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2012年3月13日 (火)

超能力者/초능력자

Photo_2 『チョン・ウチ 時空道士』のカン・ドンウォンと『白夜行ー白い闇の中を歩くー』のコ・スの共演によるSFアクションムービー。目で見えた人間を操れる男と、その能力が通じない男、2人の男が運命の出逢いをし死闘を繰り広げる。共演は『グエムル -漢江の怪物-』ビョン・ヒボン。監督は本作が長編デビュー作のキム・ミンソク。
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イケメン対決は見応えアリ

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『チョン・ウチ 時空道士』のカン・ドンウォンと『白夜行ー白い闇の中を歩くー』のコ・スという韓国はもちろん日本でも人気のあるイケメン若手俳優の共演作だ。もうタイトルにある通りそのものズバリ超能力者の闘いを描いている。カン・ドンウォンが演じるのは“目で見える人間を自由に操る”ことが出来る能力を持ったチョインという。超能力者と言えばカッコいいが、いかに彼が孤独だったかを表すのが序盤のエピソードだ。激しいDVで母親を半殺しにした父親をその能力で殺すのだが、母親は助けられたにも関わらず彼と心中しようとするのである。一方のコ・ス演じるギュナムは“驚異的な回復力”を持っている。言い換えれば“不死身”ということで、彼もまた超能力者と言えるだろう。

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ギュナムは元々廃車工場で働いていたが、事故に遭ったのをきっかけにクビになり、ユートピアという質屋で雇われることになる。というのも社長のチョンシク(ピョン・ヒボン)曰く「知らないうちに金がなくなっている」のだ。当然これはチョインの仕業で、要するに彼が操った人間は操られている間の記憶がないということが解る。かくして2人は運命の出遭いをするのだが、何とチョインの能力はギュナムには通じないのだった。何故通じないのか。それは一応ラストで明らかにしているらしい…。らしいというのは正直な所私にはよく解らなかったからだ。実は2人の闘いは極常識的に考えたら避けられるものだと思う。しかしそこに理屈を越えたものがあるのが宿敵というものなんだろう。

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ギュナムに味方するのが彼の親友であるボバとアルだ。ボバはガーナ人でアルはトルコ人という韓国映画では珍しいキャスティング。しかも2人とも韓国語がペラペラなのだから、もはやそれだけでユニークなキャラに見えてくる。実際にも対チョイン用の武器を開発したりするのだが、真面目なというよりどこかコメディ要素満点であり、ともすればイケメン同士のシビアな超能力合戦だけになってしまいそうなところで、上手い具合に息を抜かせてくれる。2人の闘いで面白いのは、普段はギュナムの周りに人が多くチョインが孤独なのに、いざ闘いの現場ではそれが逆転する点だ。極端な話、ギュナムはたった一人で世界中を相手にしなくてはならない。正直それで互角と言うのがちょっと腑に落ちないが…。

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例えば実際に劇中であったように、ギュナムが引かなければ罪もない一般人が次々死ぬという究極の心理戦を続けるだとか、自分の存在を消して彼だけを犯罪者に仕立て上げるだとか、もっと単純明快に言えば、一度は心臓が止まるのを確認したのだから、彼の首を切り落すぐらいのことはすればよいのにと思うのだ。人を自由に操れる彼には何だって出来ないことはないに等しい、言うなれば“悪魔”のような存在なのだから。何度もダメージを追いながらその度に回復しチョインを追い続けるギュナム。すると彼の体に異変が起こる。まるで能力を使い過ぎた反動が彼を襲っているかのようだ。チョンシク社長の娘ヨンスク(チョン・ウンチェ)を連れて必死でビルの屋上に逃げるチョイン

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ここからチョインの能力が何故ギュナムに通じないのかが明らかになる…らしい。一応チョインは「解ったぞ!」と言っているけれど私にはさっぱりだ。ただラストシーンから推測するに、彼は他人の体のダメージを自分の体に引き受けられるのではないか。チョインに対する最後のセリフは、ギュナムがその力によって世の多くの人に降りかかるダメージを引き受けるという意味に聞こえた。ラストシーンで全身傷だらけで車椅子姿のギョナムが登場する。彼は線路に落ちた少女を救うのだが、その姿は瞬時にして健康体に変わっていた。もしかしたらこの時彼は、その超回復力を自在に操れるようになったのかもしれない。先にチョインが悪魔のような存在だと書いたが、最後に来てギュナムがキリストのような存在になっているのだとすれば、2人の闘いは必然だったと納得できる。

個人的おススメ度3.0
今日の一言:皆さんならどっちの能力がいいですか?
総合評価:62点

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受信: 2012年3月17日 (土) 20時03分

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受信: 2012年3月20日 (火) 23時54分

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