製作国】日本 【監督】園子温 【出演】染谷将太/二階堂ふみ/渡辺哲/諏訪太朗/吹越満/神楽坂恵/光石研/渡辺真起子/でんでん 【イントロダクション】 by ...... [続きを読む]

受信: 2012年7月17日 (火) 00時27分

» 「ヒミズ」感想 [ポコアポコヤ 映画倉庫]
園監督の映画は、過剰な?映画なんだけど、本作はいつものテイストから、エロとグロを抜いていました。 [続きを読む]

受信: 2012年7月19日 (木) 13時12分

» ヒミズ [いやいやえん]
古谷実さんの同名コミックを実写映画化。原作は未読ですがかなり暗い内容らしい。当然かなり暗い映画だとは知っていましたが、評判良さそうなので借りてみました、園子温監督ですしね。 しかし私には微妙に合わなかった。ぐっとくるところもあったが手放しで受容できない所もあった。それがラストシーンの希望ともとれる「住田、頑張れ!」のエールである。精神衛生的に落ち込んでいる人には「頑張れ」というのは相手を追い込むだけでよくないと言われています。本当にあれが希望なのかどうか、私にはわかりませんでした。ああ何度... [続きを読む]

受信: 2012年7月20日 (金) 09時30分

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